【虎に翼】113話あらすじと感想!百合(余貴美子)の認知症が進行
【虎に翼】113話あらすじと感想!
伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】23週・第113話が9月4日(水曜)に放送。
竹中の記事の影響もあり、「原爆裁判」が世間に注目されはじめる。一方、百合(余貴美子)の認知症が進行し…。
今回は朝ドラ【虎に翼】第113話のあらすじネタバレ・事前レビュー・感想について。
【虎に翼】113話のあらすじ
【虎に翼】113話のあらすじネタバレです。
「原爆裁判」に注目が集まる
原爆投下は国際法に違反しているかどうか、原告・被告双方が国際法学者による鑑定を求めた。
竹中(高橋努)の記事によって「原爆裁判」に世間の注目が集まりはじめる。
航一(岡田将生)は、切羽詰まった表情の寅子に寄り添う。航一が「胸の内にためているもの、裁判官ではなく、夫の僕に少し分けてくれないかな」と声をかける。寅子は「法的に、原告の方々の損害賠償請求権を認めることは難しい。でも本当にそれでいいのか? 自分に何ができるのか? 考えても考えても分からなくて」ともらした。
ある日の裁判。傍聴席に多くの人が集まった…。
竹もとにて。桂場(松山ケンイチ)は寅子に、「原爆裁判」を速やかに終わらせたがっている存在がいることを伝える。その上で、 「司法に何ができるのか、そのことだけ考えろ」 という桂場。
寅子は更年期で体調がすぐれない日々が続く。梅子(平岩紙)は「あらあら~! トラちゃん、こちら側へようこそ!」と明るく笑った。
どの地獄で戦うかを選ぶこと
「原爆裁判」の原告のひとりが法廷に立つことを承諾した。しかし轟(戸塚純貴)は彼女が好奇の目にさらされ、苦しめられることへの不安を抱く。
しかし、よね(土居志央梨)は「それを決めるのはお前じゃない。どの地獄で、何と戦いたいのか、決めるのは彼女だ」と告げる。
百合(余貴美子)の認知症が進行
一方、星家では百合(余貴美子)の認知症が進行。百合が夜中に財布がないと騒ぎだしたのだ。寅子(伊藤沙莉)は航一(岡田将生)・優未(毎田暖乃)と共に探して、懸命に百合を支える。
ある日、百合が夕飯のシチューを腐ってるからと捨ててしまう。お手伝いの吉本(山野海)が「ちょっと百合さん!だめ!ちょっと百合さん~」と叫び声をあげた。優未は百合に寄り添うが、百合に「触らないで」と手をはねのけられ、ショックを受ける。
困惑した優未は、認知症の百合と向き合わない義姉・のどか(尾碕真花)が庭で煙草を吸っているところを見つける。優未は「助けに来ないで隠れてたの?」と責める。だが、当の百合は、のどかを褒めたたえ、頭をなでてめでる。
のどか百合の手をはねのけ、百合に冷たく当たった。本当は美大に進みたかったが、百合の望み通りに英文系に進んで銀行に入っておとなしくお茶くみなどの仕事をしている。望み通りにしたのだから「これ以上求めないで欲しい」と言い放つのどか。
そんなのどかの冷たい態度を見た優未は、「バカバカバカバカ!」と叫び、のどかをキック。そのまま家を飛び出してしまった。(つづく)
【虎に翼】113話 事前レビュー
物忘れが激しいことが明かされていた百合(余貴美子)さんですが、やはり認知症ですね。
しかし認知症という呼び方は現在のもの。
調べると、「ぼけ」「物忘れ」「痴呆」などの呼び方を廃止するべく2004年(平成16年)に厚生労働省によって改定されたようです。
ドラマ114話の時代は、1960年(昭和35年)ごろなので、変更はまだまだ先の話。当時の呼称を用いる旨のテロップなども出されるか、ナレーションで説明があるかもしれないですね。
【虎に翼】113話の感想
優未がのどかにキック!?まさかの展開でした。(笑)
優未はやりすぎだと思うけれど、優未のことを邪険にしてたから、ショックで動揺してたんでしょうけど。
というか、認知症が進んで、百合は優未のことを忘れてしまっているのでしょうか。
近いことから忘れて昔のことを覚えてる状態なのかも。
だから、のどかには優しかった?
そして、優未のことは他人になってしまったのか……。
気持ちはわかるけど、暴力を振るった優未の方が悪いので、早く謝って仲直りして欲しいなと思います。
【虎に翼】113話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,岡田将生,土居志央梨,平岩紙,戸塚純貴,高橋努,川島潤哉,塚地武雅,趙珉和,平埜生成,井上拓哉,毎田暖乃,尾碕真花,小松利昌,山野海,余貴美子,松山ケンイチ,
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK