ドラマ【しあわせな結婚】ネタバレあらすじ全話!松たか子の秘密を考察&原作と最終回予想

ドラマ「しあわせな結婚」のネタバレ

本記事はドラマ【しあわせな結婚】のあらすじをネタバレありで初回から最終回まで全話紹介します。また、ネルラ役/松たか子の秘密を考察していきます。原作や脚本家、最終回結末の予想、主題歌についてもお届け!

※注:映画『わたしの幸せな結婚』とは別作品。ドラマタイトルは漢字の「幸せな結婚」でなく、平仮名の「しあわせな結婚」です。略称は「わせ婚」。

阿部サダヲ主演ドラマ【しあわせな結婚】が、テレビ朝日木曜ドラマ枠で2025年夏クールに放送!
共演は松たか子さん。主人公が電撃婚した妻・ネルラ(松たか子)の秘密とは?
「ふてほど」で話題の阿部サダヲさん主演のマリッジ・サスペンスで、2025年夏の話題作です。

【更新】
最終話(9月11日放送)ネタバレあらすじ

本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。

ドラマ【しあわせな結婚】ネタバレあらすじ全話

ドラマ【しあわせな結婚】のあらすじネタバレを最終回まで全話、紹介します。考察や感想も加えていきます。

1話「50歳で電撃婚…愛する妻と裏の顔」

あらすじ

人気弁護士の原田幸太郎(阿部サダヲ)は、討論番組の出演中に倒れ、緊急搬送される。一命はとりとめるも、すでに親はなく、独身のため見舞いに来る人もいない。猛烈な孤独感に襲われた幸太郎は、入院先で出逢った女性・鈴木ネルラ(松たか子)に声をかけ、また会いたいと思うように。
退院の日、ネルラから「うち行きませんか?」と誘われた幸太郎は、50年間貫いてきた独身主義をあっさり捨てて、電撃結婚。各階に彼女の父・寛(段田安則)、弟・レオ(板垣李光人)、叔父・考(岡部たかし)が暮らすマンションで新婚生活をスタートさせる。
元来“ひとり好き”な幸太郎は鈴木家の食事会に“こういうの苦手”と思いながらも少しずつなじんでいく。だが、ネルラには幸太郎に言えない“大きな秘密”が…。

ネタバレ

幸太郎は“ひとり好き”だがネルラやネルラ家族たちと“しあわせな”な日々を送っていた。

退院した日、初めて自分の部屋を訪れた幸太郎に、ネルラは考が焼いたクロワッサンを振る舞った。幸太郎が、上品にちぎりながら食べる一方、ネルラは豪快にかぶりついた。幸太郎は驚きつつ「散らかして食べてこそクロワッサンですから」とフォロー。その一言で緊張が一気に解けた。ネルラは当時を振り返り、「私、本当は幸太郎さんに抱きつきたかったの。でもできなかったからクロワッサンを出したの」と明かした。さらに、ネルラは「私は病院の前からずっとそう思ってた」とも打ち明ける。「それはなかなかだね…」と驚く幸太郎に「なかなか激しいの、私」と返した。

ネルラのクロワッサンかぶりつきシーンは第1話でもっとも印象的。ちょっと怖かったですね(笑) 阿部さんが朝ドラ『あんぱん』でパン職人・屋村草吉を演じているのもあり、SNSで話題でした。

Q:朝ドラ『あんぱん』を意識してパンを出した?

A:脚本の大石静さんは朝ドラを意識したか?の質問に「それはありません」と回答。

ある日、待ち合わせにネルラが来ない。電話にも出ない。動揺した幸太郎は姿を消したネルラを探す。すると、路駐している車の助手席にネルラを発見。ネルラは車内で運転席にいる見知らぬ男・黒川竜司(杉野遥亮)と深刻な表情で向き合っていた。その夜、自宅にて、幸太郎はネルラに困っていることはないかと尋ねる。ネルラは「ある。でも、今は言えない」と言う。

後日、幸太郎は大臣の息子で俳優・磯村正(戸塚純貴)を警察まで迎えに行く。泥酔して裸で六本木を疾走して逮捕されたのだ。

警察署の外にて、幸太郎は記者たちにまぎれて黒川を発見。幸太郎は黒川を追いかけ、話を聞く。黒川は刑事であると身分を明かした。

【注目ポイント】謎の男・黒川竜司(杉野遥亮)は警視庁捜査一課の刑事と判明。

黒川は「ネルラが15年前に婚約者の布勢夕人を殺害した疑いがある」と幸太郎に告げた。なぜネルラは結婚するときに隠していたのか。愛する妻は本当に殺人犯なのか?…幸太郎は動揺が隠せない。

【注目ポイント】妻・ネルラの抱える大きな秘密とは、元婚約者を殺した疑惑!

ネルラは寝言で「Sono innocente.(ソノイノチェンテ)」とつぶやく。

回想(?)にて、ネルラは布勢夕人(玉置玲央)ともみ合い、彼が階段から落下した。(つづく)

【解説】ソノイノチェンテはイタリア語で、日本語訳は「私は無実です」。

第1話から衝撃展開です。妻の秘密は「殺人容疑」でした。回想シーンだと階段からネルラが突き落としたのかな?と思ってしまいます。それとも事故なのでしょうか。布勢は絵を破ったりしてたようですが、何を揉めていたのでしょうか。ネルラはイタリア語で「無実」と言っていたようですが…。主観の入る回想シーンは事実でないケースもあるので、あくまで第1話時点でのネルラは殺人疑惑といった程度。第一発見者のネルラに明らかな証拠はないから起訴されてないのでしょうし…。このミステリー要素は終盤まで引っ張るかな?
個人的には、阿部サダヲさん、松たか子さんのおかしみのある演技に魅了されました。これは毎週楽しみなドラマです♪

