【特捜9 final season】8話視聴率とネタバレ感想!容疑者3人中の犯人は?

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井ノ原快彦主演の人気刑事ドラマ『特捜9』のfinal seasonもいよいよファイナルステージに突入しました。事件に加えて今シーズンは特捜メンバーのプライベートも深堀している為、その結末も事件捜査と同時に毎話気になります。

第8話では直樹夫婦の新たな挑戦、青柳カップルの新たな関係、そして矢沢家の福太郎の彼女の妊娠問題にも進展が。

この記事では【特捜9final season】の第8話の視聴率、ネタバレと感想をお届けします。

【特捜9 final season】8話視聴率

話数「タイトル」 放送日 世帯視聴率
1話「さまよう人々」 4月9日 9.1%
2話「盗まれた生命」 4月16日 8.7%
3話「偽りのウェディング」 4月23日 8.1%
4話「罪の村」 4月30日 7.8%
5話「間違えられた男」 5月7日 8.7%
6話「もうひとつの特捜班」 5月14日 8.3%
7話「ガラスの絆」 5月21日 7.1%
8話「私が殺しました」 5月28日

前回の7話で8%代を切ってしまったのですが、しかし8話で視聴者が気になっていたであろう特捜メンバーのプライベートについて進展があった大事な回だけに、視聴率も伸びてほしい!

8話の視聴率は発表があり次第追記いたします。

【特捜9 final season】8話ネタバレ

3人が「私が殺しました」と自首するという非常事態、犯人は誰?

 私立高校で定時制の教師・椿原祐佳(仁科咲姫)の遺体が発見され、補習を受けていた3人の生徒がそれぞれ自首するという急展開に。

生徒3人、一色成美(佐々木史帆)、三枝幸生(水野直)、阿久津英司(丈太郎)がそれぞれ自分の犯行を自供したが、どの人物も決め手に欠ける。

一色成美は凶器のタッセルを持っていて数珠ブレスレットは祖母の形見だというが、動機が「先生が怖かった」と弱い。

三枝幸生も凶器のタッセルを持っていたが現場に落ちていた数珠玉の事を知らない様子。動機は金をだまし取られたこと。

阿久津英司は数珠は自分のものだと言っているが、凶器はタッセルかけに戻した。動機は先生に闇金で金を借りてまで尽くしたのにフラれたからだという。

鑑識の結果と解剖結果から、凶器はタッセルだが2回絞められていて、2回目は死亡した後のもので凶器を偽装していた。2本とも使われた形跡がありどちらのタッセルで殺されたかは分からない。タッセルを持っていた2人のうちどちらかがどちらかをかばおうとした?

3人が共犯という見立てはなくなった。

特捜班のメンバー・浅輪直樹(井ノ原快彦)、村瀬志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)が捜査を進めると、三枝幸生が持っていた同人誌に書かれた小説と今回の犯行が似ていることがわかる。

書いた人物は一色成美で、成美が犯人だった。

成美と被害者の椿原祐佳は学生時代の同級生で、成美は祐佳にいじめられていた。その時に祐佳にはめられて男性とホテルにいき恥ずかしい写真にとられ、それをネタに脅迫されていたのだ。祐佳に金を渡すため禁止されていたバイトがバレたことが原因で、学校を辞めた成美。そして社会人になり定時制に入ると、そこで教師として赴任した祐佳と再開。まるでいじめていたことなど覚えていない様子の祐佳に、衝動的に小説に書いた方法で殺してしまった成美。そのことをとても後悔している、と素直に自供したのだった。

阿久津が殺人を告白したのは、現場に落ちていた伽羅を全て手に入れるためだった。犯人だと名乗れば高額で売買されている遺留品を受け取ることができると判断したのだ。以前の強盗事件の損害賠償を払うために思いついた方法だったが、殺人は犯していなかった。

三枝は病気で亡くなった娘が成美の小説の大ファンだった。成美が祐佳を殺してしまったのをみて、病気で亡くなった娘の代わりにはなってやれなかったがと、自分が身代わりになろうと思ったのだ。

被害者の学生時代のいじめが原因で起きた事件だった

第8話の被害者・椿原祐佳は学生時代にいじめ抜いた同級生を覚えても居なく、再開した時も懐かしさで無邪気に笑う。いじめた側は忘れてもいじめられた側は忘れないというよくある話。突発的に殺してしまった成美の罪は消えないが、その根底にあるいじめられた側の心の痛みも一生消えることはない。

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特捜メンバーのプライベートが明るく照らされるフィナーレへ

事件が解決した後、青柳は部屋で手錠をいじっていると、矢沢が鍵を持って行ってしまっていたことに気が付く。そのまま垣内妙子(遠藤久美子)のコンサートに行くと、妙子は青柳が来てくれてうれしくて青柳の腕についている手錠を遊び半分に自分の腕に。二人は手錠で繋がったが、手錠の鍵は矢沢が持っているので、はずすことができない。手錠につながれたまま、青柳も妙子のステージにあがり青柳は妙子にステージ上で愛の告白をした。

矢沢は福太郎とラーメン屋で二人話をし、福太郎の彼女の妊娠の事をしみじみとお祝いする。二人で親子の絆を再確認し深めあう二人に水を差すように、鍵を持って来いと要求する青柳。

最後は妙子と青柳のステージを特捜メンバーみんなで微笑み見守る。大人な景色広がるラストシーンでした。

倫子の独立も順調に進んでいるようで、ますますファイナルのファイナルに近づいています。

【特捜9 final season】8話感想まとめ

8話の見どころは、特捜メンバーのプライベートの着地点がいくつも解決したところだと思うのですが、今回のゲスト・佐々木史帆の普通の地味な演技がキラリと光る回だったと思います。見た目が個性的だから、今まで個性的な人物を演じている作品を見ることが多かったのですが、今回のようにどこにでもいそうなクラスの地味な女子キャラも見事に演じていて、素晴らしかったです。

あと、青柳さんが最後にステージ上で妙子さんにおもちゃの指輪をすっとはめるシーンも名シーンだなと、特捜メンバーともども感無量です。

福太郎もよかったね。

【特捜9】配信情報

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