【死神さん】原作ネタバレ!死神と呼ばれる理由・正体、各話の犯人は?

死神さん-原作
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【死神さん】原作ネタバレ│死神と呼ばれる理由・正体、各話の犯人は?

・主演のHuluオリジナルドラマ『死神さん』原作小説のあらすじネタバレを紹介!

「死神さん」こと儀藤が、毎回相棒を代えて、無罪判決が出た事件の再捜査をする刑事もの。

儀藤はなぜ「死神」と呼ばれる?儀藤の正体は?各話の犯人もネタバレします!

今回は【死神さん】の原作ネタバレについて。

※『死神さん』の動画配信は、Huluで独占配信!


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【死神さん】原作

原作は、大倉崇裕さんの『死神刑事(デカ)』(幻冬舎、2018年9月発売)。

※文庫化のときに『死神さん』(幻冬舎文庫、2021年3月3日発売)に解題しました。

・「死神さん」のあらすじ

無罪判決が出た事件を再び調べるのが職務の警部補、儀藤堅忍。警察の失態をほじくり返す行為ゆえ、指名された相棒刑事の出世の道を閉ざす「死神」と呼ばれている。だが"逃げ得"は許さないと誓う儀藤の執念と型破りな捜査に相棒は徐々に心動かされ……。冤罪だった強盗殺人やひき逃げ、痴漢事件の真相は? 現代の暗部を抉るバディ・ミステリー。

https://www.gentosha.co.jp/book/b13589.html

【死神さん】原作ネタバレ

『死神さん』の原作小説のポイントをネタバレします。

「死神と呼ばれる理由」ネタバレ

死神さん
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主人公の儀藤堅忍(ぎどうけんにん)(田中圭)は無罪判決が出た事件を再捜査しています。

儀藤はその捜査に関わった警察官をひとり選びます。断れば即免職です。

しかし死神の相棒となることで、警察官として居場所がなくなり生きていけなくなると噂されていました。

なので儀藤は「死神」と呼ばれている、そう思われていました。

しかし本当のところは、「再捜査することで多くの人の人生を死神のごとく破壊することから」名付けられています。

「死神の正体」ネタバレ

死神さん
https://www.crank-in.net/gallery/news/92369/1

「死神さん」こと儀藤(田中圭)は、一体、何者なのでしょうか?

儀藤は名刺を持っていますが、「警部補 儀藤堅忍」としか記されていません。

所属先が書いてないのです。そもそも警察なら警察手帳をみせるはず!

謎です。

文庫版「死神さん」228ページでは、この謎に触れています。

「その名刺をよくご覧ください。所属先も、連絡先も書いてないないでしょう?マスコミに流すのであれば、どうぞお流しください。警視庁の広報が、このような人物は存在しないと申し上げるだけですから」

「死神さん」p228

この場面は第3話「死神の顔」で、自分の服を破いた女性から儀藤に襲われたとマスコミに言う、と脅されたときの儀藤の返答です。

なんと、儀藤は警視庁に存在していない…のかもしれません。

この女性に対して、儀藤は訪問販売の詐欺みたいなことも言い放っています。

「私、最初に申し上げましたよね。警視庁の方から来ましたと。警視庁から来たとは、一言も申し上げていませんよ」

「死神さん」p228

儀藤はいつも初対面の人に「警視庁の方から来ました」というんですよね。

本当に警視庁から来たわけではない(!?)…のかもしれません。

なお、儀藤の正体は最後まで不明です。

なぜ儀藤は「逃げ得は許さない」ことにそんなに執念を燃やすのか?

