【妖怪シェアハウス】3話のネタバレ!酒呑童子は外道丸という超美少年だった
2020年8月1日からスタートした小芝風花さん主演のドラマ「妖怪シェアハウス」ですが、8月15日に第3話が放送されました。
第3話では、シェアハウスの住人・酒呑童子の物語にスポットが当てられます。
今回の記事では、「妖怪シェアハウス」3話のネタバレと酒呑童子の伝説についてご紹介します!
【妖怪シェアハウス】3話のネタバレ!
出典元:妖怪シェアハウス公式HP
ツイてないことが続き、顔色が次第に悪くなって貧乏神化していく目黒澪(小芝風花)。
ブラックなこんじゃくプロダクションに正式採用されることになり、いきなり社長の原島響人(大東駿介)から「スピ系の出会いサイトに潜入取材しろ」というムチャぶりが…。
喜界島で一緒に育った藍と会うことに
澪がどうしようかと困っていると、地元の大親友・藍(松田るか)から連絡が入り、久しぶりに会うことになります。
BARで合流した藍は、紹介したい人がいると澪に伝えていた彼氏の斉藤(渋谷謙人)を紹介。
斉藤は「ラーメン八郎丸」というチェーン店で代表を務めており、若くして成功を収め、現在は4店目を出店するために出資者を募っているらしく、藍は斉藤に投資しようと考えていることを澪に伝えます。
そんな話をしていると、BARの奥の方に見慣れた顔が。
若い女子たちに囲まれて楽しそうに酒を飲む“のんべえ”こと酒井涼(毎熊克哉)でした。
その夜、酒井はBARで見かけた斉藤のことを「どこかで会ったんだが思い出せん」と言い、澪に斉藤のことを聞きますが、やはり思い出せない様子。
怪しい投資話
後日、澪が相も変わらず原島からこき使われていると、藍がこんじゃくプロダクションにやって来て、斉藤に10万円投資したら3倍の30万円になって返ってきたと嬉しそうに報告。
そして、斉藤との婚約に乗り気の藍は、親に援助してもらって引っ越しを考えていることを打ち明けます。
そんな藍の話に乗って澪も苦しい生活のなか、5,000円投資しようと思っていることをこんじゃくプロダクションの先輩たちに伝え、先輩たちもいくらか投資することに。
その夜、シェアハウスに帰った澪は、藍が話していた投資話のことをシェアハウスの妖怪たちに話します。
のんべえが斉藤のことを思い出す
斉藤のことを思い出した酒井は、斉藤がかつてホストをしており、女性からのプレゼントを酒井の働くオークション会社へ持ち込み、その中には値の張る品物があったことを他の妖怪たちに話し、斉藤がなりすまし詐欺をやっていると疑います。
それを聞いた澪は、大親友の藍を詐欺師の手から救いたいと妖怪たちに助けを求めますが、赤の他人を救う義理はないと妖怪たちは取り合いません。
どうしても藍を救いたい澪は、休日に斉藤と会い、マンションの契約をしようとする藍を止めようとしますが、斉藤も藍も取り合わず、澪は斉藤の仲間に捕まってしまいます。
ピンチの澪を助けに来てくれたのは、「関わるな」と澪の助けを突っぱねた酒井でした。
クズ男に澪が鬼と化す
そして、酒井は澪と共に斉藤と藍がいる不動産屋に行き、斉藤の正体が土方という元ホストであると明かし、これまで騙されてきた女性たちのことを説明。
斉藤のことを信じていた藍も騙されていたことに気づき、親友の藍を騙していたことに怒った澪は鬼と化し、いつものように妖怪シェアハウスの庭に連れて来られた斉藤たち“あくどい集団”は、鬼と化した澪の噛みつき攻撃を喰らうのでした。
詐欺事件が一件落着し、藍はこんじゃくプロダクションの人たちから投資してもらったお金を返して故郷の喜界島に帰ると澪に伝えます。
「連絡するね。ずっと一生友達でいてね」と言う藍に、澪は「それ、当たり前だから」と言い、地元弁で「一生友達。そんなの当然(翻訳出来なかったので予想)」的なことを言って送り出すのでした。
澪の職場の先輩・美雪の気になる人は“のんべえ”
職場の先輩・山中美雪(内藤理沙)が気になる人がいるとBARに連れていかれた澪。
そこにいたのは“のんべえ”の酒井でした。
酒井は、臭いで美雪の家にキノコが生えていることを見破り、「ここに何しに来た?男を探しに来たんじゃないのか?だったらその前に家にキノコ生やしてんじゃねぇ!身も心も家も掃除してから出直して来い」と言い放つ酒井にうっとりする美雪。
新たな恋の予感…?
