【大奥2 医療編】14話のネタバレと感想|化け物になり切った仲間由紀恵が震えるほど怖い!

【大奥シーズン2 医療編(2023NHKドラマ)】14話のあらすじ・ネタバレと感想|化け物になり切った仲間由紀恵が震えるほど怖い!
実権を握った一橋治済が続けた悪魔の所業とは?仲間由紀恵の怪演が怖すぎると話題に!
【大奥2 医療編】14話のあらすじ・ネタバレと感想をお届けします。

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【大奥2 医療編】14話のあらすじ

【大奥シーズン2 医療編】14話のあらすじです。

越中・松平定信は邪魔者

3代・家光以来の男将軍として就任した家斉(中村蒼)。しかし実権は母・治済(仲間由紀恵)に握られ、政治に口を出すことは許されなかった。

松平定信(安達祐実)が、家斉が子を作りすぎ(11人)で財政も逼迫している、房事を控えてほしいと訴えると、治済は、金がないなら調達するのが老中の仕事。自分は将軍の母で定信はただの老中だと見下す。定信は2人で徳川を支えていくはずだったはずと抗議するが、治済にはもともとそんなつもりもなく、田沼意次を失脚させるのに定信を利用しただけだった。

家斉にも財政の逼迫を訴えた定信は邪魔だと、治済は家斉に、定信は私たちの血筋を絶やしたいのだと嘘を言う。治済は自分が大御所になる。大御所は本来将軍が隠居した場合になるものだが、特例にしろと言い出す。変えなきゃいけないのは名前ではなく実情だと定信。

治済は、邪魔になった定信の老中の任を解かせた。定信はそれを受け入れるしかないが、このままではいつか治済が上様もこの国も滅ぼしてしまうと家斉に忠告する。

武女(佐藤江梨子)は、治済に定信の暗殺を命じられるが、武女はもう殺生はしたくない、尼寺に入って一生口をつぐむからと懇願するが、結局治済に殺された。梅毒持ちの男に源内を襲わせ、お匙を使って家基と家治を毒殺したのは、武女だった。

男はできそこないのクズ!?

家斉は、子供の頃、自分に怪我をさせてしまった武女が治済に平謝りし、治済が笑いながら茶を飲ませていたことを朧気に思い出していた。御台/茂姫(蓮佛美沙子)は、新しい総取締が来るまで自分が大奥がうまくいくように努める、政に勤しむように言う。

家斉は、所詮自分は母の操り人形だと嘆く。何かやりたいことはと聞かれ、人痘を思いつく。人痘を国中の男に施せれば男はもっと動けるし、女子も楽になる。御台も賛成する。

家斉は人痘のことを知ろうと「没日録」を読むが、人痘の部分は黒く塗りつぶされていた。理由を尋ねられた治済は、人痘で甥を亡くした定信がやったのではないかと言う。家斉は人痘をもう一度やりたいと言うと、治済がブチギレる。

男が政など語るのではないわ! 国中の男に人痘など、いったいどれだけの手間と金がかかると思ってるのだ。家斉が将軍になれたのも、人痘を受けて助かったから。みなが人痘を受けたらもともこもない。

大体、男など女の力がなければこの世に生まれることもできないできそこない。

できることといえば、乱暴と種付けだけ。そんなクズを増やしてどうするのだ!

家斉は、もう2度と政には口を出さないと約束する。

御台とお志賀の方が懐妊

御台とお志賀の方が懐妊する。御台は側室にもあたたかく接しているため、みな仲がよい。お宇多の方の息子・敬之助を見た治済は昨年死んだ竹千代と間違える。竹千代のことを覚えていないことを気にする御台やお志賀の方だが、家斉は年齢のせいもあるだろうととりなす。

御台は治済が敬之助の首を足げにしているのを目撃して恐怖に震える。それから間もなく敬之助は急な食あたりで亡くなった。

黒木の旅

大奥を出た黒木は、赤面のことを調べる旅に出ていた。妻のるいと息子の青史朗は伊兵衛(岡本圭人)と帰りを待っている。

黒木は、ある村で源内の足跡と出会う。熊の猟を案内した人の家を訪ねたとき、軽い赤面にかかった人か熊の痘を針で刺せばもう罹らなくなると、やり方を書き残していた。熊でもよいことを知った黒木は驚く。その村では源内の言うことを信じて熊痘を続けてきたところ、男たちが増えていた。

