【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のネタバレと視聴率!エイジを殺した真犯人と胸クソすぎる事件の真相!

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のネタバレと視聴率!エイジを殺した真犯人と胸クソすぎる事件の真相!
山田涼介主演の二重人格ミステリーがいよいよ最終回。
殺人鬼“LL”のクズすぎる動機、エイジと京花が流した涙の理由とは!?
【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回/9話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・レビューについて。

目次

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回の視聴率

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回の視聴率は4.7%!最初のグロシーンで離脱した人たちも最終回は見届けたいと戻ってきたのか、視聴率は大きくアップ!

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のあらすじ

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のあらすじです。

浦島亀一がLL事件を起こした本当の理由

育ての親・浦島亀一(遠藤憲一)がLLの正体だと知ったB一(山田涼介)は、 亀一から驚きの真相を聞く。
亀一は、生まれた時から自分の存在が何か不確かだった。空っぽの心を満たすために動物を繰り返し傷つけていた。興味の対象が人間になるには時間はかからなかったが、道を踏み外す一歩手前で何かが押し留めていた。

しかし16年前、突然痛覚麻痺になったことを神の啓示だと思い、道を踏み外す。誰かを拷問しているときは痛みを感じることができた。自分がここに存在していると実感できた。でもまたその感覚も麻痺して生きている感覚を見失ってきた。

亀一はあるとき、最高のアイディアを思いつく。殺人鬼LLという壮大な物語を世の中に撒き散らすことにした。主役は八野衣真(早乙女太一)。彼はシナリオ通り最後まで馬鹿正直な男を演じきってくれた。真が炎に包まれて死にゆく様を見て痛みを感じたかったが、何の役にも立たなかった。

もう二度と痛みを感じることはない。真の死後諦めていた亀一に予想外のことが起きた。それはエイジ。自分のせいで殺人犯の子供となったエイジを見守るうちにエイジには表と裏がある、二重人格だと気づいた。最大の痛みを感じるために、エイジを大切に育てた。最愛の息子に殺される、最高のエンディングだ。

さらに雪村京花が面白いことをした。15年前に亀一が遊び半分でネットに書いた「また殺す・・・LL」を利用して、拷問殺人を犯した。お前は私を殺すために来たんだろ、と亀一。望み通りぶっ殺してやると拳銃を突きつけるB一。亀一は、エイジとは血は繋がってないが、腹を痛めて産んだ子のように思っている。その息子に殺される、空っぽな心を満たしてくれ、と身勝手な要求をする。エイジが撃ったのは亀一じゃなく床だった。

駆けつけた犬飼刑事に、B一は自分のスマホに浦島亀一の自白が録音されていると告げる。

エイジを殺したのは誰?

京花の裁判での証人尋問
畑葉子殺人事件の証言の前に、事件の全貌を解明するには、雪村京花が犯したもう1つの殺人について話さなければならないとB一。それは別人格・浦島エイジの殺人だ。

++++++回想++++++

京花の元実家で。京花はエイジの人格を殺すと宣言する。エイジもB一も中途半端だからそうするしかない。人格統合して初めて理想のエイジに会える。育ててくれたお父さんも喜んでくれる。LLの正体は浦島亀一だと京花。信じられないエイジ。京花はLLの息子だと思ってエイジに近づいたが、LLと血が繋がっていないと聞いてガッカリした。しかし亀一は、エイジは自分が腹を痛めて産んだような、実の子以上だと認めていたと語る。

京花がクリニックに行っていたのは、人格統合について知るためだった。別人格が自分を別人格と知らない場合、むやみに知らせるとアイデンティティの崩壊を招き、別人格が消えてしまう。主人格にも影響を及ぼし、新しい人格が生まれる可能性がある、と医師が言っていたことを悪用する。自分が主人格ではなく、15年前に辛い現実から逃れるために生まれた、出来損ないの別人格と聞いたエイジは激しくショックを受けて倒れる。エイジは消えてしまったのか…。

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ここまでで一旦証人尋問が終了。

B一に面会するナミは、エイジしか知り得ないことをB一が知っていたことを疑問に思うが、B一は人格が統合される場合、別人格の記憶が主人格へと引き継がれることがあると説明する。

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のネタバレ

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のネタバレです。未視聴の方は閲覧ご注意を。

エイジの深い愛と京花の涙

二回目の証人尋問
B一は、京花がエイジを消すのにエイジ自身の力を借りたと証言する。

++++++回想++++++

目を覚ましたエイジは京花に言った。京花はLLのためにエイジたちに固執していたんじゃない、自分の存在を誰かに認めてほしかった、受け入れてもらいたかったからだという。LLの息子の俺たちなら受け入れてくれると考えたが、拒絶された。だから統合した人格に認めてほしかった、誰かに愛されたかったんだよね、とエイジ。

