【ひよっこ】12週の視聴率とあらすじ・感想!孫娘ぱるるに宮本信子が遠慮する訳に視聴者涙!
朝ドラ【ひよっこ】第12週(6/19~24)の視聴率とあらすじ、感想!
- ぱるる登場で視聴率20%越えなるか?
- 前週は慣れない仕事に苦戦したみね子。今週は?ネタバレありあらすじ!
- 感想まとめ!
【ひよっこ】第12週の視聴率
第12週の平均視聴率は19.8%。自己最高タイです。各日は、
- 6/19(月)19.1%
- 6/20(火)20.8%
- 6/21(水)20.6%
- 6/22(木)19.4%
- 6/23(金)19.7%
- 6/24(土)19.0%
【ひよっこ】第12週のあらすじ
すずふり亭の仕事にも慣れてきたみね子(有村架純)。休みの日、炊事場に居合わせた早苗(シシド・カフカ)と島谷(竹内涼真)、啓輔(岡山天音)に「それぞれの食べ物を持ち寄って豪華な夕食にしないか」と提案する。
啓輔の部屋で一緒に食べていると、音信不通だった相方の祐二(浅香航大)が突然富山から帰ってくる。みね子は「戻ってきてよかった」と言うが、早苗は「コンビがそろっても売れない状況は何も変わらない」と冷たく言い放つ。
祐二が話す長い間帰ってこなかった理由に、心底がっかりするみね子。しかし「自分たちの漫画を読んでほしい」と2人に懇願され、ちっともおもしろくないのに、読みながらつい愛想笑いをしてしまう。それを「ウケた!」と勘違いされ、「みね子様!」とあがめられるように・・・。
そんなとき、省吾(佐々木蔵之介)に「ないしょで届け物をしてほしい」と頼まれる。お金の入った封筒を持って喫茶店へ行くと、そこには省吾の娘・由香(島崎遥香)が待っていた。
封筒を渡し、すずふり亭に戻ると今度は鈴子から同様に頼まれる。指示に従い再度喫茶店へ。渡しすと由香に逃げられパフェ代も払うことに!
ズケズケと失礼なことを言う由香に腹を立てるみね子。だが、柏木ヤスハル(古舘佑太郎)は柏木家にもらわれたとき由香に面倒みてくれたという。親を知らない元治(やついいちろう)も由香のことを恩人だという。混乱するみね子だった。
その夜、省吾に連れられて邦子(白石美帆)が経営するバー「月時計」を訪れる。
戦時中、省吾の父が火事で亡くななった。それから母・鈴子と頑張って、やがて省吾は結婚したが由香が10才のとき死んでしまった。省吾と鈴子のせいだと思った由香。自分のせいだから怒れなかったと語る省吾は由香が元気かどうかだけみね子に確認するのでした。
みね子は思う…〈みんないろんな事があっけど、それでも笑って生きています。みね子もこの街で生きていきます。お父さん、お父ちゃん?みね子はこの街でお父さんに会いたいです〉
【ひよっこ】第12週の感想
思いやりのあるいい子だった由香が、こじらせてアプレ娘になった理由がわかりましたね。10歳で母親を亡くし、やり場のない悲しみを、由香は鈴子さんと省吾にぶつけた。死んだのは二人のせいだとして。でも、二人はその自覚もあって叱れなかった。本当は叱って欲しかったんだよね、その時。#ひよっこ pic.twitter.com/E8TRVmODIL
— すっぴんさん (@musicapiccolino) 2017年6月24日
今日の「#ひよっこ」で由香の背景がわかった。お父さんの愛情も伝わってきたけど、由香にきちんと話してあげるといいんだろうなと思った。鈴子さんもみんな苦しいんだろうね。「働き者」にも意味がある。柏木父から出たヤスハルの言葉、由香を理解していて泣けた。向き合って話す機会があるといいな。
— ぱるるNEWS (@parurunews) 2017年6月24日
由香はいい子でい続けられるみね子の「幸せ」に嫉妬があるんだろうな。みね子の豊かではないけれど足りている佇まい、抱えきれないほどの寂しさまでは負ったことのなさそうな顔。すずふり亭では私のぶんまで優しくされちゃっているんでしょ、ふーん、みたいなね。 #ひよっこ
