【相棒17】第6話の視聴率は16.4%!遠峰小夜子は新キャラクターとなるのか?

水谷豊主演のドラマ【相棒シーズン17】第6話の視聴率とあらすじ!

拘置所から人を動かす遠峰小夜子とは?

謎めいた女と今後も関わりがあるのか!?

【相棒17】全話あらすじ・感想・最終回ネタバレ!特命三人体制は青木殉職の伏線!?

目次

【相棒17】第6話「ブラックパールの女」の視聴率

第6話の視聴率は16.4%!

大幅アップの16%台!

脚本:山本むつみ

監督:権野元

【相棒17】の視聴率一覧と速報!2018~2019年最終回まで更新!

脚本家・山本むつみさんとは

NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」や大河ドラマ「八重の桜」、TBSの「コウノドリ」を手がけた売れっ子脚本家。

「相棒」シリーズの過去作は

  • season12 第15話「見知らぬ共犯者」(2014年)
  • season13 第13話「人生最良の日」(2015年)
  • season14 第16話「右京の同級生」(2016年)
  • season15 第4話「出来心」(2016年)、第11話「アンタッチャブル」(2017年)
  • season16 第9話「目撃しない女」(2017年)、第12話「暗数」(2018年)

【相棒17】の視聴率一覧と速報!2018~2019年最終回まで更新!

【相棒17】第6話「ブラックパールの女」のゲスト

西田尚美(役:遠峰小夜子)

遠峰小夜子・・・真珠養殖詐欺と連続殺人事件の被告。

松尾諭(役:連城建彦)

連城建彦・・・遠峰小夜子の本を出版した出版社の顧問弁護士。

宮田早苗(役:谷岡麻子)

谷岡麻子・・・バイオ技術の研究者・谷岡邦夫の妻。

【相棒17】第6話「ブラックパールの女」のネタバレ

不思議な依頼

ある日、右京は、弁護士の連城(松尾諭)から奇妙な依頼を受ける。連城が顧問弁護士を務めている出版社が、連続殺人事件の被告として拘禁中の遠峰小夜子(西田尚美)を題材に出版した「魔性の女 遠峰小夜子の真実」という本が、殺人したという内容で書かれていて、殺人を認めていない自分の名誉毀損にあたるとして訴えられているのだが、和解の条件として「有能な刑事と話がしたい」と要求してきたという。

小夜子は、真珠養殖詐欺を行い、返金を迫った被害者を自殺や事故に見せかけて殺害した疑いをかけられている人物。と共に拘置所に面会に出向いた右京は、小夜子から気になる話を聞く。本にはマレーシアと書かれているが、本当はシンガポールへ行った。その飛行機の中で知り合った谷岡という科学者に、若い女性向けの黒真珠のネックレスを紹介したという小夜子谷岡は、世界的なバイオ技術の研究者で、数日前に風呂場で溺死したことが報じられていた。なぜ小夜子は、わざわざ刑事を呼んでそんな話をしたのか、興味を抱いた右京は、記事の内容が何か所も事実と違うと主張する小夜子の証言を確認するため捜査を始める。

浴槽で溺死した谷岡の家で谷岡の妻・麻子に話を聞き、現場を確認。すると小夜子と飛行機で乗り合わせたという去年の11月は、学会で出かけたと聞く。しかし、谷岡の研究の拠点のバイオラボでは、奥さんと旅行と言って連休を取っていた。

さらに調べると谷岡の死因は溺死で間違いないこと、シンガポール行きの飛行機には確かに二人の名前があったが、席は離れていて満席だったことがわかる。話もしていないはずの谷岡との会話をでっち上げる理由はいったい何なのか?

ネックレスの行方

再度、面会すると小夜子谷岡が買ったはずのパールのネックレスの行方を気にしていた。100万円ほどするそのネックレスは麻子はもらっていないと言っていた。

ラボで話をしてくれた秘書がパールのネックレスをしていたことをが思い出し、再びラボへ向かう右京。しかし、それはイミテーションで、自分で買ったと秘書は言う。そして秘書は、日本でバイオ研究を続けるのが大変でデータの横流しもありうること、その点、シンガポールは国が予算を出していて今、勢いがあることなどを話しながらPCでシンガポールの研究所の写真を見せる。その中にブラックパールのネックレスをした外国人女性が写っていることに気づく右京

写真に写っていた外国人女性やデータ横流しの有無を調べるため、谷岡の家に行った右京は、PCの中から10Kgものドライアイスが谷岡の死亡日に届くよう購入されていたことを知り、以前訪れた際に違和感を感じていた浴室の天井の点検口の蓋のずれとともに麻子を追及する右京。天井裏にドライアイスを忍ばせ、蓋をずらしておくと気化した高濃度の二酸化炭素が下へと流れ、意識を失うというのだ。右京の追及に麻子は犯行を認める。

取り調べで麻子はすべてを自供する。動機はシンガポールから帰ってきた谷岡の上着から見つかったネックレスのレシートで浮気を疑ったことだった。しかし、実際には浮気ではなく、谷岡が収入や環境のいいシンガポールの研究所へ転職するための賄賂だったことが判明していた。

遠峰小夜子の思惑

拘置所で小夜子と面会する右京右京は、小夜子に”本当は谷岡の死の真相を探らせたかっただけではないか”と聞く。小夜子の詐欺被害者たちが、みな「話が合った」「趣味が同じだった」「自分のことをわかってくれた」と言っている点を考えると、被害者とは初対面ではなく、街で見かけ、趣味嗜好を知った上で近づいたのではないかと推理、小夜子は一度会った人の顔をすべて覚える「相貌認識能力」が秀でていて、飛行機で見かけた谷岡の死を雑誌で知り、殺人と見抜いて自分たちを呼び寄せたのではないかと聞く。小夜子は、「自分の推理が正しいかどうかを確かめたかった。そして、拘置所の中にいても人を思い通りに動かせるか試したかった」と言ってのける。

独房の中で訴えのために書いた書類を破きながら「あの二人…使える」と高笑いする小夜子

数日後、弁護士の連城が、小夜子が和解に応じたと連絡してくる。

右京は、記事がでたらめだと証明したいというのは口実で、幸せな家庭を傷つけ、破壊したかったのだろうと言う。「冷酷で、狡猾で、したたかだが、謎めいている。まるでブラックパールのよう」と

右京「気を付けてくださいよ、うかつに近づかないように。彼女は危険です」

「俺は会うことはありませんよ」

右京「そうだといいですがねえ」

【相棒17】第6話「ブラックパールの女」の感想

遠峰小夜子は新キャラクターとなるのか?

これまでの山本むつみ色とは一線を画す脚本

今回の脚本は山本むつみさん。これまでのむつみさんの脚本とはちょっと色が違います。相貌認識能力に長け、冷酷で謎めいた遠峰小夜子というキャラクターに焦点を当てた回でした。

最後の謎めいたセリフ

「あの二人…使える」と高笑いする小夜子。これは、何を意味しているのでしょうか?再び右京と亘を利用することがあるような気がしてなりません。それにラストの右京と亘の会話。右京は亘が再び小夜子と関わるのを危惧しているようです。亘をひとりだけ呼びつけてまた何かを頼むという展開もあるかもしれませんね。

いずれにしても、このまま終わらせるのはもったいないキャラクターです。

記事内画像出典:公式HP

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