ワンピース映画【FILM RED】が賛否両論(ネタバレ・感想有り)!
ワンピース映画【FILM RED】が賛否両論(ネタバレ・感想有り)!
ワンピース映画最新作【ONE PIECE FILM RED】(以下、ワンピース映画【FILM RED】)が8/6(土)に公開。
メインは世界の歌姫・ウタ。歌唱パートはAdoさんが担当、シャンクスと赤髪海賊団が登場と話題沸騰。
でも感想や評価は賛否両論。一体、どうして。
今回の記事ではワンピース映画【FILM RED】のネタバレ、感想をお届け!
ワンピース映画【FILM RED】ネタバレ!ウタの能力と目的は?
ウタの悪魔の実の能力
ウタは「ウタウタの実」の能力者。その歌声を聞いた者を眠らせ、心を「歌の世界」に閉じ込める能力。
ウタは歌うことで「歌の世界」を自由に作ることが出来る。ライブステージ、美味しい食事と「歌の世界」は楽しいことばかり。
さらに武器と鎧を身にまとうことで敵の攻撃を防げる。「歌の世界」ではウタは無敵。四皇幹部・オーブンですら寄せ付けない。
さらに現実世界でウタは眠らせた者を自在に操り、自分を守らせることが出来る。
歌姫・ウタのライブ
麦わらの一味は世界の歌姫・ウタのライブを観戦しに音楽の島「エレジア」へ。今までは「映像伝電虫」を用いた配信のみだったが、今回は初の観客を入れてのライブ。
早速、ウタのオープニングライブがスタート。その歌声に会場は大盛り上がり。
ルフィがステージに乱入、ウタは四皇・赤髪のシャンクスの娘で自分の幼馴染であると打ち明ける。
そこにウタを狙う海賊と四皇・ビッグマム海賊団の幹部オーブン、ブリュレが乱入。ビッグマムがウタを気に入っていた。
怯むこと無く、2曲目を歌い出すウタ。剣と鎧でオーブンたちを撃退、楽譜に閉じ込めていく。
ウタが目指す「新時代」
ウタは食事を作り出し、麦わらの一味をもてなす。ルフィとウタは幼い頃の思い出話で盛り上がる。
ウタは赤髪海賊団の音楽家。ルフィは船を降りたことを疑問視する。ウタは「歌姫になるため」とするが、煮え切らない態度。
ルフィが海賊であると知ったウタは態度を急変、「海賊やめなよ」と迫る。そして、麦わらの一味も楽譜に捕らえてしまう。
ウタの狙いは「歌の世界」で永遠に生きること。海賊に怯えたり、悲しんだりすることは2度と無い。それこそウタが目指す「新時代」だった。
仲間に手を出されたことでルフィは怒り心頭。だが、ウタに攻撃は通じない。
傘下のバルトロメはルフィを連れて撤退。同じく「エレジア」に着ていたロー、ウタの能力を探ることに。
悪魔の実の能力なら限界は必ずあるはずだ。
世界崩壊の危機
ウタのライブは「映像伝電虫」で全世界に拡散され、人々の心は次々と「歌の世界」に閉じ込められていく。このままいけば7割の人間が眠り、世界は崩壊する。
五老星率いる世界政府はウタを危険視し、海軍大将黄猿と藤虎を出撃させていた。
海軍大将を目の前にしても「私が死ねばどうなるか分かっている?」と余裕の態度。現実世界のウタが死ねば人々は永遠に「歌の世界」に閉じ込められることになる。
さらにウタは能力で現実世界の人々や海賊たちを操る。一般市民が相手では黄猿と藤虎もうかつに手が出せない。
ブルーノとコビーが麦わらの一味を救助。ウタの「ウタウタの実」の能力について説明する。
本来「ウタウタの実」の効力はウタが起きている間だけで、ウタが眠ると他の者は目覚める。
