世界一難しい恋4話『脈あり判別法で陽性!遂に美咲に告白?』あらすじ
世界一難しい恋4話『脈あり判別法で陽性!遂に美咲に告白?』あらすじ
水曜10時から放送中のドラマ『世界一難しい恋』4話のあらすじ。
今回は物語が大きく動きました。
舞子が何故零冶に尽くすのか、和田の脈アリ判別法とは、美咲に告白できるのか。
注目ポイント盛りだくさんな4話あらすじです。
セカムズ4話あらすじ
舞子は社長秘書になって8年、初めて会ってから10年が経った。
当時は零冶さんと呼んでいた。
舞子は高校を卒業後、地元の鮫島旅館に就職。
零冶はイギリスのホテル経営を学んでいたが、実家の経営難を理由に帰国した。
零冶は鮫島旅館を劇的に変えた。
ベテラン従業員のリストラを敢行し、その分を部屋の改装や広告費に出費。
従業員たちの不満はあったが『2ヶ月だけ黙っていて頂けませんか』と改革を実行した結果、予約困難な人気旅館にまで引き上げることに成功した。
その噂は全国に轟き、ホテル再建の依頼も数多く来た。
こうして夢だったホテル経営の準備は着々と進行していった。
一方舞子は鮫島旅館を退職した。
従業員の男性と不倫していたことが発覚した為だった。
旅館を去ろうとする舞子の車には零冶が乗っていた。
そこで零冶は自分の秘書に誘った。
仲居の仕事を完璧に熟しながら誰にも気づかれずに恋愛していたエネルギーとスケジューリング能力、新会社にうってつけの人材だ、と見込まれ秘書になったのだった。
舞子は零冶への恩義を感じていた。
そして美咲への恋愛を知り、本気で驚き喜んだ。
本気で零冶の恋愛をサポートし恩返しをしようと誓った。
だからこそ厳しい言葉も掛け和田への恋愛指導の依頼もした。
全ては零冶に幸せになって欲しいから。
零冶は和田に言われた『脈アリ判別法』を美咲に対し実行してみた。
零冶『好きな色は何色だ?』
美咲『緑色ですけど。』
零冶『そうか。』
これだけ言ってその場を後にした。
いつもならジムに行く日だがその日はそのまま帰った。
これが和田の作戦。
零冶はどうせ上手くいくわけないとダメもとだったが、次の日、その答えが出た。
何も意味のない質問、これに意味がある。
自分への興味がどの程度なのかを計ることができる。
脈アリの場合、『何色が好きか』という質問の意味がわからず、気になる。
あの質問は何だったのか、それを聞いてきたら脈アリというわけだ。
次の日、早々に美咲が『昨日の好きな色の質問、あれはどういう意味だったんでしょうか。』と尋ねてくる。
脈アリだ。
零冶『特に意味は無いんだ。』
嬉しそうに舞子に脈アリ判定だったと報告する。
やけに機嫌が良い。
音無は『メダカの産卵だ!』
社長の趣味と言ったらメダカくらいだという話になるが、まひろが社長室でキノコの本を見つけ零冶の投稿した写真があった事を明かしキノコが趣味であることが美咲にも知られた。
零冶は和田に結果報告をした。
和田『それは自信持っていいよ。朝早くに聞かれたということは一晩中君のことが気になって仕方なかったということだから。』
更に和田は零冶が『特に意味は無いんだ。』と答えたことも褒めた。
あとは泊りの誘いが出来れば美咲は君のものだ。さり気なく彼女の好きな色を取り入れるよう指示を出した。
舞子は美咲と一緒にフレンチレストラン五助のシェフのリサーチに行くよう進言。
目を付けているのは駿河エクセランホテルの田中シェフ。
癖があるが料理の腕はピカイチだという噂。
しかし零冶は美咲を誘うことの必然性の薄さ、五助の名付け親は美咲だと言うことは伏せていること、彼女を指名すると社員たちに疑われることを理由に踏み出せない。
そこで石神が全員にクジを引かせてはどうかと提案。
石神はマジシャンをやっていた経験があり美咲だけにアタリくじを引かせる方法があるという。
箱の中に手元で動かせる仕切りを作り、アタリくじとハズレくじを分けておくというもの。
社員たちは社長と一泊と聞き嫌がるが零冶に気に入られたい家康だけはやる気満々。
最初にクジを引いたのは家康。
家康は『みんなに出番はないっすよ。俺、アタリくじがどこにあるかわかっちゃう人間なんで。』と最初のクジを引く。
『よっしゃ!アタリ頂きやした!』
零冶は失敗したと思ったがそれは鮫島マークの入っただけのハズレくじだった。
アタリには『当たり』と書いてある。
零冶は作戦通り美咲に当たりくじを引かせることに成功した。
次なる和田のアドバイスは『移動は可愛い小型車で』というもの。
テントの中で親近感が湧くのと同じ、そして社長が可愛い小型車に乗っているというギャップを感じるのだという。
零冶は可愛いminiで緑のジャケットを着て迎えに行った。
(ちなみにナンバーは3298、ミニクーパーでした)
次の指令は『夕日の綺麗な砂浜を事前に調べて立ち寄れ、そして大人を忘れて子供になれ。見たままの事を大きめな声で口にしろ。』というもの。
これにより社長と一緒にいるという緊張感を解す作戦。
計画通り夕日が綺麗な砂浜に立ち寄り、『海は青いな。空も青い!好きな食べ物はなんだ?』と子供のように思ったことを口にした。
美咲『松前漬です。社長は?』
零冶『卵料理だ。』
美咲『え?キノコじゃないんですか?』
美咲は聞いてはいけない事を聞いてしまった気分、零冶はキノコ好きだと知られて嫌われたんじゃないかと心配しお互い気まずくなる。
