【白い巨塔2019】第5夜視聴率とネタバレ!岡田財前熱演も唐沢版に及ばず、ただ無念!?

【白い巨塔2019】第5夜視聴率とネタバレ!岡田財前名演技も唐沢版に及ばず、ただ無念!?

岡田准一主演【白い巨塔】もいよいよ最終回!

柳原(満島真之介)と亀山君子(美村里江)の証言で、追い詰められる財前(岡田准一)が倒れた理由は?

財前と里見(松ケン)の友情あふれるシーン遺書にあのセリフがなかったと話題です。

今回は、【白い巨塔2019】第5夜/最終回の視聴率と注目キャスト、あらすじネタバレ、感想、動画について!

【白い巨塔2019】の動画

【白い巨塔2019】の見逃し動画は、2020年4月現在、配信されていません。
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目次

【白い巨塔2019】第5夜/最終回の視聴率

【白い巨塔2019】第5夜/最終回の視聴率は15.2%! 全話2桁で最終回に有終の美を飾りました。

5話連続放送、世界観にハマりやすかったので、成功だったのではないでしょうか?

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【白い巨塔2019】第5夜/最終回の注目キャスト

最終回のキーパーソンはこの2人!

満島真之介(役:柳原雅博)


柳原雅博…第一外科助教授。佐々木庸平(柳葉敏郎)の医療ミス裁判で渦中の人に。財前からカルテ改ざんなどのパワハラを受ける。

美村里江(役:亀山君子)


亀山君子…浪速大学病院第一外科・元看護師。佐々木庸平の手術や看護の実態を知る人物。

【白い巨塔2019】第5夜/最終回のあらすじと相関図

白い巨塔5話相関図
【白い巨塔2019】第5夜のあらすじです。

理事に立候補した財前がまさかの手術ミス!

裁判に勝訴した財前五郎(岡田准一)。

控訴審を控えているのに世界外科連盟の理事に立候補すると言い出す。

病理学科の教授・大河内恒夫(岸部一徳)、すでに浪速大学病院を去った東教授(寺尾聰)や里見(松山ケンイチ)も呆れ顔。

肝臓ガンの手術をした財前は、佐々木庸平の幻を見たり、ふらついたりして手元が狂い大出血させてしまう。

佐々木家側の弁護士の関口徹(斎藤工)は控訴審の証人を探すが、財前派が先回りしているため証人が見つからない。

財前派まだ確認が取れていない関係者の中に佐々木庸平の手術にも立ち会った「亀山君子」を気にする。

国平弁護士(山崎育三郎)は、君子の夫の会社の顧問弁護士につてがあるから楽勝と又一(小林薫)と金を積む作戦を立てる。

総回診する財前の様子は以前とはうって変わっていた。スペ患じゃなくても親身に対応。夜中に手術に駆けつける。

理事選挙の準備に追われる中、親身な治療も施すためますます多忙になり、疲弊していた。

休むことを提案しても受け付けず野望に邁進する財前にケイ子(沢尻エリカ)は別れ話を切り出す。

教授になってからの五郎ちゃんは面白くない・・

又一と国平が亀山家を買収!?

又一と国平は、亀山君子の夫・富治(松尾諭)の会社を訪れる。

河野弁護士事務所は亀山の勤務先の親会社の顧問をしているのだった。

財前の医療裁判についての話を切り出すと、その前に東佐枝子(飯豊まりえ)と関口弁護士(斎藤工)が承認を依頼しにきたという。

妊娠中の身体を気遣い君子に証言させる気がなかった亀山だが、又一らが実弾(現金)を差し出すと激昂!

亀山は生真面目なため、不正なやり方が許せないのであった。

それを聞いた君子は証言すると佐枝子に連絡する。

【白い巨塔2019】第5夜/最終回のネタバレ

【白い巨塔2019】第5夜のネタバレです。未視聴の方は閲覧ご注意ください。

控訴審で亀山君子が証言

亀山君子(美村里江)は、佐々木庸平の術前術後の財前の対応について真実を話す。

PET検査は必要ないといったこと、担当医の柳原(満島真之介)が佐々木の家族が財前(岡田准一)の診察を要望していることを伝えに壮行会の会場にまで押しかけたことなどをはっきり証言。