だが、ウタは「ネズキノコ」を食べ眠らない体となった。さらに「ネズキノコ」の毒でウタの命(タイムリミット)は数時間しかない。
ウタが暴走
麦わらの一味、オーブンたち、海軍は一時休戦。共闘して「歌の世界」から脱出する方法を探る。
そして、音楽の魔物「トットムジカ」を「音楽の世界」と現実世界で倒すしかない、と突き止める。
一方、ウタの計画を知った観客の一部が反発。さらにウタは「ネズキノコ」の副作用で興奮状態に
。
何よりもルフィに自分の「新時代」を否定されたことでウタが暴走し始める。
ウタが行っていることはルフィが最も嫌う「自由を奪うこと」だからですね。
ウタの歌で観客はぬいぐるみに変化。「歌の世界」は不気味な雰囲気になっていく。
ついに海軍元帥・赤犬は「人々を犠牲にしてでもウタを抹殺せよ」と命令を下す。
シャンクスの真実
ウタはシャックスとの確執について語りだす。
12年前、音楽の島「エレジア」を訪れた。「エレジア」素晴らしい楽曲と講師が揃っており、ここで学べばウタの才能はより開花する。
それでもウタはシャンクスたちと冒険することを選んだ。
だが翌日、ウタが目を覚ますと「エレジア」は火の海に包まれていた。「エレジア」のゴードンは「犯人は赤髪海賊団」と告げる。
ウタが海に目をやると赤髪海賊団は笑いながら去っていった。
自分(ウタ)とシャンクスに血の繋がりは無かったが、親子のように過ごしていた。だが、裏切られた。
その後、ウタはゴードンの指導を受け成長。2年前から歌姫として活動していた。
ゴードンはウタに12年前の真実を告げる。ウタの力に呼応した音楽の魔物「トットムジカ」が蘇った。
シャンクスと赤髪海賊団でもどうにもできない。幼いウタが力尽きたことで「トットムジカ」は再び封印されたが、「エレジア」は崩壊した。
ウタに真実を告げるのは酷。シャンクスはゴードンに「自分たちの仕業にして欲しい」と頼んだ。
別れに涙はいらない、笑って別れるのが赤髪海賊団の流儀だ。
共闘!VS音楽の魔物「トットムジカ」
現実世界の「エレジア」を海軍の軍艦が取り囲み、攻撃を開始。
そこにシャンクスと赤髪海賊団が到着。大切な娘(仲間)であるウタを守る。
実は1年前ウタは残されていた「映像伝電虫」から真実を知っていた。
だが、もう遅い。追い詰められたウタは音楽の魔物「トットムジカ」を呼び出してしまう。
「トットムジカ」のせいで「音楽の世界」と現実世界が融合。「トットムジカ」を倒すには「音楽の世界」と現実世界で同時攻撃する必要がある。
現実の「エレジア」にビッグマム海賊団の最高幹部・カタクリも到着。ルフィたちとシャンクス、赤髪海賊団が共闘していく。
結末
息のあった連携攻撃を次々に叩き込み、「トットムジカ」を撃破する。
だが、ルフィたちが目覚めない。すでに手遅れだったのか?
ウタはシャンクスが持ってきた「ネズキノコ」の解毒剤を飲むのを拒否。最後の力でウタは歌い上げ、ルフィたちを救う。
黄猿と藤虎は世界を崩壊させようとしたウタを捕らえようとする。
シャンクスはウタを守るため覇王色の覇気を発動。黄猿と藤虎は分が悪いを判断、撤退する。
目覚めたルフィは赤髪海賊団の船を発見。
輪を作るシャンクスたち。その中央には赤髪海賊団の海賊旗が被せられた棺が。
麦わらの一味と赤髪海賊団の船は逆方向に進んで行くのだった。
最後ウタは死亡した様子。解毒剤を拒否したのはウタの贖罪なのかも知れません。
ワンピース映画【FILM RED】の感想が賛否両論!その理由は?
賛成の意見!Adoのライブが最高!
