【トットちゃん！】第19話（10月26日）あらすじと感想！戦時下の暗闇演出に視聴者感涙！

2024年11月4日

【トットちゃん！】第19話のあらすじと感想！

黒柳徹子さんの半生を描く昼帯劇場「トットちゃん！」第3週第19話がテレビ朝日系で10月26日（木）に放送されました
前回、兵隊の守綱に会った朝は呆然として…注目のあらすじをネタバレ紹介！
感想で話題なのは「初恋の別れ」そして暗闇の駅でまさかの……

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【トットちゃん！】第19話のあらすじ

守綱（山本耕史）との面会が叶い、朝（松下奈緒）と徹子（豊嶋花）は、六本木にある歩兵第一連隊へ。

朝はめそめそしていたが、同期の人から守綱は寝言で「チョウ」と言っているとおしえられた。芸術家以外で初めて友情を感じたという守綱に嬉しくなる母娘だった。

苦労して手に入れた材料で作ったおはぎを３人で食べ、別れを惜しむ。徹子は一茶みたいに俳句をつくると様子を伝える。朝は、明児と徹子・朝の写真を渡す。

徹子はトイレに行く。両親を2人きりにしてあげたくなったのだ。

朝は守綱の手を見て、若き日を思い出し、涙がこみあげてくる…

守綱「泣きたければ泣けばいい。それが人間だし、その喜怒哀楽を表現するのが芸術家。朝は芸術家の妻だろ」

朝は守綱と別れたあと、弟が守綱の楽団員だった方から出発の駅が品川と聞く。あわてて守綱を追いかける朝…

駅で見かけたら日の丸の扇子をふる。守綱は指揮棒を振ってこたえると合図を決めた。

しかし灯火管制で駅は暗かった。よくわからないけど、お父様と思って降り続け、朝と徹子は手を合わせた「ご無事で」

帰り、兵隊の行進のなかで、徹子はどぶに落ちた。泣き叫ぶ徹子の声で、助けたのは――守綱だった。

「1番まえで扇子をふります」

朝は駅のホームへもどった。今度は守綱と分かりながら、朝と徹子は何度も何度も手をふり続けた。

「お父様、お父様…」

年があけると、爆撃が激しくなり、トモエ学園の生徒は半分以上が疎開した。幸司も岐阜へ行くことになった。

「君も一緒に疎開できたらいいのにな。あっちに友達いないから」

「幸ちゃんとわたし、友達だったんだ。」

「友達じゃなきゃなんだよ」

お別れに鉛筆をもらった。生きてたら物理学者になってると幸ちゃんは言った。

「生きててね」「君も…」

徹子は、お腹すいていること眠いこと、すべてを忘れるほど嬉しかった。

ある夜、様子の違う空襲がおきた。手相が見えるくらい明るかった。

昭和20年3月20日、東京大空襲だった。

翌日、朝は訪問者にエンピ（シャベルのこと）を貸した。遺体処理のためだった。朝は東京はもう危ないと悟った。

徹子たちは青森に疎開することにした。その夜、綺麗な字で「青森のおじさん」に手紙をかいた。

【トットちゃん！】第19話の感想

#トットちゃん
ドラマや映画で沢山の出征シーンを観てきたけど、最高に感激した。部隊面会日は、最後になるかもしれない一家団欒の計らいだったのね。暗いホームで相手の顔もあやふやに手や旗を振り合う人々も、どこかから知らせてもらって駆け付けた家族なのね。それぞれの人にドラマがあったのね。

— たぶんソーナンス (@jICRi8ybjW964Uh) 2017年10月26日

男手とエンピ(シャベル？)借りに来る理由が、東京大空襲の多数の御遺体処理の手伝いの為だったり。
品川駅で見送るにも、灯火管制で相手がよく見えないとか。

映像自体はリアリティのあるものではないのに生々しさを感じる。
#トットちゃん

— 松風 (@matu18kaze) 2017年10月26日

毎日泣いてる。#トットちゃん観てこんなに泣けるとは思ってもなかった。守綱さん…品川駅で会えて良かったよ。トットちゃんがドブに落ちるのが得意で良かったよ(/_;)
「君と一緒に疎開できたらいいのにな」って幸司くん。別れの言葉が「生きててね」っていうのも(ノД`)・゜・。

— Zipei312 (@zipei312) 2017年10月26日

トットちゃんがどぶに落ちてお父様にまた会うことができたけど、大多数の人たちは暗闇の中、他人かもしれない人を自分の夫(父)と信じて見送ってたんだね( ；∀；)
昨日の防空壕といい「暗かった」ということがすごく伝わってきたよ。#トットちゃん

— みぃ (@me_me_50kara) 2017年10月26日

今日の #トットちゃんもずっと泣きっぱなしだった…！お別れの合図に指揮棒を振るように手を振った守綱さん。とても哀しいのに美しい姿で、美しいからこそ、その哀しみが一層増した。幸ちゃんとの別れも胸がギュッとなった。子どもなのに明日生きてられるかわからないことを理解してるなんて。

— あさひ (@asako0807) 2017年10月26日

涙が流れて仕方ありません。

またも本当は「暗い」というのを明るい画面で表現。

しかし前回とは画面の明るさの程度が違います。

本当に「トットちゃん！」は戦時下の暗闇の表現方法が秀逸すぎます。

前回は真っ暗な（はずの）防空壕のなかの俳句作り。明るい場面なのでナレーションで説明を入れて明るくしました。

今回は真っ暗な駅で、誰か分からず手をふり、トットちゃんがどぶに落ちて…

まさかの再会の場面には胸が詰まりました。泣く視聴者多数です。

駅はある程度の暗い画面でした。そういう場面だからなのでしょう。

そういう使いわけが見事です。

幸ちゃんとの別れも切なかったですね。生きてたらまた会おう、そういう時代でした。

本当に良いドラマです。