ドラマ【みをつくし料理帖】のキャストとあらすじ!NHK版の主演は北川景子ではなく黒木華!
高田郁の人気時代小説「みをつくし料理帖」が2017年春にまたもドラマ化されることが発表されました。
主演は黒木華さん。
TBS「重版出来!」やNHK大河ドラマ「真田丸」での迫真の演技が高く評価されています。
「みをつくし料理帖」はこれまでに2012年と2014年に2度のスペシャルドラマとして放送され、その際の放送局はテレビ朝日、主演は北川景子さんが務めました。
主人公の澪役が約3歳若返った形となります。
今回は春のNHKドラマ【みをつくし料理帖】のキャストとあらすじ、基本情報をまとめていきます。
NHKドラマ【みをつくし料理帖】の基本情報
放送時間:毎週土曜18時05分~
放送開始日:5月13日(土)
放送局:NHK総合
放送回数:全8話
原作:髙田郁「みをつくし料理帖」
脚本:藤本有紀…朝ドラ「ちりとてちん」、大河「平清盛」など
(テレビ朝日版の脚本家は吉田紀子…「成田離婚」、「Dr.コトー診療所」など)
演出:柴田岳志
統括:城谷厚司、山本敏彦
原作は全10巻+献立帖
NHKドラマ【みをつくし料理帖】のキャストと登場人物
黒木華(役:澪)
澪…料理屋「つる家」の料理人。彼女の人生は壮絶。若い頃に淀川の水害で両親を亡くし、天涯孤独となった。空腹から盗みを働き、人生のどん底。しかしその時「天満一兆庵」の女将、芳に助けられ奉公人として雇ってもらることに。数年後、嘉兵衛に見込まれ料理人になる。普段は緊迫感がないが、料理の事になると感情をあらわにする。また、両親を失ったトラウマから雨や夜に恐怖を感じている。
黒木華(くろきはる)…1990年生まれ。京都造形芸術大学の俳優コースに進み、在学中の2010年頃から舞台に出演し始める。「東京オアシス」本格的な映画デビューを果たし2012年には連続テレビ小説「純と愛」に出演し注目を浴びた。その後も映画「舟を編む」、ドラマでは「リーガルハイ」や「花子とアン」に出演。そして2016年にはNHK大河「真田丸」出演を経てTBS「重版出来!」でドラマ初主演を飾った。今作「みをつくし料理帖」は2回目の主演作となる。
森山未來(役:小松原)
小松原…澪が料理人をつとめる「つる家」の常連客の武士。澪の料理に対して常に本質をついた批評をし、味のみならず料理人としての生き方にも道筋を与えていく人物。その厳しくも深い愛情に、澪は次第に惹かれていく。普段は浪人風情だが、その正体は徳川家に仕える若年寄・小野寺数馬である。
森山未來…1984年生まれ。以前より舞台経験があったが、1999年15歳の時に舞台『BOYS TIME』で本格デビューを果たす。2001年『TEAM 2』でドラマ初出演、2003年に連続ドラマ『WATER BOYS』のメインキャストとして出演し、一気に知名度と人気が高まった。
永山絢斗(役:永田源斉)
永田源斉…澪に恋心を抱く町医者。父は御典医だが、自身は町医者として市井に生きている。あるきっかけから澪をはじめ、長屋やつる家の人々と深く関わるようになる。医者の立場から、澪の料理に的確な助言を与え励ましてくれる。
永山絢斗…1989年生まれ。2007年、テレビドラマ『おじいさん先生』で俳優デビュー。2010年『ソフトボーイ』で映画初主演を果たすと、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。前回出演したドラマ『重版出来!』で黒木華と共演している。
安田成美(役:芳)
芳…大坂一の名店「天満一兆庵」の女将。後に「天満一兆庵」を火事で無くすことになる。水害で路頭に迷っていた澪を助けて以来、母親以上の愛情で澪を育てた。被災地をさまよう澪に食べさせたお粥の味が、澪の料理の味の原点。行方不明の佐兵衛を探し、天満一兆庵の江戸出店を再開させたいと願っている。
安田成美…1966年生まれ。1981年に花王ビオレのCMでデビューすると、1982年にはドラマ『ホーム・スイート・ホーム』でドラマ初出演を果たす。1989年に主演した『同・級・生』以降、トレンディードラマのブームに乗り主演ドラマが相次いでヒットし多くの賞を受賞している。
国広富之(役:嘉平衛)
嘉兵衛…大阪「天満一兆庵」の主人で芳の夫。幼い澪の料理の才を見抜き、当時としては考えられない「女料理人」として板場に入れ育てた人物。天満一兆庵が焼けた後、澪・芳と共に江戸に下ったが、佐兵衛が行方不明になったことを気に病んで倒れてしまう。
国広富之…1953年生まれ。1977年、TBSドラマ『岸辺のアルバム』でデビューし脚光を浴び、ゴールデンアロー新人賞を受賞した。刑事役を演じることも多く、『浅見光彦』シリーズでは映像作品において主人公・浅見光彦を演じた俳優第一号である。
