世界一難しい恋2話の詳しすぎるあらすじ!動画を見なくても全てわかる!

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世界一難しい恋2話のあらすじ

世界一難しい恋2話のあらすじと感想

視聴率でも1話12.8%、2話12.9%と安定したセカムズ。

2話冒頭ではかなり詳しいおさらい映像が流れました。(2分オーバー)

1話で嘘をつくことを覚えた零治、2話では器の広さを学びます。

劇的に変わった社長に社員たちも混乱気味。

果たして零冶は美咲にどこまで接近できるのか。

そんな2話のあらすじです。

セカムズ2話のあらすじ

どうしても気になる『ベルギー人のガブリエル』

前回『ベルギー人の?ガブリエル?』からずっと日引きずる零冶。

直接美咲のところに聞きに行く零冶。

しかしホッチキスを借りてくるという結果に。

『ほら借りてきてやったぞ』と舞子に渡そうとするが『頼んでません!』と一蹴。

『部下を呼び出して恋人の有無を聞いてくる社長についていきたいと思うか?世界を目指す社長はそんなはしたないまねしない!』とホッチキスをカチカチしながら葛藤する零冶に舞子は三浦に聞いてみては?と提案する。

舞子自身、ガブリエル情報を三浦に聞いていたからだ。

 

松田さんの爪楊枝袋

社員たちは松田さんについて話していた。

松田の再就職のサポートをしているのは美咲。

一件連絡待ちのところろがあって近日中に返事があるという。

『スタッフの誕生日には手作りの爪楊枝袋をくれる心優しい人だった』と音無。

そんな話から音無は大脱線。

『空芯菜炒めは食べる為に食べているのか、歯に詰まらせる為に食べているのかわからない。』

それにちょっとだけ乗っかる美咲、『私はナムルのモヤシだなー』。

音無は調子に乗り、

  • さきいか
  • 鍋のえのき
  • レバニラのニラ
  • 家系ラーメンのほうれん草

と挙げていくが誰も賛同してくれなかった。

 

三浦家康との食事

三浦がエレベーターに乗る瞬間を見計らって零冶はそのエレベーターに飛び乗った。

三浦に話を合わせ、一緒に中華にいくことに。

『社長とさし飯なんて緊張しちゃうなー』といいつつもかなりリラックスムードの三浦。

零冶が新入社員の2人の話を切り出すと『社長はどっち派っすか?』と軽い返し。

三浦調べではまひろ派が圧倒的、美咲派は音無だけ。

『やっぱあの人の趣味変わってるなー』と言われちょっとムッとした零冶は『何が変わってるんだよ!』と怒鳴る。

美咲のことを聞く。『彼女が外国人と付き合ってるっていうのは本当か?』

すると三浦に『ベルギー人のガブリエルですよね。多分付き合ってます。』とサラッと言われる。

しかしフランス語で言い合いしている会話の中で『ベルギー』と『ガブリエル』だけ奇跡的に聞き取れたということらしい。

『全てはお前の憶測か。』とホッとする零冶に『でもたぶん間違いないっす。だって俺そういうのわかっちゃう人じゃないっすかー!』とお調子者の三浦。

しかしその日の夜に若手社員のみんなで飲むことが判明。

『ハッキリしてくるんで。彼氏と揉めてるようなら別れろってビシッと言ってやる』と三浦。

 

三浦からのメールに眠れなくなる零冶

その夜、零冶が自宅で夕食を食べていると携帯が鳴る。

三浦から『これから調査開始します』と写メ付きの連絡だった。

その写メに写る美咲を拡大してまじまじと見る零冶。

夕飯を食べ終えて食器を洗っているとまた携帯が鳴る。

零冶はダッシュ。

しかし今度のメール写っていたのは美咲ではなく…

零冶はイラっとした。

夜ベッドにいると3回目のメール連絡。

そこに添付されていた写真を見た零士は飛び起きた。

零冶は夜遅くまでその写真を拡大したり縮小したりしながら笑顔で眺めていた。

 

社長へのプレゼント

美咲は松田との打ち合わせ。

無事に再就職が決まった。

『鮫島を離れるのは寂しいけどこの年ですんなり再就職が決まるのは嬉しいこと』と話す松田は社長とあなたに、とプレゼントをくれる。

それはあの爪楊枝袋。

鮫島ホテルズのリピーターの中には松田に会いたくて毎年箱根に足を運ぶお客さんもいた、あなたに会いに来ると言いたくなる素晴らしいスタッフだった。

 

