【セクシー田中さん】4話のネタバレと視聴率|「腐れ縁」って実は依存なの?
【セクシー田中さん】4話のあらすじネタバレ・視聴率・感想|「腐れ縁」って実は依存なの?
11月12日放送の第4話では、進吾が朱里の“依存”にツッコミ。四十肩に苦しむ田中さんを、笙野がフォローしながらも大顰蹙。こじれていく4人の恋の行方が気になる!
【セクシー田中さん】4話の視聴率
【セクシー田中さん】4話の視聴率は5.8%でした。
【セクシー田中さん】4話のあらすじ
四十肩になってしまった田中さん(木南晴夏)。寝返りも打てず、トイレでパンツを下ろすのもたいへん。日常生活に支障が出るのはもちろんのこと、左腕の可動域が25度で、ベリーダンスも踊れなくなり、落ち込むばかりだ。
ダンススクールに行くと「ただの四十肩じゃないんじゃないか」「ほかの病気では?」とダンス仲間に言われ、朱里(生見愛瑠)はセカンドオピニオンを勧めるが、ほかの医者もあっさり「四十肩」だと断定した。
田中さんを助けられず落ち込む朱里。友人の沙奈(坂ノ上茜)との話から、かつて進吾(川村壱馬)が肩を痛めたとき、スーパー鍼灸師に出会って改善したと言っていたことを思い出す。でもまた会えば気持ちが揺れるのではないかと躊躇する。
田中さんが自分を好きだと勘違いしている笙野(毎熊克哉)は、田中さんを傷つけてしまったのではないかと小西(前田公輝)に相談。田中さんのショーが中止になったと知った笙野は「Sabalan」へ。三好(安田顕)から「四十肩」だと聞くと、手作りの惣菜とペインクリニックのカードを持っていく。追いかける田中さん。笙野も実は以前四十肩をやったことがあり、そのクリニックのブロック注射が効いたと打ち明ける。
田中さんを気遣う笙野はふたたびお惣菜を持っていく。
一方、朱里には進吾からちょうど連絡がある。朱里は鍼灸師のことを聞くために進吾と会う。
朱里が片想いの相手は、年上の男ではなく田中さんだと知って少し安心する進吾。スーパー鍼灸師の店は閉店していた。そこに小西からメッセージ。
朱里は「しつこい、うるさい」とクレームの電話をかけるが、めげない小西。結局、「Sabalan」ならとレッスンの後に会うことにする。「田中さんがキラキラしていないとイヤだ。背筋を伸ばしていてほしい」、また進吾とは今後2人で飲みに行かないという朱里に進吾は、新しい依存先ができたからもう俺はいらないのか、依存先が変わっただけだと言う。
そうかもしれない、でも変わりたい、と背を向ける朱里。
田中さんのダンスを早く見たいから全面協力すると決めた笙野がまたお惣菜を持っていくと、肩が痛くて家事もままならない様子の田中さん。笙野は家事を手伝う。仲良く皿洗いを一緒にする2人。
こんなに家事ができる男性はなかなかいない。結婚しても家事は笙野がやればいい。うちは母が料理が得意じゃなく父が担当していたと田中さん。
笙野もひとり暮らしを始めてから家事をやり始めたが、実家はいわゆる「男子厨房に入らず」的な家風。彼女(日比美思)を連れて行ったときも、「お母さん、家政婦みたいだった」と言われたことがある。2人はいろいろな話をして楽しんだが、帰り際「男友達ができてうれしい」と言われてなぜかショックを受ける笙野。
【セクシー田中さん】4話のネタバレ
ブロック注射のおかげで四十肩が治り始めた田中さんがレッスンに参加する。朱里は、田中さんに依存していると進吾に言われたことを思い出し、ショーへの出演を決める。まだ無理じゃないか…と思うMiki先生(高橋メアリージュン)。でも田中さんが後押ししたことと、朱里の熱意に負けて承諾する。
もともとリズム音痴の朱里は苦戦するが、徐々に上達し始める。三好と小西も応援する。
会社では無茶ぶりばかりされている進吾が、ふと「Sabalan」のHPをチェックすると、朱里の出演が告知されていた。その日は、田中さん、笙野、小西に続いて進吾も店へ。
ド緊張する朱里のダンスは相変わらず独特だが、それがまた面白くてカワイイと客には大ウケ。ステージで踊る朱里も、下手でもリズム感なくても楽しい〜とその醍醐味を実感していた。
まるで音楽を聴いていないし、目線も忘れている朱里に注意を促すMiki先生。レッスンを思い出して頑張る朱里は、ふと進吾に気づいてしまい頭が真っ白に。隣りのダンサーにぶつかり、そのダンサーが舞台セットにぶつかると天井から装飾物が落ちてくる。しかし朱里はそれをしっかり受け止めて、拍手喝采を浴びる。
朱里はみんなに迷惑をかけた、最悪だと落ち込むけれど、田中さんも最初は全然うまく踊れなかったと話す。やっぱり私には無理と落ち込んでいると、三好が「最高! すっごくキレイだった。次はきっともっともっとよくなる」と励ましてくれた。
朱里のダンスをお客さんはみんな楽しんでいた。朱里はもともと輝いていたけど、今のほうがもっと魅力的。次のショーも絶対観たいと励ます田中さんに、朱里はうれしくて泣きながら抱きついた。
笙野、田中さんに嫌われる!