1話では俳優役で戸塚純貴さんがゲスト出演。さらに、幸太郎の元恋人・内藤つばさ役で小雪さん。夫の不倫問題に悩んで幸太郎のもとを訪れる女性を野呂佳代さんが演じています。豪華ですね。

2話「愛する妻と殺人事件」

あらすじ

幸太郎(阿部サダヲ)は、電撃結婚した妻・ネルラ(松たか子)と新婚生活をスタート。しかしある日、突然現れた刑事・黒川竜司(杉野遥亮)から、15年前にネルラの元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)が死亡した事件の再捜査が始まることを告げられる。黒川は、第一発見者のネルラの犯行を疑い続け、再捜査を願い出たという。幸太郎は激しく動揺する。
もし黒川の話が本当だったら、殺人犯かもしれない妻と暮らしていけるのか!? ひとりの夫として感じる恐怖にも似た思いと、弁護士として真実から目をそらすべではないのではないかという葛藤を抱えるす幸太郎――。
翌朝、ワイドショー『ニュースホープ』のMC・梶原拓(馬場徹)が倒れ、総合プロデューサー・倉澤ちか(堀内敬子)からMCの代打を打診される。MCを現実逃避で引き受けることに…。しかし放送がスタートすると番組を仕切り倒す幸太郎!
そんな中、開かれた週に一度の鈴木家の夕食会。幸太郎は、ネルラの父・鈴木寛(段田安則)や弟・鈴木レオ(板垣李光人)、叔父・鈴木考(岡部たかし)が、15年前の事件についてどう思っているのか気になる。
幸太郎はネルラや家族に話せないが、弁護士仲間で大学時代の同級生・臼井義男(小松和重)に他言無用で事件のことを調べてほしいと頼むが…!?

妻の元婚約者の死亡事件が再捜査される件、
話しちゃうみたいだけど、
臼井義男は信用できるのかなあ?

ネタバレ

幸太郎の前に刑事・黒川竜司(杉野遥亮)が再び現れる。幸太郎は証拠がないから揺さぶりに来てると言い放ち、相手にしない。

幸太郎は、臼井義男(小松和重)から事件の詳細を聞かされる。遺体の頭部が殴打されたことが分かり、第一発見者のネルラが複数回に渡り聴取された。しかしネルラは記憶がないと主張。やがて通り魔事件が起きて捜査はそちらに集中。布勢の転落死は事故死という結論になった。義男は「すぐにでも離婚した方がいい」と幸太郎に忠告する。

【注目ポイント】検視官が頭部に2つの打撲痕を発見し、解剖の結果、そのうち1つが致命傷となる大きな損傷であることが判明。 階段からの転落では生じ得ない傷であり、他殺の疑いが一気に強まったとのこと。ネルラの供述によると、布勢の女性問題で口論になり、無理心中を迫られて抵抗するうちにどこかに頭をぶつけてそれ以降の記憶がないそうですが…。

ネルラはもみ合って頭を打ったそうですが、部分的な記憶喪失が都合良すぎます。布勢の女性問題も本当かなあ。回想シーンでは布勢が怒り狂ってましたがネルラの方の異性問題では? 
それと、通り魔事件のタイミングも怪しいですね。また、2つの打撲痕が意味深で、ネルラ以外の誰かが致命傷を与えた可能性も。つまりネルラは誰かをかばっているのかも?!

幸太郎は今日こそ事件のことを聞こうと帰宅。すると、ネルラは「私を人殺しだと思ってる? いつかバレると思ってたけどこんなに早いなんて…」と言い、自ら15年前の事件について語り始めた。

ネルラは布勢夕人と大学時代に同じクラスだったが話すことはなかった。彼の絵の実力を目の当たりにしたネルラは修復師に路線変更。大学院を経てイタリア留学もした。帰国後、布勢の個展で再会し、仲を深め、家族にも紹介。彼に倉庫をアトリエとして使ってもらった。しかし布勢は注文があるのに描けなくなった…。

すさんだ布勢はネルラに「一緒に死んでほしい」と無理心中を求めた。ネルラが拒否しても、強要してきた。幸太郎は「突き落とした?殴った?」と尋ねる。しかしネルラは布勢に突き飛ばされて記憶がないという。

ネルラは「私が殺したか、殺してないか分からないけど、彼を破滅させたのは私だと思う」と吐露。「彼が死んだ日から、自分の望みや幸せは求めないことにしたの」と言い、絵画の修復の仕事を辞めて、罰として嫌いな教師の仕事に就いたと明かした。

しかし、ネルラは幸太郎と出会って変わったと話す。ネルラは「幸太郎さんに出会った日から、もう一度生き直したいと思ったの。もう一度しあせになりたいと思ったの。でも私が将来に希望を持った途端、15年前のことがまた襲いかかってきて。私から幸太郎さんを奪っていく。しあわせを奪っていく…。やっぱり私は希望を持ってはならなかったのよ。しあわせになりたいなんて、望んだことが間違いだったの」と嘆いた。

幸太郎は「間違いじゃないよ‼俺は元検事だから大体のことが見える。再捜査になったからと言って新しい証拠が出たわけではない。一緒に生きていくために頑張ろう。頑張ろうネルラ」と妻を抱き寄せた。(つづく)

第2話は、ネルラ自ら事件の経緯を明かしたのですが、記憶喪失な点は怪しいし、松たか子さんの表情も意味深で、殺人者にも見えるんですよね。ネルラが本当のことを言ってるのかわからない……という演技、演出なのでしょうが、とても上手くいってると思います。
幸太郎は冤罪事件を扱った功績があります。ネルラは幸太郎の弁護士能力を高く評価して結婚したのかも、とも考えてしまいます。記憶喪失なんて嘘で、本当は殺意をもって殺していて…幸太郎と「しあわせになりたい」と男心をくずぐり、弁護してくれるよう誘導しているのかなあ。あるいは2つの打撲痕から真犯人は別にいる可能性もあります。
ともかく事故死より殺人事件の方が真実という方向になっています。そんな中、殺人犯なのかどうかつかみどころのないネルラに今回も魅了されました。

3話「夫婦の絆が壊れる時」

あらすじ

幸太郎は、臼井義男(小松和重)の報告で、ネルラにとって不利な当時の状況を思い知ることに…。さらに、本来真実を追求し、公益を守るために法律を運用するはずの法律家が生き方を変えられるのかと、ネルラに問い詰められ、自分の気持ちが揺らいでいることを自覚し始めて…!?
そんな中、幸太郎は、ネルラ、レオ(板垣李光人)、考(岡部たかし)、寛(段田安則)とともに鈴木家恒例の温泉旅行に参加することになる。その夜、寛に呼び出された幸太郎は、ネルラの生い立ちを聞き、「どうかネルラを守り通してやってくれ」と懇願される。
家族旅行や週に一度の食事会に参加し、幸太郎が家族の一員として少しずつ鈴木家になじんでいく。そんな中、ウエディングフォトを撮影することになった2人。しかし撮影中にネルラが突然倒れて…!?

ネタバレ

位牌はもう一人の弟・五守(ごしゅ)だった。ネルラの弟で、レオの兄にあたる。五守(6歳)は母が亡くなった1年後の7月、勝浦の海で亡くなった。ネルラと叔父・考(岡部たかし)が五守を連れて行ったのだが、海に流されてしまった。遠い沖で発見された…。ネルラと考はこの事故の罪を背負っている。父・寛(段田安則)は妻と長男を亡くして悲しみに暮れたが、ネルラとともにレオ(板垣李光人)だけは愛し育ててきた。

五守という名前は、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」が由来だそうです。またも独特な名前ですね(笑)

寛の故郷、舞鶴へ家族旅行へ。幸太郎も参加して、食事や温泉、釣りを楽しんだ。

ウエディングフォトを撮影する時、事件当日のことがフラッシュバックして気絶したネルラ。その後、ネルラの口数が減ってしまう。幸太郎はあの撮影を境におかしくなったと気づく。

ネルラは、15年前に元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)が転落死した際、その場にもう1人誰かがいたことを思い出したと幸太郎に明かす。倒れていたネルラは同じく倒れていた布勢の背後に、何者かの足を見たという。

【注目ポイント】事件当日、ネルラと布勢以外に第三者がいたことが判明。これは大きなポイントになりそうです。

新しい事実を誰にも言わず心を閉ざしていたたネルラに対し、なんで言ってくれなかったの?と詰め寄る幸太郎。まるで検事や警察の尋問で、弁護士業務のような質問の連続にネルラも苛立つ。口論になり、家を飛び出した幸太郎は、独身時代に住んでいて、そのまま残していたマンションへと戻った。(つづく)

3話は、序盤の弟の死亡事故以降はしあわせモードだったのですが……。ウエディングフォト以降、シリアスで不穏な展開に。そして夫婦喧嘩に発展。なんで言わなかった?なんで尋問みたいにするの?どちらの言い分もわかるから、喧嘩両成敗で仲直りしてほしいところ。独身時代の部屋の戻った幸太郎がどこか寂しそうでしたし……。
でも、あの「足」だけの人物は何者なのでしょうか。布勢の関係者は不明だし、ここまでの登場人物から寛や考でしょうか。娘が殺されかけたから、やり返したのかなあ?

4話「妻は嘘をつく」

あらすじ

 妻・ネルラ(松たか子)と口論の末、家を飛び出して独身時代の家に戻った幸太郎(阿部サダヲ)。しばらくネルラと別居することになった。
 そんな中、黒川が幸太郎の家に来た。交番勤務についたばかりの新人巡査だった当時、パトカーに乗せられたネルラの顔を見て“この女が犯人だ”と確信したという。幸太郎は、勘だけでネルラに執着している黒川に唖然とする。しかし、黒川は「奥さんは嘘つきですよ」と断言する…!?
 鈴木家の週に一度の食事会の日がやってくる。幸太郎が現れ、うれしい気持ちになるネルラ。しかしインターホンが鳴り、モニターに映っていたのは…。

予告に、幸太郎の元カノ・内藤つばさ(小雪)が映っていました。まさか、食事会の日にやってきた人物なのでしょうか。

ネタバレ

モニターに映っていたのは内藤つばさ(小雪)だった。弁護士のつばさは、鈴木寛(段田安則)の不倫相手の夫の代理人としてやってきたようだ。寛によると付き合っていたのは本当だが夫がいるとは知らなかったという。証拠となるメッセージのやり取りもある。幸太郎は寛の代理人となった。

勝ち目があるが、寛は慰謝料を払う気だ。幸太郎はつばさと交渉して額を引き下げさせ、手を打つことにした。

15年前、ネルラの捜査を中止にしたのは署長の佐久間次郎(野間口徹)の命令だった。その署長は現在、警視庁警備部長となっている。

幸太郎(阿部サダヲ)は自分の考えをまとめるため、しばらく別居することにした。同じくネルラも自身の考えをまとめるため、黙々と絵に向きあっていた。

絵を完成させたネルラが向かったのは、鈴木家のマンション近くに車を停めている刑事の黒川(杉野遥亮)の元だ。ネルラは車内に乗り込み話す。黒川はネルラのことが15年前から忘れられないという。ネルラは「好きなの? だから、いたぶりたいの?」と質問。そして、ネルラは「怯えることはやめた」と黒川に告げ、今度はマンションの4階へと上がっていく。