儀藤は「独身で一人暮らしが長い」(文庫版p134)、「私には家族というものがおりません」(文庫版p255)と作中で明かしれています

親兄弟など家族は亡くなったのでしょうか。縁を切った、捨てられたなど何か事情があるのでしょうか。

再捜査専門になる前の経歴も謎。気になりますね。

これは続編に持ち越し?それともずっと謎のままなのでしょうか。

予想では、正体はずっと謎だろうと(当記事 筆者は)思っています。

なぜなら、儀藤のイメージが藤子不二雄(A) 「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造(もぐろふくぞう)のようだからです。

儀藤の原作での容姿は、田中圭さんとかなり違います。

原作の儀藤はグレーのスーツを着た地味で小太りの男で、髪は薄く、黒縁の丸メガネをかけています。

まるで謎のセールスマン・喪黒福造。

また、儀藤の謎は明かされない方が、不気味なダークさがあって良いというのもありますね。

犯人ネタバレ

原作は全4話の連作短編形式になっています。各話の犯人をネタバレ

1話目「死神の目」の相棒は、大邉誠( )。

資産家殺人事件が起きて、消えた500万の謎もあります。

儀藤の観察眼の鋭さや、強引な捜査が功を奏して事件解決!

1話目の犯人は、 松田吉彦です。金本銀行本店お客様係で、被害者を担当していました。動機はほぼなく、行きずりの強盗殺人です。

2話目「死神の手」の相棒は、三好若菜()。

事件は車の窃盗とひき逃げ事件。この回は、かなり意表をつく、どんでん返しが待っています。

2話目の犯人は、波多野一です。ホームレスをひき殺してしまいましたが、遺体の損傷が激しかったため、身元確認をした波多野一の妻が虚偽の証言をしました。ホームレスと波多野一を入れ替えて、波多野一が死亡したことにしたのです。

3話目「死神の顔」の相棒は、榎田悟(りんたろー。)。

痴漢冤罪の回で、真実は何なのか捜査します。

3話目の犯人は、菅明美と東晃弁護士です。電車で女子高生に痴漢をしたのは実行犯・菅明美で、東弁護士と仕組んだものでした。東弁護士は仕込みを使って、裁判で勝利することで名声を得ていました。

最終話(4話目)「死神の背中」の相棒は、米村誠司()です。米村だけ現役でなく元警察官です。

冤罪事件は25年前の誘拐事件。犯人は無期懲役で収監されていたのに、やっと無実となったのです。

最終話(4話目)の犯人は、米村楓子です。米村誠司の認知症の妻が犯人だったという悲しい結末でした。

相棒の結末をネタバレ

儀藤の相棒は、身内の傷口をほじくり返したため、警察の中で生き残れないという噂があります。

果たして噂は本当なのでしょうか?

儀藤の相棒の結末を一挙ネタバレ!

1話目の儀藤の相棒・大邉誠(小手伸也)は警察官を続行できる、と思います。儀藤が大邉誠の上司の弱みをにぎっていたからです。 同僚たちから風当たりが強くなっても、上司たちが大邉誠を守るだろう、という結末でした。

2話目の儀藤の相棒・三好若菜(蓮佛美沙子)の結末もハッピーエンドです。三好は警察幹部の息子・立石とお見合いをしていました。しかし性格が悪い男だったため、断る気でした。断ったら警察に居づらくなる、そう思っていたのですが…

儀藤がその立石の違法薬物の売買をつかみ、動画サイトに投稿。立石は退職、お見合いは消滅になります。三好は警察業務に打ち込めることになりました。(同僚からの風当たりの件は触れず。ないのでしょうか)

3話目の儀藤の相棒・榎田悟(りんたろー。)の結末は、いまだに白い目を向ける同僚が多いものの、警視庁内の柔道大会で優勝するなど強くなりました。3連覇を狙う相手に勝ったのです。弱気だった榎田でしたが、儀藤と再捜査することで、被害者家族の痛みを知り強さを得ました。

4話目の儀藤の相棒・ 米村誠司(竹中直人) にとっても儀藤は「死神」でありませんでした。ハッキリ示されてはいませんが、認知症の妻の罪を知ることができたことで、救われたのでしょうか…。

ドラマはオリジナル設定がある?

ドラマ『死神さん』は、儀藤の相棒に南川メイ(前田敦子)がいます。広報課所属で、儀藤の連絡係となっています。

原作小説には、南川は登場しません。儀藤は一匹狼です。

またドラマ第肆話(第4話)での儀藤の相棒、陣野澄香(じんの すみか) もドラマオリジナルキャラクター

そして全6話で、相棒が5人なので、前後編があるのか、オリジナルストーリーが2つあるのかも注目。

ともかくドラマならではの展開も楽しめそうです。

【死神さん】原作の結末まであらすじネタバレ

ここから【死神さん】原作の結末まであらすじネタバレします!

