【ザ・トラベルナース続編(2024)】ネタバレとあらすじ全話!最終回、薬師丸との対決の結末は?

【ザ・トラベルナース続編(2024)】ネタバレとあらすじ全話!最終回、薬師丸との対決の結末は?
歩ちゃん/岡田将生VS静さん/中井貴一の毒舌ツンデレバディが人気の『ザ・トラベルナース』待望の続編が2年ぶりにスタート! 今回の宿敵は新院長・薬師丸(山崎育三郎)!クリーンな正義を追及するあまりに非情な男と歩&静の対立、歩とヒロイン柚子(森田望智)に恋は芽生えるのか、最終回結末は――!?

【ザ・トラベルナース続編(2024)】のあらすじネタバレを全話まとめていきます!

目次

【ザ・トラベルナース続編(2024)】のあらすじ

2022年に放送され、大好評&高視聴率を得た【ザ・トラベルナース】の続編がいよいよスタート!【ザ・トラベルナース】は、『ドクターX―大門未知子』シリーズの中園ミホ脚本による痛快・医療ヒューマンドラマ。

岡田将生演じるナース・プラクティショナー/NPのトラベルナース那須田歩と、中井貴一演じるスーパーナース・九鬼静の毒舌ツンデレバディがそのスーパーな技術により患者を救うだけでなく、病院や医師、ナースが抱える諸問題も解決していくという、医療ドラマかつ痛快なヒューマンドラマです。

2022年に放送された第1シリーズのラストは、難病を患っている静がニューヨークの名医の手術を受けられることになり、歩もついていくという場面でした。

今回は、そのニューヨークの手術場面からスタート。歩は、アメリカでは医師の指示を受けずに一定の医療行為や手術を行うことができる“ナース・プラクティショナー/NP”の資格と卓越した技術をいかんなく発揮して静の手術は無事成功。歩は静との感動の再会を花束を手に待っていたが――、相変わらずの口ゲンカから始まるという展開。

そして歩と静の新たな勤務先「西東京総合病院」では、前病院長の大田黒(内藤剛志)が汚職やパワハラで解任され、クリーンな正義を貫く新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)が組織改革に乗り出します。ただこの人、自分の“正義”にこだわるあまりに不要なものは容赦なく切り捨てるというドライな面もあるので、歩と静、その仲間たちと対立していくことになります。

【ザ・トラベルナース続編(2024)】のネタバレ

【ザ・トラベルナース続編(2024)】のネタバレあらすじを全話まとめていきます。

【ザ・トラベルナース(2024)】1話ネタバレ

「ザ・トラベルナース2024」第1話
(C)テレビ朝日

歩と静が2年ぶりの再会を果たす「西東京総合病院」は、前院長・大田黒が汚職等で解任され、カリスマ新院長・薬師丸がクリーンな組織改革を推進しているが――!?

1話あらすじ

2022年、スーパーナース・九鬼静(中井貴一)はニューヨークの病院で難病の手術を無事終えた。静とともにニューヨークに行き、そのまま現地で働いていたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)。術後から入院中はずっと「大丈夫」とやさしく声をかけており、待ちに待った退院の日。花束を渡して高級寿司店での退院祝いをしようと誘うが、あろうことか静からは病院はどうしたんだ、「大丈夫」の声もうざかったし、最低の看護だったなどと罵倒される。

ちゃんと有休をとった、寿司屋もきっとおいしいはずだから、今日ばかりはケンカをやめて食事に行こうとするも、静は、高ければ美味しいというものでもない、安い店でも歩が足を運んで味を確かめた店だったら喜んで行ったなどと言い始め、2人はケンカ別れする。

2年後の2024年、帰国した歩はこれから勤務する基幹病院「西東京総合病院」へ。途中、おむすび屋「脈屋」に立ち寄った歩は、やたらに横柄な客・大田黒勝一(内藤剛志)が血痰を吐いて倒れるという場面に遭遇。 応急処置を施して西東京総合病院へ搬送する。

意識を取り戻した大田黒は横柄な態度で「特別室へ運べ!」と要求。外科医の神山直彦(風間俊介)らを困惑させる。実は、大田黒はつい先月まで同院院長を務めていたが、汚職やパワハラのため解任されていたのだ。

クリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は、コンプライアンス上、そんな人を特別扱いするわけにはいかないと離島の分院に入院させる手配する。大田黒は激怒して抵抗するが、結局は追い出されれる。

1話ネタバレ

歩は偶然にも静と再会を果たす。静はなんと歩が立ち寄ったおにぎり屋を経営しており、ナース寮寮母だった土井たまえ(池谷のぶえ)が働いている。患者を追い出すなんてガチグソナース、何も成長していないと静に罵られた歩が心配して大田黒と一緒にいたフィリピン人女性のマリアに電話すると、分院に向かっていた大田黒がまたもや倒れたという。

歩が大田黒のもとに駆けつける間に、静は流暢なタガログ語でマリアに心臓マッサージのやり方を教えて電話口でフォローする。その甲斐あって大田黒は息を吹き返した。静は今日の当直医が神山(風間俊介)であることを知っていて、病院の裏から大田黒を入れて神山に手術をさせる。もともと神山は新人医師時代に世話になった大田黒に恩義を感じている人物。静はそこをついて、大田黒が神山に手術してもらえれば結果はともあれ本望、万が一のことがあったら自分の体を献体に回してほしいと言っていたなどと得意のウソをつき、神山に手術をさせる。

手術は成功し、神山たちに感謝する大田黒だが、俺の体は俺のもの、献体なんてイヤだとわめく。歩と神山は静のウソにまんまと騙されたのだ。

勝手に大田黒の手術をしたことを知った薬師丸は、神山に退職届を出させる。神山もそうなることは覚悟のうえでの行動だったため、受け入れた。

ホテルに宿泊していたが、ストレスが溜まっても自炊できない! と言っていた歩に千晶(浅田美代子)が紹介したのは、ナース寮。そこでは「天乃総合メディカルセンター」から「西東京総合病院」に移ってきた個性派ナースたちが歩ちゃんを大歓迎。しかし部屋に案内されると、またもや静と相部屋! さらに新米看護師のパクイジュン(キム・ヒョンユル)も同室、なんと3人部屋で過ごすことになる。

あわせて読みたい
【ザ・トラベルナース2024】1話で神山(風間俊介)がまさかの退場!再登場の可能性を考察! 【ザ・トラベルナース2024】1話で神山(風間俊介)がまさかの退場!再登場はある!?10月17日に放送された第1話で、キーパーソンと思われていた神山が早くも退場!風間俊介...

【ザ・トラベルナース(2024)】2話ネタバレ

外科部長・神保輝之(要潤)が登場。患者のために身を粉にして働く自身のポリシーから医師や看護師にもオーバーワークを強いる神保の問題発覚、社内ニートの入院でも一波乱!

2話あらすじ

那須田歩(岡田将生)は、退院日を間違えた患者さんの世話をして遅れてナースステーションに。「日にち間違えるなんてなかなかない」と言う歩にナースたちがクスクス笑う。実は歩は今日休みだったのに間違えて出勤していたのだ。

エリート商社マン・二宮正男(井上祐貴)が入院する。病気は切除可能ながんだが、主治医の神保が推奨する手術を断固拒否し、費用がたいして変わらないならと入院期間が長引く抗がん剤治療を希望する。

労働基準監督署から西東京総合病院に、時間外労働の是正勧告が届いた。働き方改革に力を入れる薬師丸新院長(山崎育三郎)は神保輝之外科部長(要潤)に、外科全体の超過勤務が目出つと指摘。外科ではトップダウン気質の神保の舵取りのせいで個々の業務負担を軽減する「チーム主治医制」が機能不全状態だった。

しかし神保は「患者の命がかかっているのに、定時で帰る医師がどこにいますか?」と一蹴。自己研鑽、病院を回していくためとはいえ勤務時間外も身を粉にして働く神保にコーヒーを淹れるため、若手外科医・小山衛(渡辺大知)たちは残っていないといけない。歩は神保は優秀な医師だと称賛し、小山たちこそ自分の腕を磨くべきだと上から目線。静はコーヒーを淹れるのを口実に神保の様子を観に行く。

