【パリピ孔明】全話ネタバレ・あらすじを最終回まで!見どころを徹底解説!

【パリピ孔明】全話ネタバレ・あらすじを最終回まで!見どころを徹底解説!

2022年春の注目アニメ【パリピ孔明】。

三国志時代の天才軍師・孔明が現代の日本に転生。天才的な歌の才能を持つ少女・月見英子と出会い、音楽の世界で天下太平を目指す!!

中々、ぶっ飛んだ設定ですが芸能マネージャーの仕事、三国志ネタなど見どころ満載。

今回の記事ではアニメ【パリピ孔明】見どころ、ネタバレを最終回までご紹介。

追記 ドラマ化決定

なんと向井理さん主演で【パリピ孔明】のドラマ化が決定しました。

更新情報:アニメ版最終回のネタバレを更新しました。

【パリピ孔明】配信情報

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更に原作漫画は【DMMブックス】 で購入できます。

目次

追記 【パリピ孔明】がドラマ化!

【パリピ孔明】がドラマ化されます

2023年秋、フジテレビ水曜夜10時の枠で放送開始。

主人公・孔明を演じるのは向井理さんです。

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ドラマに備えてアニメ(原作)をおさらいするのはいかがでしょうか?

ドラマとアニメの対応話数

ドラマ版がアニメ版の何話に当たるのかに対応した表です。

ドラマ話数 アニメ話数
1話 1話、2話
2話 3話、4話前半
3話 4話後半、5話
4話 6話、7話
5話 8話、9話、10話
6話 11話、12話
7話

ドラマオリジナル

8話
9話
最終回

【パリピ孔明】ネタバレ・あらすじを最終回まで

【パリピ孔明】1話「孔明、渋谷に降り立つ」

1話あらすじ

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蜀の天才軍師・諸葛亮(字)孔明は五丈原で病に倒れ、「もし生まれ変われるのなら平和な時代に生きたい」と願いながらその生涯に幕を下ろした。

それから約1800年後、孔明はハロウィンで浮かれる夜の渋谷の町に若き日の姿で転生した

「なるほど、ここが地獄ですか。それもまた一興」と孔明はパリピに混じって渋谷を堪能。ライブハウス「BBラウンジ」に連れてこられる。

すると歌姫・月見英子のステージが開始。その圧倒的な歌唱力に孔明は彼女の虜となる。

朝方ライブが終わり、英子はすっかり酔いつぶれた孔明を発見。一先ず、自宅マンションに連れていく。

目を覚ました孔明は今いるのは現代の日本だと理解する。スマホにネット、現代の文化に順応していく孔明。

英子がバイトに出かけた後、孔明はwikiで自分の死後に蜀が滅亡したこと、三国統一後も長く争いが続いたこと、何よりもかつて志を同じくした仲間たちはもういないと理解するのだった。

1話ネタバレ

パリピ孔明01-02

英子が帰宅すると孔明は夕日を見ながら物思いにふけっていた。英子はギターを手に1曲披露。

渋谷のアゲアゲな曲とは打って変わって優しいバラード。孔明は前世での仲間たちや君主・劉備を思い涙する。

働き口の斡旋を頼まれた英子は「BBラウンジ」の小林オーナーに孔明を紹介。小林は孔明から馬謖(ばしょく)を登用した理由を聞き出し、意気投合(「泣いて馬謖を斬る」のエピソード)。彼を雇い入れる。

英子の歌声に再び魅了される孔明。そして、小林オーナーから英子の過去について聞かされる。

高校時代に人生に絶望した英子は小林オーナーに救われた。ライブで歌姫の歌に感銘を受け、「自分も歌で人を元気にしたい」とを持った

バイトが終わり、夜の街で英子は歌の道を諦めようか悩んでいると打ち明ける。「ファンも一人もいないし」と英子。

孔明は「英子さん。ファンなら既に目の前にいるじゃないですか。私は貴方の歌に感銘を受けました」と励ます。

そして、孔明は「三顧の礼、志ある人物のこれに応えぬのは不義理でございましょう。ですから、私が貴方の軍師となります」と宣言。

英子は「もう少しだけでもカンバってみるよ」と笑顔で提案を受け入れるのだった。

【パリピ孔明】2話「孔明、計略を使う」

2話あらすじ

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孔明の提案を受け入れた英子だったが、軍師が何をするのかよく分からない。しかも自分のフォロワー数は200程度。夢の実現には程遠い。