「死神の目」のネタバレ

今回の儀藤の相棒:大邉誠(おおべまこと)(演:小手伸也 )…大塚東署の刑事。

【事件の概要】
1年2ヶ月前、星乃洋太郎が自宅の居間で刺殺された。
第一発見者は甥っ子の礼人。
死亡推定時刻は午後9時前後で、礼人が警察に通報したのは午後9時32分。
現場から500万の現金が盗まれている。
凶器は台所にあった包丁。
窓・玄関など侵入経路に壊された形跡がないため、犯人は玄関を鍵で開けて入ったか、被害者が招き入れた。

【今回の事件関係者】
・被害者:星乃洋太郎〈62〉(ほしのようたろう)※刺殺
・逮捕者:星乃礼人〈32〉(あやひと)…被害者の甥。逮捕されたが無罪となった。
・容疑者:星乃佐智子〈29〉(さちこ)…被害者の姪。
・容疑者:広也乙彦〈42〉(42)…佐智子の夫。事件当時は佐智子と恋人関係。ベンチャー企業が倒産し多額の借金あり。
・関係者:松田吉彦(まつだよしひこ)…金本銀行本店 お客様係。被害者の預金を担当。
・関係者:鵜戸誠司(うとせいじ)…礼人が借金している闇金業者の代表。
・関係者:福光万太郎(ふくみつまんたろう)…礼人を担当したやり手弁護士。
・備考:礼人・佐智子の両親は2人が小中学生のころに交通事故で他界。洋太郎はいわば2人の育ての親。

礼人が逮捕となった決め手は、礼人が自白し殺害を認めたからです。

礼人が被害者と仲が悪かったことも印象が悪かったです。

礼人は博打(ばくち)好きで、闇金に800万の借金がありました。

礼人は、事件後、闇金業者に500万を返済しています。業者に届けたのは代理人でした。

家への侵入は鍵を使用しました。口論になり家にあった包丁で刺したと、礼人は自供します。

しかし裁判で自白を撤回!

礼人が自白したのは強引な調べに屈してしまい、死刑の可能性もあると知らないで、よく考えずに認めてしまったからでした。

礼人のアリバイも証明されました。死亡推定時刻には北池袋のバーにいたのです。

ちなみに被害者の姪(めい)の佐智子と恋人・広也乙彦も動機があったのです。

けれど、2人は捕まりませんでした。その理由は…

【佐智子・広也乙彦の容疑が晴れた理由】
佐智子と広也乙彦は金銭目的の動機はあります。しかし、洋太郎が佐智子を援助することを表明していました。消えた500万円は佐智子に渡るものだったのです。つまり、佐智子が洋太郎を殺害する意味がないのです。

儀藤と大邉は被害者の銀行の担当者・松田に聞き込みます。しかし余計なことは全く喋らない様子。

2人は次に闇金業者へ。社長らしき男・鵜戸誠司は、礼人の代理人から500万円を受け取っていました。

代理人の人相はわからないと 鵜戸は言います。受け取った翌日に銀行に入金したと言いますが…

儀藤は<保管している>と見破りました。

500万が事件の鍵を握るなら、ゆする材料になるなど、もっと価値が高くなるから。

儀藤は、部屋の散らかり具合が重要証拠(ドラッグなど)を見つけにくくしている、そして、いざとなったら酒瓶に燃焼促進剤が入っていて燃やす、と気づきます。

儀藤は自分の服を破いて<暴行された>と見せかけ、通報すると脅しました。

濡れ衣ですが、ソタイにガサ入れされたら鵜戸は困るのです。

儀藤の洞察力と作戦に参った鵜戸は、封筒に入った500万円を渡しました。

やふじ保管していたのです。

大邉はガラの悪い客引きから服を奪って儀藤に着せます。

儀藤と大邉は、礼人の担当弁護士・福光万太郎から「礼人がいなくなった」と聞きました。

翌日。儀藤と大邉は、佐智子に会いに行きます。

兄思いの妹のようですが…部屋は柑橘系の匂いがきつい!?

