【はじめまして、愛しています】のキャストとあらすじ!毎回泣ける感動のドラマ!

新木曜ドラマ『はじめまして、愛しています』の基本情報、キャスト詳細やあらすじネタバレ。

このドラマは『温かい感動』と『フフッという笑い』が融合したホームドラマとなっています。

尾野真千子と江口洋介が演じる夫婦が突然出会った身寄りのない男の子とコミュニケーションを取っていく中で『特別養子縁組』を通して家族になりたいと奮闘します。

しかし特別養子縁組ができるのは6歳まで。

夫婦と男の子が家族になれるタイムリミットは6か月。

果たして特別養子縁組に必要な条件を満たし本当の家族となれるのでしょうか。

今回は【はじめまして、愛しています】をより面白く観られるような情報をお届けします。

 

目次

『はじめまして、愛しています』の基本情報

【放送時間】木曜 21:00~

【初回放送】7月14日(木)よる9時~

【放送局】テレビ朝日

【同枠前回放送】グッドパートナー無敵の弁護士

【原作】無し(オリジナル)

【脚本】遊川和彦(○○妻、家政婦のミタ、GTO)

【監督】片山修(花より男子1、タイガー&ドラゴン、木更津キャッツアイ)、日暮謙(家政婦のミタ、○○妻、偽装の夫婦)

 

『はじめまして、愛しています』のキャスト詳細

尾野真千子(役:梅田美奈)

梅田美奈(演:尾野真千子)

梅田美奈は35歳にして子供はつくらず、ピアノの国際コンクール入賞の夢を追い続けている。

しかし結果は49連敗中で次のコンクールを最後にしようと決めていた。

同年代の母親たちを見ると若い頃に描いた未来と現実との差を実感する。

ピアノ教室をしているがそちらもあまり上手くいっておらず、一向にピアノが上達しない子供の保護者からのクレームにストレスを溜めこみ、自宅のトイレで『あぁぁぁぁぁぁ!!』と叫んで発散している。

【最近のドラマ出演】

  • おかしの家
  • 松本清張〜坂道の家
  • はなちゃんのみそ汁
  • おやじの背中
  • 続・最後から二番目の恋

 

江口洋介(役:梅田信次)

梅田信次(演:江口洋介)

美奈の夫である梅田信次は希に見るお人よし。

面倒事も大した問題だとは思っておらず、それが原因で損をすることもしばしば。

そして『運命』というものをやたらに信じており、『今の時間がちょうど12時だからこれは運命かも』『前を走る車のナンバーがぞろ目だから運命かも』と言う信次に妻の美奈もうんざりしている。

自宅庭に再度現れた男の子を養子に迎え入れようとしたのも運命を感じたから。

しかしこの決断により夫婦は転機を迎える事になる。

【最近のドラマ出演】

  • オトナ女子
  • ルーズヴェルト・ゲーム
  • dinner
  • 息もできない夏
  • スクール!!

 

速水もこみち(役:梅田巧)

梅田巧(演:速水もこみち)

梅田信次の8歳年下の弟・梅田巧は定職に就かず、いつもフラフラ。

その容姿から女性問題には事欠かず結婚詐欺やストーカーなどのトラブル続き。

しかしどこか愛嬌があり憎めない。

家族や結婚に関心がなく、生涯独身を貫くと決めている。

【最近のドラマ出演】

  • 5→9〜私に恋したお坊さん〜
  • 37.5℃の涙
  • 地獄先生ぬ〜べ〜
  • 奇跡の教室
  • もこみちのMIDNIGHT KITCHEN

 

坂井真紀(役:不破春代)

不破春代(演:坂井真紀)

信次の5歳年下の妹・不破春代。

春代は結婚しており8歳になる娘もいるが過干渉であり娘に依存している部分もある。

義理の姉だが年下の美奈をいいように使い、お見舞いに行かせたりする。

お腹を痛めて娘を産んだ自尊心から養子に対して偏見がある。

【最近のドラマ出演】

  • 偽装の夫婦
  • 破裂
  • 怪奇恋愛作戦
  • ごめんね青春!
  • サイレント・プア

 

余貴美子(役:堂本真知)

余貴美子

堂本真知(演:余貴美子)

児童相談所の職員、堂本真知。

男の子を養子にできるかどうかを最終的に判断する人間。

どこか言動に不気味さを漂わせているがそれには全て理由があった。

【最近のドラマ出演】

  • ナイトヒーロー NAOTO
  • 遺産争族
  • ファーストクラス
  • おやじの背中
  • Dr.倫太郎

藤竜也(役:追川真美)