柳下大(役:佐兵衛)
佐兵衛…大坂「天満一兆庵」の一人息子で、江戸出店を託された料理人。元々まじめで腕も良く一時は江戸出店を繁盛させたが、ある時から行方不明となった。吉原の遊女に入れ込み散財した挙句に失踪したらしいが、真相は謎のままである。
柳下大…1988年生まれ。2006年、第3回D-BOYSオーディションにてグランプリを受賞。D-BOYSに加入後、舞台を中心に数々のドラマ・映画に出演している。
小日向文世(役:種市)
種市…澪がつとめる料理屋「つる家」の店主。元々は蕎麦屋。澪の姿が17歳で亡くなった娘と重なり、澪をつる家の料理人として迎え入れる。店名は17歳で亡くした娘・つるから取っている。江戸の味付けに慣れない澪を長い目で暖かく見守り、応援している。
小日向文世…1954年生まれ。映画・テレビドラマなど映像分野での活躍を切望するも端役が多く苦労するが、2001年のフジテレビ月9ドラマ『HERO』にメインキャストの1人として起用されブレイク。名脇役として活躍中。
蒔田彩珠(役:ふき)
ふき…口入れ屋の紹介で「つる家」で働くようになった、まだあどけなさの残る13歳。元は江戸の一流料理屋「登龍楼」で下働きをしていたが、「つる家」に来たのは深い訳があった。実は「登龍楼」の料理人の娘。澪を姉のように慕い、登龍楼に置いてきた弟・健坊を心の支えにしている。
蒔田彩珠…2002年生まれ。7才で子役デビュー。2012年、ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』では是枝裕和監督から演技を高く評価された。『A LIFE〜愛しき人〜』第7話に出演し、14歳で乳がん患者の道山茜役を演じた。
麻生祐未(役:おりょう)
おりょう…澪と芳が暮らす江戸・金沢町の長屋のお向いさん。最初は訳あり風の澪と芳を敬遠していたが、二人と心が通じてからは持ち前の気風のよさで澪と芳を助け、後に「つる家」を手伝う。火事で両親を亡くした太一を実の息子のように大切にしている。
麻生祐未…1963年生まれ。大学在学中の1983年、映画『あいつとララバイ』でデビュー。『ドリフ大爆笑』のコントや数々のドラマに出演し役者としての知名度を上げ、1988年のトレンディドラマ『君が嘘をついた』でヒロインを務めた。
小林正寛(役:伊佐三)
伊佐三…寡黙で心優しい巨漢の大工職人で、おりょうの自慢の夫である。つる家で台所の備品を作ってあげたり落ち込む澪を励ましたりと、いざというときに男気を発揮する。
小林正寛…1971年生まれ。1998年『聖者の行進』・『青の時代』・『GTO』と立て続けに出演して注目を集める。そして2003年『白い巨塔』で役者としての地位を確立した。
成海璃子(役:あさひ太夫)
あさひ太夫…吉原「翁屋」の花魁。吉原一の美貌を持つと言われながら、表には姿をあらわさないため「幻の花魁」とも言われている。翁屋では常に別格の扱いだが、その人間性から他の遊女たちからも慕われている。正体は「淡路屋」の娘で澪の幼なじみの野江。
成海璃子…1992年生まれ。2000年『TRICK』で主人公・山田奈緒子の少女時代役を演じて、ドラマデビュー。2005年『瑠璃の島』でドラマ初主演を果たし、注目を集めた。2016年『黒い十人の女』では、テレビ局の受付嬢で主人公と不倫する愛人役を演じた。
萩原聖人(役:又次)
又次…吉原「翁屋」の料理番。あさひ太夫を自分の命さえ厭わないほど大切に思っており、あさひ太夫が口にするものにも毎回気を使う。評判を聞きつけて、澪の作った弁当をあさひ太夫のために持ち帰るようになる。あさひ太夫を愛しており彼女を救う為に命を落とす。
萩原聖人…1971年生まれ。テレビドラマ『あぶない刑事』のキャスティングスタッフたちの目に留まり、スカウト・デビューした。2017年、『ヒトヤノトゲ〜獄の棘〜』『CODE:Mコードネームミラージュ』に出演が決まっている。
柳生みゆ(役:菊乃)
菊乃…吉原「翁屋」の女郎。17歳の時に「藤代屋」に身請けされる。過去に客とのトラブルに巻き込まれ花魁のあさひ太夫から救われたことがあり、以来あさひ太夫を心から慕っている。
柳生みゆ…1990年生まれ。1999年、ドラマ30『いのちの現場から6』で子役としてデビュー。2003年、主演を務めた日本とイランの合作映画『風の絨毯』ではイラン・ファジル映画祭にて複数の賞を受賞した。
木村祐一(役:清右衛門)
清右衛門…「つる家」にたびたび足を運ぶ、売れっ子の戯作者。「みをつくし」の名付け親。わがままで怒りっぽく、毎回澪の料理を食べては厳しい言葉で批評する「辛口のご意見番」。しかし、実は「つる家」の料理の大ファンであると表では甘い顔は見せないが、さりげなく「つる家」を支えることもある。