レンタカーの申し込み用紙もありました。佐智子は旅行に行くと言いますが…。

次に儀藤と大邉はコンビニでバイト中の広也乙彦に会います。

500万の封筒に乙彦の指紋がついていました。

乙彦は洋太郎に頼まれて闇金業者へ500万を渡しに行ったのです。

礼人に濡れ衣を着せるため、渡しに行ったことを黙っていました。

続いて儀藤と大邉は、また佐智子の部屋へ。この部屋は不審な点が多いのです。

そして儀藤はここに礼人の遺体があると確信!

芳香剤は匂いを隠すため。レンタカーは死体遺棄のため。部屋にワインのシミがあったのは血痕。

靴も1足だけ下駄箱に入りきらなくなっていました。

…金に目がくらみ、人の気持ちを変えてしまったようでした。遺産を独占したかったのです。

ただし洋太郎を殺害した犯人は松田吉彦でした。

金本銀行お客様係の松田は、当日、洋太郎の家に500万を届けました。

しかし闇金業者から押収した500万には乙彦の指紋がありましたが、松田の指紋はありません。

松田は被害者宅に、たしかに500万あったと言っていました。

銀行から500万持って洋太郎氏に届けた時、松田が自分でお札を数えた…そう言っていたのに!

事件当時、500万+500万あったのです。

ひとつは松田が洋太郎氏のもとへ持参したもの。

もうひとつは洋太郎氏が乙彦に闇金業者へ届けさせたもの。

松田の犯行は、ほぼ行きずりの強盗殺人でした。息子が医学部受験で裏金が必要になったから。

事件解決後、儀藤と大邉のコンビは解消。儀藤はなぜ「死神」と呼ばれるのか明かしました。

【儀藤が「死神さん」と呼ばれる理由】
「指名された相棒のキャリアが終わるから」だけではなく、
多くの人の人生を死神のごとく破壊していくから。

たしかに今回の再捜査で、三人の逮捕者(広也夫妻、松田)、ひとりの死者(礼人)も出ました。

裏口入学がばれた松田の息子も大学を追われるでしょう。金本銀行も大打撃を受けます。

しかし儀藤は大邉を守る秘策を用意していました。

それは大邉の直属上司の課長と署長による不正の写真(麻薬密売者との関係や女装と不倫?)でした。

「死神の手」のネタバレ

儀藤堅忍の今回の相棒は、三好若奈(みよしわかな)(蓮佛美沙子)…八王子中央警察署の交通課所属。本庁の警務課課長の立石とお見合いをしたが、ためらい中。

【今回の事件関係者】
・被害者:波多野一(はたのはじめ)※死亡。ひき逃げ事件。
・逮捕者:波多野百合恵(はたのゆりえ)…被害者の妻。無罪となった。
・関係者:羽生(はにゅう)…警部補。交通捜査課。
・関係者:三宅慶太(みやけけいた)…弁護士。百合恵を無罪にする。
・関係者:井浦文彦(いうらふみひこ)…波多野家に車を貸した友人。
・備考:通報は2回あった。百合恵とは別に公衆電話から。誰かは不明。

【事件の概要】
波多野一は自宅近くの道でひき逃げに遭って死亡。
ひいた車は波多野一が不用品を運ぶため友人から借りたもの。
一戸建ての自宅だが駐車場はなく、路上駐車していた。
早朝に、犯人が車を奪って逃走。
追いかけた波多野一だが、碁盤の目で道が分からなくなった逃走車の前に、飛び出してしまった。
犯人は逃走。ブレーキ痕がないことから殺意が疑われたが、通報者の妻に容疑がかかった。
警察への通報は妻の携帯からの他にもう1件あった。現場から200メートル離れたコンビニの公衆電話からの発信。通報者は不明。通報時間は妻が午前6時51分、公衆電話が午前7時1分。

【百合恵が逮捕となった経緯】
「夫婦仲」:夫とは夫婦仲が悪くて離婚寸前だった。夫は借金が400万近くあり、勤めていた工場も倒産。百合恵が家計を支えていた。
「動機」:夫が離婚に応じなかったことが殺害動機として見られた。(ただし生命保険は入っていない)
「証拠」:車のタイヤの下に百合恵の結婚指輪があった。事件現場にいた証拠。

