あなたはわかる?大河【西郷どん】の方言が難解すぎる!
出典:NHK
1月より放送開始の大河ドラマ【西郷どん】。
このドラマの主な舞台は薩摩、現在の鹿児島です。
「ごわす」「おいどん」などに代表される全国的に見ても強めな方言がドラマ内でも多数出てきます。
この薩摩弁に主演の鈴木亮平さんも苦戦気味。
いきなり「昔の薩摩の人っぽく演技して」と言われても無理というものですよね。
そこに救世主とも呼べる“薩摩ことば”を使いこなす俳優2人が西郷どんを裏から支えます。
方言指導の迫田孝也さんと田上晃吉さん、難しい薩摩弁について事前に予習していきましょう!
西郷どんの方言指導
西郷どんの方言を指導する、迫田孝也さん、田上晃吉さんがどういう人なのか見てみます!
迫田孝也
出典:NHK
迫田孝也(さこだたかや)… 1977年生まれ。大学時代、山田洋次監督のロケ陣に出会ったことで俳優を目指す。
主な出演作品は『真田丸』『清須会議』『本能寺ホテル』など。
初めて拝見したとき、芸人で現在はカンボジアでマラソンをしている猫ひろしさんに似てるなと思ったのですが、ルー大柴さんに似てると学生時代は言われていたそうです。
「真田丸」で矢沢三十郎を熱演するなど、大河ドラマをよく知られてるということで、鈴木亮平さんの良き先輩といった感じに見えました。
田上晃吉
出典:NHK
田上晃吉(たのうえこうきち)… 1982年生まれ。榎木孝明の付き人をしたあと俳優へ。
主な出演作品は『功名が辻』『篤姫』『精霊の守り人 最終章』など。
大河ドラマ「龍馬伝」でも方言指導をされており、鹿児島弁指導のスペシャリストですね。
西田敏行
出典:西田敏行公式サイト
方言指導のお二人に加え、先ほども触れましたが「翔ぶが如く」で西郷隆盛役を演じた西田敏行さんが、語り役として西郷どんに出演されます。
地元の人と話すようにしたと、当時の役作りについて鈴木亮平さんに話されていました。
薩摩弁だけでなく、西郷隆盛役の先輩として、色々アドバイスをもらえるかもしれませんね。
西郷どんの薩摩弁には字幕が必要?
ドラマ「西郷どん」で話される言葉は、薩摩弁。
方言の無い地域の人や、聞きなれない遠くの方言を聞くと、何を喋ってるのか分からない時ってありますよね。
西郷どんでは、方言のことを“薩摩ことば”と呼んでおり、舞台裏で主演の鈴木亮平さんに付きっきりで指導する迫田孝也さんの映像を見ました。
「なんだがでらい」という言葉を使ってみてはどうだろう?と提案され、「なんですか?」と戸惑う鈴木亮平さん。
意味は、涙が出ると聞き、「悔しくて悔しくてなんだがでらい」と早速使いこなす鈴木さん。
東京外国語大学外国語学部を卒業されていて、言葉を大事にしたいという気持ちが強い鈴木さんは、薩摩弁の難しさに苦戦。
半上がりなど、上がり下がりのイントネーションが難しそうだなと見てて思いました。
西田敏行さんが西郷隆盛を演じた1990年の大河ドラマ「翔ぶが如く」では、分かりにくい鹿児島弁には字幕がついたというのです!
西郷どんでは、字幕を使わなくても伝わるようにしていくという話なので、字幕なしでも理解できるよう薩摩弁を予習しておこうと思います。
西郷どんに出てくる方言の意味
原作の西郷どんを読んでいて、よく登場する方言、分からない方言の意味などを書いていきます。
「◯◯さあ」=「◯◯さん」
「もんど」=「ですよ」
「もはん」=「ではありません」
「もす」=「ます」
「くいやんせ」=「ください」
「おはん」=「お前」「あなた」
「しちょっど」=「~している」
「ないごて」=「どうして」
「みもんそ」=「みましょう」
「じゃっどん」=「しかし」
「ごわす」=「ございます」
書き出すと無限に出てきそうなので、この辺りでやめておきますが、聞いたことのない言葉がたくさん出てきます。
薩摩弁の響きはどこか愛くるしい方言で、西郷隆盛が誰からも愛されたというのはこの方言も影響しているように思いました。
https://twitter.com/nhk_segodon/status/951695425391783936西郷どんの公式ツイッターで、方言を解説する動画がアップされました!
もっとたくさんアップしてもらえたら、西郷どんの方言を学べるので楽しみにしています。
コメント
コメント一覧 (1件)
「じょっど」ではなく「しちょっど」ですね。