【スカイキャッスル】1話考察!紗英の正体は殺人犯の娘・洋子!?
【スカイキャッスル】1話考察!紗英の正体は殺人犯の娘・洋子!?
【スカイキャッスル】1話が放送されました。初回から、幸せの絶頂にいたメインのセレブ母が謎の死を遂げるという怒涛の展開で、セレブ母たちのお受験戦争がスタート。冒頭に出てきた少女・馬場洋子の正体を考察!
【スカイキャッスル】1話
ある少女・馬場洋子(吉田帆乃華)がパトカーを走って追いかける。父親が殺人犯で逮捕されてしまったからだ。児童養護施設では先生が絵本を読んでくれている。そのタイトルは「スカイキャッスル」。
どんなに今が苦しくとも、世界は変えられるよ。あなたの努力で未来の扉は開くんだ。扉の向こうには空に続く階段がある。階段を登って雲を抜けると、空にそびえる希望の城。空の城はあなたの心を満たしてくれるだろう。あなたが望むものを与えてくれるだろう。
遥人の合格の裏に受験コーディネーター
帝都医科大学病院の医師になるには、帝都医大付属高校を卒業しなければならない。この難関高に我が子を入れようと躍起になる、スカイキャッスルのセレブ母たち。帝都医大付属高校に入るには、名門光洋学園の中学でも成績トップの特Aクラスを目指す。
しかし、Bクラスだった冴島家のひとり息子・遥人(大西利空)がなんと帝都医大付属高校に合格した。これは何としても合格の秘訣を母の香織(戸田菜穂)から聞き出したい。浅見紗英(松下奈緒)は合格祝いのパーティーを開催する。香織はエジプト旅行に、遥人はアメリカ旅行に行くという。幸せ絶頂の冴島家。
パーティーの後、紗英、二階堂杏子(比嘉愛未)、夏目美咲(高橋メアリージュン)は、粘りに粘って合格の秘訣を聞き出す。根負けした香織は、受験コーディネーターの存在を明かす。あらゆる手を尽くして合格に導いてくれる先生で、VIPだけが招待状を贈られる帝信銀行主催の秘密の教育セミナーでしか会うことはできないという。
秘密のセミナーと九条彩香
エジプト旅行へのお供にと、香織の好きな韓ドラ動画などを入れ込んだタブレットを持っていった紗英。遥人がPCが故障したからとタブレットを借りた。エジプトは日差しが強いし寒暖差が激しいからと洒落たストールを香織にプレゼントする。「理想の家族」「人生の勝利者」と感心する紗英。香織は気をよくしたのか、子どもが合格したら1人だけ知人を招待できるというチケットを紗英に譲る。
セミナーに行った紗英。あの手この手を使い、別ルートからチケットを手に入れた美咲と杏子も来ていた。紗英は、香織から情報を聞いていた、法外な料金を取られるが合格率100%という九条彩香(小雪)を選ぶ。偶然、杏子も九条を選んだ。
黒ずくめの服を着た九条先生は、無表情なクールビューティ。紗英と京子に話を聞く。紗英は、自身をハーバード大学卒だと言い、娘の瑠璃(新井美羽)には生まれたときから英才教育を施してきた、極度の負けず嫌いという才能を感じたからだと説明した。九条先生が選んだのは紗英だった。理由は、欲しいものは他人を蹴落としてでも手に入れるような人と見受けたから。
二階堂家の異様なスタディルーム
光洋学園中等部。瑠璃が青葉(坂元愛登)に声をかけるが、青葉は未久(田牧そら)と話があると行ってしまう。仲がよさそうな2人、瑠璃は未久に嫉妬する。
帰宅した杏子は、夫の亘(鈴木浩介)から「役立たず」扱い。あらゆる手を使ってチケットを手に入れたのに受験コーディネーターを捕まえられなかったからだ。亘は、学年10番以内に入れない息子の翔(柴崎楓雅)を独自の方針で厳しく指導している。窓のないスタディルームはどうにかしてほしいと頼む杏子だが、受験に窓はいらないと聞く耳を持たない亘。
紗英は、九条への支払いのため、夫・英世(田辺誠一)の母・雪乃(藤真利子)に資金を無心する。雪乃は「忘れないで、私はあなたをまだ許してませんから」と意味深なことを言う。九条先生から最大のライバル・南沢青葉の母と連絡を取るように指示された紗英はメッセージを送ってみる。受け取った南沢泉(木村文乃)は返事をする気はないようだ。
香織が自殺!?