仮眠を終えた神保が二宮に手術の予定を伝えにいくと、二宮は抗がん剤治療を望み、手術の同意書のサインを拒否。神保は小山がよけいなことを言ったからだというように睨む。

ナース寮。歩が作ったグルメな料理に舌鼓を打つナースたち。静は二宮は「社内ニート」で入院を長引かせたいのだと言う。「社内ニート」とは会社でろくな仕事をさせてもらえない社員のことで、二宮はそれについてパソコンでについて調べていた。

静(中井貴一)は神保執刀の手術にオペ看として加わる。助手を務めるのは小山だが、そのたどたどしい手つきを見るに見かねて神保は単独で手術を鮮やかに終える。

歩は、二宮が隠れてビールを飲んでいたことを見つけ、病院はホテルじゃない。治療する気のない人をいつまでもおいておけないと歩が言うと、二宮は生きていたって仕方がない、病院にいれば死ぬときは苦しまないようにしてくれるんでしょなどと言い出す。それを聞いた吉子(安達祐実)は注射器を持ち出し、今すぐ楽にさせてあげると点滴に薬を注入するふりをする。やめて! 死にたくないとすがる二宮。

2話ネタバレ

静と歩は、薬師丸院長と愛川看護部長(寺島しのぶ)に呼ばれ、食事をしながらこれからの働き方改革について話し合う。院長はタスクシェアを推進しようと考えている。歩と静にも協力を求めるが、神山(風間俊介)をけしかけて大田黒(内藤剛志)の手術をさせた静を改革の邪魔をする人物としてマークしており、邪魔しないようにと警告する。

神保と連絡がつかないまま、救急の患者が搬送されてくる。それまでは何でも神保の指示を仰いでいた小山は意外にも頼もしく歩たちに指示をした。

神保が仮眠から目覚めると、なんと24時間経っていた。バカな! 自分がいなければ病院が回るはずがない!なぜ起こさなかったんだと怒りをぶつける神保に、歩は、緊急の患者が搬送されても小山たちがチームで対応して問題なく乗り切ったと説明する。「私を誰だと思ってる」という神保に歩は、この病院でナンバーワンの外科医だが、なんでもひとりでできるわけじゃないと言った。静は、自分の体の限界を知らず、患者さんを危険にさらすのはバカドクターだとバッサリ。睨む神保に、今日はいい顔色ですと微笑む。

オペや治療に加え、論文作成に追われて数日間ほとんど眠っていなかった神保の集中力は衰えてた。実は静がオペ看に入った手術で患部にガーゼを置き忘れていたのを小山が見つけていた。静は、神保にコーヒーを持っていった際に神保が睡眠導入剤入りの点滴を取るように並べていたのだ。

いくら寝不足でも24時間寝ていられるわけがない。歩は静が何かしたと見抜いていた。

神保は若手に任せられるところは任せて定時に帰るようになった。すると薬師丸院長は、神保を医師不足の病院に行かせることにした。何人分も働く神保にはうってつけの場所…。

【ザ・トラベルナース(2024)】3話ネタバレ

3話あらすじ

あわせて読みたい
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

ナースの福ちゃんこと森口福美(野呂佳代)は、マッチングアプリ「ペアルン」で出会った男性と初デートすることになる。たま子(池谷のぶえ)に運命を大きく変える人だと占われた福美はノリ気に。しかし当日、レストランで待ち合わせした相手のユウキが現れずガッカリ。看護部長の愛川(寺島しのぶ)らから福美の付き添いを頼まれた歩(岡田将生)と静(中井貴一)が様子を見ていると、突然福美は外へ。窓の外の通りでホームレスの男性が倒れてしまったからだ。歩と静も飛び出し、心肺停止となっている男の救急措置をする。息を吹き返した男は救急車で搬送される。

静は早朝から真鍋(五頭岳夫)という老人におにぎりを届ける。ひざが痛いという真鍋の具合を診てあげる。

西東京総合病院には虫垂炎の患者・三原裕樹(馬場徹)が搬送されてくる。消化器外科医・大貫太(マキタスポーツ)はひと晩抗生剤で様子を見るが、三原は穿孔性虫垂炎で翌朝に容態が急変。大貫が緊急切除手術を行い、無事に回復の兆しが見られるように。