妻・百合恵が無罪になったのは、やり手の弁護士・三宅慶太の手腕が大きかったです。

儀藤と三好は、三宅に会って話を聞きました。三宅は、唯一の証拠である指輪に着目。指輪がタイヤの下にあったからと言って殺人の証拠には不充分。

さらに、3日前の写真(偶然映り込んだもの)では百合恵が指輪をしてませんでした。

弁護士が無罪を主張し、百合恵は罪を認めているという変なことになっています。

儀藤は共犯者がいるのではないかと疑っていました。

儀藤・三好は、波多野家に車を貸した井浦のもとへ。

井浦は(車を使って)不用品を売ってもたいした額にならないことを波多野一に尋ねました。

すると彼は、百合恵の結婚指輪のサイズを直したいだけだという返答。

その後、儀藤・三好はひき逃げの現場へ。そこにアルミ缶を自転車の荷台にぎっしり載せたホームレスの男・ペエさんが登場。(儀藤がひとりでホームレス界隈を回って見つけだしました)

彼は、事件の日、空き缶の袋を道に2つ置いていました。この証言で、波多野一がいきなり飛び出した説はあり得なくなりました。

後日。儀藤・三好らは、百合恵を尾行。すると、公園である男とハグ!?そこで、儀藤が連絡していた羽生警部補らが2人を確保!男は死んだはずの波多野一でした。

真相は、波多野一がホームレスをひき殺したのです。

百合恵は車の窃盗と、夫が轢かれたことを偽証していたのです。

遺体は損傷がひどく、身元確認は百合恵がしていました。

波多野一を死んだこととし、借金問題が解決したころ(※)に、どこか遠くで会う計画でした。

誤算は、指輪が落ちていたことで、百合恵が逮捕されてしまったこと。ブレーキを踏まなかったことも羽生警部補が疑念を抱くことに。

百合恵は自分が罪をかぶっても愛する夫を守りたかったようです。

そこまでして守り抜いた愛する夫だから、ひそかに会うだろうと儀藤は推理していたのです。

ここから三好の結末です。三好は署長から紹介された本庁の警視・立石と見合いしたものの、断るつもりです。性格が悪いのです。

しかし断ることで、署に居づらくなることから、三好は警察を辞めるつもりでした。

儀藤は、立石の不正(禁止薬物の売買、所持、使用)を暴き、違法サイトへアップしていました。

立石には麻取が動いています。お見合いも無くなることでしょう。三好は警察官を続けられることに!

そんな三好は、三宅警部補と連絡を取り合う仲になります…。

※補足:借金問題がどう解決するのか読んでいて気になりました。保険金は波多野夫婦どちらも入っていません。「借金のある夫が死亡したケース」は妻が相続人になると聞いたことあります。なんとかできるのか調べてみると、以下の回答が…

夫が借金を残して死亡した場合、妻や子供などの相続人が法律で決められた割合で夫の借金を相続します。借金を相続したくない場合は、相続放棄という手続を夫の死亡から3ヶ月以内に家庭裁判所で行う必要があります。3ヶ月経過してしまっている場合でも、借金を知らなかった場合などの事情によって、相続放棄が可能な場合がありますので、弁護士にご相談下さい。

https://saimu.fukada-law.com/hasan/2012/03/post-2.html

相続放棄が可能なのですね。これなら、波多野夫婦の方法は一応、理解できます。しかし貸した方はやってられないので、親とかに話しが行くのかも?

「死神の顔」のネタバレ

儀藤堅忍の今回の相棒は、榎田悟(りんたろー。)です。離れ小島と呼ばれる「奥多摩第三駐在所」のお巡りさん。警察学校卒業後2年で二十歳の若者ですが、「宝の持ち腐れ」と揶揄されています。なぜなら、187センチ・95キロの巨体なのに、ガラスの心臓だからです。