第3話終わり
【妖怪シェアハウス】3話の怪談 酒呑童子は美少年?
出典元:妖怪シェアハウス公式HP
「妖怪シェアハウス」第3話は、シェアハウスの住人である“のんべえ”こと酒呑童子にスポットが当てられました。
ドラマ内の怪談では、新潟にいた頃の名前である「外道丸」という名前が登場していましたね。
ドラマ内で説明があったように酒呑童子は、幼少期は“絶世の美男子”だったようで、その記録が新潟県には残っているらしいです。
外道丸にはたくさんの女性から恋文が届いたらしいですが、読むことなく捨てていたようです。
読むことなく捨てていたのは、別に女の人が嫌いだったという理由ではなく、外道丸がお寺の子どもで女性と関係を持つことが禁じられていたから。
ある時、ひとりの女性が外道丸のことを好きすぎるあまり死んでしまい、その女性の恋文には激しい怨念が込められており、外道丸が恋文を取り出すと燃え上がって鬼の姿に変えてしまいます。
その後、鬼となった外道丸は京都の大江山に棲みつき、酒呑童子と名乗るのでした。
酒呑童子は夜な夜な都に現れては若い娘たちをさらい、宝を強奪するようになり、ついに一条天皇より討伐命令が下され、源頼光と藤原保昌、頼光四天王で討伐に出かけます。
このとき、神々から授けられた鬼の神通力を封じる酒「神便鬼毒酒」といかな攻撃も防ぐと言われる「星兜」が与えられ、頼光たちは絶大な力を持つ酒呑童子を油断させるため、山伏の恰好をして女性の肉や女性の血の酒でもてなし、「神便鬼毒酒」を盛りました。
頼光は、酒を飲んで寝静まった酒呑童子の首をはねますが、酒呑童子は首だけでも頼光が被る「星兜」に噛みつき、「鬼に横道なきものを(鬼でも騙したりすることはない)」と言い残して息を引き取ります。
諸説ありますが、酒呑童子がさらっていた娘たちは、貧しい農民や町人の子ではなく、当時都で好き放題していた役人たちの娘をさらっていたそう。
因果応報という言葉がありますが、自分がした行いは自分に返ってくるということを酒呑童子は役人たちに知らしめたかったのかも知れません。
酒呑童子の話は、一見ひどいことをする鬼を退治したヒーロー・頼光とその仲間たちのことを描いた物語ですが、人間側も十分ひどいことしてます。
正攻法じゃ勝てないからって女性の肉や血でもてなし(頼光たちも女性を殺してる)て油断させ、騙し討ちにしてる訳ですから。
実は酒呑童子は新潟時代に女の子と遊べなかった反動で、娘たちを大江山にさらって自分のハーレムを作りたかっただけなのかも…。
【妖怪シェアハウス】3話 鬼も騙しはしない
今回は、「妖怪シェアハウス」3話のネタバレを中心に酒呑童子の伝説を交えてご紹介しました。
酒呑童子の伝説にもあるように、横道な行いを嫌う鬼より、本当に恐ろしいのは人を騙す人間の方なのかも知れませんね。
今回の第3話は、そのことが非常に伝わってくるいいお話だったと思います。
次回は、ツイてないはずの澪がSNSでバズる?一体、何が起こるのか次週も楽しみですね!
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