紗英と美咲は、エジプトに行っているはずの香織を見かける。母親の具合が悪くなって帰国した、母の家に行くと2人を帰す。そしてその夜、絶望したようにパブリック塔の螺旋階段を上り、遥人にもらったストールを愛おしそうに巻き付けると飛び降りた。
幸せの絶頂だったはずの香織の突然の死。遥人も急遽アメリカから戻ってきて葬儀に参列する。号泣する哲人(橋本じゅん)と遥人。2人はすぐに家を売却して引っ越した。哲人は病院も辞めた。
哲人の後釜は英世になるだろうと予想していた夏目龍太郎(本多力)は、その目論見が外れたことを美咲に電話で報告。時代遅れの昭和の古狸(院長)は、野心家の英世よりもゴマスリ上手を選ぶだろうと話していたのを、うっかり院長に聞かれてしまう。
香織の死を悲しみつつ、不思議に思う紗英と美咲。紗英は、香織の部屋で、エジプト旅行に行った翌日の処方の薬袋を見たという。旅行には行っていなかったのか — —!?
教会の墓地にいる哲人と英世。哲人は「香織を殺したのは…」と英世に告げる。驚いて声が出ない英世。
紗英の秘密と遥人の日記
九条先生と秘書の永峰(前原滉)と家庭訪問に来る。科目によって照明の色を変えた方がいいとデスクライトをプレゼントした。九条先生は、青葉の母と連絡がとれていないという紗英に言い訳は困るとチクリ。紗英が香織の自殺の件を話すが、九条は自分の仕事は合格させること。以降は連絡をとらないと冷たい。
帝都医大付属病院も、院長が南沢公平(大谷亮平)をスカウトしてきたことで、ざわつき始める。
浅見家でお茶している紗英、杏子、美咲。物音がして外に出ると、冴島家が引っ越した後に、南沢家が引越してきた。泉が自家栽培のトマトを手土産に挨拶に来る。泉は、前住人の忘れ物かと、紗英が香織に貸したタブレットを持ってくる。私が貸したものだと受け取る紗英。泉は紗英をじっと見て、どこかで会ったかと尋ねる。紗英は動揺を隠しつつ、人違いだとかわした。
ひとりになった紗英は、タブレットを開く。すると両親宛の遥人の日記という書類が入っていた。開いてみると、そこには受験勉強を無理強いされ、成績が下がると「死ね」とまで言われて追い詰められていた遥人の苦しさと親への恨み言が綴られていた。
【スカイキャッスル】1話考察
初回から衝撃の展開でした。理想の家族だと紗英が憧れていた冴島家は、実は崩壊していたのです。原因はお受験だけど、その裏にある闇は深そう…。
泉は紗英の秘密を知っている。そして紗英は過去を隠しているらしい。そうなると気になるのが冒頭で殺人犯として逮捕された父親が乗るパトカーを追いかけていた少女・馬場洋子(吉田帆乃華)です。
泉の親は児童養護施設を運営していて、泉が「スカイキャッスル」の絵本を持っていたことから、洋子=紗英だと考察。洋子=紗英がいたのが、泉の親が運営する児童養護施設だったら、泉が洋子と知り合いでも不思議はありません。
原作では紗英に相当する主人公の秘密は、父親がいつも酔っ払って暴力的な肉屋のおやじで、牛の血(韓国では料理に使う)などを運ばされていたこと。さすがに日本でリメイクするのにその設定は無理なので、殺人犯の娘と改変したのだと思います。
名前をどうやって変えたのか、どうやって医師と結婚し、スカイキャッスルに上りつめたのかは後々明らかになるのでしょう。
記事内画像出典: 番組HP