ついに、これまで胸に秘めてきた過去と向き合う決意を固めた原田ネルラ(松たか子)は、父・鈴木寛(段田安則)の暮らす4階へ。そして、「15年前、布勢夕人(玉置玲央)を殺したのは、お父さん?」と、問いかける。

同じ頃、幸太郎は寝室に貼られているネルラの自画像を発見する。真っ直ぐに前を見据える、鋭い眼光のネルラの姿がそこにあった。(つづく)

まさか犯人は鈴木寛(段田安則)なの?!ネルラは事件当日のあの足の人物が父親だと思い出したのか、それとも前から気づいていたのか…。でも、このまま単純にお父さんが犯人でした、とはならないと思いますが、どうでしょうね。

お父さんの不倫問題が唐突に描かれたけど、詐欺っぽい感じですよね。夫が亡くなったことに触れ、一人で寂しいという文言がスマホに残っていたので、完全に騙されていると思います。旦那もグルでお金を奪おうとしている美人局なのかもしれません。寛さんは元缶詰メーカー社長だからお金持ち。だから狙われた?

お父さんの不倫エピソードが挿入された意図は、きっと、幸太郎に愛について考えさせるため、でしょう。お父さんは勝訴できるのに慰謝料を払うと言っていましたね。それは愛しているから。感謝の気持ちなのでしょう。

ラストの自画像は意味深でした。ネルラの覚悟を決めた表情、ということだと思います。これを見つけた幸太郎は何を思い、どう行動するのか。次回以降も楽しみです。

5話「殺したのはお父さん?父娘が隠す15年前の“秘密”」

あらすじ

ネルラ(松たか子)は、父・寛(段田安則)に「15年前、布勢夕人(玉置玲央)を殺したのは、お父さん?」と、問いかける。すると驚きの表情を浮かべた寛が、突然腹を押さえて苦しみ始める。ネルラは大慌てで叔父の考(岡部たかし)や弟のレオ(板垣李光人)に電話をかけるが、2人とも出ない。動転したネルラは、思わず家の前で見張り中の刑事・黒川(杉野遥亮)に助けを求める!

ネルラからの連絡で、寛が搬送された病院に駆けつけた夫・幸太郎(阿部サダヲ)は、なぜか病室にいる黒川に驚く。なぜ自分ではなく、黒川に助けを求めたのか…嫉妬にも似た感情が湧き上がり、心がグチャグチャになる。モヤモヤしたまま帰宅した幸太郎は、ネルラから「事件の後の事情聴取で、わたし、ひとつだけ警察にをついたの」と聞かされる……。
実は自分と父、2人しか知らない“秘密”があると言う――。
そんな中、寛が15年前の事件について重い口を開く…!?

ネタバレ

寛が15年前の事件について話す。布勢が亡くなる1ヶ月前、レオが誘拐された。寛は身代金を持って待ち合わせ場所へ向かった。だが、犯人は現れなかった。のちに、寛は布勢夕人(玉置玲央)による偽装誘拐だと気づいた。

誘拐騒動の前に。布勢がイタリアンレストランをやりたいから金を貸してくれと寛に頼んだ。寛は出資を拒否して、「諦めるのはもったいない。また描きたくなるときを待てば良い。模写でも贋作でも何でもやって冬の時代を過ごせば良い。ネルラをがっかりさせないでくれ」と伝える。

そのことを恨んでの布勢の犯行だった。不幸はそのことをネルラに伝え、布施と別れろと言ったことだ。

あの日。ネルラは布勢に誘拐の件を問い詰める。布勢は認めた。ネルラが「別れて。ここから出ていって!」と告げる。布勢は「ネルラと別れたら生きていけない。一緒に死のう」と、無理心中をしようとしてきて…。

もみ合いになった原因は彼の女性問題だと警察に言ったことは嘘だった。ネルラ曰く「誘拐のことを言ったら、お父さんが疑われると思ったから」。
しかし寛にはアリバイがあった。

寛は誘拐のことが動機でネルラが殺意を持ったと思われたら困ると思い、考にも偽装誘拐の犯人を言ってなかった。
ネルラは父を疑い、父はネルラを疑い、生きてきたのだった。2人は安堵した。

寝室にて。ネルラは幸太郎に「私、記憶が戻ったことを警察に言おうと思うの。そうしないとあなたとの未来が見えないもの」と告げる。

ネルラと布勢がもみ合った原因は、偽装誘拐でした。

黒川はネルラに言われた「(私が)好きなの? だからいたぶりたいの?」という言葉が頭から離れなかった。そんな黒川を、幸太郎が呼び出して、黒川が被疑者を自殺に追い込んだ過去の失敗を指摘。これが再捜査したい理由の一つか。

続けて、幸太郎は「これから惚れた女のために、一緒に戦いましょう」と“共闘”を持ちかける。幸太郎は、黒川がネルラに恋心を抱いていると気づいたのだ。

終盤、ネルラの前に現れた黒川は「真犯人は自分が見つけます。あなたのために」と決意を口にし、ネルラも「そうしてください」と応じるのだった。

5話では、ネルラが見た「足」が寛ではない、とは分かったのですが…。となると、考(岡部たかし)が有力候補になってしまいます。でも、偽装誘拐のことを知らないならば犯行動機がなくなるかな。