孔明は音楽の見聞を広めるため、英子とライブに出かける。そこに人気シンガーMIA西表が出演していた。MIAはインスタのフォロワーも多い。

MIAのライブを鑑賞する孔明。MIAはワザとBPMを落として後の曲を盛り上げようとしていた。「これでは曲の流れが悪くなってしまう。英子さんの方が魅力的なステージを出来る」と孔明。

ライブ後、英子はMIAの楽屋を訪ね、挨拶。「自分もアマチュアの歌手です」と打ち明ける。

それを聞いたMIAはマネージャーに耳打ち。「よかったら今度のライブに来ない?」と英子を誘う。

まさかのチャンスにウキウキの英子。だが、小林オーナーは渋い顔。英子の出番はMIAの真裏でとても集客は見込めない。

ガラガラの新人がいることで自分のエリアがより盛り上がっているように見える。MIAの当て馬にされたのは明らかだった

「千載一遇のチャンスです。策はもうあります」と孔明は不敵に微笑むのだった。

2話ネタバレ

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ライブ当日、孔明は英子のエリアに来た客に無料のドリンクを配る。

小林オーナーは愕然。確かに客はよって来るが、すぐに別のエリアに行ってしまう。愚策であり、「アイツを信じた俺が抜けていた」と小林オーナーは頭を抱えてしまう。

だが、異変が。客が全然エリアを移動しないのだ。「移動しないのではなく、出来ないのですよ」と孔明。

小林オーナーは三国志の有名な兵法「石兵八陣」と同じと気づく。孔明はスモークを炊き、ワザとトイレと出口を似たように装飾。

迷った客は出ることを諦め英子のエリアに留まる、と孔明は読んでいた。

結果、ライブは大盛況。小林オーナーは孔明の策に感心する。

私はただ策を授けただけ。客をその場に釘付けにしたのは英子さんの歌の力ですよ」と孔明。

一方、新人に客を奪われたMIAはマネージャーにブチギレ。「英子を監視しろ!」と命令。マネージャーは「(せこい手じゃなくて)ボイストレーニングをしてくれよ」と嘆く。

ライブの影響もあり、英子のフォロワーは1000人以上増えた。結果を出し、英子は自信をつけるのだった。

【パリピ孔明】3話「孔明進むべき道を知る」」

3話あらすじ

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孔明は次なる英子の挑戦の舞台を既に考えていた。代々木で行われる野外フェスだ。

「出来るかな」と不安な英子。しかも初参加なので割り当てられたロケーションはイマイチ。しかも人気インディーズバンド「JET JACKET」が目の前にいる。

孔明たちはライブ会場の視察に向かう。その途中で孔明は店に「JET JACKET」のポスターを発見、寄っていく。

フェス会場に到着。ロケーションの横には大きな木があり、ますます不利な状況。その上、機材トラブルが発生してしまう。

孔明たちの元に「JET JACKET」のリーダー・RYOが挨拶にやって来る。孔明は彼の鋭い視線を感じ取る。敵情視察なのは明らかだった。

「新人の上、機材トラブルを起こしているようなら大した相手じゃない」とRYO。明日の大きなライブに備えて力を温存することにする。

3話ネタバレ

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夜になり、フェスが開始。だが、機材トラブルが直らず英子はステージを開始できない。