【今回の事件関係者】
・被害者:上野由希子(うえのゆきこ)…女子高校生。痴漢の被害者。
・逮捕者:正岡柳次郎(まさおかりゅうじろう)…加害者。昔はワルで、ボクサーを目指していた。今は更生して運送会社に勤務。
・関係者:小田秀典(おだひでのり)…電車内で正岡を取り押さえた人物。
・関係者:涌島一穂(わくしまかずほ)… 電車内で正岡を取り押さえた人物。
・関係者:東晃(あずまあきら)…正岡の弁護士。10年前に逆転無罪判決を勝ち取って有名になった人物。
・関係者:菅明美(すがあけみ)…事件当時の車内で上野のそばにいた女性。
・関係者:栗林睦子(くりばやしむつこ)…事件当時の車内で上野のそばにいた女性。
・備考:交番に来た直後の正岡は顔面蒼白でふらついていた?!車内でもみあったときに店頭したらしいが…。
・備考:正岡は肋骨にひびが入っていた!警察のしわざ?
・備考:上野の太ももには傷がついていた!

【事件の概要】
女子高校生の上野は、これまで痴漢に遭ったことはなく、今回の被害で恐怖と驚きで身動き出来ませんでした。そばにいた小田、涌島が痴漢行為に気づいて、正岡を取り押さえます。その後、警察へ行きますが…正岡は反抗を否認。…否認のまま起訴へ。

【正岡が無罪となった経緯】
弁護士が聞き込みで車内の詳細な見取り図を作成。正岡が痴漢行為をする暇がなかったことを証明。これが無罪判決の決め手に。
また、正岡は右手に制服の入ったカバンを持ち、左手はつり革をつかんでいました。痴漢をできるはずがなかったのです。

では、上野由希子が嘘をついたのでしょうか?

儀藤・榎田は、東弁護士の話を聞きます。儀藤は、正岡のあざを不思議がります。東は警察がつけたと疑っていました。

また、上野の太ももの内側に細くて長い傷がついているのも、儀藤は疑問です。東は「わからない」と返答。

儀藤は証言にあった(正岡のそばにいた)「黒い服装の小柄な男」について問いただします。東はその男性の身元はわからなかったと返答。

上野の家庭は、2年前に両親が離婚。痴漢事件が起きた半年前に母が再婚。上野由希子は新しい父と馴染めなかったそうです。

東は、上野が家庭問題の影響から嘘をついた、と推理していました。

***

儀藤・榎田は、義父の上野に会います。東の話しでは仲が悪いということでしたが…義父は本当に由希子のことを心配して、「娘は絶対に嘘はついてない」と感情を高ぶらせ、涙。

その涙をみた榎田は、真犯人が憎くなり、怒りの炎が燃えて…。

儀藤・榎田は小田・涌島に会います。2人は正岡を押さえようとしたとき、正岡の力が急に弱まったのを感じていました。2人は小柄な男がそばにいたのは認めましたが、事件と関係ないだろうと言います。

儀藤・榎田は菅明美にも会います。(栗林はドイツ在住のため話しを聞けません)待ち合わせはビジネスホテルのロビー。部屋に通されて、話しをすることに。

質問をはぐらかす菅明美。儀藤は、車内の写真をみせ、菅明美の手にダイヤの指輪があると突きつけます。

彼女に痴漢したのはあなただったのでは?」と詰める儀藤。(指輪で太ももに傷がついた)

儀藤が、指輪を鑑識で調べたいと詰めよるため、菅明美は別の作戦へ!

服を破り始めた菅明美は、このまま部屋を出て騒ぐと言います。

さらに、トイレから黒い服の男が登場!

儀藤・榎田に強制的に酒を飲ませて、酔った2人に襲われた…と、でっち上げる作戦です。

電車にいたのはこの男でした。正岡の腹にパンチを入れたのです。

東弁護士は、勝訴の数は少ないのに、鮮やかな勝利もして名声を得ています。仕込みだったのです。

【仕込み】つまり→痴漢冤罪を勝ち取った件は、東弁護士・菅明美・黒い男がタッグを組んで、でっち上げた勝利。

大ピンチの儀藤ですが、怒りに燃える榎田が黒い服の男をやっつけピンチ脱出!

