【35歳の少女/25年前のあなたへ】進次編のネタバレ!田中哲司の1人2役がすごい!
【35歳の少女/25年前のあなたへ】進次編のネタバレ!田中哲司の1人2役がすごい!
【25年前のあなたへ】進次編のあらすじネタバレ
進次(田中哲司)が25年前の自分に再会
進次(田中哲司)が時岡家を訪ねると誰もいない…はずが、25年前の今村家の風景がそこにあった。
進次と望美(鎌田英怜奈)、愛美(阿部久令亜)が多恵(鈴木保奈美)の誕生会の打ち合わせをしている。サプライズで多恵を喜ばそうという計画だ。
3人が出かけた後、現在の進次がみんなが描いた誕生日カードを見て懐かしむうちに、忘れ物を取りにきた25年前の進次と遭遇してしまう。
不審者と思い通報するという若き日の進次に、すっかり色あせた家族写真を見せる現在の進次。若い進次は老いて冴えない進次を仕方なく自分と認めるが、25年後の体たらくと望美たちの現況を聞いて愕然とする。
望美が事故に遭い25年眠っていたこと、多恵(鈴木保奈美)は看病に没頭。望美は目覚めて結人くんと暮らしたりもしていたが…。と現況を語る今の進次。
それで今、望美は幸せなのか…。心配する若き進次。
現在の進次は、弁当箱を見て25年前の多恵の弁当を食べさせてくれと頼む。
俺の好物ばかり。こんなにおいしかったんだ、と感激する。
25年前の進次は、望美の事故で家族がバラバラになり、離婚して再婚し、ニートの息子がいることを聞く。
再婚相手はかつて見合いをした女性・加奈(富田靖子)と報告。
あの地味な!?と嘆く若き進次。多恵とは違う控えめな感じがいいかなと思ったけど、だんだん変わってきて…。息子はニートだし、今の家族ともうまく行っていないと現在の進次。
飲まずにいられない、とビールを飲み出す。会社をクビになった理由が酒と聞いて、情けなく感じる25年前の進次。
愛美は自立はしたが、多恵の愛を望美にとられていたため、ひねくれてしまった。
25年前の進次は現在の進次を叱咤する。
さっきから聞いてると何でも人のせいにしてないか、受け身で待ってないで、お前はどうしたかったんだよ!
俺は、俺は、昔に戻りたいよ。お前に戻りたいよ。
あのときもあのときもああしないで…、と後悔ばかり。
離婚した多恵を心配する過去の自分。あの人は振り返らないで頑張ってやっている、と現在の進次。
俺はどうしたらいいんだ。
25年前の自分が今の進次(田中哲司)を励ます
若き日の進次が言う。
俺のいいところはみんなの幸せを願えるところだろ。気まずい雰囲気も争いが嫌いな俺がいると和んだ。進次って名前は「次に進む」って意味だ。ビールで乾杯する2人。
25年前の俺、イイこと言うんだな〜と進次。過去の進次も仕方なくビールをひと口付き合う。
困った時はとっておきの方法がある…。そう言いかけた過去の進次だが、契約の電話があり、慌てて出ていく。
ちょっと待って!とっておきの方法って!?
ひとり残された今の進次は、この部屋の中は多恵の心の中みたいだと思う。そこに多恵が倒れたと連絡がある。
誕生日カードをもう一度見ると、「進め、進次」と書いてある。「よし!」と家を出ていく進次だった。
【25年前のあなたへ】進次編と本編とのつながり
【35歳の少女】8話放送直後から配信スタートした【25年前のあなたへ】進次編。8話と9話をつなぐチェーンストーリーとなっています。
8話では、「モモ」の“灰色の男”のように時間を売買して、愛を信じない“灰色の女”になってしまった望美(柴咲コウ)にすげなく追い返されてしまう進次(田中哲司)。
望美がたいへんなことになっている、と多恵(鈴木保奈美)を呼びに時岡家へ急ぎます。誰もいないはずなのに、聞こえてくるのは子供の頃の望美の声…。
社長賞を取り、前途有望な住宅メーカーの営業マンだった若き日の進次(田中哲司)が、無職で情けない現在の自分を励ます物語となっています。
いちばんよかった頃の自分が捨てきれず、家族写真とその思い出にすがってきた進次は、過去を振り返ることをやめて、今の問題に立ち向かうようになるのでしょうか…。
(9話につづく)
【25年前のあなたへ】進次編の感想
田中哲司さんの1人2役が、さすがに巧い!
優柔不断で情けないけど、憎めなくてやさしさとかわいげのある男を演じさせたら、天下一品。今の情けない進次役がぴったりの田中哲司さん。
25年前の進次(田中哲司)は33歳。まさに営業マンとしてのっていて、社長賞を取るなどブイブイ言わせていた時期です。
白髪と老けメイクをはずした進次は、33歳に見えますよね。ちょっと恰幅のいい営業マン、まさにどこの会社にもいそうな感じです。
田中哲司さんの実年齢は54歳です。25年前というと、昼ドラ「ぽっかぽか」などテレビドラマに出始めた時期ですね。
田中哲司といい、吉瀬美智子といい、柏原崇といい、今改めてみると「花王愛の劇場ぽっかぽか」の脇がすごい。 pic.twitter.com/vG5psxHVVT
— ∠月 /PLIC PLOC東京ドーム9/7 (@PostPLIC) May 15, 2017
23年前の田中哲司さんは21歳の爽やかな青年でしたが、今回演じた33歳の進次(田中哲司)は住宅メーカーの営業マンとしては違和感ありませんでした。
25年前は絶頂期だったから、考え方も前向き。自分のいいところもわかっていた。思い返すと会社をクビになる前、社内でみんなを和ませようとして空振りしていたこともありましたね。
進次は自分のよさを失ってしまったわけじゃない。忘れていただけ…。
33歳の夢を持った進次と58歳の情けない進次、2人の進次の1人2役の共演、映像編集も自然な仕上がりに感じました。
さすが名バイプレーヤー!
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【35歳の少女】本編も全話配信中なので、最終回前にイッキ見でおさらいしましょう!
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