 

ガブリエルはどこに?三浦の飲み会報告

次の日、『零のプロジェクトの件で…』と社長室に来る三浦。

舞子に席を外させ昨日の報告を開始。

ところが三浦は社長に気に入られていると勘違いし、『徳川家康って泣くまで待とうの人じゃないっすか。でも三浦家康って泣いたら抱き締めるなんすよ。言葉より行動、待つなら攻めるって言うか』という意味の分からないプレゼンを延々と聞かされる。

『俺は何を聞かされてるんだ。俺が知りたいのはあの新入社員がベルギー人と付き合ってるかどうかだ。』

そしてやっと本題に。

三浦『僕の予想、半分当たってました。電話の相手はベルギー人のミルコって男で…』

零冶『ガブリエルはどこいったんだよ!』

三浦『ガブリエルは外しちゃいましたけど、電話の相手はベルギー人だってわかった俺すごくないすか?』

零冶『その、ミルコって男は一体何者なんだ?』

三浦『パリのホテルで一緒に働いてた元カレだそうです。』

零冶『元カレ?』

回想シーンで美咲がミルコについて語る。

ちゃんと別れましたから。別れを切り出したら豹変してもうストーカーみたいに一方的にメールがくるようになって。どうせお前なんか日本に帰っても何も出来ないってメールしてきたからもう頭に来て彼氏が出来たからもう連絡してこないでって嘘ついたらパッタリ連絡来なくなりました。

三浦『元カレとの連絡も絶って仕事に集中する環境も整いましたので、もうご心配要りません』

零冶『そうか、ご苦労。』

零冶は浮かない様子だった。

零士の器の大きさ

その日の帰り、舞子に『良かったじゃないですか。柴山美咲に付き合ってる男がいないとハッキリわかって。』と言われるが機嫌が悪い零冶。

何が良かっただ!あいつはつい最近まで外国人と付き合ってたんだぞ!そんな女とこの先上手くやっていけない、彼女から手を引く』舞子は驚いた。

家に帰ってからも舞子の説得は続く。

舞子『諦める理由が馬鹿げています。

零冶『最近までベルギー人と付き合ってた女だぞ!

じゃどこの国なら許せるんですか。

日本人なんだから日本人でいいじゃないか。

私もかつてハワイの方とお付き合いしていたことがあります。

零冶『まじっすか?

舞子『社長がご存じないだけで外国籍の男性とお付き合いたことのある日本の女性はたくさんいます。

でも俺は知ってしまった。知ってしまった以上そんなリスクを犯す必要はないといってるんだ。

社長は何がそんなに嫌なんですか?彼女が外国人の優しさを知ってしまったことですか?それとも肉体的なことですか?

わかんないよ!わかんないけど…俺なんかやなんだよ。俺のイメージではしばやまみさきは外国人と付き合う女じゃなかったんだ。どちらかといえば外国の男が苦手であって欲しかったんだよ。

でもパリに三年もいたんですから異国の方と恋に落ちるのは致し方ないことでは?

どうせそのベルギー人とパリの路上で毎日、キスしてたんだろうが。オープンカフェでも、駅のホームでも人目も憚らず、キスばっかしてたんだろうが。

それは考えすぎです。

じゃあ何だよ、こう考えてしまう俺は変なのか?

変ではありません。器が小さいのです。相手の過去にこだわり些細な事でも許せない男は残念ながらモテません。

また俺がモテない話か。

女は男性に器の大きさを求めます。常に自信と余裕に道溢れた懐の広い男性に身も心も委ねたい、それが世の女性の願いです。

器の大きさを俺に求めんな!

じゃあ彼女のことは本当に諦めるんですね?

何度言ったらわかるんだ。俺は手を引くと言ったら手を引くんだよ

美咲は銭湯でいつものように牛乳を飲んでいた。

飲み終えると松田の爪楊枝入れからリップクリームを取り出した。

その頃、零冶も風呂上りで冷蔵庫を開けると大量の牛乳が。

一度は牛乳に手を伸ばしかけたがそのまま冷蔵庫を閉じた。

社長の心の狭さ

次の日、会社に向かう零冶は車内でまた美咲の写真を見ていた。

その頃、会社では松田の再就職先がステイゴールドホテルだとわかり大問題に。

怒り狂うだろうな、よりによって和田社長のとこのホテルだから。

美咲『うちの社長はそんなに心が狭いんですか?』

音無『狭いんじゃない、コンパクトなの。』

その後も社長の心の狭さについてみんなに語られる。

  • 打ち合わせに五分遅刻した食料メーカーをバッサリ切った
  • 資料にコーヒーをこぼした社員がコーヒーこぼすなよって3年間言われ続けた

ちなみに2つ目のコーヒーの件は音無の話。

社長の耳に入る前にステイゴールドホテルへの再就職の件を止めた方が良い、といいことになるが、その日は運悪くステイゴールドの和田社長と雑誌の対談の予定が入っていた。

 