一方、「JET JACKET」のステージは好評。人気曲「MID DAY」をリクエストされるが、喉への負担が高いため断る。

RYOが告知をしようとした瞬間、機材トラブルが直り英子のステージが開始。初めからテンションマックスの曲をぶつけ、客はあっという間に流れてきた。

全てが孔明の策だった。ワザと機材トラブルを装い、相手を油断させる。向こうのライブが落ち着いたタイミングで一気に畳み掛けたのだ。

フェスが終わり、RYOは「やり方が汚ねぇ」と孔明に因縁を付けてきた。孔明は涼しい顔をしながらもRYOに喉によく効く特製の薬を差し出す。

「JET JACKET」を調べた時にRYOは喉に問題と抱えていると見抜いていた。渋々ながら薬を飲むRYO。効果は抜群でスッキリと喉が開いた。

敵に塩を送る形だが、「JET JACKET」はライバルであると同時に同じ夢を持つ友だからだ。

孔明は「初ライブ時の荒々しい音楽の方が好きです。あの頃の勢いがあれば誰もステージを離れなかったでしょう」とアドバイスを送る。

初心を思い出したRYOは薬の礼を言い、リベンジを宣言して去って行った。

【パリピ孔明】4話「孔明、道を照らす」

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4話あらすじ

代々木の野外フェスが大成功した英子の元に主催者の超大物プロデューサー・近藤剛が訪ねてくる。

英子に才能を感じ、今度開かれるフェスのどちらかに招待してくれる、と言う。

1つは福岡で開かれる小規模なフェスで参加条件は無し。もう1つは日本最大級のフェス・サマーソニア。期限までに「10万イイネ」達成することが条件

ビッグチャンスだが5年で達成したのは僅か1グループ。心が折れたり、過激なパフォーマンスで炎上したりして、再起不能になった者も多い。

英子は「サマーフェス一択しょっ!!」とチャレンジすることを決める。

勢いで言ったものの英子は不安いっぱいで孔明を頼ろうとする。が、「それはいささか厳しいかと」と孔明の様子がいつもと違っていた。

4話ネタバレ

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「10万イイネ」達成に向け、頭を悩ませる英子と小林オーナー。一方、孔明は夜な夜なクラブを渡り、遊び歩いていた。

自宅マンションにて孔明の行動に不安げな英子。「このままじゃダメ!!」と一念発起して新曲を作り始める。

数日後の休日、英子がライブハウス「BBラウンジ」の事務所に行くと孔明が音楽を聞いていた。(孔明は事務所を間借りして暮らしている。)

孔明は「占いの結果、六本木に大量の気が集まる、と出ています」と言い、2人は向かうことに。

既に六本木のクラブに馴染んでいる孔明。遊んでいるように見えたが人脈を作っていたのだった。英子も一安心し、クラブを楽しむ。

クラブ後、2人は六本木のうどん屋さんで〆ることに。

再び英子は夢を語るも自信なさげ。孔明は「もっと自信を持ってください」と説く。孔明と英子は「水魚の交わり」のように互いに大切な存在だ。

英子は作った新曲「六本木うどん屋(仮)」を孔明に聞いて貰う。六本木の夜空に一筋に流れ星が流れていった。

【パリピ孔明】5話「孔明、韻を踏む」

5話あらすじ

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サマーソニア参加に備えた新曲の原型が完成した。

孔明は次なる策を打ち出す。それは力のあるラッパーを仲間にすること。その為に人脈を広げ、情報を集めていた。

一方、一人の男が街を力なくさまよっていた。彼の名は河辺太人、その正体はMCバトル選手権DRM3年連続制覇を達成した「無敵のフリースタイラー」の異名を持つラッパー・KABE太人

だが、彼は突如としてラップの世界から身を引いていた。

太人の前にかつての憧れの存在でライバルだった赤兎馬カンフーが現れる。赤兎馬にとって太人は唯一負けた人物。その男がラップを辞め、燻っていることが許せなかった。

赤兎馬は「勝ち逃げするんじゃねーよ!」と太人にリベンジマッチを挑む。が、太人の心は変わらなかった。

5話ネタバレ

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太人は天才的なラップの才能を持っていたが、有名になればなるほどプレッシャーが増していく。赤兎馬に勝った時に胃潰瘍を発症し、入院。それ以来ラップはもうやらない、心に誓った。

