【ハロー張りネズミ】8話のあらすじと視聴率!國村隼の炒飯と森田剛の黄色いハンカチに号泣!
【ハロー張りネズミ】第8話は、國村隼さんをゲストに迎えた泣かせる物語。
死を目前にして「生き別れの子供たちに会いたい」という栗田(國村隼)の願いをグレ(森田剛)が叶えるために奔走。
國村隼の渋すぎる名演技にひけをとらない森田剛の熱演が感動的。
しょっぱいチャーハンと黄色いハンカチが親子の復縁を実現させるか?
今回は【ハロー張りネズミ】8話の視聴率・あらすじ・ゲスト・見どころについて。
【ハロー張りネズミ】8話の視聴率
【ハロー張りネズミ】8話の視聴率は8.1%。前回の視聴率をキープという結果に。
【ハロー張りネズミ】8話のゲスト
國村隼(役:栗田精二)
登場人物
栗田精二…中華料理店の店員。以前自身が経営していた店に、その昔関わっていたヤクザからひどい嫌がらせをされて、衝動的に殺してしまう。服役して罪を償い出所して下赤塚の中華料理店で働いている。
キャスト
國村隼…1955年生まれ。色気、人情、怪しさなど男の魅力をすべてあわせもつ国際派俳優。近作では「そして誰もいなくなった」、映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」「ジョジョの奇妙な冒険」「鋼の錬金術師」「DESTINY 鎌倉物語」「哭声/コクソン」など。
松本若菜(役:栗田朋美)
登場人物
栗田朋美…栗田の娘。25年前に栗田が刑務所に入ってから、兄が親代わりとなり面倒をみてきた。必死に勉強して看護師に。現在は結婚して幸せに暮らしている。
キャスト
松本若菜…1984年生まれ。「仮面ライダー電王」でデビュー。おもな出演作は、「アルジャーノンに花束を」、映画「腐女子彼女。」「はなればなれに」など。
根岸季衣(役:鈴木和子)
登場人物
鈴木和子…看護学校の元寮母。朋美が看護学校へ通っていたときに女子寮の寮母を務めていた。
キャスト
根岸季衣…1954年生まれ。つかこうへい事務所出身で「ストリッパー物語」「蒲田行進曲」で注目される。「ふぞろいの林檎たち」で広く知られるように。ちょっと小うるさいおばさんや陰と不幸を背負った主婦役などでドラマ・映画に多数出演。
【ハロー張りネズミ】8話のあらすじ
ある日の「あかつか探偵事務所」。昼飯は男の生き様だとして何を食べるか悩むゴロー(瑛太)。グレ(森田剛)は、高倉健主演の名作映画「幸福の黄色いハンカチ」を観て号泣している。
結局、赤塚一番通り商店街の中華料理店のランチに駆け込むゴローとグレ。
グレは「幸福の黄色いハンカチ」の健さんと同じ醤油ラーメンとカツ丼を頼むがカツ丼はメニューになく、ラーメンとチャーハンを、ゴローは五目ラーメンと半チャーハンを注文。
無愛想な料理人・栗田精二(國村隼)の作るチャーハンは味が濃いめだが、グレは健さんの食べたチャーハンはきっとこんな味、と喜ぶ。
ゴローたちが探偵だと知った栗田は、25年前に生き別れになった娘・朋美(松本若菜)と息子(山中崇)を探すことを依頼する。
妻と死別した栗田は男手一つで子供たちを育てていたが、訳あって生き別れに。
手がかりは10年ほど前に娘から届いた手紙だが、なぜか裏は見せない。蘭子(深田恭子)が住所を調べると、そこは看護学校の女子寮だった。
ゴローの古い車が気に入ったような栗田は調査に同行したいと申し出る。
体調を崩したゴローの代わりにグレが調査に行くことに。
女子寮にたどりついたグレと栗田だが、朋美はすでに卒業して転居済み。寮母も変わっていて朋美のことを知らないという。
グレは得意の泣き落としで以前の寮母を紹介してもらう。
かつての寮母・鈴木和子(根岸季衣)は、個人情報だし、栗田が朋美の父親だとの確証がないと転居先を教えられない、としぶる。
栗田が差し出した朋美からの手紙のあて先は、「網走刑務所」になっており、「出所しても訪ねてこないでほしい」と書かれていた。
朋美が「会いたくない」といっているなら教えられないと突っぱねる和子から、一旦は引き下がったグレと栗田。
グレが栗田に刑務所に入った事情を聞くと、栗田は若い頃に人生を踏み外してしまったことがあるが、妻と出会い、更正して中華料理店を営んでいた。
しかし、それをどこからか突き止めたヤクザが嫌がらせを始め、営業を妨害。それに堪えかねて殺してしまったという。
グレは土下座をして和子を説き伏せ、朋美から和子にあてた年賀状を入手。
朋美の家にたどりつくと、ちょうど朋美が出てきて栗田を発見。