自分も同じだったからわかる。自分は京花に救われた。たとえすべてが偽りだったとしても。だから同じように救い出したい。でもバカだから、君を赦すことしかできない。京花ちゃんが僕に死んでほしいなら喜んで死ぬぐらいしかできない…。

エイジは自分で自分を消した。

さよなら、浦島エイジくん。そう別れを告げた京花を襲ったのは浦島乙(夏子)だった。

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B一は、京花がLLの情報を与えてきたことを不思議に思っていた。それは京花がもう一度エイジに会いたかったから。B一の存在目的は復讐だからそれを果たせば消えて、エイジの人格が戻ってくるかもしれない。でもエイジは戻ってこない。死んだ人間は二度と戻って来ない。殺したのはお前だ。

京花は高笑いをした後に号泣する。

お前はずっと痛みを感じないように生きてきた。過酷な家庭環境で育った京花にとって痛みを放棄することが生きる術だった。だが、これが大切な人を失う痛みだ。浦島エイジが取り戻してくれたのだとB一。

刑務所にいる京花は、壁の向こうから漂うキンモクセイの香りに穏やかに微笑む。

浦島乙のもとには母が面会に来ていた。

浦島亀一には死刑が確定した。

ナミは夢だったアクセサリーの店を開店した。出所するB一を迎えにいく。海辺に立つ2人。ナミはエイジに渡そうと思っていたプレゼントを渡す。

命がけでスカルを潰してくれたエイジは、売春させられていた女性たちにとってヒーローだといい、感謝を伝える。B一は誰のことも復讐に利用することしか考えてなかったが、父さんの思いを継いだのはエイジの方だった。消えるべきは自分の方だったのかもしれないとB一。ナミにもらったプレゼントを太陽の光に照らすB一。そして何気なく耳を触る。それはエイジのクセだった。ナミはB一の中でエイジが生きていることを感じた。

大学で。同級生たちとランチで待ち合わせていたB一。デイパックにはナミのプレゼントのキーホルダーが付いている。何気ない同級生のじゃれあいを見ながら、B一は微笑んだ。

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のレビュー

浦島亀一がクソすぎる! 八野衣一家は、ただ亀一が描いた脚本に出てくるコマとして無惨な運命を演じさせられたのです。悲しすぎます。猟奇殺人事件のドラマも数あれど、ここまで鬼畜な犯人も珍しいのでは…。

最終回では、回想シーンと裁判のシーンでエイジとB一という2人の人格が交互に流されたので、山田涼介の演技の素晴らしさが際立ちました。

あんなに辛い目にあって、傷つけられ続けたエイジ。一筋の光として自分を救ってくれた京花を救いたいにしても、愛が深すぎる…。

【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回のまとめと考察

最終回でわかったことをまとめましょう。

・浦島亀一は自分の存在を確かめるために拷問殺人を繰り返していた。
・その感覚も麻痺したため、八野衣真を主人公にした「LL事件」の脚本を書いた。
・しかし八野衣真の死も何の役にも立たず、次は二重人格のエイジに目をつけた。
・エイジを実の子以上に大切に育てて、いつか復讐されるのが最高のエンディングだと思っていた。
・京花は、エイジとB一の人格統合で新たな人格を生み出そうとしたが失敗。
・エイジは京花のために、自らの人格を殺した。
・京花は、LLに固執したのではなく、誰かに愛されたかった。
・京花はエイジの無償の愛に救われ、エイジを取り戻したいと思っていた。
・京花は最後にエイジを愛していたことを知ったがエイジは戻らなかった。
・消えたと思われたエイジだが、B一の中に生きているとナミは知る

亀一が、実の子の乙よりもエイジに愛情を注いでいた理由が、まさか「最愛の息子に復讐で殺されたい」という亀一にとっての最高のクライマックスのためだったとは…。

最後にエイジがB一の中に生きていることがわかり、最後はハッピーエンド!?

でも、すべてを世間に知られたB一のこれからの人生、 罪人となってしまった乙と母親の人生もこれから辛いことでしょう。京花も取り憑いていた何かが落ちたような穏やかな顔をしていたけど、畑葉子ら殺された被害者たちも気の毒すぎる。

エイジが消えていなかったのはよかったけれど、胸糞の悪さは心に残りました。

でも全体的にスピーディな展開で、山田涼介や門脇麦、遠藤憲一の怪演も光り、面白かった!ナミのキャラ設定など原作と変えているところもありましたが、あまり違和感のない構成でした。

約2か月間、楽しませていただき、ありがとうございました。

親愛なる僕へ殺意をこめて/最終回

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