【太陽の子】のネタバレ!三浦春馬(裕之役)の結末が衝撃すぎる!?

太陽の子

【太陽の子】のネタバレ!三浦春馬(裕之役)の結末が衝撃すぎる!?

柳楽優弥、有村架純、三浦春馬ら人気キャストが集結し、第二次大戦時の科学者の苦悩を描いた特集ドラマ『太陽の子』が2020年8月15日に放送!再放送は同年8月19日23時40分から!

三浦春馬(裕之役)の衝撃すぎる結末をネタバレ! 見た人は振り返りに、未見の人で気になる方は自身の判断で参考に!

今回は【太陽の子】のネタバレあらすじなどについて。

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【太陽の子】のあらすじ

太平洋戦争末期、京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究している石村修(柳楽優弥)は、海軍から命じられた核エネルギーを使った新型爆弾開発のための実験を続けていた。空襲の被害を防ぐための建物疎開で家を失った幼なじみの朝倉世津(有村架純)が、修の家に居候することになる。そこに修の弟の裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、久しぶりの再会を喜ぶ。爆弾開発の実験がなかなか進まないなか、研究室のメンバーは研究を続けていく事に疑問を持ち始める。そして、裕之が再び戦地へ行くことになったやさき、広島に原子爆弾が落とされたという知らせが届く。研究者たちは広島に向かい、そこで焼け野原になった広島の姿を目撃するのだった。

https://www.nhk.jp/p/ts/N84926PNYG/

【太陽の子】のネタバレ

ドラマ【太陽の子】のあらすじを結末までネタバレありで紹介!

新型爆弾の開発を!

科学者のアインシュタインが京都に来たのは、ちょうど修(柳楽優弥)や世津(有村架純)らが生まれた頃のことだ。(注:史実での来日は1922年11月~12月)

京都大学の学徒兵の中にも、敵艦に捨て身で体当たりを果たす者が大勢いた。もはや一刻の猶予もない状況。 そんな中、「この戦局を変える新型爆弾を作るように」と、海軍から京大の物理学者・荒勝文策(國村隼)のもとに依頼がきた。

1939年。ウランの原子核を破壊すると膨大なエネルギーが放出されることが発見された。 未知のエネルギーが生まれるのかもしれない。 世界中の科学者がその研究に夢中になる。 しかし第2次世界大戦により、その巨大エネルギーは兵器へと導かれ、人類の歴史が変わろうとしていた。

…修は荒勝のもとで原子爆弾の開発を進める。

そんな中、「ただいま。」と裕之(三浦春馬)が石村家に帰ってきた。部隊が配置換えになり、この機会に肺をしっかり治してこいとのことだった。その夜。「おすしや!こういうのが食べたかったんや。」と美味しそうに食べる裕之。

科学者の苦悩

このころ、京都でも毎晩のように空襲警報が鳴った。一方、京大の物理学研究室では、科学兵器を作ることに疑問が生じていた。「先に原子核爆弾を作ったものが世界の運命を決める。」と助教の木戸(三浦誠己)は言う。肝心の教授の荒勝は…

(荒勝)「この戦争は何で始まったんやろ? エネルギーや。 土地も鉱物も人間はエネルギー資源を求めて戦争をする。 先の戦争もそうやった。 我々が核分裂をコントロールしてエネルギーを自由に使うことができるようになったら、人間のエネルギー問題は永久に解決するはずや。 そしたら戦争はなくなる。
わしもこの戦争に大義があるとは思えへん。 けど今、日本は戦争をやっとる。 どうしようもない事実や。 それなら世界を変えたい。 世界を変えるために科学をする。 原子物理学をやる。 これは 夢物語か? 科学者が夢語らんでどうする?」

修は迷いを断ち切った。世津にも原子の核分裂について話す。危ないけれど、「こんなにきれいな色を見たことがない」というほどキレイな光を放つんだ…と修が言うと、世津も関心を示した。

やがて、沖縄戦でアメリカ軍が首里を陥落させたと、アメリカの司令官が宣言。日本の敗戦は濃厚だ。

修は、澤村(イッセー尾形)から、わずかなウランをもらい、研究室に帰ってきた。しかし、そんな得体が知れない品で、しかも少量で実験をしても無意味だと仲間に言われてしまう。怒り出す修。世界を変えたいと思ってやってきたのに…「俺らがやっとることは正しいことですか?」と修は嘆き悲しんだ。

裕之(三浦春馬)戦場へ

来月の予定だったが、裕之は再び戦場へ向かうことに。その前日の朝方、裕之を探す修と世津。裕之は入水自殺を図っていた!

