大河ドラマ【豊臣兄弟!】のネタバレあらすじを最終回まで全話紹介します!
大河ドラマ第65作目となる本作は、戦国時代、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下剋上サクセスストーリーを描きます。
主人公は秀吉の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役です。
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【豊臣兄弟】ネタバレあらすじを最終回まで!
第1話「二匹の猿」
尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(仲野太賀)は、田畑を耕し土とともに生きる暮らしに満足しながら日々をすごしていた。ある日、野盗の集団が村を襲い、幼なじみの娘・直(白石聖)が連れ去られそうになる。そのピンチを救ったのは8年ぶりに村に帰ってきた兄の藤吉郎(池松壮亮)だった。若き戦国武将・織田信長(小栗旬)に仕官し、大出世を夢見る藤吉郎は、小一郎に自分の家来になるよう願い出る。
しかし小一郎は兄の申し出を拒否。そんな中、寺の住職・了雲和尚(田中要次)から仕事を紹介してもらい、小一郎は清須へ向かう。 道普請(道路整備)をすることになった小一郎は、作業の最中、道を作ると責められるから信長様はうつけだと噂話をしていた。すると、ともに働いていた頭巾をかぶった男(小栗旬)に暴力を振るわれる。
そのとき突然、土砂崩れが発生。人々が逃げ出そうとする中、小一郎は修復に取り掛かるよう的確に指示を出す。そうして、一晩で土砂崩れを復旧させ、道を完成させた。
翌日、藤吉郎の屋敷にいると殿の出立が迫る。小一郎は藤吉郎とともに見送りへ向かう。そこに現れたのは、頭巾の男だった。小一郎は「まさかお殿様とは知らず。ご無礼、何卒お許しのほど」と詫びる。信長は、「お前がいなければ、あの道は出来上がっていなかっただろう」と小一郎の働きを認める。そして信長は、道を作ると攻撃されるが攻撃にも行けると説き、「じっとしていては欲しいものは手に入らぬ。自分の進む道は自分で切り開くのじゃ」と語った。
その後、小一郎と藤吉郎は盗みに入られそうな屋敷を守ろうとする。すると、藤吉郎と親しかった織田家の台所方横川甚内(勝村政信)が、信長暗殺を企てる斎藤義龍(DAIGO)が放った間者だったことが発覚。それを見抜いた小一郎が斬りかかられそうになり、絶体絶命のところで、藤吉郎が横川甚内を切り捨てた。
横川の懐に入っていたのは斎藤義龍(DAIGO)に、京での信長の動きを知らせる書状。手柄を挙げたかと思った兄弟だったが、丹羽兵蔵が先に計略を掴み、信長に伝えていた。褒美をもらえず落胆し肩を小刻みに震わせる藤吉郎。しかし顔を上げるとニッコリとした笑みを浮かべ、信長へと媚びへつらうのだった。
1話ラスト、小一郎は藤吉郎に対し、違和感を口にする。信長を前に豹変する兄の二面性を見て、小一郎は侍になるのを躊躇していて、「わしが恐ろしかったのは…兄者じゃ」と言い放った。(つづく)
藤吉郎の二面性は恐ろしいですね。人をためらうことなく斬れるのも。さすが天下人になる人です。藤吉郎はのちの豊臣秀吉で、よく知られている人物ではあります。けれど本作は、天下一の補佐役・秀長の目線というのが新しいところだと思います。
初回は、信長役の小栗旬さんが貫録の演技だったし、藤吉郎役の池松さんは噓つきで愛嬌もあって人たらしながら末恐ろしさも感じさせて最高。争いが嫌で人の良さそうな小一郎が仲野太賀さんにピッタリ。浜辺美波、白石聖ら女性陣も美しくて、毎週楽しみになりました。
第2話「願いの鐘」