和田社長の器の大きさ

和田との対談が始まる前、和田の椅子の方が大きいんじゃないかとここでも器の小ささを見せる零冶。

確かに小さいのだが。

そこに和田社長が到着し対談が始まる。

あ、そういえば君んとこのホテルにいた松田さんだっけ。うちのホテルの中途採用受けに来たんだけど良いんだよね?

何かの間違いでは?』と驚愕の零冶。

これを皮切りに和田といつもの嫌味合戦がスタートする。

和田『聞くところによるとなかなか人望の厚い人のようだけど君あっさりクビにしたんだって?

零冶『和田さんほどの人がうちの手垢のついた社員に手を出すなんて信じられませんね。

そういう偏見は持たないようにしてるんだ。ましてや君のところで長く働いてたんだから、ある程度の能力は保証されてるようなもんだし。

つまりうちのスタッフを正面切って引き抜くおつもりだ。

引き抜くってだって君がクビにしたんだろう?

何を企んでるんですか?

どういう意味?

松田を雇ってうちのノウハウを盗もうとでも思ってるんじゃないですか?

17位のやり方を1位が盗むって、もう斬新な発想だなー。

17位ではなく、13位です。

来年には念願のトップテン入りかー。

そんなこといってられるのも今のうちですよ。

冗談だよ冗談。器の小さい男は女に嫌われるぞー。

冗談ばかり言ってる人は人生に嫌われますよ。

それが不思議と嫌われたことがないんだよねー。

たまたま今日まで運が良かっただけです。

君も相当運がいい男だと思うぞー。だってこんなに綺麗で優秀な秘書がいっつも傍にいてくれる。

舞子『フフッ

零冶は舞子をガン見。

和田は記者にも『髪型変えた?すごくに似合ってる』とフランクに接する。

零冶は敗北感と共に帰社した。

零冶と美咲が対決?

零冶は会社に戻るなり『松田の再就職を担当してたのは誰だ!』と騒ぎ立てる。

美咲は『はい、私ですが』と名乗り出る。

零冶はお前かーという表情で『話ぁある、社長質ぇこい!』大声だがカミカミで呼び出した。

零冶『どうして再就職先にわだのホテルを選んだ?

美咲『松田さんの人柄とキャリアを考えればステイゴールドホテルでも十分通用すると思ったからです。

そういうことを聞いてるんじゃないんだよ。君は松田を非常に優秀なスタッフだと判断したんだろう、だったらどうしてそういうスタッフをランキングを競い合っているライバルホテルに就職させたんだ。

松田さんのためです、松田さんの人生において最善だと判断したからです。

いくら君が松田の再就職をサポートする立場にあったからといって、うちが不利益を被るようなことをされると非常に困るんだよ。

すると美咲もスイッチが入り出す。

社長はご自分で松田さんをクビになさったんですよね?松田さんがどんな気持ちでこのホテルを出ていくか、社長はご存じですか?

迫りよる美咲に少し逃げる零冶。

知らないし、知る必要もない。

更に迫ってくる美咲。

松田さんから社長にと預かってきました。

渡されたのは例の爪楊枝袋。

松田さんはあんな理不尽な宣告を受けたにも関わらずそれでも社長に感謝の心を忘れない人なんです。

こんなものもらって俺が喜ぶとでも思うか。

もう松田さんの人生を邪魔しないでください宜しくお願いします、失礼します。

社長室を出ていく美咲。

くそ、新入社員の癖になんて生意気な!

と、もらった爪楊枝入れをゴミ箱に投げ込む。

でも言っていることは正論のように聞こえましたが。』と舞子。

一体どうしてくれるんだ。パーティーまで二ヶ月を切ってるというのに完全に嫌われてしまったじゃないか。

へ?社長、彼女から完全に手を引くと仰ってらしたじゃありませんか。

確かに右手は引いたがまだ左手は残ってる。

ではまだ諦めていないんですね?

ターゲット、フルスピード、トゥーマンス!