スーパーで一緒に買い物する田中さんと笙野。「才能なさすぎ」「早めに恥かいてよかった」と朱里のことを話す笙野に、「誰もがプロを目指しているわけじゃない」と反論する田中さん。
借りていたDVDを返したいということで、田中さんの家に立ち寄り、お茶する2人。笙野は、田中さんの好きな人は年下か年上かと問う。「年上」と聞くと、「俺じゃねー!年上って誰?」とショックを受け、つい「どんなやつか」と追及してしまう。
田中さんより年上で独身なんてろくな男じゃない。「三好さんは既婚者」と田中さんがつい漏らしたその言葉から意中の人の正体を知った笙野は思わず、「あんなチャラい男は田中さんにふさわしくない」と言ってしまう。いつも穏やかな田中さんが珍しく激怒する。自分はいくら失礼なことを言われてもいい。でも三好さんのことを悪く言うのは許せない。
三好さんは私にとって特別な人。あなたに踏みつけられたくない!帰ってください!
翌日、レッスンに現れた田中さんの様子がおかしい。三好をバカにしたことが許せないという内容ではあったが、田中さんが無意識にムカついたのは、失礼だけど親切で自分を人間扱いしてくれた笙野に対する信頼感を裏切られたから…。それを感じ取った朱里は…、
田中さんの心にいつの間にか笙野が入り込んでいた。殺したい!
【セクシー田中さん】4話の感想とレビュー
笙野って、あの昭和偏見脳さえ除けば…、まぁそれを除くのが難しいのですが、とっても親切で、相手のことを考えた繊細な気配りができて、料理上手で家事も率先してやるという、かなりいい人なのに、本当に残念。ついに、あの温厚な田中さんを怒らせてしまいます。
田中さんが好きな男が自分じゃない、じゃあ誰なんだ!? って問い詰めちゃうところあたり、もう田中さんにしっかり恋しているのに…。それに気づかないところも、田中さんを怒らせてしまうところも実に残念なのですが、見方を変えれば「正直」なんですよね。
一方、朱里を「都合のいい女友達」扱いしていた進吾は、朱里が田中さんを新たな“依存先”にしている、自分から田中さんに“依存先”を変えただけだと鋭いツッコミを入れました。
たしかに「腐れ縁」って、そういうものかもしれないと目からウロコ。もうイヤだ、何かを変えたいと思いつつも関係を断ち切れないのは、「腐れ縁」でも繋がれる人がいなくなるのが怖いという不安からかもしれません。
そうかもしれないと認めつつも、そんな自分を変えたいと頑張る朱里。
朱里にはツッコめる進吾も、会社ではパクリサイトのアップを強いられた挙句にパクリがバレて削除しろと命令されるなどパワハラにあっていて、社内女子からも何の興味も持たれない。大学のビーチバレーサークルでも「ぼっち」だった進吾もまた、あのとき声をかけてくれた朱里に依存しているのだと思います。自分が依存しているからこそ、朱里が田中さんに依存していることもわかる。
不器用過ぎる4人の恋。その行方がますます気になり始めた第4話でした。
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