三原の顔を見た福美は驚く。三原こそが前日にデートの約束をしていた相手・ユウキだったからだ。来なかったのは具合が悪かったから、入院してきたのも運命だと思い込み、看護師と患者として三原と交流を深めていくなかで恋心は募るばかり。

そんな中、薬師丸院長(山崎育三郎)は大貫を外科部長代理に任命し、これからは横のつながりも大事にしてタスクシェアをしていくという方針を発表する。

しかし大貫が明日退院だと告げた三原が突然激しい腹痛を訴える。小山(渡辺大知)が外科で検査をしても異常が認められないため、歩は他の科にも検査を要請するが、他科とのタスクシェアを拒む医師らによって、たらい回しにされた挙句、腹痛の原因を知ることができない。福美は三原とスイーツ好きで話が盛り上がり、「くいしんぼうの女性が好き」とまで言われてますますその気になる。

大貫と小山が退院を告げに行くと、三原は今度は右腕の麻痺を訴え始める。相次ぐ謎の症状に、歩は三原が普通に歩けることを目撃し、利益目的の仮病“詐病”を疑う。静はとうに気づいているようだった。歩は、入院を長引かせるのは福美が理由だと福美に言ってしまう。

翌日、歩は三原に右手の麻痺について追及する。ナース目的で入院を長引かせる人だと思いたくないと福美。静は三原の手を動かしてみて麻痺をしていないことを確信する。福美は、病院には治療を待っている患者も、1人でも多くの人を助けようとしている医師や看護師もいる。三原のうそで人手が奪われて助かる命が助からないこともある。病院を利用するなと叱る。そのとき、三原が再び腹痛を訴える。

報告を受けた院長は、痛みを訴える患者を退院させるのにはリスクがある。追い出されたと訴えられても病院の正当性を証明できないと言ったが、三原は大貫の判断で退院させられる。静はほかの科でも検査をすれば原因がわかったのではないかと歩が進言したはずだとチクリ。ナースが俺の診断に口を出すなと声を荒げる大貫に静はドスのきいた広島弁でちゃんと診断したのかと責める。

3話ネタバレ

その夜、静は三原の家を訪ねる。もう大丈夫だと追い返されるが、静は福美と一度きちんと話す機会を作った。静に言われて歩が握ったおにぎりや唐揚げのお弁当を公園で食べる2人。三原は、福美に怒ってもらえてよかった。あんな卑怯なまねをせずに、まっすぐに気持ちを伝えるべきだった…と福美と向き合う。福美が告白を期待したその瞬間、三原が腹痛を訴えて倒れてしまう。

救急搬送された三原を、外科、泌尿器科、整形外科の医師たちが我が先に見ると揉めると、福美が「それでも医者ですか」と一喝。結局、三原は上腸間膜動脈症候群を発症していたのだ。静は3人の医師たちに、ナースは診断することはできないが、患者のことをよく見ている。ナースの意見には耳を傾けるべきだと意見する。通りがかった院長は、人事を含めて組織改革を根本的に見直す必要がありそうだと静に言った。

福美といるときに倒れてまた入院するなんて、これを運命というのか…。これは告白か!?と福美が身構えるが、三原は「サインをもらってほしい」とお願い。三原が好きなのは元地下アイドルのユズッコこと柚子(森田望智)だった。ずっとファンで、病院で会ったときは運命かと思い、入院を長引かせていたのだ。三原は退院時に柚子からサインをもらい、握手してもらった。

失恋した福美を心配した歩は、公園でひとり佇む福美に、静から持っていけといわれたとおにぎりを渡す。

「泣いてました?」「そういうこと普通聞く?」

福美は歩に抱きついて泣き始める。逃げる歩。

福美は「もう何とも思ってない」といつものようにお菓子を食べ始める。三原の目的が福美じゃなくて柚子だったと知っていたのに、どうしてわざわざ福美と三原を2人で合わせたのか、デリカシーがないと責める歩だが、福美が来て、三原とちゃんと話せてスッキリしたと礼を言いにくる。唖然とする歩に相手を赦すことの大切さを教えるのだった。