故郷の中村に戻った小一郎(仲野太賀)は、直(白石聖)の縁談が決まったことを知る。自分の気持ちを押し殺して喜ぶ小一郎に、寂しげな表情を浮かべる直。一方清須では、尾張統一を目指す信長(小栗旬)が岩倉城攻めを決行する。清須での居残りを命じられた藤吉郎(池松壮亮)は、信長の妹・市(宮崎あおい)から呼び出しを受ける。そしていよいよ直の祝言の日。花嫁姿の直が突然、小一郎の前に姿を現す。
直は祝言の席から逃げてきたらしい。そんな中、中村が再び野盗の襲撃を受ける。小一郎が機転をきかせて追い払ったかに思ったが、今度は鉄砲を持つ野盗が襲って来た。勝ち目がないと悟った小一郎は直と隠れて、生き延びた。
小一郎と直が歩いていると、村の仲間・玄太が泣きながら田んぼの横でうなだれていた。 その先には首のない信吉の体があった。 玄太曰く、信吉は植えたばかりの苗を守ろうとして命を落としたという。 小一郎はその首を抱きしめながら泣いた。
小一郎は「次から次へと、わしらが何をした!何なんじゃ!これは!!」と叫んだ。 するとなぜか清須にいるはずの兄の藤吉郎が現れ、「これが、この世じゃ!」と言い放つ。小一郎が「何でここにおるんじゃ」と尋ねると、「気付いたら来ておった。おみゃあに呼ばれた気がしてのう」と答える藤吉郎。 小一郎は「信長は何もしてくれない」など、心の内を叫んだ。藤吉郎は「言いたいことはそんだけか? なら今度はわしの番じゃ。侍になれ!小一郎!」と再び誘った。
夜。小一郎は、母なか(坂井真紀)から「あんたにはあんたにしかできんことがある。それをおやり」と背中を押され、藤吉郎についていくことを決意。
直の家族も無事で父(大倉孝二)は新たな婿探しに息巻いていた。野盗襲撃の際に逃げ出した前婿に「せめて今度はもっと頼りになる男にしてほしいわ」とボヤく直。小一郎は直に「そんなら一人心当たりがある。わしと一緒に来てほしい。わしのそばにいてくれ!」と告白。直は涙ながらに「わたしすごいな。小一郎なら…きっとそういうと思った」と受け入れた。
藤吉郎と小一郎は、直とともに、一旗あげるために村を出る。その際、兄弟の家族が寺の鐘をついて送り出すのだった。
タイトル「願いの鐘」は、小一郎の家族がついてくれた鐘のことだったのですね。冒険の始まり、始まり!って感じで素敵でした。でも中盤、野盗による残虐行為がひどくて、つらかったです。直も、直の父も無事で何よりでしたが…。直の結婚相手が逃げだしたというのが、腹立ちました。結婚しなくて正解でしたよ。さあ、色々あったけれれど…豊臣兄弟が一緒に歩み始め、物語が本格スタートですね。
第3話「決戦前夜」
故郷の中村をあとにした小一郎(仲野太賀)、藤吉郎(池松壮亮)、直(白石聖)の3人は織田信長(小栗旬)の城下町・清須にやってくる。織田家臣の浅野長勝(宮川一朗太)のもとに挨拶に訪れるが、その場で直は長勝の娘・寧々(浜辺美波)の侍女になることが決まる。兄弟の二人三脚の暮らしが始まるが、藤吉郎は小一郎にある秘密の計画を打ち明ける。そしてついに今川義元(大鶴義丹)の大軍が尾張に向けて進軍を始める。
第4話「桶狭間!」
ついに信長(小栗旬)が出陣の決断を下し、小一郎(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)は対今川軍の前線基地である善照寺砦に向かう。兄弟にとって初めての大戦が始まるが、彼らの真の狙いはかつて父の命を奪った城戸小左衛門(加治将樹)を討ち果たすこと。信長は善照寺砦に集った兵たちを前にげきを飛ばし、決戦の地である桶狭間へ向かう。城戸を討つ千載一遇のチャンスを前にした兄弟の決断とは!?
第5話「嘘から出た実(まこと)」
小牧山城に拠点を移した信長(小栗旬)は、織田家中で御前試合を開くことを決定。小一郎(仲野太賀)は、試合で藤吉郎(池松壮亮)のライバル・前田利家(大東駿介)の鼻を明かすべく、一計を案じる。そんな2人に、信長は美濃攻めに不可欠な鵜沼(うぬま)城の調略を申し付ける。だが鵜沼城主・大沢次郎左衛門(松尾諭)は、これまで誰の説得にも応じていないという。果たして小一郎たちは、大沢の心を動かすことができるのか?