木村祐一…1963年生まれ。吉本興業に所属するお笑い芸人であるが、放送作家・俳優・料理愛好家・コラムニストと多才。THE MANZAI・R-1ぐらんぷりでは審査員も務めている。大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演した。
村杉蝉之介(役:坂村堂嘉久)
坂村堂嘉久 …神田永富町の版元「坂村堂」の店主。「つる家」の常連で名店「一柳」店主の息子。清右衛門に自分の版元で売れる戯作を書いてもらいたいため、美食家の清右衛門においしい料理を食べさせようと画策する中、「つる家」にたどり着いた。
村杉蝉之介…1965年生まれ。独自の笑いを取る技法や独特な顔立ちが特徴的で、『NHKのど自慢』や『笑っていいとも!』に物まねでの出演経験がある。連続テレビ小説『あまちゃん』にヒビキ一郎役で出演していた。
毎熊克哉(役:末松)
末松 …毎年、料理番付で最高位をとる「登龍楼」の板長。腕は確かだが澪の作る料理が評判になると、その料理とそっくり同じ献立を店に出し「つる家」から客を奪おうとする。「つる家」の放火犯と考えられる人物。
毎熊克哉…1987年生まれ。2016年、主演映画「ケンとカズ」で第71回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞・おおさかシネマフェスティバル2017新人男優賞・第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞。
その他の主な登場人物
※()内はテレビ朝日版のキャストです。
水原東西(六平直政)…占い師。大阪で澪と野江と出会い、占った。
采女宗馬(宅間孝行)…日本橋の料理屋「登龍楼」の主人。ライバル店を潰すのに躍起になる。
富三(光石研) …「天満一兆庵」の元奉公人。店の金を着服して吉原通いをするクズ。
伝右衛門(本田博太郎)…「翁屋」の主人。自分も妻も源斉の患者。あさひ太夫が大好き。
太一(五十嵐陽向) …両親を亡くしてから伊佐三とおりょうが引き取って育てる少年。
NHKドラマ【みをつくし料理帖】のあらすじ
享和2年(1802年)の水害で両親を亡くし天涯孤独の身となった少女、澪は、大坂随一の名店と謳われる料理屋「天満一兆庵」の女将、芳に助けられ奉公人として勤め始める。やがて天性の味覚を主人の嘉兵衛に見込まれた澪は、厳しい修業に耐え、着実に腕を磨いていくが、隣家からの延焼で店は焼失してしまう。江戸店を任せていた息子の佐兵衛を頼って江戸へ出た3人を待ち受けていたのは、佐兵衛が吉原通いで散財し店を潰し、行方をくらませているという報せだった。
度重なる心労により、嘉兵衛は「天満一兆庵」の再興を澪と芳に託して亡くなってしまう。店の再興と佐兵衛の行方探しを胸に、慣れぬ土地で芳と暮らしながら働き始めた澪は、「祟る」と噂され荒れ果てた小さな稲荷を1人で整えた姿を見込まれ、蕎麦屋「つる家」の主人・種市に店で働かないかと誘われる。
上方との味の違いから、当初は澪の作る料理は評判が良くなかったが、様々な人の助けを得て様々な新しい料理を考案し、愛し合った小松原との別れや、料理人仲間である又次の死などの悲しみを乗り越えながら、「つる家」を江戸で評判の店へと成長させていく。
そんな中、澪は、吉原で幻の花魁と呼ばれているあさひ太夫が、水害で行方不明になった幼なじみ、野江であることを知る。いつしか澪は、自分の料理で評判を取り、その売り上げであさひ太夫を身請けするという、とてつもない夢を抱くようになる。そして、その夢の実現のため、「つる家」を辞めて新しい道に進むことになった。
「つる家」を離れた澪は、あさひ太夫の客である摂津屋らの力を借り、あさひ太夫を吉原から取り戻すことに成功する。澪は、野江に戻ったあさひ太夫と、長年澪に恋心を寄せ、見守ってくれていた医師の源斉とともに故郷である大坂へ戻り、新しい人生を切り開くこととなった。(Wikipediaより)
1802年(享和2年)、大坂・淀川の水害で両親を亡くし、幼なじみの野江とも生き別れ、一人ぼっちになった8歳の澪(みお)は、たまたま出会った料理屋・天満一兆庵の女将・芳(よし)に助けられ、女料理人として修業をはじめた。板場がまだ女人禁制の時代に、天性の味覚を見込まれたのだ。
しかし、天満一兆庵が火事で焼失してしまい、澪と芳は主人の嘉兵衛とともに江戸へ出立。不思議な縁で、蕎麦屋「つる家」の主人・種市から店で働かないかと誘われる。
上方と江戸の味付けの違いに戸惑い、ライバル店の激しい妨害に遭い、武士・小松原との身分違いの恋に悩みながらも、澪は一人前の女料理人としての道を懸命に貫いていく。
澪は“雲外蒼天(うんがいそうてん)”・・・誰も見たことのない青い空を見ることができるのか?