5話終盤では、幸太郎と黒川が「惚れた女」のためにタッグを組むことに。まさかの展開になりました。黒川はネルラに惚れていたことを自覚したようですね。まさかの展開でビックリです(笑)

6話「第二部、開幕! 死者からの復讐…愛妻を狙う第三の男」

あらすじ

15年前についた“嘘”について、警察にすべてを打ち明ける決心をしたネルラ(松たか子)は、幸太郎(阿部サダヲ)に付き添われて黒川(杉野遥亮)のもとへ。事件前、布勢(玉置玲央)が弟・鈴木レオ(板垣李光人)の誘拐を偽装し、父・寛(段田安則)に身代金を要求する電話をしたこと、口論になり激しいもみ合いになったこと、当時、警察に揉めた原因は”布勢の女性関係”だと嘘をついたこと…。それを聞いた黒川は、ネルラが思い出したという事件現場にいた第三者の存在に加え、布勢の大学時代の交友関係を洗い直そうと考える。
そんな中、無事に事情聴取を終え、幸太郎とともに帰ろうととするネルラに、黒川が突然「明後日、誕生日ですよね?」と切り出して…。
明後日、鈴木家ではネルラの誕生日会が行われる。すると寛が、幸太郎とネルラに「あんたとネルラは、ここを出て、2人で暮らしてもいいんだよ」と言い始める。想像もしなかった父の言葉に、結束の固い家族の中で生きてきたネルラは…?
そんなある日、幸太郎に黒川から電話がかかってきて…!?

ネタバレ

寛からここを出ていいと許可されたネルラは、新しく外で生活をしてみたいと思い始め、上野の周辺で捜す。ネルラと幸太郎がお世話になる不動産会社の社長・南雲(山内圭哉)はクセが強いキャラだった。

ネルラたちがマンションを内見していると、偶然、作家の千堂祥子(吉川美代子)と会う。祥子のそばには、幸太郎がレギュラー出演するワイドショー「ニュースホープ」のMC梶原(馬場徹)がいた。2人は年齢差があるものの付き合っているという。

梶原が不倫しているとニュースに流れる。幸太郎はスタッフの反対を押し切って、梶原に番組冒頭で否定する機会を設けさせた。梶原は祥子の離婚を確認した上で恋愛していたからだ。

番組冒頭、梶原が釈明した。その後、コメントを求められた幸太郎は「一般常識とか既成の価値観がいつも正しいとは限らないと思うんです。真実は既成の価値観を乗り越えたところにある場合もあるんです」とコメントした。

ネルラは幸太郎の所有するマンションを内見し、ここに引っ越すと決める。しかし、黒川から電話で奥さんを守るよう伝えられた幸太郎は考える。

鈴木家が集まった食事会にて。幸太郎は事件が終わってから引っ越したいという。15年前の再捜査が始まったことを伝えると、レオは警察がうろついてるから気づいていたが、考は知らなかったようで…。

ラスト。幸太郎は黒川から、布勢を殺害した犯人として、ネルラの叔父・鈴木考(岡部たかし)が警察に出頭したことを聞かされて――。(つづく)

叔父の考さんは怪しかったんですよね。ネルラが思い出したという事件当日の男の足。当時、レオはまだ12歳ぐらいだったろうし、寛は殺人を否定いたし…。となると、アトリエに出入りできてネルラを守りたい主要人物は考さんしかいなかったんですよお。つらい現実ですけど、自首する展開になるとは…。
でも、考の守りたい人物はもう一人いると思います。レオが真犯人で考さんがかばってるとしたら……。いやあ、そのルートは残酷ですが…。

7話「犯人からの手紙」

あらすじ

布勢夕人(玉置玲央)殺人事件の犯人として、叔父・鈴木考(岡部たかし)が警察に出頭した――。再捜査が始まったことで、再び姪のネルラ(松たか子)に疑惑の目が向けられていることを知り、自ら名乗り出ることを決意したという。
考は、刑事・黒川竜司(杉野遥亮)に、当時の様子を語始める…。ーー15年前、アトリエを訪ねた考は、布勢がネルラの首を絞めているところを目撃して、とっさにその場にあった燭台で布勢を殴り、殺してしまったという。しかし黒川は、考の供述に違和感を抱いて…。
一方、ネルラの父・寛(段田安則)は、考の置き手紙を見つける。幸太郎(阿部サダヲ)、ネルラ、レオ(板垣李光人)とともに手紙を読み、15年前の真実を知ることに…。激しく動揺する家族の願いで、幸太郎は弁護人として考の面会に向かう。しかし、考は幸太郎の弁護を拒否する。
考の逮捕により、幸太郎の仕事は激減、レギュラー番組『ニュースホープ』への出演も控えることに。さらにネルラも休職を余儀なくされ、2人はステイホームに突入。
そんな中、考を母のように慕うレオが…!?

ネタバレ

黒川は考の供述に違和感を抱く。とっさにその場にあった燭台を手に取って無我夢中で布勢を殴り、死に至らせてしまったというが、その“無我夢中”という表現が気になるのだ。また、アトリエと自宅の間にある川に投げ捨てたという燭台は見つからなかった。  

生前に布勢と付き合いがあった画商が証言する。布勢の画家としての最後の作品であり、引き裂かれた絵を見て、その画商は「あの女」が原因で死んだと感じたと話す。絵に描かれていたのはアトリエに実際に置いてあった小物で、その一つが燭台。考に凶器に使った燭台を描かせると、別の形をした燭台を描いた。(※孝は凶器を見ていない?)

