【相続探偵】4話視聴率とネタバレ感想!けったいな遺言書で名実どちらに軍配が?

クセは強いが相続問題にはめっぽう強い探偵を、赤楚衛二が演じて好評のドラマ【相続探偵】(日テレ系土曜よる9時から放送)。また遺産相続に特化した新感覚ミステリーを、ドラマ【ケイゾク】や【SPEC】を手掛ける人気脚本家・西荻弓絵が担当していると話題です。本記事では【相続探偵】4話の視聴率・視聴者の声・感想とイラストレビューをお届けします。

目次

【相続探偵】4話視聴率

第1話/8.0%、第2話/6.1%と落ち込みはあるものの、なかなかの高視聴率をキープして検討中のドラマです。しかし、TVerのお気に入り登録数が伸び悩んでいるのが気になります。1話より2話が面白かったという声が多く聞かれるので、視聴率も上向きの予感ですが3話の視聴率の発表が確認できていません。そして4話の視聴率は!

第4話 2/15(土)放送「京都 老舗和菓子屋の変」世帯視聴率5.8%

4話は原作漫画の中でも人気のある「京都 老舗和菓子屋の変」でした。そしてゲストも豪華で2週またぎで構成されているため、後編の5話の視聴率も期待できそうですね。

▼登場人物を詳しく紹介しているキャスト記事はこちらから読めます▼

【相続探偵】4話ネタバレ

灰江(赤楚衛二)たちの調査で分かったこと

先代・百万遍ひゃくまんべん紘一こういち(大河内浩)が亡くなってから鳳凰は雅(山村紅葉)と与平(池田鉄洋)が仕切り、正臣(小関裕太)は全く店に顔を出さずに遊び歩いて遠出して高級ホテルを渡り歩いている。

野心(白洲迅)は遺産がもらえないとわかってから、雅と与平に陰湿な嫌がらせを受けている。野心という名前と違って努力家で真面目な職人気質な人柄で腕前も唯一先代に引けを取らないのにと同情する声が。

従業員たちも鳳凰の未来に不安を漏らしていたという。

多津子(床嶋佳子)が聞いた、先代が生前言っていた言葉「鳳凰というブランドを正臣に、作業場と売り場を野心に」

多津子が気になること

正臣が新しくできたビルに鳳凰の支店を出し、与平に暖簾分けをするという。しかし与平は正臣や雅と折り合いが良くなかったのに。

このことから与平が雅の弱みを握っていると睨む灰江。与平が雅たちに不利な遺言書を持っているのでは。

そしてそれが本当なら、雅の裏切りに備えてまだ与平が遺言書を持っているはずだと、本物の遺言書の居場所を知るべく罠を仕掛ける。

野心派の従業員たちに探偵が遺言書を見つけたと噂させてそれを雅に聞かせ、与平に伝わって本物の遺言書を確認するために隠し場所に行ったところで確保した。

雅と与平は遺言書偽造の疑いで警察に連行される。

正臣の提案で野心と従業員の前で、本物の遺言書の内容を明らかにする灰江たち

「正臣にはお金と暖簾、野心には作業場を」と言う何ともけったいな内容の遺言だった。

暖簾分けを望むなら正臣に、技を磨きたいなら野心についていくということだ。

正臣と野心もその内容で了承し、令子(桜田ひより)と朝永(矢本悠馬)もウィンウィンな内容だと喜ぶが、灰江だけは曇った表情で「本当に大変なのはこれからだ。本当にけったいな遺言書だぜ」と呟く。

Souzokutantei-illustrated

令子の過去にある謎の真相が明らかに…

相続探偵の仕事はここまでと東京に戻る道すがら、令子の父親について調べた内容を灰江に確認する朝永。令子の父親は京都医科歯科大学の教授・三富剛士だが、医療ミスを疑われ裁判中に急死、マスコミが医療過誤を事実のように騒ぎ立て妻さえそれを認め始めようとする中、令子が灰江に依頼した。医学部内での権力争いに巻き込まれ、「死人に口無し」と言われているようだと泣いて訴える令子。医療裁判は難しいが「死人に口無し」という言葉が大嫌いだから一緒に父親の無念を晴そう、と裁判で父親の無実を勝ち取った。それが3年前。

そろそろ復学しようと教授に相談に行くが、冤罪に対しての患者からの偏見がまだまだあるからもう少し復学は待ったほうがいいと言われて、悲しくも納得する令子。その帰り道に偶然母親と再会する。

謎に包まれた怪しい人物・地鶏の正体とは?