【ザ・トラベルナース(2024)】4話ネタバレ

4話のゲストは、仙道敦子、西尾まり、白本彩奈、天野はな。

4話あらすじ

あわせて読みたい
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

歩(岡田将生)がアメリカにいた頃、1人の若い女性を救うことができなかった場面が流れる。

西東京総合病院に「コード・イエロー」のアナウンスが響く。行方不明の患者がいるということだ。歩とイジュン(キム・ヒョンユル)は、静(中井貴一)の指示で公園の池の周りを探す。その患者・井上は、今日が妻の月命日で、よくその辺りを2人で散歩していたからだ。無事に見つけて連れ帰るが、静はイジュンを褒めるばかりで歩にはありがとうも言わない。嘘つきだのバカナースだのとイジュンに静の悪口を言う歩。でもそれは静には内緒だ。

大部屋に2人の患者、斉藤四織(仙道敦子)と四宮咲良(白本彩奈)が入院してくる。2人が入院する521号室には近所でもクレーマーとして有名なモンペことモンスターペイシェント・四谷純子(西尾まり)がいる。純子は新米ナースで採血も下手な柚子(森田望智)を激しく叱責。イジュンが何とか落ち着かせようとするが、我慢できなくなった歩は真正面から苦言を呈し、火に油を注いでしまう。 静(中井貴一)が歩の頭を無理やり下げさせてその場は何とかやり過ごせたが――。

歩が入浴していると、千晶(浅田美代子)らが呼びにくる。病院の口コミサイトに歩を名指しで誹謗中傷する匿名コメントが投稿されたからだ。しかも「患者をだまして死なせたことがある」という歩にも身に覚えのない内容だった。歩をマネジメントしている千晶の会社からすれば信用問題。いざとなれば開示請求も考えると千晶。

病院でも咲良がその口コミを見つける。小山(渡辺大知)が四織に治療のスケジュールを伝えにくるが、四織は体がきついからと治療に向き合えない様子。「頑張ってみませんか」と声をかける歩。純子からナースコール。抗生剤を点滴している針から血が出てしまい、痛いとわめいている。しかし四織が、純子が自分で触っていたと証言する。

歩は四織と純子に食事を運ぶ。名前はしっかり確認済みだ。ナースステーションでは看護部長の愛川(寺島しのぶ)が純子の部屋替えを検討していた。四織は手術さえすれば根治する可能性が高いのに、治療を諦めてホスピスに行くつもりだと言う。その四織からナースコールがあり、飛んでいく歩。

歩が配膳した食事を口にした四織が、食物アレルギーの発作で苦しんでいる。しっかり名前を確認してから配ったはずなのになぜ!?甲殻類にアレルギーがある四織が主菜のえびしんじょを食べてしまったのだ。僕は間違ってないと主張する歩だがインシデントレポートを書かされ、しばらく看護業務から外されることになる。

4話ネタバレ

ナース寮では吉子(安達祐実)らが事件を推理する。歩に個人的な恨みを持つ者が真犯人なのか!? 静は「看護は観察に始まり観察に終わる」というナイチンゲールの言葉を持ち出し、歩の観察が甘いと指摘。歩は純子を疑い観察していたが、相手が違うと静。

歩はふとあることを思い出して調べる。アメリカ時代にシカゴで救えなかった少女・斉藤加奈(天野はな)の緊急連絡先はSaito Shioriとなっていた。四織は加奈の母親だったのだ。

静は四織と歩を対峙させつつ真相を究明。いつも副菜から口にする四織があのときだけは主菜のえびしんじょを真っ先にひと口食べた。また純子が騒いでいたとき、手術着を着ていた歩を看護師さんと呼んでいたことから、四織が歩のことを前から知っていると睨んでいた。食事をすり替えたのはやはり四織だった。

四織は、もう助かる可能性がない加奈に「頑張れ」と言い続けた歩を逆恨みしていた。患者の気持ちなんてわからないと言う四織に歩は、患者の気持ちなんてわからない。こっちは仕事してるだけ、頑張れと言って何が悪いと開き直る。「加奈を返して! 返してよ!」とつかみかかる四織。館内には「コードホワイト」(不審者や患者による暴言や暴力などのトラブル発生)のアナウンスが流れる。騒ぎになるが、歩は最後まで何も間違ったことはしていないと謝らなかった。

