ドラマ【#声だけ天使】第1話あらすじ視聴数!”ももクロ”有安杏果の緊急生出演に完敗!

無料のインターネット放送局AbemaTV初のオリジナルドラマ#声だけ天使】の第1話が配信されました。声優志望の若者達の愛、夢、絆を描いた青春群像劇。豪華大物声優も多数出演し、話題になりました。

ここでは、第1話のあらすじや視聴数、感想をお届けします。

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目次

ドラマ【#声だけ天使】第1話の視聴数

ドラマ【#声だけ天使】の第1話の視聴数は、263.5Kでした。

視聴数とは

視聴数とは、テレビの視聴率とは違って番組の再生回数なのだそうです。ただし、この数は累計で同じ人が一度離れて戻ってきた場合も加算されるみたいです。TouTubeやブログと同じですね。1K=1000人なので、ドラマ【#声だけ天使】第1話の視聴数263.5Kは、累計26万3500人が見ていたということになります。馴染みがないのでこの数字が多いのか少ないのか分かりませんが、この日のランキングでは第7位。1位は「ももクロが緊急生出演!〝卒業発表〟有安杏果に小松靖が迫る」で807.9K、2位が「女流プロ麻雀日本シリーズ2017」の324.3K、3位は人気DJ PLAY生放送の「AbemaMix Monday」の284.9Kでした。そのあと、アニメ、ニュース、麻雀と続いての7位ということでドラマ部門ではトップなのですが、やはりネット配信はまだまだマニアな番組が優勢のようです。

ドラマ【#声だけ天使】第1話のあらすじ

岸田建造(亀田侑樹)は、声優をになるため池袋文化学園に通っている。建造は、バイト先の居酒屋で働くメグミ(今田美桜)に気があり、大工の父親ゆずりの器用さで手彫りのネームプレートを送ったが、アニメや声優にまったく興味のないミグミにつき返されあっさり振られてしまう。

オーディションにも落ち、失意の中にいた建造はバイトの帰り、ストリートミュージシャンの「さくらしめじ」と知り合い、彼らのサイトを見せてもらう。彼らはそのサイトで自分達の歌を聞いてもらい売り込もうとしていた。建造もボイスサイト作って業界に売り込むきっかけにしようと思いつき、建造しか友達のいない引きこもり寸前の長友信二(佐久本宝)、ドSでボーイッシュな声が得意な小森茜(松本妃代)、突然サラリーマンをやめ、学園に入ったため妻子に出て行かれた寺本武文(久ヶ沢徹)、エロいキャラが得意な葛原しのぶ(山口景子)の5人で『イケてるボイスサービス(仮)』(通称イケボイ)を立ち上げようと計画する。それぞれのキャラでリクエスト通りのメッセージを録音して届けるサービスだ。早速5人は、今は独り身となった寺元の住むタワーマンションへ行く。街を一望出来る上階の部屋に歓喜する建造、信二、忍。だが茜だけは子供部屋のようなスペースにある家族写真が気になっていた。

建造は大工仕込の腕で部屋の一角を改造し、録音ブースと手彫りの看板を作った。そして、それぞれの紹介メッセージの録音が始まる。寺本は、デラ隊長のキャラでエリートプログラマーの腕を生かしてサイトの構築と管理を、しのぶはエロキャラでお色気たっぷりの自己紹介を、茜は破滅S少年キャラでいじめられたい人を、信二は弟キャラで甘えられたい人を募集する。が、建造は何のキャラも持ち合わせていなかった!茜のスパルタ指導で特に特徴もない声でいろいろ試してみるが何度も何度もNGを食らう。自己紹介で本名を名乗った建造にしのぶが「イケボイ鉄の掟」と書いた紙を見せる。そこには

一、本名、プロフィール、顔出しをしてはならぬ。

一、ユーザーとの個別通信をしてはならぬ。

一、声だけの一本勝負でなくてはならぬ。

この掟、破った者は永久追放とする。

と書かれていた。

試行錯誤を繰り返し声を出す建造。容赦なくNGを出す茜。そして…

ついにOKが出る。それはごくごく自然体の声で「君と出会えて嬉しいよ。ぼくのこの声に出来る事があったら、遠慮なくリクエストしてください。君のためにまごころ込めてボイスのプレゼントを届けます。まごころ王子でした」のメッセージだった。

早速サイトにユーザーのリクエストが届き始める。しかし、建造にはひとつもリクエストが来ない。楽しそうにメッセージを録音する仲間に邪魔にされ腐る建造。

ある日の朝、建造に一件のリクエストが届く。ドールと名乗る学生から「まごころ王子の飾らない声がステキです。ぜひボイスをお願いします」〔セリフ おはよう、今日も頑張ろう〕というものだった。とたんにハイテンションになる建造。そして録音。一発OK!