一度やると決めたからには、どんな困難も払い除けて目標を達成する、それが鮫島零冶のやり方だ。

『零冶の劇的な変化』を見せる舞子の作戦

社長は残念ながら彼女にも器の小さい男だと思われてしまいました。

それは非常に残念だ!

まずは松田さんの再就職には目をつぶって下さい。そしてこれからは小さな事に拘らず、何があっても笑顔で受け止めるような、大らかな心が必要です。

そんな事が俺にできるのか?

できるのかじゃなくてやるんです。そうすれば彼女も必ず社長のことを見直すはずですから。

驚きの零冶の行動

和田社長のところへは私から説明しておくから、三浦と柴山さんで松田さんの再就職を…

部長の白浜がそんな話をしているところに零冶が入ってくる。

その必要はない。今から和田のところに挨拶に行ってくる。元従業員がこれから世話になるんだぞ、菓子折りのひとつでも持って頭を下げるのがトップの役目だろう。

この言葉には社員全員が驚いた。

零冶は舞子を連れてステイゴールドホテルへ。

和田に怪しまれながらも『これから松田がお世話になります。』と頭を下げる。

舞子が『和田社長、握手をして頂けますか?』と言うと『喜んでー。』と和田は舞子の方に近寄る。

私とじゃなく鮫島と。

和田と零冶は握手した。

それを舞子は撮影し、それを社員に送った。

 

零冶変化に驚愕!

音無『おい!すごいぞ!まるでオバマとプーチンだ!』

握手の写真を見た社員たちが騒ぐ。

零冶がプーチンということで話がまとまった様子。

その後の零冶の変わり様にみんな驚く。

遅刻してきた業者を見て『入ってもらいなさい。』と許したり。

零冶の様子を見て今日は雨が降るぞ!と冗談を言う社員たちには…

『倉庫にいらない傘があった。自由に使ってもらって構わない。』と大量の傘を差し入れ。

一同『社長ー!おー!助かりますー!』←多分傘は要らない。

陰で零冶は笑顔で見ていた。

 

運命?の捨て犬

捨て犬を拾ったが飼えないと困っている男の子2人。

社員が見ているその前で零冶が現れる。

『君たちは心配しなくて良い。』

見ていた社員には気付かなかったフリ。

社内では社長の変化に皆驚いている。

今日ジュースおごってもらった、くしゃみしただけで風邪か?気を付けろよと言われた、そして捨て犬を拾った。

社員たちは奇跡だよ奇跡と口にする一方で一時的な物ではないかと逆に怖がっている。

家に帰った零冶は石神と舞子に絶賛される。

どこか腑に落ちない表情をした零冶だが、冷蔵庫の牛乳を手に取ったとき、閃いた。

そうか、わかったぞ。俺は器の大きい男に思われたいんじゃないんだ。俺はただ柴山美咲とおしゃべりがしたいんだよ!仕事以外の事なら何だっていい、いや話せるなら和田の事だっていいんだよ。とにかく二人でダラダラとおしゃべりがしたいんだよ!

舞子は冷静に『社長?世間ではそれをデートといいます。お誘いしたら良いんじゃないでしょうか。柴山美咲は次の日曜日、マーケティング会社との打ち合わせで休日出勤するようです。おしゃべりするチャンスじゃないですか。

こうして美咲へのアプローチが始まった。

 

 犬の散歩という体裁

零冶は悪戦苦闘しながら1時間30分以上掛けて会社に向かった。

後をつけてくる石神と舞子には帰りも歩いて帰るからついてくるなと伝える。

なんとか会社のあるランドマークタワー前に辿り着き、待っていると零冶に気付き『社長?』と美咲が声を掛けてくる。

困っている犬を見て手を差し伸べざるを得なかった。自分でも些か人が良すぎるとは思ったが。』とカッコつける零冶。

しかし美咲は犬を撫でてすぐに『お疲れさまでした、失礼します』と帰ろうとする。

零冶は『待て!お前に言いたいことがある。もし良かったらでいいんだが、今度俺と一緒に…

俺と一緒に犬の名前を考えてくれませんかー?』たどたどしい言葉でそう伝えた。

 

