【スカーレット】51話の視聴率とネタバレ!常治の「弟子だろ」は事実だが暴言に聞こえる理由
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【スカーレット】51話の視聴率とネタバレ!
戸田恵梨香主演のNHK朝ドラ『スカーレット』第51話が2019年11月27日(水)に放送されました。
常治(北村一輝)の「弟子だろ」は事実だが暴言に聞こえる!そのわけとは?
今回は朝ドラ『スカーレット』第51話の視聴率・あらすじ・感想を紹介します。
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この記事の目次
【スカーレット】51話の視聴率
『スカーレット』51話の視聴率は、20.5%
【スカーレット】51話のあらすじ
喜美子(戸田恵梨香)は妹・百合子(福田麻由子)の進路相談に同席することに。進学したい百合子の気持ちを知り、反対する父・常治(北村一輝)の説得を試みる。しかし厳しい家計の内情と、丸熊陶業の改革に伴う常治と喜美子の仕事の先行き不安を理由に、常治は百合子の願いを受け入れない。喜美子が百合子の夢を叶(かな)えられずに心痛めていると、八郎(松下洸平)から絵付け師・深野(イッセー尾形)に関する衝撃の事実を聞く
出典https://tv.yahoo.co.jp/program/65419227/
深野(イッセー尾形)に関する衝撃の事実とは、深野が信楽を離れるということ。
「さみしいですよねえ」と切り出した八郎は、「そうそうに旅たつと言っていたから、火祭りで、たいまつかつぐのご一緒したいんです。思い出作りです。」
話しが見えない喜美子。何の思い出か問う。
最後にって何???
「せやから信楽を離れるって…。ご存じなかったんですか」
と驚く八郎。
喜美子が八郎を追まわし、「教えてえや。ずるいわ」と壁ドンをして!?
【スカーレット】51話の感想
51話は、百合子(福田麻由子)が先生になる夢をあきらめた回であり、喜美子が深野先生の退職を知ってしまった回。
しかしまあ、ラストの壁ドンはちょっとあざとくないですか(笑)
見ていて、少し吹き出しましたよ。
姉がもっと稼いでいたと思っていた百合子が中学出たら働くと決意する、切ないシーンの翌日。
こんなにコミカルなシーンを持ってくるとは!
しかし第51話でもっとも言いたいのは常治(北村一輝)の言い方です・・・。
常治 VS 喜美子 に複雑な気持ち!
常治は「弟子やからや、9番目の!」と言い放ちました。
給料が低い件で、「女やし学もないから」と言う喜美子に、「弟子やから」とつっぱねます。
私、個人的にカチンときてしまいました。
お酒をやめればいいのに!って。あんたのせいやん、って。
しかし、冷静になってみると、常治の言い分も事実。
実際に、お給金をもらえても、まだ弟子の身分で少ないですし。
しかし・・・。
常治の「弟子だろ」は事実だが暴言に聞こえる理由
振り返れば、喜美子が美術学校に行けなくなった件のときは、お金を盗まれたり、飲んだくれたりした常治のせいです。
そんなダメ親父の前で、反論したい喜美子の気持ちも分からないでもない。
と、どちらの気持ちも分かって複雑な展開でした。
思うに、事実だけど暴言に聞こえるんですよねえ。
人って論理的じゃないんです。
事実を言われても、感情がふつふつしてしまう、ってありますよね?
お前に言われたくない、って。
コピーライターの川上徹也氏(著書:『物を売るバカ』『1行バカ売れ』など多数)も、以下のように発言しています。
みなさんも、小説、マンガ、映画、ドラマなどのストーリーに触れて、泣いたり笑ったり感動したりしたことがあると思います。
そうです! ストーリーには人の心を動かす力があるのです。
ビジネスの現場にいる方だと納得していただけると思うのですが、人は論理=ロジックやデータだけでは動かないものです。むしろ感情で動くことの方が多いくらいですよね。
『スカーレット』の場合は、「飲んでばかりのお前が言うな」という感情が働く、そう思わせるこれまでのストーリーがある、ということかもしれません。
百合子に幸あれ!
そんな中、ただただ、百合子が、はかなげで、可哀そう。
喜美子に言った「もうええよ」が切ない、です。
そして喜美子と同じ道を辿ってしまうこの運命よ!
今はただ、百合子が働くことになったとしても、また新たな目標や好きなことに出会えるはず、と信じたい。
喜美子が絵付けに魅せられ、始めたように。
と、願っています。百合子に幸あれ!
*当記事のライター:Jima
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