朝ドラ【ひよっこ】第13週の視聴率とあらすじ・感想!有村架純は心が叫びたがってたんだ!
朝ドラ【ひよっこ】第13週の視聴率とあらすじ・感想!
•なにかと話題の視聴率。20%越えなるか?
•ビートルズと変なおじさんがやってくる?ネタバレありあらすじ!
•感想まとめ!
【ひよっこ】第13週の視聴率
第13週平均視聴率は過去最高の20.6%でした。各日は、
6/26(月)20.8%
6/27(火)20.5%
6/28(水)20.3%
6/29(木)20.8%
6/30(金)20.5%
7/1(土)20.9%
全ての曜日が20%越えでした。
【ひよっこ】第13週のあらすじ
みね子(有村架純)のもとを、警察を辞めて茨城に帰っていた綿引(竜星 涼)が突然訪れる。実(沢村一樹)のことで何か分かったら教えてくれと同僚に頼んでおいたところ、新しい情報が入ったという。鈴子(宮本信子)らすずふり亭の仲間が見守るなか、実が強盗にあった事を伝えられる。
その夜、美代子(木村佳乃)と話す電話を聞かれ、島谷(竹内涼真)らあかね荘の住人にも父の行方不明を知られてしまう。早苗(シシド・カフカ)は今まで黙っていたことに怒り、みね子はなぜ打ち明けられなかったのか初めて本音を漏らす。
一方、宗男(峯田和伸)はビートルズの来日公演が決まってウズウズしていた。日本中が盛り上がっている時に「自分は茨城にいていいのか?」と焦る。宗男の熱い気持ちを知るみね子はチケット獲得のために奔走することに。歯磨き粉のラベルで応募すると抽せんでチケットが当たると知り、何箱も買い込んで応募する。
そして結果発表の日。仕事中も気になってソワソワするみね子は、鈴子に気遣われて少しの間お店を抜ける。アパートに郵便を見に行くと、島谷が郵便物を受け取ったところだった。「自分宛の郵便は来ていないか」と尋ねてみるが・・・来ていなかった。そんな時、宗男は秘密基地に籠もってじっと考え事をしていた。
突然、東京にやって来た宗男。ビートルズの公演のチケットは持ってないのにウズウズして来てしまったと言う。みね子は、さっそく早苗、島谷らあかね荘の住人に宗男を紹介する。美代子の様子をみね子に伝えると、「行きたいところがある」と言いだす宗男。それは実が目撃された場所だった。
そこで宗男は大きな声で兄を呼かけ、みね子も叫ぶ…そして夜、宗男にあかね荘の人々は庭に連れられて、夜空を見上げ、またも叫ぶのだった。
【ひよっこ】第13週の感想
#ひよっこ 峯田さんの宗男おじさん。自分の声が遠くに届くと固く信じて、挑み続けてる人だから、リアリティを持つセリフの数々。手練れの作家が信頼する演者に渾身のセリフをあて書きすれば、綺麗事だって本物になって輝く。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) 2017年6月30日
「今思ってることを叫ぶんだ、音楽に乗せてな」
「できるだけ遠くまで届けるために、気持ちをな、でっかい音なんだ」
「イギリスから茨城まで届くんだ」
宗男さんの言葉ひとつひとつに膝を打ちすぎて膝が割れる。泣く。
#ひよっこ— さとひ(あるいは渡辺裕子) (@satohi11) 2017年6月30日
宗男さんはビートルズ来日の時に一緒に東京にいるだけで充分だと言っていた
これはみね子の気持ちの代弁なのでしょう
みね子だってお父ちゃんに会えなくても(多分)同じ時に東京にいるだけで充分な部分もある
そして諦めずに願えば宗男さんのようにビートルズに会える夢が叶う#ひよっこ
— マーチン -As ONE martin- (@martin_pray0114) 2017年7月1日
「ビートルズってすごいです。イギリスの人なのに、私の気持ちも分かるんですね」
音楽だけじゃなく、本でも絵画でも映画でもあるある。
時代や国を越えてすごく共感できること。#ひよっこ
— わっち™ (@watti_desuyo) 2017年6月27日
おもっていることを叫ぶと笑ってしまう。だから好きなんだビートルズは。なんだか一緒に歌っている気分になるんだ。レコードだとイギリスから茨城まで届く。東京にきた時に俺も東京にコンサート行けなくてもいる。それでいい。名言。 #ひよっこ
— たいやきちゃん@ドラマ用 (@taiyakko_2) 2017年6月30日
いい言葉過ぎてインスタのストーリーに載せちゃった
本当に良い。最高。
本当にこれだわ。#ひよっこ #ビートルズ#TheBeatles pic.twitter.com/Nc6ME3mnv8— はるフォイ#ビートルズ来日実況 (@beatlemaniajp86) 2017年7月1日
宗男が見たであろう新聞記事。#beatles #ひよっこ pic.twitter.com/wcJC0TNhXK