修が海から浜辺へと連れ戻し、裕之の顔を叩いて目を覚まさせた。裕之は「怖い。怖いよ。 でも俺だけ死なんわけにはいかん。 死なんわけにいかん。」と叫んだ。

2人に駆け寄った世津は「戦争なんか早う終わればいい。 勝っても負けても構わん」と告げた。

その夜。裕之の出征前夜。修と裕之は語り合っていた。
(修)「今の研究が成功すれば戦争が終わる。」
(裕之)「待ってるよ。…世津を幸せにしてやってくれ。 世津はええ女になった。 」
(修)「世津が好きなんはお前や。」
(裕之)「兄貴は何も分かっとらん。」

勝手に言われていた世津は、私は戦争が終わったら教師になると言い出す。そして2人に「戦争が終わったあとのこと考えてんのか」と尋ねた。今の子供たちは出産して国に捧げたいと言っているという。世津は大人の責任を感じていた。だから戦後には「教育が大事になる、結婚はそのあと」と言う。

(世津)「それにはまず。 裕之さんが無事に帰ってくることや。 怪我なんかしたら承知しませんよ! 分かりましたか? (はい。)
修さんは学問を頑張ること。返事!(はい。)」

(裕之)「そやな。 いっぱい、未来の話しよう!

世津は2人の手を取り合い、3人は笑いあった。

翌日、裕之は戦地へ向かった。

原爆が投下

裕之は、「進まなければ何も見つからない。 僕は進みます未来の話をするために。」と思って研究に打ち込む。

そんな中、ラジオで、アメリカが広島に原子爆弾を落としたことを告げる英語の放送が流れた。

荒勝たち研究室メンバーは広島の調査へ向かう。そこで廃墟となった街並み、遺体の山を目撃。

「これが 僕たちが作ろうとしていたものの正体なんですね」と修は思った。

裕之(三浦春馬)の手紙

修が石村家へ戻ると、母のフミ(田中裕子)が仏壇の前で「何で あの子が!」と叫ぶ。

修は裕之からの手紙を読んだ…

「母上様
生をうけ 二十六年の長い間
小生を育まれた母上にお礼申し上げます。
飛行機の道を選んだことは
母上様の胸を痛めたことと思います。
親不孝の数々 お許し下さい。
再び還らざる出撃命令が下りました。
今に及び 何も心残りはありません。
この手紙が着く頃 戦果をあげてみせます。
裕之は お国の為 笑って死にます。
母上と兄上の幸福をお祈りします。
ありがとう
さようなら」。

結末

広島に続き、長崎にも新型爆弾が落とされた。3発目は京都に落ちるという噂があった。

裕之は、2度目の調査に行くのでなく、新たな提案を荒勝に申し出た。

それは比叡山にのぼり、爆発の瞬間を見ること。原子物理学者として。

世津やフミには疎開を勧めた。しかしフミは動かないという。科学者の息子を持った
母親の責任だという。

(世津)「あとの時代のことは分かりません。 私たちはただただ今を一生懸命、生きています。日本は、世界は、どうなっていますか? 平和ですか? 幸せですか?」

現在の広島の原爆ドームを学生服姿の修が訪れて太陽を見上げた。(おわり)

【太陽の子】の感想まとめ

三浦春馬さん演じる裕之は、入水自殺(未遂)があった上で、特攻隊で亡くなるという衝撃的な結末!

思えば、三浦春馬さんは映画『永遠の0』(2013)で、祖国を守るために特攻で散った祖父(演:岡田准一)の孫(演:三浦春馬) を演じていましたね。あれから約7年が経ち、特攻隊員の役を演じたことになります。いったいどんな思いで演じたのでしょうか。

ネットでは…
「遺言みたいだわ 本人と重なってツラい 」
特攻で命を落とすなんてそんな、、 お手紙の さようなら が本当辛い。 シンクロしすぎてしんどい」
「生きてる三浦春馬が観たくて 動いてる三浦春馬が観たくて 太陽の子観てたけど… 衝撃的なシーンが… 刺激が強すぎた… まだ無理だったわ」

など、現実世界とリンクして、「つらい」という声が多く書き込まれていました。

それでも三浦さんの演技には賞賛の声も上がっています。ツラくて見れないと言う方は無理せず、もし落ち着いたら見届けて欲しい作品です。三浦さんは「僕たちの仕事は想像力を皆様に届ける仕事」とインタビューで語っていました。そのイマジネーションが戦争を始めさせないことに繋がる、と。

作・演出の黒崎氏は以下のようにメッセージを述べています。↓

「春馬くんは生きるエネルギーにあふれていた」と言う監督さん。

死にたくないと思いつつ、国のために笑って死ぬと書き残した裕之。「未来の話しをしよう」と言っていた裕之。生きることに懸命な役でした。三浦春馬さんは役を生きていました。

・・・みなさんはどのように受け取ったでしょうか。

太陽の子

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