まだ名前がないんだ。本屋で命名辞典を買ったんだが、なかなかいいのが決まらなくて困ってる。

なぜ私なんでしょうか。

お前がちょうどいいからだ。30台の男と20台の女、子犬の名前をつけるのに調度いいバランスだと… どこかのマーケティングの本に書いてあった。

わざとらしい嘘だが、美咲は『わかりました、月曜日までにいくつか候補をあげておきます。』と了承してくれた。

その帰り道、夕日の中を散歩していると捨て犬を拾った子供たちが声を掛けてくる。

『おじさん、飼い主見つかったよ!』と飼い主のおばさんが現れ、『良かったねーポチ』と連れて行かれそうになる。

零冶は『それは困る。大事な約束があるんだよ。ある女性とこの犬の名前を考えるって言う大事な約束が。お金ならいくらでも払う、この犬を譲ってくれないか?』と言うが当然断られ、飼い主に連れられて行ってしまった。

落ち込む零冶に子供たちに『その約束がダメになったら次の手を考えればいいじゃん。それは自分で見つけなきゃ。その女の人がどうすれば喜ぶのか知っているのは僕たちじゃないよ、おじさんだよ。』と諭される。

零冶はそのまま会社に戻り、ゴミ箱をあさった。

 

零冶の考え出した美咲が喜ぶこと

そして次の日の昼休み、社員たちに便乗してランチへ。

会話のない食事を終えた時、零冶はあの爪楊枝入れを取り出す。

音無『社長!それは松田さんの爪楊枝袋!』

そして零冶は『あ、松田次第だか、まだうちで働く気があるなら戻って来て欲しいと伝えてくれないか。あとあのドアマンにも同じことを伝えてくれ。ただし、これは極秘プロジェクトだ。くれぐれも箱根のスタッフには知られないように。』

社員たちは喜び、みんなが社長にありがとうございますと伝えた。

美咲も笑顔になった。

 

命名辞典

松田と太宰が箱根に戻る日、零冶も箱根のホテルに来ていた。

無事戻ることができた二人はもちろん、他のスタッフたちも大喜び。

零冶はその帰り、ドアマンに感謝される。

零冶『子供は生まれたのか?』

太宰『無事に生まれました、元気な女の子です。』

零冶『名前は?』

太宰『それがまだ決められずに悩んでおりまして…』

零冶はある本を取り出し、太宰に渡す。

その本は『至極の名前が見つかる命名事典』。

あの犬に名前を付ける為に買ったのかどうかはわからない。

『私なんかのために、こんな心遣いまで…』

気にすんな。社長の仕事なんて社員一人一人を思い浮かべることぐらいしかないんだよ。

太宰は感激し、去っていく零冶の車が見えなくなるまで『ありがとうございます!』と言い続けた。

 

社長が変わったのは三浦のおかげ?

三浦家康

『社長が俺と差しで昼飯行ってから明らかに変わってきたのわかります?逆に俺以外考えられないと思うんすよねー。泣いてた松田さんを抱き締めた社長、もろに俺の言葉のまんまじゃないっすか。』と自慢げに話す三浦。

音無は冷静に『松田さんは泣いてないし社長も抱き締めてないからね。』と返した。

一方のまひろは部長にご執心。

部長の『ふっ』という微笑みに『超かっこいい!何あれ反則ー!』と美咲に力説。

美咲にも会うとテンションの上がる人を作らないとダメ、いるだけで単調な毎日にハリと潤いが出てきますから!と必死に語る。

 

零冶、犬を飼う?

エレベーターから降りてきた零冶は美咲会う。

美咲は『あの子犬の飼い主見つかったそうですね。嬉しいことですけどちょっと残念ですね。結構いい名前考えてたんです、あの子にピッタリな。

零冶は満面の笑みで社長室に入るとパソコンで犬のカタログを見始める。

それを見た舞子に『柴山美咲に名前を付けて欲しいが為に犬を飼うのはやめてください!正直社長に向いておりません。この前の犬も全然なついてなかったじゃないですか。犬のサイトをみるまえにやるべきことがあるはずです。早くデートに誘ってください。そんな悠長にかまえてたらパーティーまでに間に合いませんよ?もうとっくに二ヶ月きってるんですから。』と説教されてしまう。

 

衝撃のラスト!和田が狙う人材は…

和田社長と会う白浜。

白浜『この度は元従業員の件でご迷惑をお掛けして申し訳ありません。』

和田『あー全然。菓子折り立て続けにもらえて得したくらいだ。それに、鮫島ホテルズで欲しい人材は他にいるから。

白浜は『少し時間を頂けますか。』とかしこまるが…

あ、君じゃないよ。柴山美咲。あの子に一番先に目を付けたのは僕なんだよ。パリでね。

 

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