【オクラ】1話感想＆考察！反町隆史のダーク＆アンチヒーローに反響

2024年11月13日

Jima

反町隆史×杉野遥亮W主演のドラマ【オクラ〜迷宮入り事件捜査〜】（フジテレビ系、毎週火曜21時）第1話が10月8日に放送されました。

昭和×令和！混ぜると危険なバディ誕生！“お蔵入り”事件に正反対の2人の刑事が挑む！先の全く読めない展開の完全オリジナルストーリー！

放送後、反町隆史さん演じる千寿がダーク＆アンチヒーローだった展開にSNSで多くの反響が寄せられています。

今回の記事では、ドラマ【オクラ〜迷宮入り事件捜査〜】1話のストーリー・感想＆考察などを紹介します。

【オクラ】1話のストーリー

1話のストーリーです。

人情味あふれる昭和刑事とクールな令和刑事、正反対のバディが未解決事件に挑む。洞察力にたけた刑事・千寿(反町隆史)は、ある事件がきっかけで“お蔵入り”寸前の未解決事件を追う部署、通称“オクラ”に配属されていた。そこに、理屈っぽい頭脳派刑事の利己(杉野遥亮)が新たに加わって…。

【10年前の事件】1話冒頭は2014年。飛鷹千寿（反町隆史）と結城（平山祐介）が犯人を追い詰めたかと思ったが、爆弾の爆発に巻き込まれた。

【不破利己、オクラで最初の事件】2024年。不破利己（杉野遥亮）が警視庁捜査一課特命捜査情報管理室、通称“オクラ”に異動。12年前の少女殺人事件の容疑者からのメールをきっかけに、千寿や利己らが捜査に乗り出す。

【犯人を追い詰める】千寿は入院中の犯人に自供を促すが、死亡してしまう。被疑者死亡で送検されることになった。千寿が犯人にたどり着いたことで、被害者の母は救われることはできた。

【どんでん返し】1話ラスト、衝撃のどんでん返しがあった。実は、千寿は犯人が癌で入院中と知り、犯人を追い詰めるため偽装工作していたのだった。

【オクラ】1話の感想＆考察　

【オクラ】1話の感想＆考察です。

反町隆史のダーク＆アンチヒーローに反響

反町隆史さん演じる飛鷹千寿（ひだかせんじゅ）は昭和の人情刑事という事前の紹介だったので、まさかのダークヒーロー（アンチヒーロー）だったなんて、驚きのラストでした。

SNSでも反響が寄せられています↓

火曜ドラマ『オクラ』人情深い昭和刑事とクールな令和刑事の凸凹バディが“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑む❗️これはなかなか楽しそうなドラマだ😆👍🏻反町隆史演じる飛鷹千寿、新しいダークヒーローが誕生だな‼️#オクラ pic.twitter.com/eWuVTGejuK
— Ko-ichi (@Ko_ichi_32) October 8, 2024

犯人死んじゃって後味悪いなと思ってからの大どんでん返し
不破くんが千寿さんを問い詰めるシーンゾクゾク
チームオクラコミカルだったのに、千寿さんのダークヒーロー感と追い詰める不破くんめっちゃいい！
フジっぽいポップな刑事ドラマかと思いきや実はダークなのがいい！#ドラマオクラ #杉野遥亮
— NAO📦🌱🫡 (@suginoookyun918) October 8, 2024

残り5分の情報の多さよ
反町はダークヒーローか
おもろかった
次回も観よう
#ドラマオクラ
— ねるねるとん (@neruneruton) October 8, 2024

アンチヒーローやん…いいぞ　#ドラマオクラ
— 門香 (@monka_rolo0211) October 8, 2024

#ドラマオクラ　おお、なんかアンチヒーロー的になってきたな。合法的に葬れない犯罪者を非合法な手段で葬り去るということか。
— 遅延証明書デラックス (@23232WEFS) October 8, 2024

