【おかえりモネ】26話|菅波(坂口健太郎)の受験指導がまるでドラゴン桜?
【おかえりモネ】26話|菅波(坂口健太郎)の受験指導がまるでドラゴン桜?
朝ドラ【おかえりモネ】第6週第26話が2021年6月21日(月)に放送されました。
百音(清原果耶)は、気象予報士の資格の取得を迷っていたが、山の作業員との関わりがきっかけで、ついに取得を決意。
そんな中、菅波(坂口健太郎)が受験日までのスケジュールを決める指導!?まるでドラゴン桜で…
今回は【おかえりモネ】26話について。
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【おかえりモネ】26話のストーリー
【おかえりモネ】26話の内容は…
百音(清原果耶)出過ぎたまねをする
田中(塚本晋也)が「青春の記録です」と言って、百音(清原果耶)や菅波(坂口健太郎)を勝手に写真遺影していた。
菊池里乃(佐藤みゆき)によると、「田中さんね、プロのカメラマンかどうかは分からないね」という。
百音はベテラン作業員・熊谷(山本亨)に診療所に忘れていた手ぬぐいを渡す。ナラの伐採計画書を作成して熊谷にみせると「余裕もたせすぎ」という。百音は天候もあるから、とスケジュールに余裕を持たせた。翔洋(浜野健太)が「永浦さん、天気のこと勉強してるんですよ」と伝える。「へえ」と熊谷。
ある日、森林組合から雷の音が聞こえた。百音は早速パソコンで雨雲のレーダーを確認し、熊谷に電話する。「今のうちに山を下りた方がいい」と提案したが、「こっちで判断すかっら」嫌そうな空返事で電話を切る熊谷。
組合へ戻ってきた木村(アベラヒデノブ)は土砂降りにふられた様子で、「川越町でかなり降ってる。川も増水してる」という。
森林組合の事務所にも雨が降ってきた。
やがて熊谷ら作業員が帰ってきた。百音は「仕事より安全を優先してください」と熊谷に意見する。
しかし、中途半端な知識で首をつっこむな、「バカにみえっど」と一蹴される。
翔洋は百音に、林業は労災が多いことから熊谷がいつも作業員の命を考えていることを伝える。
百音は「すみませんでした。出過ぎたまねをしてしまって」と謝る。
黙って飴を差し出す熊谷。頑張れというメッセージだ。
さらに、百音が気象予報士の勉強をしていると聞いた熊谷や作業員の面々は、たくさんの国家資格の証明カードをこれでもか、と出してくる。資格自慢の大会になっていた。
「え~こんなに!」百音は驚いた。
菅波(坂口健太郎)に相談
森林組合・事務所の前で、田中が倒れた。菅波がやってきて処置をする。
夜。田中が無事でよかったと振り返る百音は、「先生って医師免許って持ってますよね?」と菅波(坂口健太郎)に尋ねる。
を有していることを知った百音は、気象予報士の資格についてに相談する。
百音:資格って…何でしょうね…。
菅波:資格を必要とする仕事の多くは 他人の財産や生命に直接関わります。何かミスをすれば目の前の人の命をうばってしまうかもしれない。それぐらい重い仕事をする資格が自分にはあるのか それを問うものだと僕は思います。
*
カフェの外にて。
*
百音:先生。私 やっぱり 受けてみたいです。気象予報士試験。雲はなぜ出来るんだろう 風はなぜ吹くんだろう。そういう純粋な興味を解き明かしていくのはとても楽しいです。先生に一つ一つ教えてもらうごども。でもやっぱり 私も先生やこごの山の人たちのように 人の財産や命ときちんと向き合えるものを身につけたいです。誰かが悲しい思いをしないように守ってあげてる。そういう力を私も身につけたいです。
菅波:永浦さんは目標が曖昧なのがよくありません。
百音:えっ?
菅波:永浦さんが到達したい目標は何ですか?気象の知識を深めることですか? それとも気象予報士試験に合格することですか?
百音:気象予報士試験に合格することです。
菅波:フフフ…。そうとなれば話は変わる。いいですか? 知識を得るのと試験に合格するのとでは アプローチのしかたが全く違います。試験でまず一番大事なことは? そう スケジュールです。直近の試験はいつですか?
百音:え…えっと…年2回やってて 次は来年の1月です。
菅波:1月の合格は諦めましょう。
百音:はい?
菅波:貸してください。なるほど。試験は8月と1月。学科は一度受かれば 1年間免除になりますね。ここを狙いましょう。来年8月の試験で学科を突破しましょう。そのあと 半年みっちり実技に打ち込めば うまくいけば2016年の1月 今から1年3か月後の試験で合格します。
百音:合格…。
菅波:最初に言いましたよね。資格試験というものは 合格しなければ意味がありません。やるんですか やらないんですか。
百音:やります!
菅波:分かりました。(つづく)
<百音の合格までのスケジュール>
- 2015年1月 1回目受験
- 2015年8月 2回目受験。学科を突破!
- 2016年1月 実技も突破!気象予報士、合格
【おかえりモネ】26話の感想
菅波(坂口健太郎)の受験指導がまるでドラマ『ドラゴン桜』のようでしたね。
受験で大事なのはスケジュールということで、早速、1年3か月後の試験で合格と決めました。
そして「やるんですか やらないんですか。」とアップで迫るシーンも、桜木先生のよう!
朝ドラ受けでも、話題に…
鈴木アナ「いよいよ来年一月の気象予報士試験を目指すことになったモネちゃんですが…」
博多華丸「ということは、その前にセンター試験を受けて、いよいよ東大入試だ!」
博多大吉「いやいや違いますよ。ドラマがちょっとゴッチャになってる」
鈴木アナ「ちょうど きのう辺り そうでしたけど…」
昨日(6月20日)の「ドラゴン桜」が(センター試験から名称変更の)共通テスト、本番を迎えたのですよね。
さすがドラマ好きな華丸さん(笑)
26話で思ったのが、ほかに、気象予報士試験を受けると決めるまでの過程が丁寧に描かれたな、ということ。
仕事において失敗はありますが、これはイイ失敗かも。気づきが得られたので。
でも、出過ぎたまね、っていう百音の言い方がなんだか「出る杭は打たれる」の杭みたいで、ちょっと嫌でしたが…。
このドラマ、言い過ぎたと思ったら、すぐ謝ることができるのはいいですね。妹の未知もそうでしたから。そういう家庭に育ったということでしょうか。大人側(百音の祖父、今日の熊さんなど)も大人げなくないのも見習いたいです。
・・・モネちゃん。気象予報士試験、目指して頑張って欲しいと思います。
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画像出典:NHK