太人がコインランドリーに向かうとそこに孔明がいた。「今日イチ、厄介そうな奴いたー!!」と直感する太人。

三国志を読み、時間を潰す太人。やっぱり、隣りにいるのは孔明だ。孔明は太人が現れるのをずっと待っていた。

孔明は即興でラップの韻を踏む。太人はクラブにいるかのような錯覚に陥る。だが、「まるでお経だ」と厳しい評価。

そして、孔明は「フリースタイルラップバトルを開催するのでお越しください」と言い残し、去っていた。

「変なやつ」と訝しげな太人。だが、開催日に太人は無意識のうちに「BBラウンジ」を訪れていた。

【パリピ孔明】6話「孔明’s フリースタイル」」

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6話あらすじ

熱いフリースタイルラップバトルが繰り広げられる「BBラウンジ」。

勝敗の付け方がイマイチ分からない英子。そこに赤兎馬カンフーがやって来て説明。

お互いに思いつくまま、ラップを披露。観客の盛り上がりで審判が勝敗を決める。

ラップは一旦休憩、英子が一曲歌う。その歌声に引き込まれる太人。

ライブが終わり小林オーナーは次なる対戦を発表する。

現代に降り立った天才軍師・孔明!! VS 今宵、復活を果たす天才ラッパー・KABE太人!!

太人にスポットライトが当たり、孔明は「私が勝てば仲間になっていただきます。貴方が勝てば何でも願いを叶えて差し上げます。それとも怖気づくのですか?」と挑発する。

ラップバトルの結果。観客の盛り上がりはイーブン、延長線となった。

6話ネタバレ

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孔明VS太人のラップバトル延長線。孔明はラップで太人の心を揺さぶる。

太人はラップに出会ったことを思い出す。生時代の太人は大人しくて目立たない、いわゆる陰キャ。だが、同じく目立たない同級生からラップに誘えわれ、その才能を開花させていった。

ラップの楽しさを思い出し、孔明にその思いをぶつけていく。気がつけば胃の痛みも治まっていた。孔明もそれに答えるかのようにラップを披露。

2人のラップバトルは激しさを増し、趙雲と姜維の戦いを彷彿とさせる。

勝負の結果、太人の勝利。赤兎馬は満足そうに笑みを浮かべる。

孔明は太人に「鋼の心臓を手にしましたね」と告げる。(本当は太人の酒に特製の胃腸薬を混ぜていたが。)

孔明は約束を果たそうとする。だが、太人の願いはもう一度ラップの楽しさを思い出すこと。もう、願いは叶っていた。

そして、太人は自ら仲間入りを志願。こうして、天下泰平に向けた新しい仲間が加わった。

【パリピ孔明】7話「天下泰平の計vol.1」

7話あらすじ

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サマーソニア出場権がかかった「10万イイネ企画」に向けて具体的なプランを発表する孔明。

まずはライバルの動きから。孔明は女性3人組の仮面ガールズバンド「AZALEA(アザリエ)」を最も警戒すべし、とする。

「AZALEA(アザリエ)」のバックには大手の音楽事務所が付いているからだ。この事務所は「目的の為には手段を選ばない」と噂があった。

「10万イイネ企画」は累計ではなく、1つの投稿で集めることが条件。孔明は大きな一発を打ち込むことを提案。そのXデーはなんと終了日の三日前。

さらに孔明は太人と英子にそれぞれ試練を与える。

太人はライバルの赤兎馬との決着を付けること。心残りがあっては最高のパフォーマンスは出来ないからだ。

英子は新曲「六本木うどん屋(仮)」を原型ではなく、きちんとレコーディングすること。プロに話は付けている、という。

これこそ「天下泰平の計vol.1」。英子と太人は気合を入れる。

英子はサマーソニア出場経験もあるDJスティーブ・キドの元を訪れる。本来は1000万ほどの報酬が必要の超大物だ。

キドは孔明と「英子が自分を納得させる曲が作れれば、報酬を無料。出来なければ孔明がキドの軍師となる」と賭けていた。(もちろん、英子が知らないところで。)