追川真美(演:藤竜也)

美奈の父である追川真美(まさよし)。

世界的に有名な指揮者だが、家族をも顧みない音楽バカ。

社会常識もなく美奈との距離に親子感はない。

唯一の美奈との接点は音楽を志すことであり、夫の信次の名前も覚えてくれていない。

しかし養子のはじめを通して美奈との距離を縮めていく。

【最近のドラマ出演】

  • 精霊の守り人
  • 縁側刑事・弐 〜銃の重さ〜
  • かぶき者 慶次
  • 家族のうた
  • 10年先も君に恋して

 

『はじめまして、愛しています』のあらすじ

物語は結婚式から始まります。

結婚式

新婚の夫婦はカッコ良いタキシードに純白のウェディングドレスで幸せの絶頂。

10歳の年下の妻をリードし、肩を抱いたり、腰に手を回したり、後ろからハグしたり、ラブラブ。

それから10年の月日が経ち、夫婦の在り方もガラリと変わりました。

妻の梅田美奈(尾野真千子)は自宅でピアノ教室を開きながらピアニストとしてコンクール入賞を目指しています。

しかしなかなか入賞できず、ピアノ教室の子供や親から好かれず日々溜まるうっぷんをトイレに向かって吐き出す毎日。

不動産会社会社に勤める夫・梅田信次(江口洋介)は極度のお人よし。

定職にも就かずフラフラしている弟の梅田巧(速水もこみち)や年下の美奈をいいように使う妹の不破春代(坂井真紀)から降りかかる迷惑も苦に思っていない。

そしてゲン担ぎが大好きでたまたま目にした時計の数字や車のナンバーにさえ運命を感じてしまう節がある。

夫婦に子供はなく、その理由は美奈のコンクール入賞の夢が叶うまでは待ってほしいとの願いで、妻のピアノをこよなく愛する信次もそれを納得していた。

ある日、近所でゴミ箱を漁る不審な影の噂を耳にする。

美奈はピアノの練習中にその影を自宅庭で見かけ、良く見てみるとそれはなんと幼い男の子。

男の子は親に虐待を受け、捨てられ、表情も言葉も失っている。

美奈がドーナツを与えると貪るように食べた。

男の子はその後、養護施設に入る事となった。

しかしそれから数日が経ったある日、梅田家の庭に男の子が再び現れる。

信次は『運命』を感じ、特別養子縁組について調べ、男の子と家族になりたいと思うようになった。

 

出演者や演出家のコメントと感想

尾野真千子

企画書の段階でまず、『はじめまして、愛しています。』というタイトルに興味を持ちました。その後いただいた台本には、今の時代に欠けてきている夫婦ということ、家族ということが遊川さん節でうまく書かれていて、挑戦できる作品になるんじゃないかという思いを抱きました。
その一つがピアノ。すごいネックなんです(笑)。一番、苦手な楽器なので、今はピアニストに見えればいいなと願って練習しています。
遊川さん的には、私は挑戦をするといいものが出てくるらしいんです。確かに、私も挑戦することで燃えてきますし、自分のものにしてやろうという気持ちになるので、このドラマでは挑戦というものに懸けていきたいと思っています。
江口さんは、私がこの業界に入る前からいろんな役を演じる姿をずっと見てきた方。その江口さんが今回どんな旦那を演じてくれるのか、すごく興味があります。台本ではワクワクさせる人物像になっているので、本当に楽しみです!
物語は、私が演じる妻の都合で、 “まだ”子どもがいない夫婦のところに、急に自分の子ではない、血のつながりのない子どもがやってくるところから始まります。どういう形で愛していくのか。簡単な気持ちではなく、戦いながら、愛が生まれていく過程を正面から演じていけたらいいなと思います。

 

江口洋介

 『特別養子縁組制度』と聞くと一見、社会派の重いテーマな印象を受けますが、遊川さんの脚本によって家族のあり方が温かく描かれています。最近は社会派作品への出演が続いていましたが、今回はホームドラマということでちょっと昔を思い出して(笑)、ポジティブな明るさを忘れず、心にジーンと響く物語をしっかり演じていきたいと思います。
尾野さんとどんな夫婦になるかはやってみないと分かりませんが、夫婦の日常をリアルに感じさせるくらいのナチュラルな演技を目指そうと思います。遊川さんの言葉をどう生っぽくできるか挑戦していきたいと思います。
尾野さんは納得がいくまで仕事に向かっていく芯が通った人というイメージ。彼女が選んだ作品と遊川さんの脚本ということが僕にとってすごく興味深いです。楽しくなりそうな予感がしますし、尾野さんといい夫婦になれるよう努力をしようと思っています。
僕自身子どもの成長を通して、親子の関係性だけでなく夫婦の形も変わってきたなと最近感じます。このドラマはまさにそういう変化を、しかも他人の子どもを迎えるという中で描いています。日常の中で流れていってしまうこと、家族同士でもなかなか話さないことの中に、本当は一番大事なことがあると気づかされる、そんなドラマになると思います。