第5話「兄弟の絆(きずな)」
2月15日 日曜 20:00 -20:45 NHK総合
大沢(松尾諭)に、信長(小栗旬)の暗殺を企てたという疑いがかかった。小一郎(仲野太賀)の機転によってその場での手打ちは免れるが、このままでは鵜沼(うぬま)城に残った藤吉郎(池松壮亮)の命が危ない。翌日までに大沢の無実を証明することになった小一郎は、調査に奔走しつつ、市(宮崎あおい)に信長への口添えを頼む。だが市はそれを断り、信長のある過去を語って聞かせる。翌日、手詰まりの小一郎は信長の前で驚きの行動に出る。
豊臣秀長の年表
- 1540年: 尾張国愛知郡中村に生まれる。
- 1568年: 織田信長に仕官し、秀吉の家来となる。
- 1570年:金ヶ崎の退き口。朝倉・浅井両軍に挟まれた織田軍。信長を逃がすため、秀吉が殿軍(しんがり)になり、最も危険な最後尾を秀長が勤める。
- 1573年: 信長の命令で長島一向一揆を討伐。
- 1577年: 竹田城の戦い。太田垣氏の竹田城を攻めて攻略。秀長が竹田城の城代となる。
- 1582年: 織田信長が本能寺の変で死去。秀吉が中国大返しを行う。
- 1582年:織田信長が明智光秀に討たれると、秀吉は「中国大返し」を敢行。秀長も同行し、山崎の戦いで天王山の守備を担当した。
- 1583年:賤ヶ岳の戦い。佐久間盛政を引きつける先鋒隊として、負けたふりをして時間を稼ぐという高度な戦術を行った。
- 1584年:小牧・長久手の戦いが起きる。秀長は家康と連合を組んでいる織田信雄領の伊勢へ進軍し、松ヶ島城を落とす。
- 1585年: 四国平定。秀長が総大将として長宗我部元親と戦う。阿波の諸城を攻略し、長宗我部元親を降伏させた。
- 1586-1587年:秀吉の九州平定。九州北部まで侵攻していた島津氏を討伐するため、秀吉が出兵。秀長は、九州東岸(日向方面)の総大将を務めた。
- 1587年:根白坂の戦い(ねじろざかのたたかい)豊臣秀長が九州の東岸より侵攻し、島津義久の軍を破る
- 1587年:秀長が従二位権大納言を叙任。大和大納言と呼ばれた。
- 1590年: 大和郡山城に居城を移し、100万石の大名となる。
- 1591年: 死去(享年52)。
- 1598年:秀吉が死去。
- 1600年:関ヶ原の戦い。徳川軍が勝利。
- 1615年:大坂の陣で徳川軍が勝利。秀頼が母・淀殿と自害。豊臣家は滅亡。
【豊臣兄弟】最終回・結末予想
上にあげた年表をみると、秀長の死後、わずか24年で豊臣家は滅びてしまいました。
秀長の死は、豊臣政権にとって大きな損失だったのです。彼の死後、秀吉の政治は急速に独善的になります。利休の切腹 (1591年)、朝鮮出兵の強行 (1592年〜)、秀次の切腹 (1595年)など。これらの悲劇は、秀長の死後に起きたことです。
秀長なら秀吉の暴走を止めることができたことでしょう。
しかし今回の大河ドラマの主人公は秀長。最終回結末は秀長が大納言になり、亡くなるころまでと予想します。天下をとった豊臣家のその後の転落は予感させるくらいで、兄弟の笑顔で終わる感じかなと思います。
【番組名】豊臣兄弟!
【出演】仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石 聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮﨑あおい、小栗 旬 ほか
【作】八津弘幸 【音楽】木村秀彬 【語り】安藤サクラ 【演出】渡邊良雄、渡辺哲也、田中 正