小山が四織に抗がん剤の件を話にいくと、四織は手術を受けると言い出した。私はまだ死ねない。

純子が咲良に話しかける。実は同じK-POPアイドルを推していた。急に親近感を持つ咲良。純子は来日公演が近いのに入院が長引いて苛立っていたのだった。

歩の回想/シカゴの病院。斉藤加奈は、自分がもう助からないことを医師から聞いて知っていた。体が弱い母には、最後まで元気な姿を見せたいとそれを伏せることにした。また、アメリカで英語ばかりだから、日本人の歩に「頑張れ」と励ましてほしいと頼んでいたのだ。歩は、自分の命は諦めているのに歩への復讐心を燃やす四織のため、敢えて恨まれたままでいることにした。

手術室に向かう四織を励ます咲良と純子。歩がクビになるのかと心配する咲良にイジュンは、あれは芝居だった。四織に手術を受けさせるためにあそこまでやるなんて、歩もすごいナースだと称える。あー、内緒だった、日本語は難しい〜と笑うがたぶんわざと言ったのだろう。

後日、咲良からイジュンに写真が送られてきた。K-POPアイドルのコンサートに四織と純子と3人で楽しんだようだ。

【ザ・トラベルナース(2024)】5話ネタバレ

あわせて読みたい
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

5話あらすじ

西東京総合病院では、ハラスメント研修が行われていた。「少しでも相手がハラスメントと感じることをやってしまったことがあると思う人は手を挙げて」と講師が質問すると、おそるおそる手を挙げる歩(岡田将生)。隣の静(中井貴一)をチラ見すると、まったく動じていない。信じられない! という顔で見る歩。

検温しようとする柚子(森田望智)に「家で測ってきたから必要ない」「かわいいナースが多いね」などとモラハラ・セクハラ発言をする患者にムカつく柚子。プリセプターの吉子(安達祐実)は、お尻を触られても平然としている。「あんな言い方をされるなら測らなくてもいい」という柚子に、「それでもナースなの?お尻でもなんでも触らせなさい」という吉子。「リスペクト、リスペクト」と柚子への気遣いを促す福美(野呂佳代)。

静の広島での少年時代をよく知る同級生・五味武久(段田安則)が、肝臓がんを患い入院してきた。入院初日からパワハラ三昧!私物を届けに来てくれた部下・茶谷啓介(中島広稀)に罵詈雑言を浴びせ、検温しようとする吉子(安達祐実)と柚子(森田望智)にもきつくあたる。しかし静に会うと「しず坊」と呼び

吉子は、仕事が半人前のくせに文句ばかりの柚子を厳しく指導する。柚子は「完全にパワハラだ」「プリセプターを代えてほしい」と愛川看護部長(寺島しのぶ)に直訴する。愛川は「6秒ルール」、つまり6秒待つと怒りが治まるから、言葉を発する前に6つ数えるようにと教える。

帰宅した吉子は何でもかんでもハラスメントになる状況に不満たらたら。今の若い子は患者の命がかかっている仕事だという意識が薄いから厳しく言わないといけないのに…。静は、感情を抑えることもないし、それだけ怒ってあげる吉子はやさしいのだとなだめ、おにぎりを握ってあげる。

プロジェクトから外された五味は、引き継ぎの書類にハンコをもらいにきた茶谷を追い返す。点滴を持ってきた静に病状を聞くが、医師から説明があると言われ、看護師なんて役に立たないと言う。部下たちが来ないのは病院側の手違いじゃないかとナースステーションに文句を言いにきた五味は倒れてしまう。

腫瘍が破裂して手術適応外と告げられた五味は、じっと見つめる静の視線を哀れみだと感じて水をぶっかける。動じない静。ナースステーションでは、情緒不安定になっている五味の看護を担当する吉子たちを愛川部長らが気にかける。怒鳴られても触られても我慢するという吉子に静は、ナイチンゲールの言葉をかける。自己犠牲の上に成り立つ看護は誰のためにもならない、看護は人生最高の喜びであるべきだ。理想論かもしれないが、看護が我慢になったらもったいない。仕事なんだから我慢するのが当たり前だと返しつつ何かを思う吉子。