「真実を話して」という君子の問いかけにも答えられない柳原。傍聴席への発言は禁止されており、削除された。

河合弁護士(矢島健一)は、君子と東のありもしない不倫関係を匂わせ、東派の君子が東と敵対する財前をよく思っていなかったことを強調。

審理は一旦終了。

里見(松山ケンイチ)は財前(岡田准一)を心配する

裁判の後、財前を親身に心配する里見は、財前を呼び出して話をする。

ケイ子(沢尻エリカ)の店に行く2人。

裁判に理事の立候補で神経をすり減らし疲弊している財前を心配する里見。

理事の立候補はやめて楽になれというが、財前は聞く耳を持たない。

「あいつはいつからあんなに生き急ぐようになったのか・・」

里見はケイ子に、財前に身体に気をつけるよう伝言を残して去る。

関口(斎藤工)が柳原(満島真之介)を訪ねる

関口は、柳原の自宅を訪ね、最後の法廷で真実を話すように呼びかける。

そのとき交際を始めたばかりのハナコが料理を作っていたが、柳原は隠れるように指示。

怖い思いをさせたハナコに謝り抱きしめる。

控訴審・財前の裏切りに柳原は…

柳原は第一審での証言を変えないと主張。

真実を話してというよし江(岸本加世子)と関口。

続いて財前が証言する。

財前は、術後胆管炎で何かあればしっかり対応するようにと柳原にくれぐれもいっておいたと証言。

基本を忘れたのか、柳原の怠慢だと主張。自分の責任があるとすれば未熟な医師の管理不足・・

全ての責任を柳原に押し付けようとする財前の発言に、さすがの柳原も怒りが爆発。

ウソだ! と叫ぶ。

関口は柳原の証人喚問を要請。

柳原は、術前術後に肝臓の異変を財前に伝えたが、却下された事実を証言する。

国平(山崎育三郎)は、なぜこれまで嘘をついていたかと聞く。

柳原は、病院と財前の名誉、病院での自分の立場を考えると言えなかったが、財前のなすりつけで気持ちが変わったという。

裁判官が証拠の有無を問うと、柳原はカルテは財前に改ざんを命じられたが、手書きの手術記録があると証言。

国平はカルテの改ざんを財前が指示した証拠を問い詰める。

柳原は、証拠はないが財前が自分のミスを隠すためにカルテ改ざん要求をしたのが事実だと涙ぐむ。

財前が裁判に負ける!

