【マジで航海してます】4話あらすじと感想!これぞ青春群像劇。武田玲奈がキレるわけに感涙。
MBS・TBSのドラマイズム【マジで航海してます。】第4話のあらすじと感想!
飯豊まりえ×武田玲奈、人気若手女優のW主演!
共演に桜田通、「BOYS AND MEN」の勇翔、元ジャニーズJr.の井澤勇貴など。
航海士を目指して奮闘する青春船舶コメディの【マジで航海してます。】第4話が、MBS:7月23日/TBS:7月25日の深夜に放送されました。
みなさんの反応は?あらすじネタバレ紹介もまとめます。
【マジで航海してます。】第4話のあらすじ
第4話「私、今日で船降りる!と燕が壊れた日」
待望の上陸休暇。真鈴たちの班は健介の勝手な行動が原因で、一時は上陸をれ禁止されたが、一等航海士の藤原(岩井堂聖子)のおかげで許可される。数週間ぶりに船から降りた真鈴たちは大はしゃぎ。しかし、燕だけは浮かない顔。それもそのはず。格好が船内作業着のままだから。恥ずかしさに耐えられなくなった燕は真鈴を連れて古着屋に飛び込む。そこで、燕は自分の運命を変えたある男性と再会。激しく動揺した燕は「今日で船を降りる!」と言い出す。
引用MBS公式サイト
夜中に無断で妻に連絡とっていた小暮健介(井澤勇貴)。浮気されたらしい。真鈴の班は上陸休暇中止で掃除のぺナルティ。しかし藤原のおかげで船内作業着のままを条件に上陸許可がでた。
藤原も実習のとき上陸禁止にされたが女性士官に午後から許可された。寛大な姿勢に感動し本気で航海士を目指した。横山士官は鼻で笑うが、真鈴のことで船長に呼ばれて…。
上陸後、男女で別行動。
池本啓太(山田翔太郎)は母におみやげを買う。鳴海新太(勇翔)にマザコンと言われるもかまわないという。
啓太「小5のとき父が亡くなってから母が育ててくれた。だから大切に思って何が悪いの?」
啓太が新太も母に買うことを勧めて去ると、新太の家は啓太とは逆だからと告げる。八木大和(桜田通)はキーホルダーを買い名前を入れようとする。「I…」いいかけて、新太たちがきて言い換える。「I have a pen でお願いします」…健介もくるが大声で叫びだした!?
一方、古着屋に行く燕と真鈴。そこで出会う“運命を変えた男”は海斗だった。彼に誘われて商船大を一緒に受けたのだ。海斗はホストになっていた。名刺【新宿歌舞伎町ホストクラブ絶頂(と書いてエクスタシー)薔薇乃ローズ】を差し出す海斗。ネオンの海で海賊王を目指すと語る。
燕は叫び、古着屋を飛びだし、走って走って迷子になってしまう。しかし真凛が来てくれた。海の匂いをたどってきたのだという。
男子たちと合流し居酒屋へ。「できちゃったの」「ひとりだと寂しかったから」のラインをみて浮気と思ったのは誤解だった。健介は父親になったらしい。新太と健介は20才越えてるのでビールで祝う。健介は本気で航海士になると宣言。向いているのか迷っていたのだ。同意を求めるとみんなは違うという。燕だけ返答できないでいると…
…「変な格好してる」酔っ払いにからまれ、国立だから税金で気楽に海で遊んでるとバカにされる。燕はビールを一気飲み!泣きながら謝罪を求めた。
燕「いま飲んでる酒は船で運ばれてきたんだ。これもこれもこれも! 貿易のほとんどは船。船員たちが汗ながして運んでるおかげで暮らしが成り立ってるの! 皆にあやまって」熱く詰め寄るとおじさんたちは謝罪し退散していった。
燕は2杯目を飲み、一浪してたから今日で20才と告白。燕は好きな人に誘われて大学受けて受かったからまあいいか、と好きじゃないのに航海士を目指していた。しかし皆の真剣さに失礼だと気づいた。自分もあのおじさんと一緒だ。だから辞めるという。八木大和(桜田通)は俺だって入学当初毎日後悔してたという。けれどプールで頑張っている燕を見て励まされたことを話す。燕がいたから頑張ってこれた。だから辞めるなと引き止める。
燕が辞めるなら大和も辞めるという。皆も次々に辞めると宣言。連帯責任だという。お客にも励まされ燕は前言撤回した。
その頃、船長は真凛の父がヨットで死亡したことを横山士官に告げるのだった…。
【2010.8.21 海洋冒険家の坂本敏彦氏 単独無寄港無補給世界一周ヨットレース中に落雷に遭い死亡 …敏彦氏(45)と長女・真鈴ちゃん(11)が乗ったヨットが漂流しているところを近くを通りかかった漁船が発見し…】
第4話のみんなの感想
https://twitter.com/ychamu_psweet/status/889902269696692225仲間ってやつわよぉ……泣かせんなよ………#マジ航海 #マジで航海してます
— ちゃんえつ (@no5bt) 2017年7月25日
https://twitter.com/ayufang_BMK/status/889893297698750464 https://twitter.com/crazy_natchan/status/890005240170151936誰もいなくなってから、自分の家庭のことをボソッと言うあたり、班長の優しさが滲み出てるし、それぞれのキャラクターにいい感じの闇があるからスピンオフを…期待してしまう…#マジ航海
— まひる (@yU_Uhizm) July 25, 2017
【マジで航海してます。】第4話の感想
燕(武田玲奈)が主役の回!
今回の主役は燕。実は海が好きなのではと思いました。迷子になったのは橋の上。バッグを古着屋に忘れ財布も携帯もなく、完全に詰んだ状態。しかし日が暮れるころに燕がベンチで横になっていた場所は海!…やっぱり海が好き?
燕役の武田玲奈がキレるわけは、真剣な仲間を思ってのこと。そして自分へのいらだちもあったようです。迫真の演技でした。
『自分がこの仕事に向いてない』そんな迷いは誰しもあるもの。でも誰かの姿に刺激を受けて頑張れることもあります。親になった責任感というのもターニングポイントですね。
誰かに勇気を与えられることも力になります。同調圧力のように辞めないでの連呼。しかし本当に嫌だったら辞めています。きっと何かのきっかけが欲しかったんだ。だって航海士をバカにされて怒れるのですから。航海士、好きなのです、燕は…。
真鈴(飯豊まりえ)は今回も明るいが…
もうひとりの主役・真鈴はいつも明るく能天気。上陸中止もへこたれず陸より船が好き発言。服も気にしないで古着屋の外へ。ショックの燕に食べにいきましょうよも甲高い声。「はい、わたしも辞めます」も大和に続き真っ先に手をあげます。時にうざい明るさがこのときは嬉しい明るさでした。前向きになった燕に対して、
真鈴「すみませーん。餃子6人前とバースデーケーキお願いしまあす♪」
機転もききます。本当にいい女性。ちなみにそのときケーキを了解した店員さんは井口監督のカメオ出演でした。
しかし真鈴にはやはりつらい過去があったのですね。深夜ドラマとてあなどれません。ほかに母子家庭のマザコンとか逆に新太班長は厳しい父だけとか、背景が想像できて、表面的には描かないのです。この枠は光のお父さんや怪獣倶楽部といい良作が続きます。
30分で全5話なのにひとりひとりに愛着をもって群像劇として見ることのできるドラマ。次回の最終回も楽しみです。
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