痛みをどうにかしろ、医者がいないと何もできないのかと暴言を吐く五味。手際の悪い柚子にやめちまえと言ったり、書類を投げつける。吉子が6秒数えている間に柚子がブチキレて、「何でも好きなように言えば?どうせあんたなんか1か月で死ぬんだから」と余命宣告してしまう。あり得ない言動にビンタする吉子。

愛川部長は吉子に一旦業務を外れるように命じる。柚子の失言も自分の責任だと頭を下げて受け入れる吉子。寮に帰ると柚子が待っていた。互いに謝り合う2人だが、吉子は、柚子が謝る相手は自分じゃないと告げた。

5話ネタバレ

夜勤で五味に寄り添う静。医師に事務的に言われたときは現実と思えなかったが、柚子に余命1 か月だとはっきり言われたことで覚悟ができた。昔は上司に怒られても食らいついていたものだが、今はハラスメントだのなんだのと嫌な世の中だ。しず坊が医者になっていたら治してもらえたかもしれないのに。そういう五味に、ナースは病気は治せないが人を治すことができる、五味の性根も治してみせると静は約束した。

その頃、吉子はある場所に向かっていた。

柚子が五味に謝りにいくと、事件を知った薬師丸院長(山崎育三郎)と愛川部長も頭を下げる。しかし五味は、ひどいことを言って悪かったと柚子に謝り、看護師たちは悪くないと院長に告げた。愛川は吉子たちには厳重注意をして仕事に復帰させると言うが、院長は冷静さを欠く人間は危険だと吉子の解雇を示唆する。部長は、ナースは感情を出していい、むしろ出してほしい。患者からのハラスメントに対しても怒りの声をあげてほしいと思っていると言ったものの、院長の気に触ったのではないかと心配する。

五味の余命はあと数日。でも五味には家族もいないし親戚とも疎遠だ。吉子が会社の部下たちに頼みに行ったが、誰も来る気がないということだった。五味は社員の名前も覚えていない、ならばと歩が社員になりすまそうとするが、なぜか何人もの社員が現れる。それは静に頼まれた柚子がファンのフォロワーに声をかけて集めたエキストラだった。ベトナムの事業はどうなったかと聞かれ困っていると、“お茶汲み”と言われていた部下の茶谷が現れ、契約は無事に済んでいると報告した。パワハラされてはいたが、仕事にまっすぐな五味を嫌いにはなれなかったという。

五味は、実は社員の顔や名前も本当は覚えていたが、芝居に付き合ってくれていたのだ。患者に気を遣わせてナース失格じゃという静に五味は、しず坊にはナースがピッタリじゃと言った。最高の褒め言葉じゃ。静は涙をこらえながら1人五味を看取った。

新しく入院してきた患者にお尻を触られた柚子は、今度やったらグーで殴ります、入院が長引いても知りませんよとセクハラを一蹴。徹夜で書いたレポートを吉子に渡すと今日はダメだとしながらレポートは完璧だったと褒めた。徹夜した柚子への思いやりだ。

院長は、政治家の灰原和男(大和田伸也)に、災害拠点病院の指定を受けるための口添えを頼む。断る灰原だが院長は、前院長のときは緩和ケア病棟建設にあたっての国有地売却に関わり利益を上げたはずだと斬り込む。脅すのかと問われると、“私の病院”をもっと大きくしなければならないと、野望を口にした。

那須田歩と九鬼静の関係をおさらい

那須田歩(岡田将生)はまだ幼い頃、母を病気で亡くしています。

そのときの担当看護師が実は静! 歩は幼かったから顔は覚えていなかったけれども、母の手をやさしく握り続けていたその手だけは覚えていた。家が貧乏なため医師にはなれなかったけれど必死に勉強して医師の指示なく一定の医療行為を行える看護資格・NP(ナース・プラクティショナー)を取得し、アメリカで活躍するまでに。

学費は、医療従事者を目指す貧しい家庭の子供たちを支援する「フローレンス財団」の援助を受けてきましたが、その財団理事長こそが九鬼静だったのです。静は歩が一人前になるまでずっと、陰ながら支援・見守りをしてきた「あしながおじさん」。

そして歩がすごいナースになった後も、医療の現場で彼を成長させようとしています。歩は技術こそ優れているものの、人間としてもナースとしてもやや未熟。バチグソ高いプライドを何度もへし折ったり、キレやすい性格を諌めながら、「人を見て人を治すのがナースだ」とナースの真髄を教える。すごく大きな愛ですね!