7話ネタバレ

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キドは英子に「歌声を聞かせて欲しい」とする。

歌い終わり、キドは「上手いね…」と評価。だが、「君自身を感じない。それが分かるまで来なくていい」と言われてしまった。

一方、赤兎馬との戦いに向けて新しいラップを考える太人。だが、中々納得いくものが出来ない。

キドの言葉に英子はプンスカ。でも自分らしさとは何か分からなかった

英子は「困った時に」と孔明から渡されていた袋を開く。そこには渋谷の路上ライブ許可証が入っており、向かってみる。

渋谷には既に路上パフォーマーがいっぱい。すると許可証がないのか一人の女性シンガー・久遠七海が警察官と揉めていた。

英子はとっさに仲間のフリをして許可証を見せる。そのまま七海とセッションをすることに。

初めてなのに息がピッタリの2人。こうして英子は七海と友達となった。

【パリピ孔明】8話「自分を探す」

8話あらすじ

翌日、英子は七海と再び路上ライブ。七海はベースが本職でこちらの技術も一流。

そこに「AZALEA(アザリエ)」の宣伝トラックが通る。「10万イイネ」企画最大のライバルだ。

七海は「あんまり好きじゃないかな」と「AZALEA(アザリエ)」に対してどこか否定的

2人はセッションを開始。あっという間に通行人が集まってくる。

「BBラウンジ」にて、英子は「歌の技術が足りない もっと上手くならなくちゃ」と練習。

そこに太人が登場。「新曲を歌って欲しい」とリクエストし、英子の歌で即興ラップ。生きピッタリだ。だが、

英子「何が足らないいんだろう、七海にあって私にないもの。」

太人「赤兎馬さんにあって、俺にないもの。」

と悩んでしまう。

そこで英子は「こんな時は原点回帰しない?」と提案する

8話ネタバレ

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太人は久しぶりに地元に戻る。すると母校の女子高生に握手を求められる。高校のレジェンド、という。

その後、思い出の河原へ。そこには自分にラップを教えてくれた佐々木がいて、「お帰り、友よ」と迎えてくれた。

2人は久しぶりに即興ラップ。楽しくてしょうがない。

太人は「今の俺じゃ赤兎馬さんに勝てない」と嘆く。佐々木は「もうちょっと楽しくやっていたじゃん。そのままのお前がいい。自信持って生きろ」とエールを送る。

一方、英子は七海とセッション。その終わりに七海イチオシの銭湯に誘われる。

七海が先に上がり、英子は自分らしさを考える。そうしていたらのぼせてしまい、七海に介抱される。

英子はお詫びにイチオシのもんじゃ焼き屋に誘う。七海は「こんなに楽しいのは久しぶり、ずっと笑っていたいな」とポツリ。何か訳ありの様子

「あの…」と七海は何か言いたげだったが、言うことは出来なかった。

その後も2人はセッションを続ける。「英子らしいアレンジだった」と七海はエール。

英子は再びキドの元へいく決意を固める。

送り出した後、七海のスマホに唐澤という人物から電話が。七海は暗い顔をして出るのだった。

【パリピ孔明】9話「たみくさのために」

9話あらすじ

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電話にて、七海は唐澤から「路上ライブは今すぐに辞めろ!(英子とは)2度と関わるな!」と注意を受けてしまう。

英子はキドの元で再び歌う。キドからは「よくはなっているけど、まだまだ。もっと真剣に何のために歌っているのか、考えるんだ」と言われてしまう。

一方、太人はかつての仲間たちとラップの練習。自分らしさを感じる。

その後、英子は七海を渋谷の展望台に誘う。(孔明から渡されていた最後の袋に入っていたチケット。)

英子は七海がプロの歌手であると気づいていた。

展望台の前に「AZALEA(アザリエ)」の宣伝飛行船が通る。

七海は「ごめんね、英子の前では素の自分でいたかったけど、話して起きたいな」と自分の正体を打ち明ける。

七海「じゃじゃーん!AZALEA(アザリエ)ボーカ兼ベースの久遠七海です!!」

英子「嘘…でしょ…」

とショックを受ける英子。

七海は自分の過去について語り始める。

9話ネタバレ

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高校時代、七海は仲間2人とバンドを組み、自分たちのやりたい音楽をやっていた。「AZALEA(アザリエ)」という名前の由来は花。花言葉は「青春の喜び」。