— 切妻 緑 (@CordeliaFAnne) 2017年6月24日
「時間になったら仕事は忘れるのよ」と張り切るみね子に言い聞かせていた鈴子さんの笑顔の向こうに、無理して働いた挙句亡くなってしまった息子の妻と、それを機に自分を嫌うようになった孫娘の姿があった。なんとまあ、軽く明るいふりをして、何層にも重なった物語であることか。
#ひよっこ— さとひ(あるいは渡辺裕子) (@satohi11) 2017年6月24日
豊かになるとともにいろんなものを失くしてきた、と鈴子さんは言うけど、前に進むことは失くすことと表裏一体というのが #ひよっこ のテーマだと思うんですよね。みね子は奥茨城も向島電機も手放して今赤坂で暮らしているわけで、彼女の人生と成長は失うことで成立しているともいえる。
— こはろさん (@kohalogical84) 2017年6月24日
思えばみね子がアパートで夜メニューを覚えると言った時に鈴子さんが仕事とプライベートを分けろという意味のことを言ったのは、もしかすると節子さんのことが苦い教訓となっているのかもしれないなあ、などと思ったり。 #ひよっこ
— あさひ (@asako0807) 2017年6月23日
【ひよっこ】第12週のまとめ
ぱるるが登場の第12週。ない役だったけれど追加したと聞いていたので、もっと軽い役なのかと思っていました。とんでもない。重要な役でした。シェフと鈴子さん母娘のつらい過去を描くのには、あの悪態をつく、ぱるるの名演技が必要でした。
由香はお金に困ってるのではなく迷惑かけたいんだ、と三宅裕司さんが言うのですが、そうかもしれません。みね子にパフェ代払わすのも鈴子にはお見通し。何度もあったのでしょう。叱ってくれたいのかもしれない、けれど、叱れない。・・・働かせすぎて由香の母を死に追いやった自責の念から遠慮してしまう、甘やかしてしまう。どちらの立場も分かって苦しいです。
以前、みね子に”時間内に働くこと”を伝えた鈴子さんは教訓があったと伏線、背景に気づく視聴者多数です。そういうつながりは説明はされませんが視聴者は行間を読んでいます。
さらっと語る、みね子の周りの人の親がいないとか養子だとかも、あまりに淡々と語られ視聴者を泣かせません。みね子と同様、鳩に豆鉄砲です。何という、あとからジワリと胸に残る物語!夢を追わず、今をもがいて生きるみね子。みんな色々なことがあります。それでも生きる。三宅裕司さんが鈴子さんと楽しく歌うように、バ―で談笑するみね子たちのように楽しく日々を懸命に生きたいものです。
母の死に触れた今回のひよっこ。リアルな社会でも訃報が相次いでいます。先日の女優・野際さんに続いて、6/23(金)は日本中が悲しみにくれる日でした。旅立った妻のことを会見する海老蔵さん。そんな状況で会見することに胸がつまります。麻央さんのブログに多くのコメントが寄せられました。また、麻央さんは「病気になったことが人生を代表する出来事ではない」と英国のテレビにコメントを寄せていました。病に支配されないように最期まで闘ったのです。
色々と抱えながらも、人は生きています。12週のラスト、省吾演じる佐々木蔵之介さんが娘は「元気にしてたか」に「はい」とみね子。
娘の安否を嬉しがる佐々木さん演じる父の姿に、生きること、生きてることは誰かの喜びであることを感じます。サイドストーリーはこの余韻で終わるのか、再会まで描いてくれると嬉しいですが…。
ぱるるが同じく出演のドラマ「ブランケット・キャッツ」第1話(6/23放送)では、本音を言い合うことの大切さが描かれましたが、牧野省吾・由香の親子もいつか本音でぶつかる、そのときが来てくれることを願います。
さて、第13週は実(沢村一樹)について新しい情報がわかった!?ビートルズがやってくる!!注目です。
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