前作ラストで、難病を患う静の手術のために2人でニューヨークに旅立つとき、静は歩の母から託されたロケット・ペンダントを渡します。そこには幼い歩と母親が写っている写真が…。大人になったら歩に渡してほしいと頼まれていたのです。万が一、助からない場合もある。だから今渡しておく、スーツケースには「遺書」も用意してありました。

静が倒れたとき、歩に「ひとりで死ぬのは怖い。だから君に看取ってほしい」とも言っていたんですよね。ウソばかりついて人を煙に巻いていた静が初めて本音を言った感動的なシーンでした。

そんな2人ですが、2年ぶりに再会する早々またもや大ゲンカ。毒舌ツンデレコンビは健在!新シリーズの2人の丁々発止も楽しみです。

【ザ・トラベルナース続編(2024)】の見どころ

歩と静の丁々発止はもちろん、今回とくに注目したいのは、“異色の新ヒロイン”として登場する柚子との関係です。

柚子と歩に恋バナはある?

前作では、歩(岡田将生)主演で静(中井貴一)がまるでヒロインのような感じだったし、ナースのみんなは「歩ちゃん」をかわいがるものの、恋バナに進展しそうなキャラはいなかったけれど、今回はなんと女性のヒロインが登場!

(C)テレビ朝日

ヒロインは、岡田将生がヒロインの再婚相手として出演して話題を呼んだ2024年前期朝ドラ『虎に翼』に出演した森田望智演じる、地下アイドルから看護師に転身したという変わり種。仕事はあんまりできないようだけれど、悪びれることもなくしたたかそうな人物で、歩との絡みはたくさんあるとのこと。

前作では恋バナの「こ」の字もなかった歩ちゃんがどのように振り回されるのか、慌てるのか、わけわからなくなるのか!? 非常に楽しみですね。

【ザ・トラベルナース続編(2024)】最終回・結末予想

【ザ・トラベルナース続編(2024)】最終回と結末を予想してみましょう。

薬師丸が失脚して大田黒が復活!?

薬師丸と大田黒
番組HPより

クリーンな組織改革を推進するカリスマ新院長・薬師丸(山崎育三郎)は、一見正義の人のようですが、意に反する者はバッサリ切り捨てる冷徹な一面もある。歩と静が目指す、人にやさしい医療とは相いれず対立していきます。

一方、大田黒は汚職やパワハラで解任されますが、病院を誰よりも愛している人物とのこと。

薬師丸にも秘密があるようなので、実は陰で悪いことをしていて、それが明らかになり結局は失脚。改心した大田黒が戻ってくるのではないかと予想します。

薬師丸が西東京総合病院に執着するのはなぜ?

5話では、薬師丸が西東京総合病院に執着していることがわかりました。若い頃、この病院で劣悪な環境の中、働いていて、患者を助けることができなかったようです。「私の病院」「私の病院をもっと大きくしなければ」という決意はどこからきているのか。

このことも徐々に明かされていきそうですね。

歩と静は別の病院に旅立つ

「ザ・トラベルナース」は、ぜひ今後もシリーズ化していただきたい作品。でも、トラベルナースだから1つの病院にとどまるわけにはいきません。最終回はまたいつものように2人が口ゲンカしながら、どこかに旅立っていくのではないでしょうか。

あわせて読みたい
【ザ・トラベルナース(続編/2024)】のキャスト相関図!岡田将生×中井貴一コンビ再び! 【ザ・トラベルナース(続編/2024)】のキャスト相関図!岡田将生×中井貴一コンビ再び!2024年10月スタート!【ザ・トラベルナース】続編のキャストと登場人物を画像付き...
あわせて読みたい
【秋ドラマ一覧】2024年10月期ドラマ最新情報まとめ!曜日別番組表と放送開始日・キャスト 【秋ドラマ一覧】2024年10月期ドラマ最新情報まとめ!曜日別番組表と放送開始日、キャストや原作、あらすじも!2024年10月〜12月に放送・配信される夏ドラマの一覧、概...
「ザ・トラベルナース(2024)」ネタバレ

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

SNSシェアはこちら

コメント

コメントする

目次