【大奥2 医療編】14話のネタバレ

【大奥2 医療編】14話のネタバレです。

総姫と敦之助の不審死

茂姫とお志賀の方は、同い年の子供がいることもあり仲良くしていたが、治済はその関係にヒビを入れようと、お志賀の方が御台に嫉妬していると吹き込む。しかしお志賀の方からはカステラが届き、そんなことはないと安堵していた。

そんな中、総姫の具合が悪くなり、風邪かと思われたが間もなく死んでしまう。お志賀の方は、自分はもうただのお手付きの側室に成り下がった、もう構わないでほしいと茂姫を遠ざける。

その後もお志賀の方からは3日とおかずにカステラが届く。総姫を亡くした悲しみを受け止めようと敦之助と食べていると、敦之助は総姫のように具合が悪くなる。風邪が感染ったのだろうとお匙は言うが、やはりまもなく死んでしまう。

カステラを食べて死んでいるネズミを見た茂姫は、お志賀が毒入りカステラを送り続けたのだと思い激しく責めるが、お志賀はカステラなど一度も送っていないと言う。そういえばお志賀も、自分が送っていないちまきの話をしていた…。

茂姫は、以前治済が敬之助を殺めようとしていたことを思い出す。そう、すべては治済の仕業だったのだ。

茂姫は家斉に、治済は将軍の子供を間引いている!敦之助を返して!返せないなら殺してよ。上様ならそれぐらいできるでしょ!と泣き叫ぶ。

治済はサイコパス

にわかには信じられない家斉は、定信に会いに行き、以前治済が徳川を滅ぼすと言っていた意味を聞く。あの女は人の皮を被った化け物だと定信。家基や家治に毒を持ったのは定信だと思われているが、治済だと言う。治済は将軍を継ぐ女はいなくなり、人痘を受けた家斉だけが生き残った。

ではなぜ治済本人が将軍にならなかったのか。家斉は問う。

あの女には志がない。

家斉は治済が孫を殺す意味を問う。定信は、人が悶え苦しむ様を楽しむ趣味の者もいると告げる。家斉は朧げだった幼い記憶を取り戻す。治済は、武女に毒入りの茶を飲ませ、血を吐き苦しむ様子を見て楽しそうに笑っていた。

黒木の帰還と家斉の決意

熊痘のことがわかった黒木は、久しぶりに帰宅する。大喜びで抱きつく妻のるい。青史郎もすっかり大きくなっていた。伊兵衛が気を利かせて帰ろうとすると、松方(前田公輝)がやってくる。何の用だと追い返そうとすると、家斉が現れる。

家斉はいきなり土下座して、もう一度赤面を治してくれないかと懇願する。

家斉は、松方や定信から本当のこと、青沼のことも聞いていた。黒木は、人痘のやり方を教えて奥医師や漢方医にやらせればいいと言い捨てるが、家斉は、治済が許さないからできない。黒木とやりたい。男も女と同じ力を持てる、女子を守れるそんな世に変えたいと志を語る。

【大奥2 医療編】14話の感想とレビュー

【大奥2 医療編】14話の感想とレビューです。

治済の仲間由紀恵。予想をさらに上回る怖さでした。

『美しい隣人』『サキ』の悪女も怖かったけれど、仲間由紀恵の美しい笑顔がそれ以上に怖いと思うことがあるなんて…。貫禄が出た分、年齢を重ねた分、怖さに凄みが加わってすごい迫力。

中村蒼の家斉もハマり役。操り人形から将軍として「世の中を変えたい」と覚醒していく様を見事に演じましたね。蓮佛美沙子の茂姫の熱演も光りました。

医療編はあと1話で終わりそう。茂姫たちの逆襲と治済の最期がまた見モノです。

【大奥シーズン2 医療編】14話の再放送はいつ?

14話の再放送予定は次の通りです。
NHK総合1 10月26日(木)24時35分〜
NHKBS4K 10月31日(火)18時15分〜

またNHKプラスでも放送後1週間配信されています。
動画でイッキ見するならで!

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記事内画像:(C)NHK

大奥2第14話仲間由紀恵/一橋治済

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