【書類を男にしただけで】のネタバレと感想!連ドラ化で無いことが悔やまれる!
【書類を男にしただけで】のネタバレと感想!連ドラ化で無いことが悔やまれる!
小芝風花がイケメン過ぎる男装をして理不尽な男性社会に挑みます。
- 女性が受ける理不尽さ、
- そこに立ち向かう姿、
など見どころ満載です。連ドラ化希望の声も多いですがそれは難しそうで。
今回の記事では【書類を男にしただけで】のネタバレと感想をお伝えします。
画像出典:書類を男にしただけで|TBSテレビ
【書類を男にしただけで】の視聴率
【書類を男にしただけで】の視聴率は分かり次第、お伝えします。
【書類を男にしただけで】のネタバレ
【書類を男にしただけで】のキャスト
祐希(小芝風花)は男として生きる決意をする
主人公・箕輪祐希(小芝風花)は広告代理店で働いている。ある日、屋外でイベントの準備を進めていると上司の加藤秀人(袴田吉彦)が体を触るなどのセクハラをしてきた。
祐希「加藤ーー!!」
祐希は我慢の限界を迎え、得意の一本背負いで加藤を返り討ちにする。ところが、
加藤「何すんだ、このくそ女!」
「お前なんかクビだ!!」
理不尽にも逆切れした加藤に祐希は仕事をクビにされてしまう。
街中で1人泣いていると若い男性が声を掛けてくる。
「今日の痛みは一瞬、守ったプライドは永遠。」
さっきの様子を見ていたらしくハンカチを差し出してくれた。優しくしてもらったことにトキメイテいるとその男性の姿は無かった。
その後、祐希はめげずに転職活動を続け、学生時代から憧れていた大手広告代理店「インサイトエージェンシー」の最終試験に残ることが出来た。
ところが最終試験の健康診断を受けていると性別を男性と間違えて記入していたことが発覚する。面接はリモートだったので気づかれていなかった。
そして、担当の女医・柏木未来(高橋メアリージュン)によると「中途採用は男性だけ」と言う。さらにこう告げられる。
未来「男か女か選びなさい。」
「覚悟を決めなない。」
祐希の頭の中に女性というだけで受けた数々の理不尽な仕打ちが走馬灯のように駆け巡る。
- セクハラ
- パワハラ
など。
祐希「私が男だったら天下が取れる!女、捨てます!!」
祐希は覚悟を決め、男性として合格する。
男としてバリバリ働く祐希
入社して1年後、社長特別賞を取るなど祐希はメキメキと仕事で成果を挙げていく。その功績が買われ、祐希は社内で最も厳しいとされる第7制作部に移動することになる。
部長の古橋敏之(デビット伊東)、女性社員の須藤あやか(水沢エレナ)に挨拶をする祐希。さらにエースコピーライターという杉田哲也(竜星涼)を紹介される。
その杉田はなんとハンカチを差し出してくれたあの男性だった。
ただ、少年漫画を読みふける、スパーイケメンと自称するなどどうも言動が中学生のようで祐希は「あのトキメキを返して欲しい」と嘆く。
祐希は取引先のIT会社社長・渡辺リカ(友近)の案件のチーフに任命された。祐希達は下に向かい、打ち合わせをする。
渡辺「10億円で日本中を楽しませて欲しい。」
これが渡辺が出した条件だ。
話ははずみ、渡辺は祐希達にリップケースに見立てた自社オリジナルの「いいね」ハンコをプレゼントする。
打ち合わせ後、古橋部長の恒例となっているランニングに付き合うことになった祐希。そのままサウナに誘われピンチとなってしまう。
祐希「自分、全身がボーボーなんで。」
祐希はそう押し切って難を逃れることが出来た。
あやかの悩みと古橋の古臭い考え
その後、祐希はあやかとカフェでお茶、そのまま仕事をする女性特有の悩みを打ち明けられる。
- 仕事は資料作りやサポートがほとんど
- 出しゃばるとウザがられるだけ
あやかの悩みは祐希はかつて自分が感じていたことだった。
仕事終わりの夜、祐希は古橋部長に「チーフをあやかに譲りたい」と申し出る。が、却下されてしまう。さらに厳しい現実を突きつけられてしまう。
- 須藤はこの案件を最後に第7制作部から外すつもり
- 女性がいることはクライアントが隙を出しやすい
- だが彼女はもう30歳、女性は若いうちが華
- 彼女も薄々気付いているはず
古橋の考えは古臭いままだった。
祐希がやれることは
その後、祐希は仕事面でいいアイディアが出て杉田とキャッチコピーを煮詰める。
長時間に及び疲れからか杉田の目の下にクマが出来ていた。祐希はクマを隠すためにコンシラーを使う。
杉田はメイク道具を使ったのは初めてだったが、効果は良く気に入る。