一方、ステイホームに突入した幸太郎とネルラは、モデルルームになるほどピカピカになるまで掃除したり、2人で食事を作ったり、映画を2人で怖がりながら見たり、充実していた。日光に新婚旅行にも出かけた。仕事ができず、マスコミに追われる最悪な事態に陥っても楽しめた。

ラスト。非常ベルの音で跳び起きた幸太郎とネルラ、そして父の寛が大慌てでレオの部屋へ。すると、レオが煙を吸って意識を失っていた。レオの顔をのぞき込んだネルラの頭に、15年前の事件の日、元婚約者の布勢夕人(玉置玲央)が横たわっている姿がフラッシュバックし、孝が「お前はやっていない。いいか。この人を殺したのは俺だ。分かったな」と話しているのを思い出す。(つづく)

ラスト。ネルラが思い出した、孝の言葉。それは、孝が罪をかぶっているというもの。でも、これはネルラに言ったんですかね?私は孝ちゃんはレオのことをかばっているのかな、と思ったのですが…。少年のレオが真犯人なのでしょうか。でも、どうなんだろう…。

幸太郎とネルラのステイホームや日光での新婚旅行が「しあわせ」そうで、人は辛いときも生きていかなきゃいけないし、人生はこうして続くんだなあ、と見てましたよ。夫婦の日常がとても素敵でした。

犯人の疑惑は、ネルラから、寛、考、そしてネルラに再び戻ってきたわけですが、真犯人はネルラであって欲しくありません。阿部サダヲさん・松たか子さんの夫婦役、今回は「しあわせ」に終わって欲しいです。残り2話も楽しみます♪

8話「最終章!真犯人は妻…夫がたどり着く不都合な真実」

あらすじ

病院でレオに付き添っていたネルラは幸太郎に、「やっぱりわたしが布勢を殺したのかもしれない」「(叔父の考は)わたしを庇ったんだと思う」と言う――。
もし本当にネルラが殺人犯ならば、自分はどうしたらいいのか…と悩んだ幸太郎は、自分で真相を突き止め、真実と向き合うことを決める。
一方、出頭してきた考の捜査を続ける刑事・黒川(杉野遥亮)は、彼の供述に違和感を抱いていた。
幸太郎がたどり着く真実とは――。

ネタバレ

幸太郎は、ネルラが犯人であっても受け入れる、とネルラ本人に伝える。2人は抱き合った。

自分で真相を突き止める決意を固めた幸太郎は、国選弁護人から凶器について話を聞く。考は燭台の蠟燭が1本だが、布勢(玉置玲央)の絵だと3本だ。川に捨てたという凶器も発見されていないという。

幸太郎は3本の蠟燭をつけられる洋風の燭台に目をつけ、国内シェア最大の会社を訪問する。その燭台は畳むことが可能で、考の絵と一致する。

幸太郎は凶器と傷跡の関連性について法医学者・児玉祐作(佐々木蔵之介)に相談。洋風の燭台が傷跡と一致。児玉は犯人が2人いる可能性を指摘し、1人は両手で燭台を持って振り下ろしたと推理。その1人目が致命傷を追わせたが…。

児玉の意見を聞いた幸太郎は、ついに事件の核心に迫ることができた。向かったのは退院して自宅に戻ったレオの部屋だ。

幸太郎は、ネルラの元婚約者・布勢夕人を殺したのは、当時11歳だった弟の鈴木レオ(板垣李光人)だという真相にたどり着いた

レオはネルラを助けるために燭台で殴り殺した。まだ幼いレオが両手で凶器を握って力を込めて振り下ろし…。続けてやってきた叔父の考がもう1発、布勢を殴って罪をかぶった。考はレオに凶器を川に捨ててくるよう指示して、自分は遺体を階段から転落させるなど隠ぺい工作をした。

レオは凶器を捨てていなかった。証拠となる凶器を見せてもらった幸太郎は、出頭を勧める。14歳未満だから罪には問われない。レオは「これで楽になれる」と出頭することに同意した。

幸太郎はレオに付き添い、凶器の燭台を持って警察へ。警察で刑事・黒川に真相を話した。一件落着と思われたが…。このことを知ったネルラは、幸太郎が家族でなく法律家として行動したと指摘し、「あなたと出会って、すべてが壊れた。わたしたちは出会ってはならなかったのよ」と、離婚を切り出すのだった。(つづく)

布勢の死亡事故は殺人事件で、犯人は少年時代のレオでした。犯人候補が少なかったため、意外!というほどではなかったのですが、やっぱり衝撃はありました。ネルラが殺されかけた(無理心中をされかけていた)ので、正当防衛で主張できるとは思うのですが…。そもそも罪に問えない少年のころの犯罪でした。

でも、これ、考ちゃんは犯人隠避、そして遺体の偽装工作の罪(刑法第190条に基づく死体遺棄罪)に該当してしまいそう。有罪は免れないのかなあ。情状酌量の余地はありそうですが…。

8話ラスト、まさか離婚を突き付けるとは。ネルラと幸太郎では「しあわせ」の価値観が違ったのですね。家族なら嘘をついてでもレオの罪を守るべきだというネルラ。一方、幸太郎はそんなのしあわせじゃない、と思う派です。モヤモヤを心に抱えていてしあわせなのか?と。
幸太郎は弁護士としてレオを警察に突き出した!というわけではない、と視聴者としては思いますが…。ネルラには法律家として動いた!と見えてしまうわけですね。

最終回「事件は終わっていなかった!最大の秘密が明かされる…!」

最終回は9月11日(木曜)に放送。全9話となります。

あらすじ

幸太郎の抵抗むなしく、2人が離婚してから1カ月が経ち、ネルラは美術館の修復の仕事を始める。インターネットに顔をさらされた影響でアイドルのスタイリストを辞めることになったレオは鈴木家のマンションを出て、新たな道を歩き始める。レオをかばった罪で起訴された考(岡部たかし)には執行猶予つきの有罪判決が下された。
そんな中、ひとりネルラへの想いを引きずっている幸太郎に、取り乱した様子の父・鈴木寛(段田安則)から電話がくる。なんと、ネルラが姿を消したという――。
幸太郎が慌てて鈴木家に駆けつけると、不安でいっぱいの寛とレオ、考の姿があった。
幸太郎は、ネルラの部屋でパソコンから手掛かりを探す!すると、本文のない自分宛の下書きメールを発見。刑事の黒川(杉野遥亮)に、メールの復元を依頼するが…!?
――事件はまだ終わっていなかったのか。最大の秘密が明かされるその時、幸太郎は…?

