【大奥(2024)】9話のネタバレと感想！家治(亀梨和也)の衝撃告白とそれぞれの優しさに涙！

【大奥(2024)】9話のネタバレと感想！

木曜劇場【大奥(2024)】9話が3/14(木)に放送されました。

第9話は、悲しい結末とそれに関わる人たちの思い、優しさで涙する回に。

今回は【大奥(2024)】9話の視聴率・ネタバレ・感想などを紹介！

【大奥(2024)】9話の視聴率

【大奥(2024)】9話の視聴率は、5.0％。

物語も佳境に入り、前話より0.5％アップとなりました。

【大奥(2024)】9話のあらすじ

増上寺代参の日、五十宮倫子（小芝風花）は徳川家治（亀梨和也）にあいさつをして出かけるが、どこかよそよそしい。そんな倫子が門を出て行く様子を猿吉（本多力）が物陰から見送っていた。

約束通り、松平定信（宮舘涼太）と浜御殿で会った倫子は、文や贈り物で気うつな自分を励ましてくれた礼を述べる。すると、定信は世継ぎがお知保（森川葵）の子・家基に決まったことで大奥も安泰だと口にする。

その頃、田沼意次（安田顕）は高岳（田中道子）から、お品（西野七瀬）の子・貞次郎が世継ぎに指名されなかったことを責められていた。どうするのかと問われた田沼は「家基に消えていただくしかない」と答え…。

定信のおかげで倫子は楽しいひとときを過ごしていた。帰り際、定信は倫子に自分ならつらい思いをさせないと告げ、思わず抱きしめる。そして、倫子たちが大奥に戻ってくると、女中たちが何やら騒いでいて――。

出典：大奥 ストーリー第9話 公式HP

【大奥(2024)】9話のネタバレ

それぞれの思い

家治「まやかしの血は…。絶たれるさだめか？」

 

床に臥せるお知保の元に果物を持ちやってくる倫子。

お知保「このまま飢え死にする方が…。あの子に会いに行けますから」

 

一方、貞次郎がもてはやされているところを見かける倫子。

倫子「よかった？何故こんな時に喜べるのです！？家基様が身まかられたのですよ？わが子さえよければそれで満足ですか？」

お品「ええ、そうです。私は貞次郎君の母です。この子の幸せを一番に願って、当然ではないですか」

倫子「そなたは、人の痛みも分からぬほどに成り下がったのか！？なぜそんな人に…」

お品「倫子様には分かりません。私には、この子しかいないのです！」

倫子「そなた…変わったな…」

 

咳をする家治。

田沼からは、次期将軍を貞次郎にし守っていくため幕府を強靭な体制へ生まれ変わらせるべきだと助言される。

まずは、大奥総取締役の松島を解任する署名を集めてきた。

そして、後任には高岳を。

家治「もうよい。好きにしろ」

 

その頃、定信は猿吉を呼び家基を消し去った件について褒め称えた。

定信「次はお品殿の若君、貞次郎か」

猿吉「ほんに殺す必要があるのでしょうか？まだ幼い赤子です」

定信「儂に口答えするな。われらの使命を忘れたのか？大義の為ならば多少の犠牲はやむを得ん。そうであろう？やれ。やるのだ。やれ！！」

猿吉とお品

定信に声をかけてもらい、命を助けた貰った過去がある猿吉。

罪人の子たちが集まる場所へ食事を運んでいた定信は、城へ行き幕政の実権を握って居場所を失った者たちを助けたい、相棒になってほしいと。

それ故、定信の言うことには逆らえないでいた。

 

家治は倫子がお品のために借りていた書物を目にする。

その頃、お品は倫子から言われたことを気にしていた。

そこへやって来る家治。

その手には、お品が好きだった一冊の書物が。

倫子が用意していたことを聞く。

その書物の物語は、一匹の猫を僧侶たちが奪い合い、その挙句猫は争いのもとになると殺されてしまう。

お品「欲深い僧侶たちが、私は大嫌いでした。なのに…。貞次郎君のためならば私も…。喜んで戦うと思うのです。倫子様は、このお話を読んだとき猫を殺さずに、増やすと仰せでした。倫子様らしいですよね」

 

千代姫の墓。

家治の姿を見て、定信とのことが頭をよぎり近づけない倫子だった。

 

そして、お品のところへやって来た猿吉。

貞次郎のため、前掛け・おもちゃなどを用意してきていた。

お品「そなたはいいな。明るくて。こうして顔を見るだけで元気をもらえる。いつか貞次郎君に会ってもらいたいものです。笑うと目が三日月になって、そなたに似ているのよ。そうだ。これを。貞次郎君のためにこしらえたのですが、そなたにも。いつも仕えてくれているお礼です。そなたといる時だけは、昔の自分に戻れるような気がして…。なんだか嬉しいのです。その草履も、ずいぶん古くなるのにずっと履いていてくれていますよね？ありがとう。そなたもきっと、猫を増やす人ですね。猿吉は、人から奪うのではなく、与えることのできる人です。真似をしたくても、できるものではございません」

その後、貞次郎の部屋から誰もいなくなったのを見計らって、猿吉がやって来る。

手をかけようとするが、その足には自分が貰ったものと同じ足袋が。

それを見て涙し、躊躇う猿吉。

お品からの優しさと、定信からの圧、猿吉はー。

 