卒業後、3人は上京。生活は苦しかったが大好きな音楽やり、夢を語り合っていた。

ある日、大手音楽事務所の唐澤というプロデューサーの目に留まる。だが、売れていない自分たちの音楽を全否定されてしまう

「人が喜ぶものを提供してこそ対価を得られる。当たり前のことだ!!」、これが唐澤の考えだ。

唐澤は「自分の曲を歌えば、2年以内にドームツアーを開催できるレベルまで売ってやる」と宣言。

七海は唐澤に反発する。

だが、現実は厳しく、バイトをしながら生活するのがギリギリだった。このままでは音楽をできなくなる。

七海は唐澤のやり方に従う決断をする

唐澤は仮面を付けた新しい衣装を着るように指示。七海は「衣装ぐらいじゃ、私達は変わらない」と我慢する。

「楽器はエアーでいい。パフォーマンスにのみに集中しろ」と唐澤の要求はエスカレートしていった。

唐澤の言う通りにしていたらファンはドンドンと増えていき、音楽一本で生活できるようになった。

七海の心のモヤモヤは消えず、気晴らしに路上ライブ。英子と歌っている間だけ本当の自分を取り戻せ、唐澤のやり方は嫌いなのがはっきりと分かった。

でも「AZALEA(アザリエ)」はもう自分たちだけのものじゃない。売ろうとしてくれるスタッフやファンを裏切ることは出来ない。

七海も悩んでいたことを知る英子。今度は自分の番だ。

英子「私、歌う。七海のために。私もたくさん悩んで歌で救われた。私も歌で七海を救えるかも知れない。」

渋谷の夜景をバックに歌い上げる英子。

英子「届け、届け、七海の心に!そうか、これが“たみくさ”。誰かのために歌う。そうだよね孔明。」

七海は「こんな歌い方ができたんだ」と涙を流す。

英子は「一つだけはっきり言える。ストリートで歌っているナナミンが大好きだよ」とエールを送る。そして、自分も「10万イイネ」企画に参加している、と打ち明ける。

唐澤から電話が掛かり、七海はもう行かなきゃいけない。次会う時は敵同士かもしれない。

英子は「また、いっしょに歌おうよ」と見送る。

そこに孔明が感動のあまり涙を流しなから登場。ゆるキャラの中でずっと2人を見守っていた。

孔明「英子さんの歌、しかと拝聴いたしました。探していた答えは見つかったようですね。」

英子「“たみくさ”だね。」

孔明「お見事!さあ、新たな高みへと参りましょう!!」

2人は新しいステージへと突き進むのだった。

【パリピ孔明】10話「DREAMER」

10話あらすじ

パリピ孔明10-01

Xデーまで残り6日、英子は「ナナミンと戦うんだ」と気合を入れ直す。

一方、七海は唐澤から強烈なダメ出し。決戦に向けて動き出していた。

英子はキドの元へ向かい、今持っている力全てを彼にぶつける。ついに彼に認められ、曲を仕上げて貰えることになった

ただ、曲のタイトルが「六本木うどん屋(仮)」ではしょうがない。英子は頭を悩ませる。

唐澤は七海たちに「10万イイネ」の作戦を伝える。渋谷でゲリラライブを決行し、賞金企画を織り交ぜる。

「イイネ」を金で買うようなものだったが、七海は逆らえない。すでに音楽の力だけでは戦えなくなっていた

ついに太人と赤兎馬の決戦の日。孔明たちは戦いを生配信で見守る。

10話ネタバレ

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先行は赤兎馬、やはり強い。だが、今の太人は言うべきことが分かる。自分は自分であり、仲間たちもいる。

太人のラップを見た英子は「楽しそう!!」と感じる。

いよいよ判定。観客のバイブスを聞く前に赤兎馬は太人の手を取り、上に掲げる。

赤兎馬「お前の勝ちだ!」

去りゆく赤兎馬に太人は一礼する。

太人はライバルと決着を付けることが出来た。次は英子の番だ。

英子、孔明、小林オーナーはキドの元へ向かい、完成した曲を聞かせて貰う。

素晴らしい出来で英子は「凄い、早く歌ってみたい!!」とワクワクする。英子は自分の力全てを込めて歌い上げる。

英子のあまりに素晴らしい歌声を聞いた孔明はかつての君主・劉備と交わした約束を思い出す。

劉備「民を憂い、国を憂う。天下泰平の世の為、どうかお力を。」

孔明は英子に劉備の姿を重ねる。

孔明「終わりのない夢へと連れ出してくれたのは貴方でしたね。」

キドとのレコーディングは進み、Xデーの3日前に曲が完成。

英子は新曲に「DREAMER」と名付けるのだった。

【パリピ孔明】11話「草船借箭」

11話あらすじ

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サマーソニア出演権をかけた「10万イイネ企画」。ついに決戦の日「Xデー」がやって来た。英子と太人は気合を入れる。