容疑者の行動が変だった

そもそも、よく考えたら、12年前の容疑者・矢継の行動が変だったのです。

せっかく未解決事件となりお蔵入りしたというのに、なぜ今さら容疑者自身がメールを警察に送って事件を掘り返したのか？

なぜ今さら、遺体が発見された現場である山に物証となるノートを置いたのか。

捕まりたいの？なんなの！？と動機が疑問だったんですよね。

12年前に取り逃した千寿がしていた行動だとしたら、納得です。

千寿の脇が甘い

しかし、不破利己は千寿のしざざだと見抜きました。

容疑者が入院中でメールを送れる状態でもなかったということで、容疑者の名をかたって送ってきた人物は誰か調べることになったのでしょう。キャバクラのパソコンから千寿が送信したとわかりました。違法行為をしていたキャバクラなのでネットも秘匿性が高いということでしたが、バレてしまうということは、窃盗まがいのことまでしたキャバクラのパソコンを使った意味がなかったですね。というか脇が甘いです。

刑事ドラマでよくある海外サーバーをいくつも経由しているため分からない、という方法を千寿もやればよかったのに…。

また、物証であるノートのビニール袋に千寿の指紋がついていたって、これも脇が甘いです。ビニール袋まで調べないと思っていたのでしょうか。

まあ、利己に知らせるため、わざとの可能性もありますけどね。

少女の日記と切れ端

山で発見されたノートは被害者の少女のものと思われたのですが、ファンクラブ会員限定のシリアルナンバー付きのアイドルグッズでした。それで、大人しか買えないからと、容疑者の住所の特定に至るのですが…。

そのノートは大部分が破れていたものの、少女の筆跡で「死にたくない」と残されていました。

容疑者・矢継は監禁した少女に好みの服を無理に着せたり、罵倒し、食事を与えず餓死させ、山に遺棄したのですが…。終盤、日記のようなものをつなぎ合わせると少女は母に大嫌いと言ったことを謝っていました。

しかしこのノート不思議です。監禁されていたのに監禁してきた加害者のノートに日記を書いていたの？いや、容疑者は監禁していたとき、少女にアイドルグッズの限定品のノートを渡して日記を書かせていたということでしょうね。（そんなシーンあったかな。見逃したかも）

まあ、不思議ですが、その日記のおかげで母の気持ちが救われたわけですが…。

そういえば、少女の母は、「ママ大キライ」という切れ端の遺品を思い出していました。本編を見返すと、遺体発見時に少女が握りしめていた切れ端です。

ということは、容疑者は自殺を偽装するために少女に日記を書かせて、自殺の動機になる言葉だけノートから切り取り、少女の手に握らせておいたということか。

日記から切り取って、遺書に見せかけるために利用したということ。悪い意味で頭がいい犯人ですね。

そして、ネット社会での特徴ですが、言葉の切り取りって怖いですね。

中学も行かずにって…

少女はアイドルの養成所に入りたいと母に相談し、断られて家出をしました。

母は「中学も行かず」にアイドル養成所に行くなんて！と反対し、高校卒業後にアイドルをやりなさい！と怒っていました。

しかし疑問です。義務教育である中学に行かないでアイドル活動している人なんているのでしょうか。

乃木坂46など女性アイドルグループに中学から加入するメンバーもいますけど、中学は通ってるはず。例えば齋藤飛鳥さんは13歳で加入してますしね。高校時代を語るインタビュー取材もあるので、中学行ってないということはないようです。

おそらく、少女が勘違いして母に伝えてしまったのでしょうね。そして母はアイドルの現実を知らなかったのだと思います。

あまりに不幸な勘違いだと思いました。

【オクラ】番組情報

■出演者・ゲスト・スタッフ

【出演者】反町隆史　杉野遥亮　白石麻衣　前田旺志郎　有澤樟太郎　三浦りょう太（※りょう太のりょうは、けものへんに寮のうかんむりなし）　／　青木さやか　橋本じゅん　宇梶剛士　／　平山祐介　中村俊介　観月ありさ　他
【脚本】武藤将吾（『３年Ａ組‐今から皆さんは、人質です‐』他）
【音楽】林ゆうき
【主題歌】 Kroiの新曲「Jewel」
【プロデュース】足立遼太朗
【演出】柳沢凌介　他
【制作協力】ＦＩＬＭ
【制作著作】フジテレビ