ネタバレ

亡き布勢の絵は高額で取引され、高く評価されていた。

そんな中、幸太郎が刑事の黒川にメールの復元を頼んだ。そこには幸太郎への感謝や謝罪の言葉とともに15年前の事件に関する“もうひとつの秘密”が記されていた。

事件が起きる前、ネルラは遊び心で布勢の画風を真似て絵を描いた。布勢はおもしろがり、画商に自分の絵と偽って見せた。すると、その絵にこれまで以上の値がつけられた。

それからネルラが代わりに絵を描くことになり、布勢は絵を描くことがなくなった。ある日、ネルラが過労で倒れた。これを機に布勢はもう一度絵を描こうとする。

しかし布勢は新しい絵を描けず、父・寛(段田安則)に贋作でもやればいいと言われ、追い込まれていく。結果、布勢はネルラに無理心中を仕掛け、15年前の悲劇が起きてしまった。

“もうひとつの秘密”とは、ネルラが布勢の絵をまねて描いて評価されたことで、布勢を追い詰めてしまったことでした。

ネルラは、画商が扱っている布勢の絵(ネルラが描いた絵)を切り刻もうとする。そこへ幸太郎がやって来て、止めた。

布勢を追い詰めた後悔から 絵を傷つけようとしたネルラ。

幸太郎は「君が背負う苦しみがあるなら俺も一緒に背負うから。もう一回結婚しよう、好きになっちゃったから仕方ないんだよ!」とプロポーズ。

2人は復縁し、また同じマンションに戻った。週一の食事会は月一になったが開催されている。

幸太郎にとって家族付き合いは疲れるが、今日も寝相の悪いネルラと一緒に寝ている。

ネルラが寝言で「Quando morimero saremo insieme(死ぬとき、私たちは一緒)」とつぶやく。(おわり)

ドラマ【しあわせな結婚】松たか子の秘密を考察

このコーナーでは、ストーリー展開とともに、ネルラ(松たか子)の秘密を考察し、徹底解明していきます。

松たか子は殺人鬼?

幸太郎(阿部サダヲ)がネルラ(松たか子)と電撃結婚!!しかし愛する妻ネルラには《大きな秘密》があったのです。
ーーそれでも幸太郎は妻を愛し続けられるのか!?というのがテーマになっていきそう。

本作は「マリッジ・サスペンス」というジャンル。マリッジは「結婚」の意味。サスペンスは…↓

サスペンス《未解決・不安・気がかりの意》小説・ドラマ・映画などで、筋の展開や状況設定などによって、読者や観客に与える不安感や緊張感。また、その小説・ドラマ・映画など。

https://kotobank.jp/word/…

不安感や緊張感を与える…。つまり視聴者をハラハラドキドキさせる作品ですね。

その点を考慮して予想すると・・・愛した妻は殺人鬼?!と思わせる展開はどうでしょうか。ただし前クールの『恋は闇』『魔物』とかぶってしまいますが…。

それに過去作ですが、スペシャルドラマ「スイッチ」(テレ朝)で、松たか子さんの役が殺人未遂を繰り返していたと判明します。また似たような展開になってしまいますが…。

他に予想すると・・・実は子供がいる、実は複数恋愛という価値観の持ち主、実は同性のことも好き、とか。あるいは、実は未来人、実は宇宙人、実は超能力者とか(笑)。

ネルラの登場人物紹介についても押さえておきましょう。「ネルラは修復学を学んでイタリアへ留学し、帰国後も絵画の修復などに携わっていたものの、ある出来事をきっかけに美術教師に転向する人物だ。感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せない、ミステリアスな魅力の持ち主でもある。」…ということですが、絵画修復師を辞めるきっかけの出来事が気になりますね。

絵画修復師をしてた頃に、何か秘密を知ってしまい業界から去ったとか?有名絵画が実は偽物なのに気づいたとか?アートミステリーみたいな展開に…?

うーむ。サスペンスに近いのは「殺人鬼」なのですが…。はたして?(以上、放送前時点)

2話放送後追記:「ある出来事をきっかけに」の出来事とは元婚約者の転落死でした。殺人の容疑者にもなったネルラは、しあわせになってはいけないと思い、自分への罰として嫌いな教師に転職したのでした。

松たか子の秘密は殺人容疑

松たか子演じるネルラの秘密は殺人容疑でした。(第1話で判明)

刑事の黒川によると、ネルラは15年前に婚約者の布勢夕人(玉置玲央)を殺害した疑いがあるというのです。当時は布勢が誤って階段から転落死した事故として処理されたとのこと。けれど、黒川はネルラが犯人だと疑っています。黒川には何か再捜査したい理由があるのでしょうか。夕人の関係者?

ネルラは幸太郎に弁護してもらうため結婚?