澪に淡い思いを寄せる医者の源斉、澪の料理の辛口ご意見番・清右衛門、気風がよくて世話好きのおりょう、吉原一の花魁(おいらん)あさひ太夫など個性豊かな面々の厳しさと優しさに助けられながら、ヒロイン澪は才を磨き、自分だけの“心星(しんぼし)”を探して、今日も明日も料理の腕をふるうのだった。
黒木華さん扮(ふん)する澪の、毎回、趣向をこらした手作り料理にも乞うご期待!(公式サイトより)
NHKドラマ【みをつくし料理帖】のみどころ
ブシメシなどでも人気の料理をテーマとしたNHKドラマ、「みをつくし料理帖」ではクライマックスで澪の料理が登場します。
レシピ集もある程にそのクオリティは高く、実際に作ってみた方も多いようです。
といっても18時台の放送なので「これ食べたい」と思ってもその日に作るのはかなり厳しいですが…
【みをつくし料理帖】のヒット予想
まずはキャスト、2月の現時点ではキャストは主演の黒木華さんのみ発表されています。
しかし、テレビ朝日版でもあれだけの超豪華キャストを集めた人気シリーズ、NHK版では更に豪華になる可能性が高いです。
そして視聴率に関しては北川景子さん主演の過去の2回はいずれも10%超えでした。
が、今回は夕方6時台の放送となっており主婦層の視聴が難しいかもしれません。(以前は21時~)
原作ファンが多いのでそこまで低くなるとも考えにくいですが、話題性が伸びなければ10%以下となる可能性もありそうです。
このドラマは登場人物が多いのでキャストにもかなりのお金を掛けてくることが予想されます。
どれだけ番宣できるか、認知度を上げられるかが番組の行く末を左右しそうです。
コメント
コメント一覧 (5件)
北川版では、あさひ太夫が北川景子さんのイメージだろうという思いが強く、黒木版のキャストが全体のバランスでは原作のイメージです。
成海璃子さんがあさひ太夫で良かった。
私は小説を先に読み、ドラマは初めてをみましたが、原作の澪のイメージどおりの黒木さんや医師の源斉三は小説のイメージを更にアップさせてると思います。続きを是非今のキャストでみたいです。
久しぶりに完璧と思える時代劇。私は原作も知らなかったのですが、ドラマとして香り高い出来と感激しつつ、さすが、NHKと納得。殊に音楽がいい。作品の人間達を優しく引き立てて、映像を膨らませていますね。それに灯の使い方も素敵です。昔は陽が落ちたら、ほんとに暗かったでしょう。その中で提灯、ぼんぼりなどの光はどれほど印象的だったか、想像できるような明るさと存在感。ほんとに演出家のセンスが光りましたね。楽しい時間でした。ぜひ、またこのスタッフ、キャストでドラマを見たいです。
’みをつくし’毎回楽しみに見ました!本はすべて読んでいたので物足りないところは多々
ありましたが俳優陣も適材適所で素晴らしかった!
ここで終わるのは残念!続きを是非みたいものです。
澪つくしドラマを楽しく見ていますが、どうしてもキャストに不満があります。お手伝いのふきちゃんですが、これは前回テレ朝の子役にかないませんね。NHKのキャストは時々あれれ・・・?というのがあります!今回の役は、第一体が大き過ぎる。シナリオ作家と演出さんは原作を詠んだのでしょうか?あれでは雰囲気ぶち壊し。(出演者には失礼ですが)他は有名タレントを存分に使える?NHKならでの贅沢さ。もっと原作を読み込んでほしかった。採点すれば60点と言ったところ。