『正直不動産2』神木涼真の壮絶過去。ナンバーワンにこだわる理由とタップダンスが悲しすぎる!
『正直不動産』神木涼真(ディーン・フジオカ)の壮絶過去。ナンバーワンにこだわる理由とタップダンスが悲しすぎる!
SP/シーズン2から登場する山P永瀬の最強ライバル・神木涼真。
絶対的ナンバーワンにこだわるのには、あまりにも切ない理由があった!
神木涼真は永瀬の師匠
ミネルヴァ不動産の新エース・神木涼真(ディーン・フジオカ)は、かつて登坂不動産に勤めていた永瀬(山下智久)の先輩でした。永瀬に営業成績を上げる術を教えた、いわば師匠です。その教えもあって、「ライアー永瀬」が出来上がり永瀬は成績を上げていきますが、どうしても神木を抜いてナンバーワンになれない。
新春に放送されたスペシャルの中で、親友の希志(溝端淳平)にナンバーワンが取れないとボヤいていたときのライバルこそ神木涼真なのです。神木は、ナンバーワンを取るためなら何でもやる男。
- 神木涼真が登坂不動産を辞めたのはなぜ?
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希志が家を購入したことで、永瀬にナンバーワンの座を奪われたからです。
神木涼真のホームレス姿が衝撃!
永瀬に一度だけナンバーワンの座を奪われた神木涼真は、登坂不動産を辞めてなんとホームレスに! その神木をスカウトしたのが登坂不動産のライバル・ミネルヴァ不動産の鵤社長(高橋克典)です。鵤は悪どい手ばかり使うけれど、ゼネコンの男社会で腐っていた花澤(倉科カナ)を見出すなど、有能な人材登用については優れています。
初登場シーンがホームレス姿だったのは衝撃ですが、薄汚れたホームレス姿になっても美しさがダダ漏れしてしまうディーン様ですね。
神木涼真の壮絶過去
ナンバーワンに異常なほどに固執する神木涼真。その背景には、涙なしには語れない悲しい過去がありました。以下は原作からの内容です。ドラマでは描写が変わる可能性もあります。
15年前、介護職について働いていた神木は、子供の学費のためにも、もっと給料のいいところへと一大決心。登坂不動産に就職しますが、人見知りで口下手なため、入社したての頃はいつもノルマ達成ギリギリで四苦八苦していました。はっきり言って営業向きではない人物だったのです。
「いつか本気出してナンバー1になってやる」
心配する妻にそう言っていた神木は、タップダンスを習い始めていました。息子の翔太がダンスに興味があると言ったから、まず自分が習って — —と始めたものの、翔太がやってみたいと言っていたのはヒップホップダンス!
そんなとき、翔太が運動会の徒競走で転んで1等賞になれなかったと落ち込んでいる。「来年なればいいよ、いっぱい頑張ったら絶対なれる」となぐさめる神木に妻が「だったらパパがまず一番になってほしいわよね」とツッコミました。
そして来年の運動会には必ず応援に行くと約束したのです。
1年後の運動会当日。有給を取れる状況ではなかった神木は、朝礼だけ出たら営業だと言って抜け出して、翔太の徒競走までには駆けつけると約束。急いで会社を抜け出した神木は、開会式にも間に合うかもしれないと喜びながら幼稚園へと急ぐと、交通事故の現場に遭遇。
ひどい事故だと思いながら通り過ぎようとすると、現場には何と妻の香織が唐揚げを詰めていた翔太の弁当箱や唐揚げが散らばっていた。交通事故の犠牲者は神木の最愛の家族だったのです! しかも赤信号をノーブレーキで突っ込んできた車に轢かれて2人は即死。
神木は自分が一緒だったら…と深い後悔をすることになります。
葬儀の後、登坂は「しばらく休め」と言いますが、神木はもう狂っていました。まるで翔太や香織が隣りにいるかのように話しています。
「パパが、頑張ったら一番になれることを証明する」
「なんでパパはもっと早く本気にならなかったんだろう」
「お前の言う通りだ、翔太に一番になれと言うならまず俺が一番にならないと」
家族を亡くして2か月後、神木は本当にナンバーワンになりました。
神木がナンバーワンにこだわるのは、家族との約束だからなのです。
原作には、神木が子供にねだられてタップダンスを踊ったり、子供を高い高いする様子などが描かれていますが、その狂気をドラマではディーン・フジオカがどう演じるのかに注目です。
原作マンガでは、第8巻の「立ち退き」のエピソードに描かれています。ぜひ原作を読んでみてください!
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