ONE PIECE RED観てきました。今、めちゃくちゃいいライブをみた帰り道の感じです。歴代ワンピース映画の中でも1番好きでした。10点満点中、40億点くらいでしたね。 pic.twitter.com/ydS5kCg3sX
— 大石浩二 (@k_marudashi) August 9, 2022
ウタ、確かにイメージソングがI beg youの女だったけど、劇場版ヒロインとしてもルフィの幼馴染としても物語つよさが半端じゃないし、数々の演出を最高以上のものにするadoの圧倒的歌唱力も相まって怪物みたいな映画だった
— 林きつね (@hysktanuki) August 10, 2022
うわああああ見てきた!もう初っ端から泣きそうで終始なみだ抑えるに必死でした😭😭😭ワンピースは面白かったし、ういの推しは安定に最高すぎた😭adoさん大好きですほんとに愛してますうぁぁあぁぁ
— 有為 (@ui0104ykim) August 10, 2022
『ONE PIECE FILM RED』でウタの歌唱パートを担当しているのは大人気シンガーのAdoさん。
この映画の為にそれぞれ異なる作曲家により、7曲が書き下ろされました。この歌自体が『ONE PIECE FILM RED』の物語になっています。
ウタ(Ado)のライブシーンや映像のクオリティが高く、「最高のライブを堪能できた」と高評価。
反対の意見!ワンピースの映画らしくない!
295本目
ワンピース RED
なんだろう……
映画としては面白いけどワンピースとしてはめちゃくちゃ微妙
話の構成の8割がAdoさんのライブやん pic.twitter.com/fx1MRRz0IM
— 麻婆恐竜🦕💨 🦖 (@harusame_mabooo) August 6, 2022
ワンピースFILM RED
正直、つまらない作品である。
ポスターにあるキャッチコピーの「赤髪の導く終焉」とは何だったのか…。
お前何も導いてないやんけ。映画初日の評価は微妙な感想も多いし、悪い意味で終焉に導いてるよ。
Adoの歌は良かっただけに残念でした。
— Golf (@Golf79081359) August 6, 2022
RED、ワンピースという作品の完結に向けてかなり精神的に根幹の話をする上にウタとAdoが好きになれるかに全てに懸かってる映画なのは間違いないから、層によって評価が分かれるのはまぁそうかもしれない
— さめ (@SAMEX_1u2y) August 8, 2022
ただ一方、ウタ(Ado)が歌うのは全7曲。1つの映画では多いほうです。上映時間は115分なので約16分に1曲は歌っている計算になります。(歌の長さも加味するともっと短い。)
「歌唱パートが長過ぎ」、「ワンピースの映画ではなく、Adoのライブでは?」と否定的な意見もありました。
また、麦わらの一味の出番が少なめ。見せ場はウタが作った音符兵士やラスボスとの戦闘ぐらい。
特に映画初登場となるジンベイ、歌がテーマなのに音楽家のブルックが活かしきれなかったのが残念。
ラスボスは封印されていた音楽の魔物「トットムジカ」。ダークファンタジーに出てきそうな敵です。
ウタを倒すわけにはいかなかったとは思いますが、「ラスボスがワンピースの世界観に合わない」という意見が多かったです。
青雉と赤犬が決闘した結果、氷とマグマの世界に別れた「パンクハザード」のように悪魔の実の影響が残る事が多い。
「トットムジカ」もかつての「ウタウタの実」の能力者によって生み出された存在なら良かったのでは?
ワンピース映画【FILM RED】のネタバレと感想まとめ
Adoの歌やライブは最高、でもワンピースの映画としては「ワンピースらしさ」がなくて残念。
ここが『ONE PIECE FILM RED』の賛否が分かれる原因となった様子。
でも映画にはまだまだ見どころはたくさんあります。
『ONE PIECE FILM RED』は十分楽しめる映画となっているはず。ぜひ、劇場で御覧下さい。
コメント
コメント一覧 (2件)
匿名さんコメントありがとうございます。
キノコの名前修正しました。
歌の長さについては申し訳ないですが曖昧です。「新時代」と「風のゆくえ(ED時)」はフルだったと思います。
フルバージョンだったのは新時代とトットムジカだけであとは1番しか歌ってなかった気がする
それとネムラズダケじゃなくてネズキノコですね