ネルラの結婚はかなり突然なのですが、幸太郎に弁護してもらうために結婚したとか、打算な動機もありそうですよね? でも、初めて家に誘ったとき「抱きつきたかった」とのちに明かしていたネルラ。ネルラは肉食系なだけ?!

1話終了時点で予想すると、幸太郎が愛する妻の秘密を知って右往左往するけれど、ネルラは無実だったというハッピーな結末を予想&期待しますが…どうでしょう。

また、第2話では、ネルラは幸太郎に出会って変わったと語っています。もう一度生き直したい、しあわせになりたい、と。筋は通っているし、運命の人と出会ったら生きる希望を抱くのもわかりますが…。女性に「しあわせになろうなんて望んだことが間違いだったの」と弱音を吐かれたら、男としては守りたくなってしまうもの。ネルラの泣き落とし作戦に見えなくもないのですが…どうなんでしょうね。

打算な動機では?と見えてしまうのは視聴している私の心がひねくれているのでしょうか。

<3話時点の追記>3話で、幸太郎が「弁護士」というワードを出して尋問のようなことをネルラにしてしまいました。そのとき、ネルラは「弁護士なの?」とショックを受けていました。業務でなく、夫として心配して欲しかったのだと思います。
「幸太郎が有能な弁護士だから近づいた」説は、このショックを受けるネルラの様子で否定されてしまったかな、と思います。

事件当日にいた「足」とは?

事件当日、「足」だけの存在が分かっている第三者の人物とは何者なのでしょうか。

3話時点で、布勢に恨みを抱いていそうな関係者は登場してきていません。

なので、有力なのは叔父・寛または父・考かな?と予想。ネルラが殺されかけたので、ネルラを助けるために反撃したのかなと思います。事件現場となったアトリエの鍵を持っていそうだし。

でも大石静さんの脚本ですし、裏をかいてくる可能性も。となると、レオかもしれません。

15年前だとレオは少年です。現在のネルラは45歳で、レオは18歳下なので現在27歳でしょう。27ー15=12歳となります。

12歳だと小6の年代なので、レオが布勢を殺害してもおかしくないかも。布勢も倒れていましたし、12歳でも殴打できます。

6話で考(岡部たかし)が自首!?

6話で考(岡部たかし)が自首しました!

7話では、考が手紙で真相を激白するようですが…。

もう1回くらい、ひねってきそうですよね。ストーリー展開を。

つまり、考は誰かをかばって自首した、と。

かばうとしたらレオしかいない!という展開になっています。

鈴木家所有のアトリエ(=犯行現場)に出入りできるのは鈴木家。

ネルラと寛が2人とも殺人を否定しています。

なので、残る鈴木家の人間はレオだけですが…。

もしかして、実はた五守が生きていて真犯人とか?もしくは黒川が五守ということは?…ないか。

五守は4キロ先の沖で見つかったってネルラが言ってたし…。


※考察など、放送後に更新します。

ドラマ【しあわせな結婚】原作と脚本

ドラマというと原作があるのかないのか気になる人が多いと思います。
【しあわせな結婚】の原作についてと、脚本を手掛ける人気脚本家についてお届けします。

原作は?

【しあわせな結婚】に原作はありません。ドラマオリジナルストーリーです。

脚本家は?

脚本は大石静(おおいし しずか)さんが担当。

朝ドラ『ふたりっ子』『オードリー』、大河ドラマ『功名が辻』『光る君へ』をはじめ、『セカンドバージン』『家売るオンナ』『大恋愛〜僕を忘れる君と』などヒットドラマを数多く手掛けていいます。

ラブストーリーの名手と評されている、大御所の脚本家です。松たか子さんの役には秘密があるとのことで、謎多きストーリー展開に期待が高まりますね。

ドラマ【しあわせな結婚】最終回結末の予想

【しあわせな結婚】には原作がないので、最終回結末も白紙状態。先読みできない楽しみがありますね。
まずは放送前に予想してみました!

最終回はハッピーエンド!?

松たか子さんは阿部サダヲさんと映画「ジヌよさらば ~かむろば村へ~」以来10年ぶりに夫婦役を務めます。

そんな松さんは「これまで阿部さんとご一緒した作品では、あまり幸せになれないパターンが多かったんですが、今回はタイトルに“しあわせ”と入っているので…幸せになれるといいなと思っています」という願いをコメント。

たしかにそうですね。途中までハラハラドキドキさせながらも、タイトル通り「しあわせ」なラストになってほしい!つまりハッピーエンドを予想&期待していますが…。

一体どんな結末を迎えるのでしょうか。

ドラマ【しあわせな結婚】の主題歌

【しあわせな結婚】の主題歌はオアシスの「Don’t Look Back In Anger」。

主題歌に決定した「Don’t Look Back In Anger」はオアシスが、1996年2月19日にリリースした9thシングル。

オアシスは、英マンチェスター出身のノエル・ギャラガーと5歳下の弟リアム・ギャラガーを中心とするロックバンド。 

2024年8月に待望の再結成。2025年7月のイギリス公演から再結成ツアーが開始となり、10月には16年ぶりとなる来日公演も控えています。

「Don’t Look Back In Anger」はノエルがボーカルを務めた初めてのシングルでもあります。全英1位を獲得したこの楽曲についてノエルは「過去を振り返るのではなく、前を向くことについて歌った」と語り、そのメッセージ性も含め、長きに渡って愛され続けている楽曲です。

【しあわせな結婚】ネタバレ・あらすじは毎週更新!

・ドラマ【しあわせな結婚】のネタバレ・あらすじ全話
・ネルラ(松たか子)の秘密の考察
・原作と脚本
・最終回結末予想
・主題歌
以上について紹介しました。

本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。ドラマ鑑賞の参考にご利用ください。


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