杉田「お前、どっかで見たことがあるような。」
メイクで近づいたことで勘付かれそうになってしまう。そこにあやかが差し入れを持ってきて話がそれた。
杉田は仮眠を取ることになり祐希はあやかと2人で話をする。あやかはこの案件を最後に会社を辞めるつもりだと言う。精神的にも疲れてしまっていたのだ。
あやかは祐希を抱きしめる。
あやか「今だけでいいからこうさせて…」
祐希はあやかにこれ以上何も言えなかった。
帰宅時、あやかと古橋部長の言葉が祐希の頭の中に巡る。
診療所で祐希は未来に「あやかに何もしてあげられなかった」と嘆く。
未来「あなたに出来ることをやってあげなさい。」
「貴方には仕事があるでしょう。」
未来は発破を掛ける。
祐希は決心し杉田にプレゼンの全面的な変更を頼む。
ある女性の話
いよいよ第7制作部の渡辺へのプレゼンの時を迎える。その前に祐希はある女性の話をする。
- 彼女は開業医の親の下に生まれた
- 両親は仕事で忙しく彼女にはあまり構えなかった
- 彼女は両親を喜ばせようと勉強を頑張ったが親戚からは「女じゃ継げない」とあしらわれた
- 彼女はどんどんと男勝りとなり、同時に同姓から浮いた存在となった
- 就職活動では露骨に容姿がいい女性が優遇された
- 就職後は上司からセクハラを受け、会社に訴えるも無視された
- 我慢の限界を迎えてその上司を一本背負いにしてしまった
- 周囲は誰も守ってくれず彼女は会社を去った
祐希は退出し杉田がプレゼンを進める。
杉田「その後、彼女はエントリーシートの性別を男性と間違える凡ミスをしてしまいます。」
「書類を男にしただけで、たったそれだけで彼女は男の人生を手に入れました。」
祐希が戻ってくる。
祐希「その女性は私です。」
祐希は男性ではなく元の女性の姿に戻っていた。
祐希が必死に訴える
今まで黙っていたことを詫びる祐希。
古橋はプレゼンを中止にしようとするが渡辺は続けさせる。
祐希は「渡辺にIT会社を起こす前に両親が行っていた化粧品事業をもう一度やってみては」とプレゼンする。リップに見立てた「いいね」ハンコから彼女の本心を見抜いていたのだった。
祐希「男でも女でも両方が仕えるコスメはいかがでしょう。」
杉田も祐希にコンシラーを使ってもらった経験から男性にも需要があるはずとアシストする。
祐希「男でもメイクしていい。女でもしたくなければしなくていい。」
「自分らしく楽しむ。これは貴社の理念とも一致しているはずです。」
祐希はプレゼンを終える。
渡辺は心を動かされ、これからも力を貸して欲しいと第7制作部に頼むのだった。
祐希は決意をする
終了後、なにはともあれ商談は上手くいった。あやかは祐希に「ありがとう。私ももう少しがんばってみます」とお礼を言う。
古橋も祐希のことを認めたようだ。
その後、古橋は未来の健康診断を受けながら話をする。未来は役員全員の弱みを握っている噂があり、祐希のことは不問となったようだ。
数日後、祐希は女性としての姿で杉田に会い、あの時借りたハンカチを返す。
祐希「あの時の言葉で勇気が出ました。ありがとうございました。」
「私、杉田さんのことが好きです。」
祐希は勢いに乗って告白する。
杉田「俺も好きだよ。」
杉田から返事を受けるが、LikeなのかLoveなのイマイチ本心は読めない。
祐希「これからもよろしくお願いします。」
祐希は改めてあいさつをして、自分らしく生きることを決意するのだった。
【書類を男にしただけで】の感想とまとめ
SPドラマ【書類を男にしただけで】が放送されました。
- 女は男の引き立て役
- 仕事は男が引っ張るもの
など理不尽な要素に共感された方も多いのでは無いでしょうか。
「男も女も自分らしく生きる」口で言うのは簡単ですが実現は難しいです。
連ドラ化は難しそう
最終的に祐希は女性であることを自らバラしてしまいました。これでは連ドラ化は難しいそうです。
- 祐希が女性とバレないように苦労する
- あやかが祐希の男気?に惚れる
- 女性だけではない男性の苦労
など火曜10時の連ドラでも面白い要素は揃っていたのに勿体無かったです。
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※全て2020年10月11日(日)の情報です。最新の配信状況、期限、料金については公式サイトをご確認ください。
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