しかし零冶の意に反して美咲は『素敵な趣味だと思いました。』と言う。
零冶は喜び『ウォー!』と言いながら海ではしゃぐ様子を見て、美咲も笑顔になった。
その夜、零冶は和田に結果報告。
『あとは柔らかくなった彼女の心に愛の言葉を染み込ませるだけだ。夕食の席で何が何でも告白しろ。恥ずかしいなら酔っぱらえ。柴山美咲くらいの女はその心を察してキュンとくるんだよ。母性本能をくすぐり効果的でさえある。』
零冶はワインをガンガン飲んだ。
美咲『私田中シェフの料理好きかもしれないです。』
零冶『俺も好きだ。この料理も好きだ。このワインも好きだ。そして目の前の…この花瓶も全て俺好みだ。』
言えなかった。
夕食後、また和田に電話。
『師匠、アルコールをもってしても恥ずかしさには勝てませんでした。』
和田は薔薇の花束と共に最高のエンディングを演出しろと最後の指令を出す。
帰り道、美咲が田中シェフは既にいくつかのホテルから引き抜きの話があると報告。
しかし零冶はトランクに入った花束を渡す事で頭がいっぱいになっている。
いよいよ別れ際、零冶は花束を手にする。
しかし零冶は恥ずかしさに負けた。
そのままトランクを閉じ、美咲に声も掛けずにその場を足早に去った。
家に帰り舞子と石神に話す。
零冶『和田の作戦に乗っかる事は馬鹿げたことだと思っていた。でもそうでもしないと言えないと思ったんだよ。俺だって今度こそは言えると思った。あそこまで追い込めばさすがに言えると思ったよ。それでも言えなかった。俺はずっと恥ずかしいから言えないと思っていたんだ。でも違った。怖かったんだよ。ただただ怖かっただけなんだよ。自分の気持ちを知られて彼女に嫌われるのが怖かった。10歳も年下のあいつにフラれるのが怖かった。社長なのに新入社員にフラれてカッコ悪い自分に直面するのが怖かった。だから最後の最後まで言えずに逃げ続けたんだよ俺は。どうして好きの二文字が言えないんだ。どんな困難も乗り越えて会社を成長させてきたこの俺が。会社の目標を達成する為に何十人もの人間をクビと言ってきたこの俺が。どうして彼女には好きのたった二文字が言えないんだよ。村沖、石神、今まで協力してくれてありがとな。でももう疲れたよ。彼女を好きになったせいで不甲斐ない自分と向き合わなきゃいけないことにもう疲れたんだ。』
舞子『社長に幸せになって頂きたいが為に私が無理をさせてしまったかもしれません。すみません。』
零冶『感謝してるよ。でも柴山美咲が好きだった俺のことは…今日で忘れてくれ。』
次の日、和田には舞子から柴山美咲の件は忘れて欲しいと伝えた。
その頃、美咲は田中シェフからステイゴールドホテルに決めたと断りの電話を受けており、まひろは意中の部長と外回りでウキウキ。
しかしまひろは仕事終わりに白石部長を食事に誘うが断られて凹む。
零冶はこれで思う存分仕事に専念できる、そう言いながらエクセランホテルに向かった。
田中『立て続けに来ていただいて光栄ですが先日いらした社員の女性にお断りの連絡をさせて頂きました。ステイゴールドホテルに世話になろうと腹を決めましたから。熱意。鮫島ホテルズにも興味を持っていましたがガッカリしました。もっと必要としてくれてるかと思ってました。和田社長が食べに来てくれた時は最大級の賛辞を頂きましたから。失礼します。』
零冶『和田さんはどれくらい飲まれましたか。先日我々は2人で3本空けました。今日だって一人で軽々一本です。普段はせいぜい一・二杯の私がどうしてそこまで飲んだのか。それは田中さんの料理の力です。言葉足らずで申し訳ない。私という人間は本当に好きな物には好きと言えないタチで。むしろ1度食べたくらいで褒め讃えては失礼だとさえ思います。だからここに何度も足を運び、こちらの態度と姿勢で分ってもらうしかないと思ってました。田中さんの作る料理を誰よりも愛しているということを。』
こうして田中はステイゴールドホテルの誘いを蹴り、鮫島ホテルズに行くことに決め二人は強く握手をした。
次の日、美咲のいるフロアを走り抜けた。
美咲が資料を持って行っても舞子に忙しいからと会わせてもらえなかった。
零冶は美咲を避けていた。
和田はお詫びの品を持って謝りに来た舞子に交際を申し込む。
舞子は敵対するホテルの社長と秘書が付き合うなんて絶対にあり得ないと拒否するが和田は更に押す。
『否定しているようには感じない。鮫島君には内緒で付き合おうよ。それなら良いでしょ?』
舞子は複雑な表情でその場を後にした。
その夜、美咲は一人遅くまで仕事をしていた。
しかしメダカの孵化を見届ける為に社長が残っていることに気付き社長室のドアをノックする。
美咲『社長。めだかもうすぐ孵化するんですか?もしよかったら一緒に見ても良いですか?』
零冶は黙ってドアを開けた。
美咲『私何か社長を怒らせるようなことしましたか?田中シェフに会いに行ってから避けられているような気がしていたものですから。』
暗い雰囲気の中、美咲はメダカの孵化が始まったことに気付く。
『すごい。本当にかわいいですね。』
二人の距離が近づいていた。
零冶は美咲を見ていた。
零冶『お前が好きだ。』
先に零冶が『えっ?』と言えちゃった事に驚き、それに続いて美咲も言われたことに『えっ?』と驚いた。
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