— masaru kagamishima (@masarecords) 2017年6月26日
ドラマ序盤、みね子が「父から聞いた話」として「(宗男は)子供の頃はおとなしくて、いつも兄の後ろに黙ってくっついてるような弟だった」と語ってた。いつも谷田部家を心配する立場をとってるけど、実は宗男にとっても大切な兄。腿を打ち鳴らし叫ぶ姿は、兄への熱い思いが迸ってて泣けた。#ひよっこ
— 亀嵩なまる (@A_Noisy_Riotous) 2017年7月1日
みね子に何かを感じ取った宗男さん。それは胸の内に溜まっていた実さんへの思い。宗男さんは実さんが目撃された場所に行って叫ぶ。みね子もおもいっきり叫ぶ。吐き出して吐き出して。みね子1人では出来ない「発散」方法。そこが現在唯一実さんと繋がれる場所だからこその行為だった。 #ひよっこ
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2017年6月30日
『思ってるこどをよ かっこつけずにおもいっきし叫ぶと 何だが 力が出っぺ ? それに笑えっぺ 何だが それが ビートルズだ。』
何でもいいから 難しいことじゃなくていいから 今思ってることを叫ぶんだ音楽に乗せて…#ひよっこ 第78回
宗男語録大好きだぁ~ pic.twitter.com/BRZHZA6LxA— ちゃり (@moon9blue) 2017年7月1日
【ひよっこ】第13週のまとめ
現実にも6/30~7/2にビートルズがやってきます。放送も合わせたのでしょう。しかし、おじさん・宗男もついでにやってきました!女子会のような乙女寮とは違った魅力のあかね荘だけでも絶妙な掛け合いはりますが、さすが、ナレーション曰く「朝ドラによくいる・変なおじさん!」パンチがあります。
“気持ちを叫ぶ。”・・・13週後半の怒涛の台詞は視聴者・涙です。思えば、みね子は豊子や時子のようにズケズケというタイプではないし、愛子さんの空気を読む役割でもありました。
「言いたいことを大きな声で叫ぶ」だからビートルズが好きなんだ。どうしてこんなにあざとくなく、サラリと(スタッフに苦労はあるでしょうが)お話しを作ってしまうのか脱帽です。
・・・記事タイトルにもしましたが、みね子(有村架純)は心が叫びたがってたんだ!!と思います。お父ちゃん!!(視聴率がなんだあ!!も?)
みね子が茨城から東京へ行くとき、宗男さんは「人が住むところは良いところだ」と言っていました。向島電機でもすずふり亭でも人の好さ、あたたかみを描いてきた本ドラマ。駅で強引にナンパされようと、倒産になろうと、暗い場面は最小限。工場長が本社で怒鳴られるシーンはあっただろうに(おそらく意図的に)カット。
第13週では宗男は「ビートルズのいる東京にいる」ことに満足し、「星は見えなくてもそこにある」と夜空へ叫ぶ。みね子はビートルズの歌詞に「イギリス人なのに私の気持ちが分かる」と泣きます。国境を越えて通じるものがあるのです。・・・そういえば、みね子はいつも父に語りかけていますが、きっと届いています。
きれいごと、と呼ぶ人がいるかもしれない。悪い人が出ないからつまらない人がいるかもしれない。目標がない主人公に行き当たりばったりと批判する人もいるでしょう。けれど、そこがいいじゃないか!それでいいじゃないか!(こういうドラマがあっても)と言いたいです。人生・命への肯定が伝わってきます。その証拠に多くの人の心に刺さっています。
現実世界では、アイドルの握手会で発煙筒を使った人が逮捕されました。ナイフを持っていて特定の人物に殺意があったことがコメントされています。愛知のアイドルに殺害の書き込みで逮捕される事件もありました。ここまでくると、性善説には限界があるでしょう。けれど、人を信じたいし、触れ合いの価値は絶大でもあります。握手会を続けたいと語るアイドルの気持ちも分かります。
ただ、人を疑うよりも信じたいのです。人が住むところは好いところで、同じ空気を吸える喜びを想像できる、そんな気持ち・想像力を持ちたいと思います。そんな世知辛い世の中だからこそ、かえってこのドラマの価値は輝き、人気を呼んでいるのかもしれません。
次週・第14週は・・・
この一瞬のカットだけで「よし!来週も頑張ろう」という気持ちになれた
(*´Д`*)#ひよっこ 次週予告#乙女ロス pic.twitter.com/eJMbALFc5w— 岸和田おやじ (@kishiwada_oyaji) 2017年6月30日
え!乙女寮の人たちが予告に!乙女ロスの方、必見です。謎の女優も!見逃せません。
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