場所は濃霧注意報が出ている渋谷「109」前。「AZALEA(アザリエ)」も14時に「109」前でゲリラライブを決行しようとしていた。

唐澤の策はライブ中にQRコードを読み取り、「イイネ」をすることで100人に100万円が当たる、というもの。

「イイネ」を金で買うようなものだが、七海は覚悟を決める

唐澤はそんな七海たちに「お前たちは音楽を裏切らない。たとえ俺を憎んでいてもな」と敬意を払う。

「109」前に大型トラックが到着。「AZALEA(アザリエ)」の曲が掛かり、QRコードが表示される。観客は100万円を求めて「イイネ」していく。

だが、本物の「AZALEA(アザリエ)」ではなく、英子たち。濃霧で見えにくこともあり、観客は勘違いしていた。

孔明が「赤壁の戦い」で用いた「草船借箭」の計。孔明は「僅か10日で10万もの矢を集めよ」と命を受けた。

そこで孔明は川に偽物の船を流し、攻撃してきた敵軍の矢をそっくり頂いた。兵力がないのならば敵から借りればいい

だが、偽物だとバレて7万イイネで頭打ち。そこに本物の「AZALEA(アザリエ)」が現れた。

11話ネタバレ

パリピ孔明11-02

「AZALEA(アザリエ)」のライブが開始され、観客は大盛り上がり。

圧倒される英子陣営。だが、英子は「本当の七海の力はこんなものじゃない」と知っていた。

一方、七海は英子が来ていることに気づき、「見ないで!これは私じゃない!!」と心のなかで叫ぶ。

QRコード表示され、「AZALEA(アザリエ)」はあっという間に6万イイネを稼ぐ。

孔明は次の策「離間の計」に入ろうとしていた。だが、この策は相手の内部分裂を狙うもの。さすがの孔明も戸惑う。

だが、英子は「七海のマスクを剥がした後が本当の勝負」と決意を固める

太人がラップを披露。「金に群がる民衆 口パク仮面 偽りだらけのマリオネット」と挑発。さらに「そっちも偽物だろ!」と宣言。

お金目的のにわかファンはすっかり騙され、「AZALEA(アザリエ)」のイイネは10万目前で頭打ち。流れを断つことが出来た。

だが、本物の「AZALEA(アザリエ)」ファンは激怒。英子たちにブーイングが起こってしまう。

孔明は「この状況でも英子さんが歌えば全てがひっくり返る」と確信していた。

英子と七海の戦いは決着の時を迎えようとしていた。

【パリピ孔明】最終回「英子の歌」

最終回あらすじ

パリピ孔明12-01

ステージに立つ英子。キドも様子を見守っていた。七海は「少し静にしてくれる?」とファンたちをなだめる。

英子「ありがとう、ナナミン。精一杯歌うから。」

出来たばかりの新曲「DREAMER」を歌う。英子の歌声に観客は大いに盛り上がる

勢いを取られた唐澤は新曲を発表し、対抗しようとする。

だが、七海は唐澤からの指示を無視。彼女の体は震えていた。「AZALEA(アザリエ)」の他の2人も気持ちは同じだった。

七海「ごめんね。戻ろっか、あの頃に…!!」

渋谷の天気と同じように七海たちの心の霧も晴れた

その様子を見た唐澤は「遅かった」と愕然とするのだった。

最終回ネタバレ

パリピ孔明12-02

「DREAMER」を歌いきった英子。観客の盛り上がりは最高潮に。噂はネット上であっという間に広がり、「10万イイネ」を達成することが出来た

七海は英子の歌で「夢のために戦うべきだ」と思い出す。仮面を外して「AZALEA(アザリエ)」の初期の曲を歌い上げる。

その場の観客は少なく、拍手もまばらだったが、七海たちは生き生きとしていた。

新人の英子に負け、七海たちが自分の指示に従わなかったことに唐澤は激怒。

そこに孔明がやって来て「AZALEA(アザリエ)」にあるお返しをする。孔明は七海たちのライブを配信していた。

再生回数はあっという間に伸び、動画のイイネは10万以上を叩き出す。さらに観客からアンコール。