心を開かない朋美にグレはひとつのお願いをする。
【ハロー張りネズミ】8話の見どころ
栗田(國村隼)のしょっぱいチャーハンにしょっぱい涙
子供たちが「世界一おいしい」「宇宙一おいしい」と大好きだったお父さんの作るチャーハン。グレ(森田剛)は、朋美の家で「お腹が空いた」といって栗田に作らせる。
お父さんの愛情いっぱいのチャーハンに「しょっぱいけど、おいしい」と心を開く朋美。
グレも食べながら涙が止まらない。
グレ(森田剛)が思い出の砂浜に黄色いハンカチを
ほんの少しだったけど、一緒に旅をしながら心を通わせたグレと栗田。居酒屋で飲めないお酒を飲むグレさんにほほえむ栗田。いいシーンでしたね。
グレが栗田の息子(山中崇)に、「お父さんと会う気持ちがあるなら、ベランダに黄色いハンカチやタオルを」といった願いは叶わず、栗田は亡くなってしまいます。
慎ましくも幸せだったころ、妻と子供と一緒に行った思い出の海岸に行きたいといっていた栗田の思いを汲み、グレは砂浜にたくさんの黄色いハンカチをたなびかせて何度も叫ぶ。
「おっさーん」
最後の号泣シーン、また思い出しただけでも泣けてきます。
【ハロー張りネズミ】8話 グレ(森田剛)号泣の『幸福の黄色いハンカチ』とは
高倉健主演・山田洋次監督の名作ロードムービー
「幸福の黄色いハンカチ」は、1977年に公開された山田洋次監督・高倉健主演のロードムービー。
ふとした喧嘩で相手を殺してしまい、刑務所に服役していた勇作(高倉健)が出所して家に帰る途中、偶然出会った若者たち(武田鉄矢と桃井かおり)と珍道中しながらドライブするという物語。
勇作は妻・光枝(倍賞千恵子)に「まだ自分を待っていてくれるなら、鯉のぼりの竿に黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ」とハガキを出していた。
心に反して期待を否定し続けた勇作を迎えたのは、数え切れないほどの黄色いハンカチだった。という感動の物語です。
Huluでは「幸福の黄色いハンカチ」の動画を配信中なので、見たことがない人、もっと泣きたい人はぜひ一度!そしてもう一度【ハロー張りネズミ】8話を見れば感動もひとしおですよ。
【ハロー張りネズミ】による見事なオマージュ
【ハロー張りネズミ】8話は、グレ(森田剛)と栗田(國村隼)の男ふたりが、栗田の子供たちを探すというロードムービー・スタイルでした。
互いの過去を知り(グレのは作り話かも?)、心を通わせ合ったふたり。
映画「幸福の黄色いハンカチ」のなかでは、やはりすったもんだがありながらも、武田鉄矢と桃井かおりという当時のイマドキな若者たちと高倉健が心を通わせていきます。
この映画のすごいところは、そのものズバリのタイトルで結末はわかっているのに、結末で泣かせるところ。
結末がわかっているのに、最後は「ハンカチが出てるのかなー」「お願い!」とハラハラさせて、ハンカチがたなびいていたときには、号泣ですよ。
【ハロー張りネズミ】8話でも、「幸福の黄色いハンカチ」を知っている人なら、どういう形であれ黄色いハンカチがラストに登場することは予想したと思います。
でもここで息子(山中崇)が黄色いハンカチをベランダにぶら下げて待っていたら、陳腐な終わり方になってしまうところ、こんなあたたかい弔いで最後さらに泣かせるなんて、やられました。
【ハロー張りネズミ】8話の感想とまとめ
國村隼さんがゲストの泣かせる話、と聞いただけでかなり泣かされることは覚悟してましたが、予想以上に森田剛さんの演技がよくて、涙腺崩壊の回でした。
國村隼さんがだんだん死に近づいていく演技もリアルだったし、國村隼さんとふたり芝居で太刀打ちできる森田剛さんの演技力にも感動。
國村隼さんの作るしょっぱいチャーハン食べたくなりました。
【ハロー張りネズミ】はジャンルレスとかノンジャンルと銘打ってますが、回を重ねるごとにどこまでポテンシャルがあるのかわからなくなってきました。
次回は戦隊ヒーローや徳川埋蔵金の話、ということで期待しています。
【ハロー張りネズミ】9話の予告動画
ゴロー(瑛太)、グレ(森田剛)、蘭子(深田恭子)、かほる(山口智子)や萌美(片山萌美)が戦隊ヒーローに挑戦!
ノンジャンル探偵ドラマとしてのスペックが高すぎます(笑)
徳川埋蔵金を見つけて「あかつか探偵事務所」は生き残れるか?
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