その後、榎田は警視庁第4機動隊に配属され、1年が経過。白い目を向ける者は多いですが、榎田は強くなっています。警視庁の柔道大会でも優勝!観客席には小太りの男・儀藤が帰る姿がありました…。

「死神の背中」のネタバレ

儀藤堅忍の今回の相棒は、米村誠司(竹中直人)です。所轄の元刑事で、交通課にいた妻・楓子とは見合い結婚。4年前に楓子が認知症になり、今は自宅介護に専念する日々。当時、誘拐事件のあった祖師谷警察署の刑事課にいて、住まいも管区内でした。

【今回の関係者】
・被害者:河田統良(かわだのりよし)…25年前の誘拐事件の被害者。
・逮捕者:小木曽光三(おぎそこうぞう)…71歳。25年服役後に無罪に。
・関係者:米村楓子(よねむらふうこ)… 誠司の妻。
・関係者:箱田一正(はこたかずまさ)…訪問診療の医師。
・関係者:箱田順子(はこたじゅんこ)…訪問看護師。一正の妻。
・被害者の母:河田真理恵(かわだまりえ)
・被害者の父:河田徹(かわだとおる)…鍼灸師。新興宗教の教祖。
・関係者:有馬丘人(ありまたかひと)…巡査部長。誘拐事件のときに捜査本部にいたひとり。
・備考:警察に通報せずに身代金を渡して解決!?

【事件の概要】
25年前の7月5日、17時過ぎ。東祖師谷(ひがしそしがや)に住む小学6年の河田統良くんが下校しないため両親が捜し始めます。19時半に、身代金の要求がありました。両親は警察に通報しないで身代金を払うことに。
翌日、午前10時、身代金受け渡し時間にて。走らされたあと、父親が犯人に突き飛ばされ、身代金を奪われます。犯人は逃走。
16時。息子が自宅に戻ってきました。
19時。警察に密告電話がきて、誘拐があったことが知らされます。

【小木曽の経緯】
逮捕時は無職で、前科2犯(窃盗で2年、強盗で8年の刑期)。逮捕時は46歳。取り調べ時に自白。公判では一転否認。態度が悪く反省の色なしのため、無期懲役に。その後も無罪を訴え続けていたと言います。
逮捕されたのは、捜査が始まって3ヶ月後の密告がきっかけ。河田統良くんの小学校付近に不審者がいるという密告があったのです。

儀藤・米村は、小木曽を密告した件はガセネタだったことから、いったい誰が何の目的で警察にガセネタをつかませたのか探ることにします。

儀藤・米村は、都心の飯田橋付近のビルへ。そこには河田徹が(詐欺まがいの)店を開いていました。

河田徹の妻は息子を連れて出て行ったといいます。さらに5年前に元妻は亡くなったそうで…。

河田徹は犯人に心当たりはありませんでした。しかし米村の顔を見て、「あんただろ。密告したの」と指摘。

河田徹と米村は何やら因縁があったようです。

(回想)河田徹は祖師谷警察署管内に住んでいて、地域の相談にも乗ることがありました。ある日、地元の小学校のイジメ問題が米村に相談されます。話しを聞くと、恐喝・暴行などイジメを超えていました。
イジメ問題を起こしていたのが河田統良。河田家ははぶりが良くて、熱心な信者もいたので、守られていたようです。
米村は二度、河田家へ抗議に行きましたが、効果はなく、逆に米村が課長・副署長に叱られる始末。
しかし本当の屈辱は誘拐事件のときに起きました。米村が誘拐犯だと警察に疑われたのです…。