この盛り上がりは金で買ったものではなく、「AZALEA(アザリエ)」の音楽に純粋に心を動かされた人が大勢いたからだ。

その夜、「BBラウンジ」では「10万イイネ」達成を祝って盛大なパーティが開かれる。

太人、小林オーナーはもちろん、七海たち、そして唐澤も「ケジメだ」とやって来る。

孔明は唐澤と話をする。かつて唐澤もバンドを結成し、自分たちのやりたい音楽をやっていた。だが、メンバーの一人の裏切りによってバンドは解散した。

どうしても「AZALEA(アザリエ)」を勝者にしたかった。売り方を間違えれば、いいものが埋もれてしまう。唐澤は誰よりも彼女たちの才能を信じていた

「今のAZALEA(アザリエ)なら、俺なしでもやっていけるだろう」と唐澤は身を引くことにする。

七海たちがやって来て、勝手な真似をしたことを謝罪。その上で唐澤に「このやり方でもう一度プロデュースして貰えませんか?」と頭を下げる。

彼女たちの覚悟を感じた唐澤は「分かった!必ず売ってやる!!」と承諾する。

屋上で一人祝杯を上げる孔明。そこに英子がやって来きて、改めてお礼を言う。

孔明「礼をするのは私の方です。平和な世界に生まれ変わる、これが生前の私の願いでした。これからも軍師としてお供をします。」

英子「始まったばかりだよね。頼りにしている!!

2人はグータッチを交わす。

観客たちは英子の歌を求めており、ステージへと向かう。孔明は英子にかつての君主の面影を重ねる。

孔明「共に参りましょう。夢の道の果まで!!

音楽、人、敵も味方もない。「天下泰平の計vol.1」はこれにて完了した。

英子はステージに立つ。

英子「パーリィーピーポー!!」

パリピ孔明12-03

【パリピ孔明】の見どころ

1 知られざる芸能マネージャーの仕事

孔明がいう軍師はマネージャー。芸能マネージャーが具体的にどのような仕事をしているのか、ピンとこない方も多いのではないでしょうか?

  • 音楽イベントに参加するために売り込みをする
  • 話題になるためにSNSの活用方法を考える
  • 精神的な支えとなる

など仕事は多岐に渡ります。

またライバルとの客の奪い合いや相手に妨害工作を仕掛けられることもしばしば。

【パリピ孔明】では歌手を売り出すための知られざるマネージャーの仕事が鮮明に描かれます。

2 三国志ネタが炸裂

ここまでだとよくあるお仕事アニメ。【パリピ孔明】の主人公は蜀の天才軍師・孔明。

三国志という戦乱の時代を切り抜けた様々な計略をマネージャーの仕事に活かしていきます。

例えば、第1期はSNSで「10万イイネ」を集めることが最大の目標。「赤壁の戦い」で10万本の矢を集めた経験(実際は創作とされる)を応用し、計略を仕掛けます。(詳しくは該当話のネタバレで)

人間の心理を巧みについた孔明の計略は圧巻の一言。

アニメだと冒頭のあらすじ部分で前回使った計略と史実の解説もあるので三国志を知らない人でも分かりやすく描かれています。

3 夢に向かって頑張る姿

孔明が出会う月見英子は才能を持っているが中々、芽が出ずに自信を喪失。

孔明と出会ったことで英子は徐々に自信を付けていきます。英子以外にも魅力的な登場人物たちが多数登場。

様々な困難にぶつかり、それでも直向きにそれぞれの夢に向かって頑張る姿に胸が打たれます。

【パリピ孔明】の今後はどうなる?

アニメの第1期は全12話。コミックス4巻まで描かれると思われます。

  • 英子が友達となった七海の驚愕の正体
  • 太人と赤兎馬カンフーの決着
  • サマーソニア出場権を書けた渋谷「109」前の決戦

など今後も見どころ満載です。

この記事で使用している画像の引用元:TVアニメ「パリピ孔明」公式サイトパリピ孔明【マンガ&TVアニメ公式】公式Twitter

パリピ孔明

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