料亭で福士(落合モトキ)と密会する地鶏健吾(加藤雅也)。京都にいることや、灰江が弁護士時代の最後に担当した事件が令子の父親の事件だったこと、その令子が灰江の事務所で働いていることも知っていた。福士に灰江の様子で変わったことがあれば連絡するよう念を押す。

「余計なことをやりおったらどうなるか、骨の髄まで解らせてやる」と凄む地鶏。

フジコ

謎の男だった地鶏は、今回のテロップで最高判事となっていた。どうやら令子の父親の裁判に関係がありそうですね。

そして遺言書通りにそれぞれが相続した店の行方は?

一方、野心と正臣それぞれが自分たちのやり方で、相続したもので進み始めた。野心は「鳳凰」の名前が使えないため、「野心」と言う名前で新に店を開店することに。正臣は暖簾分けする店を一件一件回って、鳳凰としての風格やブランディングに見合った内装にリフォームするようプロデュースに余念がない。

警察に連行された雅と与平は起訴猶予になりそうとのこと。

野心の店・菓子匠『野心』は名前が違うのに値段はそのままで無名なのに強気だと少し出だしが悪い様子。

正臣の方は『鳳凰・別館』という名前で、暖簾分けした幾つもの店で、鳳凰より安価でとっつき安い和菓子を売り出し、インバウンド効果もあって大繁盛していた。積極的に店頭に立つ正臣に感化されて店の雰囲気も良い。そして追い討ちのように、鳳凰のHPには野心の店は鳳凰とは一切関係ないという注意書きが。

このニュースを受けて、正直、この反対の現象が起きると思っていたと残念がる朝永に、先代・紘一のプロフィールを知っているか?と聞く灰江。

実は紘一は菓子職人になる前は京都大学で心理学を専攻していたのだ。

「まるでラプラスの矢だ。紘一氏には未来が見えていたのかもしれない」と鳳凰遺産相続の明暗を知り、一人ニヤリとする灰江。

灰江の言う「ラプラスの魔」とは、、、自然界のあらゆる力と宇宙全体のある時点における状態を完全に把握することができ、かつ、これらの素材を完璧に解析する能力をもった仮想的な知的存在のこと

次回京都編・後編で、この遺産相続の結末がどうなるのか?

「鳳凰の菓子と伝統は死んでも守らなあかんもんや」という、仙台の残した言葉とけったいな遺言書にどんな真意があるのか?

▼合わせて読みたい、こちらから▼

【相続探偵】4話感想とまとめ

4話は何と言っても2部作のうちの前編。そして今までのお話を見ていなくても楽しめる作りになっているので、このお話からでも見ていただきたい。

そしてこのドラマの見どころは、やはり灰江探偵事務所の3人衆のコミカルかつ達者な演技力!若者らしくかるーいのりで飄々としているのだが、それだけではないぶれないキャラ設定で、ちゃんとミステリー要素が楽しめます。

そしてこの4話で令子と灰江の関係性や、灰江がなぜ弁護士をやめてしまったのかも、徐々にあきらかになってきましたね。怪しい男・地鶏の正体やフリーの週刊誌記者・羽毛田との関係性も次回でもう少しわかってきそうで、ますます目が離せません。

【相続探偵】配信情報

 【相続探偵】最新話が見れる

見逃しを防ぐ「お気に入り登録」がオススメ

Souzokutantei-Catch

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

SNSシェアはこちら
目次