【虎に翼】20話ネタバレと感想/ラストの乱入は花岡(岩田剛典)の恩返し?
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第20話が4月26日(金曜)に放送。
猪爪家に検察が押しかけ、はる(石田ゆり子)は直言(岡部たかし)が贈賄で逮捕されたと告げられる。寅子(伊藤沙莉)は父がやったとは思えず、直言の帰りを待つが―。
今回は【虎に翼】第20話のあらすじネタバレと感想について。
【虎に翼】20話のあらすじネタバレ
家宅捜索を受ける猪爪家
突然、猪爪家に検察が押しかけ、はる(石田ゆり子)は直言(岡部たかし)が贈賄で逮捕されたと告げられる。そして証拠品を差し押さえるため、家中を物色され、途方に暮れる寅子(伊藤沙莉)たち。
はるは「気が動転しているときは、記憶があいまいになるでしょう。このことは絶対忘れないようにしないと」と手帳にこの状況をしたためている。
検察は何時間もかけて捜索し、書類などを押収して去っていった。
寅子は法律を学んでいるのに「何もできなかった」と悔やむ。そんな寅子を下宿人の優三(仲野太賀)は法律の知識を活かしてできることをしようと提案する。
大汚職事件に発展
予審では弁護士も立ち会えない。予審が終わるまで寅子たちは無罪を信じて帰りを待つしかなかった。だが、直言は何日も帰ってこなかった。直言の逮捕はほんの皮切りに過ぎず、世間を大きく揺るがす大汚職事件「共亜事件」として事態はどんどん悪くなっていく。
共亜紡績の株価が高騰すると分かっていて不正に得た利益を政財界にばらまかれたとして、共亜紡績など関係会社の重役、大蔵省の官僚、現役大臣などが逮捕された。その数は16名。
直言が勤める帝都銀行が株の取引を行っていて、直言は高井理事らとわいろを贈ったとされた。
ピンチの猪爪家に裏口から訪問者が…
梅子(平岩紙)は夫に弁護を頼んだが、検察が大臣まで逮捕していることから負ける弁護はしたくないため、拒否されてしまう。
寅子は大学を休んでいた。そんな中、授業終わりに穂高(小林薫)が「予審中で罪を確定されたわけじゃない」と学生たちを励まして去る。すると、花岡(岩田剛典)が穂高に声をかけに行き…。
猪爪家では。弁護士が決まらないことに悩む寅子たち。はるは弁護士が決まらない状態なので覚悟もしなくてはならないと落ち込んでいた。
そんな中、庭でドシンと何か落ちる音が聞こえる。花岡(岩田剛典)が裏の家に頼んで、塀をのぼって記者たちの目を盗んで猪爪家に忍びこんできた。寅子が驚いていると、さらに穂高も塀を飛び越えてきたようだ。2人は一体何をしにきたのか…。(次週につづく)
【虎に翼】20話の感想
ラストの乱入は花岡(岩田剛典)の恩返し?
20話ラスト。猪爪家に乱入してきたのは花岡(岩田剛典)と、なんと穂高教授!?
年配の穂高教授に塀を飛び越えさせて、腰を打ったのか痛そうでしたね。
まあ、腰を痛めて臨時講師に授業を代行してもらったときは仮病だったようですが(笑)
さて。このラストの乱入は花岡の恩返しだと思います。
穂高教授は弁護士ができます。
父の弁護士についてくれる人がいなくて困っている寅子のため、花岡が穂高教授に弁護を頼んだってことでしょう。
とても心強い味方ですね。
はるのメモ書きに共感の声
はるさんが記録をつけてたのは本当に賢いと思った…インシデント発生時にまずすべきと仕事でも言われてるもの。
— 縹(はなだ)☺︎☺︎ (@ioiokaokao) April 25, 2024
記憶が新しいうちに証拠保全。大事。#虎に翼
自宅に捜査が入って動揺しながらも日記に記すのも、読みたくないことも書かれているであろう事件記事をスクラップするもの、この家の流儀なんだな。災難が降りかかった時にまず記録しようとする。個人史の資料にしようというのではなく、もはや生活態度のひとつだと思う。私もそうなので共感。#虎に翼
— 連続8度 (@c_octave) April 26, 2024
動揺していたはるさんがメモをして心を落ち着けるシーンが印象的。
検察が捜索した後、部屋が乱雑になっていました。ちゃんと元に戻しておけ!って思ってしまいますね。
はるさんだけでなく、寅子や家族みんな、このくやしさを忘れないことでしょう。
猪爪家と検察の戦い。次週に持ち越しですが、続きが待たれますね。
【虎に翼】20話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,岩田剛典,ハ・ヨンス,高橋努,戸塚純貴,堀部圭亮,中村育二,羽瀬川なぎ,筒井真理子,小林薫 ほか
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK