【スカイキャッスル】2話考察!家政婦を妊娠させたのは遥人じゃない!?
【スカイキャッスル】2話考察!家政婦を妊娠させたのは遥人じゃない!?
【スカイキャッスル】2話で、早くも紗英(松下奈緒)の過去と香織の自殺の理由が判明!中学生が家政婦を妊娠させた!?という衝撃の展開に疑問符。韓ドラの内容もかなりドロドロですが、日本版ではそれを上回るまさかのリメイクに!
【スカイキャッスル】2話の視聴率
【スカイキャッスル】2話の視聴率は5.3%でした。初回の8.5%より大幅ダウンも、オリンピックのせい?
スカイキャッスル:松下奈緒主演の韓国ドラマリメーク 主人公の過去の一端が判明 第2話視聴率5.3%#スカイキャッスル #松下奈緒 #木村文乃 https://t.co/5VCFkeluP7
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) August 2, 2024
【スカイキャッスル】2話
遥人の告白
紗英(松下奈緒)は、香織(戸田菜穂)に貸していたタブレットに入っていた遥人の日記を読み、驚愕する。遥人はこれを旅行中の香織に読ませるために、パソコンが壊れたと言って紗英のタブレットを借りて入れておいたのだった。
成績が落ちると殴る父。
順位が下がると死ねとまで言われた。
僕の我慢は崩壊寸前だ。
それを見て見ぬふりで勉強だけを強要する母。
受験と成績の話ばかり。
僕の声には耳を傾けない。
この家は地獄だ。
死ぬべきは親の方だ。
苦しむ僕を気遣ってくれたのは家政婦のさくらさんだけだった。
彼女がいなければ僕はどうなっていたか。
香織の回想。サンドイッチを差し入れに来た香織は、さくらが遥人に抱きついていたのを見て激昂する。
香織はさくらにビンタをかまし、学校もろくに出ていない女が遥人に近づかないでと怒鳴って追い出した。
学歴のない彼女を虫ケラのように追い出したあの女の言葉は許せない。
九条講師に相談すると、親身になってさまざまなアドバイスをくれた。
そして僕は答えを出した。この家を出て自由になる。
高校へは行かずに学歴と無縁の世界でさくらさんの子供を育て新しい家族をつくる。
香織は、エジプト旅行のために成田空港に向かうタクシーの中でこれを呼んだ。さくらの実家に行き先を変更する。海辺にいる2人。さくらは妊娠しており、お腹もかなり大きい。
お腹に子供がいるの?遥人はまだ中学生なのよ!遥人の子供だって証拠はあるの? その辺の男に孕まされて遥人を騙してるんでしょう!
さくらにつかみかかる香織を叩く遥人。
お母さんを、叩いた…。
あんたを母親と思ってない。
私はずっとあなただけのために生きてきたのに。
小言を並べて自由を奪うことが僕のためか?
だから合格できたんじゃない。
僕は望んでなかった。
遥人の将来のためでしょう。
入学自体の手続きは置いてある。地獄には二度と戻らない。
英世(田辺誠一)が帰宅する。英世もまた、哲人(橋本じゅん)から一部始終を聞いていた。
哲人は、帰宅した香織から日記を見せられ、遥人に捧げた時間は無駄だった…と荒れた。
そしてその数時間後に香織は自殺した。いったいどこで間違えたんだ…と英世。
紗英が九条を解雇
紗英は、遥人の指導をしていた九条(小雪)に日記を見せて事情を聞くが、九条はそれは冴島家の問題で、自分には関係ないと突き放す。
人が1人死んでるのにまるで人間の血が通ってない、と紗英は批判。あなたの人間性に触れることができてよかったと皮肉も付け加えた。
あなたにとって受験生も親も所詮お金を得るための道具にすぎない。
紗英は契約を解除する。九条は返金するからと口座を連絡するように事務的に答えた。
南沢家がスカイキャッスルに!
紗英が九条を解雇したことに憤る瑠璃(新井美羽)。瑠璃は九条を慕っているが、ほかの先生を探すからと紗英。瑠璃とが学校に行こうと家を出ると、向かいの家に青葉と泉。好きな青葉が向かいの家に来たと喜ぶ瑠璃、よくこの家に越してきた、何があったか知らないの?という真珠(白山乃愛)。
泉(木村文乃)は杏子(比嘉愛未)に事情を聞く。幸せの絶頂だったはずの冴島家が崩壊して香織がパブリックタワーから飛び降りた。こんな素敵な住宅街でそんなことが起きていたなんてと驚く泉。
成功者が集まる街だから、みんな幸せを装うことが上手なの。少しでも自分をよく見せようとみんな必死なのかもしれない。私もそう、と杏子。
南沢家が家を安く購入できたのは、そんな事件があったから。公平(大谷亮平)が帝都病院に呼ばれたのも、次期センター長の席が約束されていた哲人が病院を辞めた穴埋めだった。泉は、この家に来たときに奇妙な運命を感じたと言う。
新しい講師を探す紗英だが、絶対合格を補償できるような講師はなかなか見つからない。
帝都病院では、緊急入院した蓮池知事の検査結果が出た。開頭手術が必要で、かなり難しいオペになるかも。世間の注目が集まるオペだから失敗は許されない。成功すれば院長も脳外科部長にしないわけにいかなくなると龍太郎。亘(鈴木浩介)は手伝えなくて申し訳ないと謝る。絶対成功させると自信を滲ませる英世。帝都病院の技術の凄さを南沢某に思い知らせてやってくださいと龍太郎(本多力)が言っていると目の前に公平。いつも間が悪い。
学校には子どもたちを迎えに来た母たちがいる。加藤優馬の母・玲(内藤理沙)は、紗英にいい先生を紹介してと頼む。お金で解決できるなら…とニヤリ。一方、紗英は美咲(高橋メアリージュン)が雇っている講師に瑠璃も見てもらえないかと打診する。何とかねじ込んでみると美咲。
学校にはテスト結果が張り出されている。ビリから20位になったと喜ぶ、美咲の息子・健作(松藤至恩)、17位だと落胆する翔(柴崎楓雅)。3位になった瑠璃は、青葉と未久(田牧そら)の仲が良い姿も見て大荒れ。
紗英が九条を解雇したと耳にした杏子は九条をゲットしようと必死に。家庭訪問に来た九条は、亘が作った窓のないスタディルームに呆れ、教育ではなく飼育をしている、防音ならドラムでも習わせればとチクリ。杏子は、九条に食らいつく様子をウォーキング中の紗英と美咲に見られ、気まずい雰囲気に。
泉が紗英の過去を暴露!?
紗英たちを、明日のランチに招待する誘う泉。そして紗英にこう言った。
あなた、馬場洋子さんじゃない? 幼い頃から一緒に若菜園で過ごした…。人違いだと紗英。
紗英は若菜園にいた頃のことを思い出す。泉と読んでいた「スカイキャッスル」の絵本を見て、「いつかここに住む」と心に決めていた。
ランチ当日。紗英たちは、泉に学年トップの青葉の勉強法を聞くが、泉は青葉が自主的にやっていることでわからないと言う。青葉が先妻の子どもであること、両親の経営する養護施設「若菜園」で育ったことを打ち明ける。さらに自分は小説家であり、香織の事件を題材に小説を書きたいと言い出す。
子供が難関校に合格した幸福の絶頂で謎の死を遂げた人の家に引っ越してきたことで刺激を受け、新しい小説の創作意欲が湧いた、運命な気がするという泉。同じような悲劇を繰り返さないためにもと大義名分を口にする泉に、紗英。
あなたみたいな偽善者がいちばん嫌い。
結局は、香織たちの事件を商売に使いたいだけ。刺激的な題材を書きたいだけ、香織たちのことで金儲けするな、この街によけいな波風を立てるなと激しく反発して出ていく紗英。
自分たちのことも書かれるかもしれない、距離を置こうと言う紗英に同調する美咲。杏子は微妙…。
紗英は、一旦は解雇した九条を奪還しようと、詫びの手紙と金を贈る。
帝都病院では、院長(小野武彦)が、蓮池知事の執刀医は公平に頼むことを決める。悔しさに手を握る英世。
泉は偽善者
杏子と美咲に無視された泉は紗英を直撃。自分を遠ざけるのは過去の秘密を知られたくないから。親が犯罪者の場合は名前を変えられる。小6で若菜園を出て親戚に引き取られるときに大倉紗英となった。
当時、父親が逮捕され若菜園で暮らしているのに、親はアメリカで医師をしていると嘘をついていた紗英。同級生たちにバレてイジメられるように。さらに追い討ちをかけたのが泉。「お父さんが捕まって1人で頑張ってる」とフォローしたつもりで、紗英が犯罪者の娘であることを暴露してしまった。
あなたみたいな偽善者がいちばん嫌い。
泉は、子供の頃の夢の通り、現実に「スカイキャッスル」に住んでいる紗英にその驚きを伝える。親はアメリカで医師をしていると同じ嘘をついていたのには笑った。全然変わってないと皮肉を言う。
だったら、自分がどれだけの思いでここにたどりついたかわかってるはず、紗英も牽制する。
今度よけいなことをしゃべったら、私、何するかわからないわよ。
紗英の九条奪還と遥人の怒り
九条から金塊を突っ返された紗英は九条のもとに。契約は解除した、ほかの家庭との契約を検討しているという九条に、二階堂家のことなら問題ない。病院での力関係でねじ伏せる。契約を解除したときの失言を土下座して謝罪する。娘のためならどんなことでもします、それが母親です。紗英はなんとか九条を取り戻した。
その直後、遥人が九条を待っていた。九条は遥人からの電話を無視し続けていた。どうして電話に出てくれないのかと訴える遥人に、あなたが望んだことで、あなたが自分で決めて行動した結果、私には関係ないと突き放す。
遥人は隠し持っていたナイフを取り出して…。
【スカイキャッスル】2話考察
中学生の遥人が家政婦を妊娠させたのか? という衝撃の展開で幕を開けた第2話。でも、ちょっと引っかかるんですよね、「さくらさんの子供」というひとことが。
高校へは行かずに学歴と無縁の世界でさくらさんの子供を育て新しい家族をつくる。
「さくらさんの子供」って、「僕の子供」とか「僕たちの子供」じゃないんだな、と。
家政婦を妊娠させたというエピソードは、日本版のオリジナルです。両親に受験地獄を強いられ、唯一寄り添ってくれた家政婦とデキてしまったというのは韓国版にもありますが、遥人に相当するヨンジェ役はソン・ゴニ(写真左)で、韓国版では高校生でソウル医大に合格したという設定。少し年上の家政婦ゴウルとの関係もそれほど違和感はありませんでした。
でも、今回は、遥人が家政婦とデキちゃった!?のは中学生のときという設定。しかも、まったく性欲にギラギラしてないし、男として目覚めた感じでもない大西利空が演じているし、何だか違和感がありますよね。
遥人ともと家政婦のさくらは親密な関係だと思うし、あの大きなお腹。妊娠6か月にしては大きいけど、関係がバレたのが半年前。その数ヶ月前にすでに関係があったら、あんな感じかもしれませんが — —。
さくらのお腹の子は遥人の子どもではないと考察します。でも、遥人は騙されているわけではなく、さくらの何らかの事情をわかってのことなのではないかと。
いや、スイム役の泉もかなりキャラが違うので、家政婦も実は…ってことがあるかもしれませんね。
記事内画像出典: 番組HP