【スカイキャッスル日本版】最終回ネタバレと結末!未久を殺したのは誰か?結局誰が悪い?

【スカイキャッスル日本版】最終回ネタバレと結末!未久を殺したのは誰か?結局誰が悪い?
話題のドラマ【スカイキャッスル】がついに最終回を迎えました。紗英(松下奈緒)VS九条(小雪)の最終対決の結末は?未久(田牧そら)が死んだのは結局誰がいちばん悪いの? 

目次

【スカイキャッスル】最終回のあらすじ

青葉の逮捕

山田未久(田牧そら)の落下死亡事件について、南沢青葉(坂元愛登)が傷害致死容疑で逮捕された!もちろん未久のことが好きだった青葉が殺すわけもないが、突然目撃者が現れたというのだ。

南沢泉(木村文乃)と夫の公平(大谷亮平)は青葉の無実を証明するため、一心不乱に奔走。紗英(松下奈緒)、二階堂杏子(比嘉愛未)や夏目美咲(高橋メアリージュン)も一緒に正体不明の目撃者を探し出し、真相を突き止めようと動き出す。

しかし紗英は、九条(小雪)から「青葉くんを救えば、瑠璃さんにまた嫌疑がかかります」と言われ、激しく葛藤、泉たちを避けるように。青葉を犯人にすることで得をする人物ということで美咲は電話に出ない紗英を疑う。

未久の携帯が青葉を救う?

泉は青葉に面会する。未久と揉み合った、未久の爪に自分の皮膚片が入ってるかもしれないと心配する青葉。揉み合った理由は、未久が九条彩香の秘書・永峰(前原滉)と担任教師が車の中で封筒を交換していた。その様子を未久が撮った動画が携帯に入っていて、未久がそれをみんなに見せようとしたから。九条の予想問題が的中しすぎていたのは、教師から試験問題を手に入れていたからだと青葉は打ち明けた。

泉は未久の携帯を必死に探し始めるが、それはすでに紗英が壊してゴミに出していた。紗英は何か知ってるんじゃないかと聞かれても答えることができない。

二階堂家。相変わらず考えを変えず、翔の裏口入学まで手配していた亘(鈴木浩介)に杏子がついにブチ切れる。考えを改めないならもう一緒にいられない!とビンタして離婚届を突きつけた。

真珠のお手柄と浅見家の再生

紗英は1人で抱えきれない、携帯を壊して捨てた事実を英世(田辺誠一)に打ち明ける。すべては瑠璃を救い、未久と英世の関係を隠蔽するためだった。携帯には青葉を救う手がかりが入ってるかもしれない。でも、ほっとしている自分もいる。携帯はもう見つからない。瑠璃の代わりに青葉が疑われるのも運命なんじゃないか…。九条が、青葉を救えば瑠璃がまた疑われると言っている。そんな紗英は九条の支配されているのだと指摘する英世。

2人の話を瑠璃と真珠(白山乃愛)が聞いていた。真珠は、未久が死んだ夜、眠れずに未久の部屋へ行くと。紗英が携帯を壊しているのを目撃。未久の思い出が詰まった携帯を失いたくなくてゴミ置き場から持ち出していたのだ。

紗英は、不正がバレたら試験の結果は無効、退学になるかもしれない。小さい頃からやりたいことも我慢して、ずっと努力してつかもうとしてきた未来がなくなるかもしれないと瑠璃に説明する。九条先生に聞いて…という瑠璃に、あなた自身で決めなさいと言う。

私の合格のために青葉を犯人にするなんてできるわけがない。青葉が救われるなら私は頑張ると瑠璃。紗英は、本当はやさしい娘をしっかりと抱きしめる。

【スカイキャッスル日本版】最終回ネタバレ

九条に衝撃の過去

紗英は泉、杏子、美咲に未久の携帯を見せて、壊して捨てたことを打ち明けた。子どものために何でもやるのが母親だからと言い訳していた、隠していてすまなかったと泉に謝る。2人は和解した。

帝都病院では、英世がデータ改ざんについてマスコミに告発した、病院も辞めると院長たちに言った。嘘で固めた権威など必要ない! 英世は未久の死などを経て考え直していた。

杏子は、調査会社から九条が帝都医大付属高校に合格した後、母親が飛び降り自殺を図ったという31年前の新聞記事を手に入れた。九条は帝都医大付属高に入学した直後に自主退学。絶望した母親は飛び降り自殺を図るが命は助かった。九条自身がやった復讐を冴島遥人にもやらせたのではないか。

もう1つの動画があった。未久が試験問題横流しの動画をネタに九条と取引していた。要求は瑠璃を帝都医大付属に合格させないこと。

そうすれば父親の愛情を得られると思っているならバカ。親の期待を押し付けられ不自由な人生を送るだけだと九条。未久は誕生日の日まで答えを待つ、取引が成立しなければバラすと脅した。

九条が青葉を陥れたのも、泉が小説で九条の悪事を暴こうとしたから。自分のせいだと落ち込む泉。

でもなぜ九条はそうまでして受験生の家庭を壊そうとするのか…。杏子がそう疑問を口にしたとき、紗英の携帯に瑠璃からメッセージがある。未久を殺した犯人を教えるというから、もう一度だけ九条に会いに行くという内容だった。紗英は九条のオフィスに行くが九条も瑠璃もそこにはいない。

瑠璃に何かあったら何するかわからない、紗英は永峰を脅す。

紗英が九条の母・静江(水木薫)がいる施設に行くと、その母親はガラス窓に難しい数式を描き続けている。それを見ている九条。

九条の母への復讐がすべてのはじまり

静江が「答えは?」と聞くと、九条はクロスで問題の数式を消していく。外にいる紗英を見つける。

九条が実行した母親への復讐を暴き、どうして遥人にまで同じことを強要したのかと責める紗英に、九条はまったく悪びれず、まるで私が悪いことをしたような言い草ですねと返した。

遥人が自分の人生を生きるには邪魔な母親だったから。

静江はかつてスカイキャッスルで暮らしていた。夫が死んでそこに住めなくなったため、娘を成功させてスカイキャッスルに戻ろうと勉強を強要した。つまり九条を利用したのだ。子供の頃の九条は、勉強を強要され夢も希望もなくなった。

自分の虚栄心を満たすために子供を利用する母親は有害という九条に紗英は、自分はたしかにダメな母親だけど、そうやって親と受験生の関係を壊すことでしか自分を肯定できないあなたは哀れだと紗英。

警察が来て九条を逮捕する。未久の死は、携帯を奪おうとして揉み合った永峰が転落させてしまった不幸な事故だった。警備員も買収されたことを認めた。

わかってたわよ、携帯を壊したのはあなたでしょう。のし上がるためならどんなことでもするあなたなら、受験のために最後まで握りつぶすと思ってた。

以前の私だったらそうだった。でも家族や友人のおかげて変われた。

真人間になったつもりなら大間違いよ。未久さんを死なせたそもそもの原因は、未久さんに父親の愛情を与えなかったあなたよ。あなたも出口のない地獄で生きなさい。

九条はそんな捨て台詞を残した。

刑務所で手錠をかけられ連行される九条は釈放される青葉とすれ違う。九条はふと振り返りその後ろ姿を見てかすかに微笑んだ。

【スカイキャッスル日本版】最終回の結末

青葉が帰宅する。浅見家、夏目家、二階堂家の母子が出迎える。試験問題流出について、横流しした教師は懲戒免職。試験結果は無効になったため、内申には頼れず実力勝負になる。健作は弁護士、青葉は医師を目指し、翔は教師になりたいという。そんなの亘が許さないのでは?と聞かれた杏子は離婚届を突きつけてやったと言った。(ピラミッドを捨てに走る亘の姿)。瑠璃はまだ具体的には考えられないようだ。病院を辞めた英世は母が運営する施設で働きながら今後のことを考えるという。

スカイキャッスルを出ていくという紗英に、泉は問う。
あなたは、本当にそれでいいの?子どもの頃からずっと憧れていた場所でしょう?

あの頃は夢見ることだけが救いだった。でも今は違う。笑顔で言う紗英は、もう1人ぼっちじゃない。エールを送る泉たち。

紗英も小説を応援しているとエールを返す。

誰が彼女を殺したのか、その答えは無数にあるのかもしれない――。
彼女はスカイキャッスルから旅立った。
憧れ続けたこの街にはもう求めるものはなく、街の輝きは虚飾だと気づいたのかもしれない。

未久を殺したのは誰?結局誰がいちばん悪いのか

未久の事件は、永峰が未久と携帯を取り合ったときに起きた不幸な事故だったという結末でしたが、未久の死にはいろいろな人が関わっています。

九条は、そもそも未久が死んだ原因は、紗英が父親=英世の愛情を未久に与えなかったからだと言っていたけど、結局誰が未久を殺したのかを考えてみましょう。

  • 紗英
    経歴詐称して英世の母に取り入り、英世と結婚
    未久が英世の子という事実を瑠璃の受験のために隠した
    病院で未久が実の子だと英世に言わなかった
  • 英世
    希美を捨てて紗英と結婚
    希美からの電話に取り合わなかった
    希美との江ノ島デートを忘れていた
    出世のために政務官の息子の手術を優先
  • 英世の母
    学歴や家柄重視で希美と英世を別れさせた
  • 九条
    未久が英世の子と知りながら浅見家に同居させた
    未久との取引に応じず、携帯を永峰に奪いに行かせた
  • 九条の母
    すべての始まりはこの人の教育虐待

  • 未久
    九条の恐ろしさを知らず、取引を持ちかけた。紗英を簡単に操れたことで、ちょっと調子に乗ってしまったところがある

    あと数ヶ月我慢すればよかった
  • 未久の母(希美)
    未久の存在をもっと早く英世に伝えるべきだった
  • 永峰
    未久を転落させたことはもちろん悪いが、すぐに救急車を呼ばなかった

    未久がパソコンにバックアップしてる可能性もあるのに携帯を力づくで奪おうとした
  • 担任教師
    試験問題を横流ししなければ未久が九条を脅すこともなかった

誰がいちばん悪いのか――!?

黒幕としては九条なんだけど、未久も悪い。

九条は浅見家を崩壊させるために未久を同居させた。九条はもちろんいろいろ悪いけど、韓ドラ版とは違い、未久を殺そうと思っていたわけではない。

未久は大人をちょっとなめていたというか、英世の子だという秘密を盾に紗英を操り、九条までも操ろうとした。未久が紗英に気づかせる前に直接英世に言ったらよかったのに。それじゃあ違うドラマになってしまいますが。未久が素直になれないのは苦しい環境で育ったせいもあるんだろうけど、いろいろやりすぎたという感は否めない。もうすぐ幸せが手に入るはずだったのに、不憫です。

未久の死に関しては、紗英はあまり悪いと思えないんですよね。過去の自分と重ねて未久に幸せになってほしいと思っていたし。悪いとすればそれを未久にちゃんと伝えてあげられたらよかった。まぁ未久も憎たらしいところがあるのでなかなか素直にやさしくはできないだろうけど。

まさにいろんなことがチリ積もで最悪の結果=未久の死を生んでしまった。みんなそれぞれ幸せになりたいがためにやったことが悪い結果につながっていく…、ツッコミどころはあるものの、よくできている物語でした。

みなさんは誰が悪いと思いますか?

【スカイキャッスル日本版】最終回の感想

韓ドラと事件の真相はかなり違いましたが、うまくまとめた最終回だったのではないでしょうか。

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松下奈緒は素敵な衣装も毎回着こなし、ハマり役で演技もよかったけど、木村文乃は役柄のせいかいつもの輝きに欠けた気が。小雪はクールで不敵な感じが似合ってた。

しかし、未久の事故のときから思っていたけど、携帯を取り合ったぐらいで、あのバルコニーの高めの柵を人間1人が弾みで乗り越えてしまうものでしょうか?永峰の腕力強すぎ(笑)。

最初は何かと韓ドラと比べてしまったけれど、後半からは日本版の世界観にもハマっていけました。
3か月楽しませていただいてありがとうございました。

スカイキャッスル最終回

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