すぐにおかわりリクが来る「優しいボイスありがとうございました。さっそくですが、もうひとつお願いします」〔セリフ 大丈夫だよ、いつだって側にいるからね、さくら〕

もう”さくら”が頭から離れない建造。街の中に溢れる”さくら”がつく看板が気になってしょうがない。そんな時、バイト先の居酒屋の休憩中メグミに「彼氏と別れたから、結婚しよう」と言われる。思わずキスの雰囲気になる。目を閉じて待つメグミ。ゆっくり顔を近づける建造。と思いきや、メグミの後ろにある”黄桜”の桜の文字に気を取られていただけの建造だった。

”さくら”が気になっていた建造は、事務所へ。すると酔いつぶれた寺本や忍の横にしらふの信二がいた。建造は、信二にさくらへの思いをぶつけながら寺本のPCのサイトに桜の絵があるのを見つけ、思わずクリックしてしまう。すると安西さくらのFaceBook画面が現れる。驚く建造。それは寺本が好奇心から探ったさくらの閲覧可能な個人情報だった。さくらの友人の小此木理恵のFBからさくらに彼氏のいないことがわかり、興奮する建造。しかし、調べてみるとさくらはお嬢様で釣合わないと落ち込む。しかも理恵のFBから来週セレブのパーティーがあり、参加するさくらに理恵はセレブのおぼっちゃまを紹介しようと計画していることを知る。そんな時に来たさくらからの新しいリクエストは〔大丈夫、勇気を出して、飛び込んでごらん。生まれ変わるんだ、さくら〕というものだった。「何に飛び込み、どう生まれ変わるんだ。さくらはおれに何の背中を押させようとしてるんだ」

とうとう建造はさくらにメールを送ってしまい、さくらから講義のメールがサイトに届き退会してしまう。しかもGACKTっぽい男と撮った写真を送り、そちらが自分だと嘘までついていた。しのぶにこっぴどく叱られる建造。あきれる茜。クビになりそうな建造を寺本がかばい、二度と接触しないこと、アドレスや写真を全部消去することで許してもらう。建造の真剣な恋心を知る信二が泣きながら、サイトからのお詫びのメールといっしょにまごころ王子のラストメッセージを送ろうと提案する。悲しみをと戦いながらマイクに向かう建造。その頃、おニューのドレスで着飾ったさくらが訪れたのは、プール付きの豪邸で開かれるセレブのパーティーだった。「さくら、愛を込めて君の幸せを心から祈っているよ」涙を流しながら録音する建造。「みんなありがとう」と建造。「うん、いい最終回だった」と親指を立てるしのぶ。一方さくらは、パーティーから抜け出し、外のプールサイドにいた。そこにイケメン大学生三澤 貴之(馬場 良馬)がやってくる。さくらの顔を指で触れ近づく男。近寄る男の顔に苦悶の表情を見せ、次の瞬間!男をプールへ突き飛ばしていた。

ドラマ【#声だけ天使】第1話の感想

視聴数7位と健闘しましたが、やはりまだまだオリジナルドラマとしての重みを浸透させるには準備期間が短かったのかもしれません。テレビなら他の局との勝負ですが、同じ局の番組に視聴者を持っていかれるというのは、なんとも皮肉な話ですね。

設定も面白く、期待してみましたが全体にシナリオの弱さを感じました。前半はアニメっぽい人物紹介(実際にアニメも使用)に終始。これはテンポもよくていいと思います。5人のキャラは立っているし、配置はいいと思うのですが、それぞれのバックボーンが見えてこないのでキャラだけで進めている感じに思えるのです。寺本は、マンションが出てくるので生活観も見えるしOK。しのぶは一見おかしいようですがしっかりポリシーを持っているのでこれもOK。ですが建造…キャラはいいは思うのですが、連絡を取りたい気持ちと鉄の掟との肝心な建造の葛藤が抜けていて気持ちの起伏を仰々しい演技で誤魔化しているようでした。これでは、建造という人間に厚みが出てこないし感情移入も出来ません。仰々しい演技が悪いと言っているわけではありません。感情をストレートに出すのは若者らしく、ひたむきさも出ていいと思います。ただ、さくらを思う気持ちをガンガン出したあとにいきなり「連絡をとりましたね」のシーンだったので「は~っ?」となってしまいました。信二…引きこもり寸前のオタクにしては始めからみんなとうちとけ過ぎ。茜…寺本への気持ちがあるようなシーンがあったのですが、もしそうならば建造がいくら頼んでも入らず、寺本の頼みで入るという手もあった様な…。それに男に媚びるブリッ子キャラが嫌いなら、もう少ししのぶとの対立もあっていいのでは?と思いました。ただラストの録音シーンとさくらのパーティーシーンのカットバックは建造の気持ちにかなり入り込めたのでよかったと思います。カラオケで建造と信二が歌を歌わず、銀河鉄道999のセリフを真剣にしゃべり店員に引かれるシーンや、バスタオル一枚でしのぶが寺本のマンションにいる時に奥さんが帰って来るシーン、古川登志夫さんが「ごは~ん」と叫ぶなど、小ネタや笑いも交えた作りも楽しめました。あまりメジャーではない役者さん達もうまく役にはまっていて、オーディションの成果は出ていたと思いました。物語の展開や作り方でもっともっと面白くなると思います。5人がどう成長していくか、第2話も期待してみようと思いました。

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