『日本一の最低男』7話/柄本明の「追悼の歌」に感動!オリジナルの“謎のシンガー”大谷氏とは?

『日本一の最低男』7話 柄本明の「追悼の歌」に感動!オリジナルの“謎のシンガー”大谷氏とは?
2月20日に放送された第7話で、歌手志望だった一平の父(柄本明)が歌った「追悼の歌」「犬の改札口」が話題です。柄本明の持ち歌?オリジナルは?

ご本家は“知る人ぞ知る富山の怪物シンガー”大谷氏さん。この歌が選ばれた理由とオリジナル動画も紹介しましょう。

目次

『日本一の最低男』7話に一平の父・平蔵(柄本明)が登場

第7話では、一平()と陽菜(向里祐香)の父・平蔵(柄本明)が突然帰宅。平蔵は、昔は小さな町工場を経営し、一平に継がせるつもりでしたが、その気はない一平とは親子げんかを繰り返していました。

現在は老人ホームで暮らしている平蔵は、一平とは約20年ぶりの再会。昭和的価値観を持つ平蔵は、一平から見れば、亭主関白で母と妹に威張り散らしてこき使っていた。でもそんな平蔵も、実は思いを言葉にするのが苦手で不器用なだけ。

部屋にこもって遺書らしきものを書いていたり、食欲もあまりないため、もう長くないのではないかと勘違いする一平は、最初で最後の親孝行として、自分も高校生のときにステージで歌ったことがある「ふれあい冬まつり」を復活させようとします。

一平は、今まで向き合ってこなかった父と自身を振り返り、陽菜の思いを知り、こじれた親子関係を修復するのでした。

柄本明の歌声が沁みる!

ステージに立ち「追悼の歌(追悼の唄)」を歌う平蔵。大切な人と生きること、そして別れること、自分もいつか旅立つことをしみじみ歌ったようなやさしい歌で、心に沁みました。

柄本明さんの持ち歌?自作の歌かと思うぐらいしっくりきていたからこそ、より感動したのですが、オリジナルは「大谷氏」という謎のシンガー・ソングライターでした。

公式HPによれば、大谷氏のプロフィールは次の通りです。

知る人ぞ知る富山の怪物シンガー。北陸アングラ大使。
ある時はほのぼのとしみじみと、ある時は過激にアヴァンギャルドに独特の歌世界を描く鬼才アーティスト。
ソロでバンドで、元たまの石川浩司とのトンデモないユニット「ホルモン鉄道」等で各地でライブ活動中。

95年自主レーベル「荒野レコード」を立ち上げ、ソロで13枚、ホルモン鉄道で4枚のアルバムを発表。
妻でもある「とっちゃん」のアルバムも7枚プロデュースしている。「歌モノ」以外でも笛や踊りで即興演奏シーンにも顔を出したり、いくつかのミニコミ等でマンガやエッセイも執筆。
温泉マニアで現在913湯の温泉に入湯している。{2024年3月現在}

公式HPより

本家・大谷氏による「追悼の歌」の動画は?

ご本家・大谷氏による「追悼の歌」のライブシーン動画を発見しました。

オリジナルも、とってもやさしくあたたかい歌声で、じんわりと感動してしまいますね!

ひまりと朝陽に聞かせていた「犬の改札口」はこちら↓↓

この2曲は↓↓のアルバム「私なりのこだわり」(2011)に収録されており、このリンクから試聴もできますよ。

https://www.ne.jp/asahi/chika/on/ko-14.htm

選曲は脚本家のチョイス

メジャーではない大谷氏の歌が使われたのは、脚本家の蛭田直美さんの願いからでした。

こんな素敵な歌をドラマの中で紹介していただいて、ありがとうございます。

『日本一の最低男』もいよいよクライマックスへ。後半に入ってとくに、泣かされるシーンが増えてきています。

次回はそろそろ民政党の黒い思惑がだんだん見えてきそうな予感。一平は選挙で当選できるのか、社会問題を解決していけるのか。どんな結末になるのか――。
一平とその家族、友人たちを見守っていきましょう。

「日本一の最低男」柄本明の歌

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