結審の日・判決は意外にも「原判決を取り消す」というものだった。

カルテの改ざんなど不正を働いたことは倫理的に許されない。

医師としての注意義務違反があったこと、8000万円の賠償金の支払いを命じる。

裁判所を出るとマスコミが財前を取り囲み、辞任や上告の意思を確認する。

辞任なんてしない、カルテは柳原が改ざんした・・と叫びながら、財前は倒れてしまう。

財前は膵臓がんだった

鵜飼は「財前は膵臓がん、ステージ4A、隣接臓器に転移している可能性も高い」と又一(小林薫)に告げる。

治療を始めるためには本人に告知しないといけないと鵜飼。

取り乱す杏子(夏帆)の様子を見て2、3日待ってくれという又一。

鵜飼は病院内に箝口令を引く。

医局員や家族の様子がおかしいことから、財前は自分の病状がかなり悪いと気づく。

柳原(満島真之介)と佐枝子(飯豊まりえ)の旅立ち

難波大学病院をやめた柳原(満島真之介)は、無医村に行くことを決意。

里見(松山ケンイチ)に挨拶に行くと、無医村にいっても論文や研究結果は里見に送れば東(寺尾聰)とも応援するといってくれる。

自分のせいで大学病院を辞めることになった里見の寛大さに感動する柳原はハナコと共に旅立つ。

政略的見合いがきっかけではあったが、柳原とハナコは本当の愛を育んでいるのだった。

佐枝子(飯豊まりえ)が里見を訪れる。

今までは親の加護のもと何も考えていきてこなかった。これからは自分の足で自分の人生を歩いていく。

もっと広い世界を見れば、里見のような人がいるかもしれない。さようなら…。

財前(岡田准一)は里見(松ケン)に診察を頼む

財前は、里見に診察を依頼する。

里見は財前が膵臓がんステージ4AまたはBであることを告知。

よりによってこの俺が膵臓がん・・。ショックを受けながらも財前は診断結果を確認する。

まだ切れるのでは?という財前に、化学療法を勧める里見。

それが最善なのか、と問う財前に「誰に切ってもらう」と尋ねる。

「僕ならお前に切ってもらう」と言われ喜ぶ財前は、

自分の命を他人に預けるしかない、どうしていいかわからない(患者の)気持ちが初めてわかったという。

財前は治療は里見に、手術は東に頼みたいという。やりきれない悔しさを噛みしめる里見。

帰宅した財前は、診断結果をベッドの上に並べ、やりきれない思いと死にたくない思いから泣き叫ぶ。

東に財前の執刀を願い出る里見と鵜飼。

財前に大学を追われた里見の友情に打たれ、東は執刀を承諾する。

財前(岡田准一)の手術の結果は

手術が始まり、開腹すると、東はがん細胞が散らばる腹膜播種を発見。

広範囲に散らばっているため、東ほか医師たちは治療を断念。

里見は抗がん剤治療を進言するが、今の財前の状態では無理だという鵜飼(松重豊)。

財前は手術にかかった時間などから腹膜播種であることを知る。

「毎日診察にくるよ」という東に、執刀医が診察してくれることがこんなにホッとすることを初めて知ったと財前。

杏子(夏帆)は、財前の母・キヌ(市毛良枝)に連絡するが、キヌは見舞いにはいかないという。

財前の容態が急変。

里見ほか第一外科の医師たちが最善を尽くす。

杏子は、ケイ子の店を訪ね、五郎がもうすぐ死ぬことを伝える。五郎さんに何人女がいても構わない。あの人の望む人生を叶えてあげられるのも守ってあげられるのも私だけ。

杏子はさらに、お見合いであった時から五郎が好きだった。財前家の金目当てでも夫婦でいたかった。

翌日はいつものように「くれない会」に出席するといって、ケイ子が見舞うチャンスを与える。

ケイ子が見舞いに行くと、財前はうなされて母親を呼んでいた。

財前はケイ子にすぐよくなるから待っててくれという。その時ケイ子がどこにいても必ず見つけ出して会いに行く。だから待ってろ。と別れを告げる。

里見がやってきて病室を後にするケイ子。

財前は早く抗がん剤治療をしろというが、今の状態ではできないと里見。

このまま死ぬのは嫌だ。。財前の気持ちを汲んで抗がん剤の治療方針を立てるという里見。

2人はいつもの屋上へ。

俺の手はもう動かない。もう誰も助けられない。俺は生きてるのか死んでるのかと嘆く財前。

母に電話して「会いたいな、お母さんに。岡山に帰りたい。もう少しで楽になるからゆっくり」と話す。

その言葉の真意を知るキヌは、「待っとる、待っとる」という。

財前(岡田准一)の死と里見(松ケン)に託した遺書

財前は里見に遺書を渡す。

二度目の脳梗塞を起こして苦しむ財前。

鵜飼と東が駆けつけるが、鵜飼に「用はない、出て行け」という財前。

「これが死か」といいそのまま永眠する。

財前が里見に預けた遺書には、こう書いてあった。

自らの死体を持ってがんの早期発見ならびに進行癌の一石として治療に役立たせて頂きたい。

膵臓癌は現在もなお難治性癌であるが、病態の解明がその克服の端緒に繋がることを信じる。

私の場合は癌に血栓症が致命的な合併症を起こしたが、逆にこれを標的として早期診断や治療につなげることも不可能ではないと愚考する。

しかしこうした治療開発を里見先生とともに自らの手で成し得なかったのは痛恨であり、自ら癌治療の第一線にあるのに早期発見できず、手術不能な癌で死すことを恥じ、難波大学病院の名誉を傷つけたことを深くお詫び申し上げます。

里見、こうして虚しく死を待つだけになっても、君とともに病に苦しむ人を治療し、その生命を紡ぐ医師として人生を全うできたことを誇りに思う。

里見、ありがとう、またいつかきっと。財前五郎

【白い巨塔2019】第5夜/最終回の感想

【白い巨塔2019】第5夜/最終回の感想をまとめました。

岡田財前の迫真の演技に号泣!


財前と里見の友情は万年筆でわかる!


お土産のシーンいるかな?と思ってたんですが、万年筆はその伏線だったんですね!


里見先生も万年筆を使っていたようです!

里見との会話と遺書に違和感!

唐沢寿明版「白い巨塔」で印象的だった財前の「ただ、無念だ」と「心より恥じる」のセリフがなかったと話題に。


「ただ、無念だ」は、唐沢版でも遺書ではなく、里見が告知した時に財前がいった言葉でしたが、遺書にあったような印象を持っている人も多いかもしれません。

どちらにせよ、岡田財前は「ただ、無念だ」とは言いませんでしたが…。

財前の遺書に違和感!唐沢版・田宮版と比べてどう?


こうしてみると、昭和の田宮版と平成の唐沢版も遺書の内容は違っていたんですね。

【白い巨塔2019】第5夜/最終回のまとめ

時代性もありますが、今回の遺書にはちょっと違和感を感じました。

放送時間もあるのですが、ネットでも中盤まで「松ケンの出番が少ない」と言われていたように、財前と里見の深い信頼と友情の積み重ねが少なかったと感じました。

田宮版の山本學も、唐沢版の江口洋介も、財前にはグイグイグイグイいってましたよね。

松ケンの演技は良かったけど、立ち位置があまりにも控えめ・・。

ケイ子(沢尻エリカ)との艶シーンより、里見との関係性をもっと描いて欲しかった。

だから遺書の「最後まで君と医師としての人生を全うできたことを誇りに思う・・」って何かとってつけたような・・。

それに「いつかまた、きっと」なんて合理主義の財前らしくないセリフ。

松重豊演じる鵜飼医学部長は、唐沢版の伊武雅刀よりずっといい人だったし、そんなに確執もなかった(笑)ので、最後の「出て行け」も説得力なし。

唐沢寿明版の鵜飼は本当にクズで、それを伊武さんが見事に演じてましたよね。

初めは「白い巨塔」という重厚なストーリーを5話でやるのはどうなんだろうと思っていましたが、連夜放送のため、新たな「白い巨塔」の世界観にも浸りやすく十分楽しめました。

最初は気になった音楽も聴きなれると違和感もなくなり、ドラマに合ってると思えました。

ドラマを連夜放送するという韓国ドラマみたいな手法、緊張感が途切れずに成功したと思います。

次に「白い巨塔」が連ドラになるのは何十年後でしょうか? ぜひまた見てみたいと思います。

長いストーリー、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

span style=”font-size: 10px;”>この記事の画像出典:「白い巨塔」公式サイト

白い巨塔5夜

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