その後。儀藤・米村は有馬巡査部長に会います。有馬は若手刑事の時代、誘拐事件の捜査本部にいました。

有馬は昇任試験に3度不合格。容疑者への暴力で戒告処分。これは内部告発されたもの。そのほか、懲罰多数の有馬は、昇進や栄転の見込みもありません。

「義理立てする組織ではない」と儀藤が説得し、有馬の心を開かせます。

有馬は米村に「災難だったな、運が悪かったんだ」と言います。

あのときの捜査一課はみんな焦っていたため、有馬が誘拐犯の線で調べたのです。

米村に動機はありました。イジメ主犯の息子といけ好かない親を同時に苦しめられるから。

米村には土地勘もあり、警察捜査に精通。さらに河田の経済力から通報しないことも読めただろう…と推理されていた。

しかも米村は日帰り旅行に出ていて、アリバイがなかったのです。

つまり米村には誘拐の動機と機会がありました。

米村が捜査本部を外されたあと(2回目の)密告がありました。小木曽という不審者がいる、と…。

その密告のおかげで、捜査本部は小木曽に狙いを定めます。

結局、小木曽は無罪になりましたが、当時、小木曽は前科があり、小学校付近をうろつく子供好きでもあったので徹底して取り調べられました。

小木曽の2つの前科も子供好き関連ではないか、と有馬は疑っています。

●窃盗の前科は大量の写真集(※これは新宿の本屋の写真集と紹介されていますが、児童ポルノに引っかかりそうな写真集なのでしょうか)
●強盗の前科は小学校への侵入で2千円盗んだことになっていますが、本当の動機(※これも不明ですが痴漢?体操服泥棒?とか…)を隠すためだったかも…。

小木曽宅から「その手の写真」が多数見つかった莉、事件当日に小学校付近にいたこと、さらに小木曽宅に身代金5千万のうち2500万が発見されたことも証拠になりました。

しかし小木曽は、誰かがはめるため、身代金を置いたと主張していました…。

その後、 儀藤・米村は河田統良に会います。子供たちのシェルター「光園」の活動をしていました。ボランティアなので、収入はコンビニバイトの夜勤です。

河田統良からは犯人の手がかりを得られない儀藤・米村。

しかし米村から犯人と同じ香りがした、と言います。

それはアロマオイルで…サンダルウッド、白檀(ビャクダン)の香りです。

警察官になってすぐ気分を落ち着かせるため米村は使っていました、もちろん25年前も…。

自宅に戻った米村は、(儀藤の許可を得て)捜査情報を箱田医師にも伝えていました。

「上手くいってる」と、米村は解決が近いことを話しました。

疲れていた米村は午後4時まで寝てしまいます。そこへ儀藤から電話が会って呼び出されて…

向かったのは銀行。困惑顔でバッグを抱えてでてきたのは箱田で、儀藤が職務質問します。

バッグを置いて逃走する箱田。バッグの中身は身代金の残り半分でした。

儀藤は箱田を追いかけません。

米村は「あいつは誘拐犯…そんなはずないか。妻なんだな、誘拐犯は」と言います。

これは儀藤の推理ですが…

おそらく米村の妻・楓子は、夫と河田家のトラブルで我慢の限界を超えたのでしょう。さらに小木曽の件を密告したのも疑われていた夫のためと思われます。

(なお、小児性愛者の小木曽は、無実になったにも関わらず、少年への暴行容疑で逮捕されました。)

箱田は在宅医療へ転身したのに経済敵に潤っていました。身代金から車いす乗り降り可能の新車を購入したのだろう、と当初から儀藤は疑っていたのです。

箱田が身代金を持っていたのは認知症になった楓子から聞いたと推測されます。

今日、箱田が銀行に訪れるか分かったのかは、米村から事件解決が近いと知った箱田がATMで旧紙幣から新紙幣に変えようとするはずだから。(事件当時は旧紙幣でした。2004年に紙幣が切り替わっています)

儀藤は銀行に事情を話しATMに不具合が起きたことにしました。(だから箱田は困惑顔で銀行から出てきました)

身代金は河田徹が詐欺で逮捕されることになったので、息子に返却することになりました。

後日。楓子の葬儀がありました。再捜査から3ヶ月経過しています。小木曽は逮捕され、さらに児童3人の行方不明事件に関わっている容疑もかかっています。

米村にとって儀藤は「死神」ではありませんでした。それどころか、また彼と会って、ゆっくりと話したい気持ちです。

米村は葬儀に儀藤が来るかもと見渡しますが、どこにも儀藤はいませんでした。(おわり)

まとめ

以上、ドラマ【死神さん】の原作ネタバレを紹介してきました。

謎に包まれたキャラクターの儀藤(田中圭)が魅力的です。

「死神」といっても、相棒たちの人生は破壊されませんし、真犯人がわかる爽快さがありました。

1話完結型ですし、田中圭さんも続編に意欲をみせているようですし、今後のシリーズ化にも期待ですね。

当記事画像出典:Hulu

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