遊川和彦(脚本)

今作のテーマは愛を伝えること。今の時代にしか描けないホームドラマになる予感があって、『特別養子縁組』を題材にしました。今は自己愛に満ちている時代だからこそ、他者に愛を伝えることを大事にしたい。「はじめまして」と出会った人に、「愛しています」と伝えるまでが人生でしょ。知らない奴はみんな死んでしまえという風潮より、「愛しています」と言える人が増えれば、この世界は素敵ですよね。
それから、子どもを大事にしない行いは間違っているということも言いたい。子どもに対して愛を示さない行動は、戦争であったり虐待であったり、大人の都合でごまかすような小さいことでも間違っている。子どもに向き合えない社会や大人はダメ。子どもを大事にすることが世界を幸せにする大きな要素だということを、一人でも多くの人に知ってほしいです。
尾野さんという女優は、「ものが違う」ある種の天才。その天才が怠けないよう、難しい芝居を要求して刺激を与えなくては。できる相手にケンカを売るのは好きなので、燃えますね(笑)。尾野さんもそれを受けて立つ人だろうし、僕とどこか似ていて、本心が表に出てこない人だと思うので、まだ誰も開拓していない彼女自身も知らない表情を引き出していきたい。そんな戦いを挑む価値のある人だと思います。
江口さんに初めてお会いした時に感じたのは、信次に共通するまっすぐさ。信次には、僕が尊いと思う人間の愚直さを投影しています。それを伝えたところ、江口さんは即座に「やります」と答えてくれました。信次はこの作品の中でも僕の好きな役です。江口さんが素敵なチャレンジをしてくれることに期待しています。
登場人物は、みんな愛を伝えることに問題を抱えている人々。それは僕自身にも言えて、他の人よりも愛にあふれていると思っているんだけど、それが誰にも伝わらない。そこで悩み、もがくことが人生そのもので、一生できなくてもやり続けることに意味があるんだと考えます。

山田兼司(プロデューサー)

この作品ほど、『運命』という言葉の力を信じたくなるドラマはないと感じています。日本の連続ドラマにおいて、“家族”や“愛”というテーマをあらゆる形で描き続けてこられた遊川和彦さんとともに、「特別養子縁組」という究極的に“家族の愛”が問われる題材と出会えた『運命』から、この企画は始まりました。
そして、この作品の核となる夫婦は、遊川さんとともに長い期間をかけてじっくりと模索しました。血の繋がっていない子どもとあらゆる試練を乗り越えて“本当の母親”になるという難役を直感的に力強く引き受けてくださった尾野真千子さん。夫として「愚かしいほど真っ直ぐ」な人間の尊さを体現し、明るい希望に満ちた空気感をその人柄を通じて表現していただきたいという難しいお願いを、鷹揚に前のめりで引き受けてくださった江口洋介さん。お二方との『運命』的な出会いが、遊川さんの描く人物像に新しい化学反応を起こし、いままでにないホームドラマに結実しようとしている予感があります。
試練に立ち向かっていく主人公の美奈が劇中で語る言葉があります。「『運命』とは、命を運ぶこと―。」本作品でキャスト・スタッフと共に込めた“命”を、視聴者の皆様に一生懸命“運び”、見ていただいた一人一人にとっての『運命』の作品となれるようなドラマを生み出すことを目指したいと思います。ご期待ください。

感想や視聴率予測

このドラマはまず脚本が遊川和彦さんの時点で見る価値があると思います。

あの視聴率40%超えを記録したモンスタードラマ『家政婦のミタ』の脚本で知られています。

江口洋介さんのコメントの通り、遊川和彦ワールドに単なる悲壮感や重さはありません。

つい笑ってしまうシーンが散りばめられる中で語られる『愛』というテーマ、実際のドラマはどんなイメージになるのか楽しみです。

木曜9時からのドラマということで競合ドラマはありません。

前回同枠のドラマ『グッドパートナー』同様にそこそこの視聴率も期待できるでしょう。

予測は初回12%。

しかしこのドラマは細かいことは気にせずにストーリーを楽しんでいればきっとハマれるドラマになると思います。

7月14日(木)よる9時からテレ朝、お見逃しなく。

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