ー…殺せなかった。

猿吉「某には…できませぬ」

定信「儂を裏切る気か？やれ！貞次郎を殺せ。さもなければ、お前をここで斬る」

猿吉「あなた様に拾っていただいた、わが命。ご自由になさってくださいませ。某が一番に尊敬してお慕いしていたのは…。定信さまです。あなたさまならば、誠にこの国を変えてくださるやもしれぬと、信じておりました。しかし、いつの間にか国ではなく、あなたさまが変わられてしまった。今のあなたさまに大義などございませぬ！ただ、おのれをおとしめた者たちに復讐したいだけにございます！」

定信「黙れ、彦平衛！黙れ…。黙れ…。黙れ！！」

そして、定信は猿吉に刀を振りかざした…。

お知保の思い

お知保を再び尋ねた倫子は、姿を消していることに気付く。

そこから、大奥中でお知保を探すことに。

その頃、お知保は家基の形見を抱き池へ身投げしようとしてた。

そんなお知保を止める倫子。

お知保「離してください。もうこのまま…あの子のところに行かせてください…。こんな世で生きている意味などないのです！離せ！」

荒れているお知保を抱き締めた倫子。

倫子「私が嫌なのです！そなたを…失いたくありません。家基さまは、私に思い出させてくださいました。人を思う心を。そして今も…。そなたの中に、家基さまを感じるのです。どうか…。生きてください」

泣きじゃくるお知保。

そんな2人のやりとりをお品、そして家治も見ていた…。

 

落ち着いたお知保から、家基が描いていた絵を見せてもらう倫子。

倫子「誠によく描けていますね」

お知保「はい。手が器用で、好奇心が強く、走るのが大好きで…。その絵、を上様に届けていただけませんか？私ならもう大丈夫ですから。御台様が大奥にいらしてからというもの、私はずっと腹を立てておりました。側室に選ばれても、お子を授かっても、どこかいつもむなしくて。それはたぶん、一番欲しいものが手に入らなかったからのように思います。”上様の心”です。上様はどんな時も、御台様だけを愛しておられました。側室の私が言うのですから、間違いございません」

 

千代姫の墓の前。

家治「全て…儂のせいだ…」

倫子「上様。こちらを。家基さまがお描きになった絵です。ずっと…。上様のことが、分かりませんでした。お優しくて、愛情深いお方なのに時折、どれが本当のお姿かなのか分からなくなって。でも私は、目の前にいる上様のことを信じます。子を愛し、私を愛して下さった、あなた様を信じます」

泣く家治。

家治「儂は…。将軍家の子ではないのだ。そなたを欺き、この城に仕える者たちを欺き…。民を欺き…。ここにいる。田沼だけが、このことを…。それ故に、あの者の言うことを、聞く他なかった…。すまない…。そなたをたくさん…傷つけた」

共に涙し、寄り添う倫子。

 

【大奥(2024)】9話の感想

家治の告白とそれぞれが持つ優しさに涙

#大奥#フジ大奥
儂は将軍家の子ではない
そなたを、仕える者達を、民を欺き
ここに居る

ずっと内に秘めていた事を打ち明けた家治
そなたを沢山傷つけたと涙で崩れ落ち

黙って家治に寄り添い、包み込む倫子
もう、血筋とか関係なく
家治という人間を愛する気持ちは揺らがないと#亀梨和也 #小芝風花 pic.twitter.com/DEivZrUjDA

— つぶあん (@CookieAnnPuppy) March 14, 2024

今日もすごかった😭😭
なかなかの展開…みんなどこかに持ってる優しい心が見え隠れするけどなかなか報われない😭
それに贔屓目なしに定信が迫力ありまくりで素晴らしい！すごい！
みんな迫真の演技すぎて毎回心掴まれるなぁ…
涙無しでは見れんのよ大奥も😭
来週も気になるー！

#フジ大奥

— みい💙🎨 (@snmn9_mk) March 14, 2024

今ふと思ったんだけどさ、

お知保も猫を増やす人なんだろうな。
本当は情を持っていて優しいんだよ。#大奥 #フジ大奥

— Snow Rose (K.) (@FSSDHAKMR_SN) March 14, 2024

そしてあんなにも強さだけを見せてきた上様が、ついに御台様に自分の過去と共に弱みを見せたのがグッときたなぁ、、、
ようやく本当に心をひらくことができたんだろうな。
夫婦でありながらも、お互いをもっと知ってもっとわかりあって考えを共にするにはあまりにも離れていたんだな😢#大奥#フジ大奥

— ざみ (@zamysan39) March 14, 2024

様々なことが起こり、再び大荒れとなった大奥。

ラストでは家治がいたたまれず、倫子に本当の自分を告白しました。

お知保も大切な我が子を失い心神喪失の中、倫子の言葉によって救われ、家治の気持ちを伝えたという、それぞれの思いに涙が止まりませんでしたね。

まだまだ定信がなにか企んでいるようなので、目が離せません。

どうか、みんなが幸せなラストに向かってくれますように！

 

次回の第10話は、3/21(木)22時～の放送となりますので、お見逃しなく！

画像出典：大奥(2024) 公式HP

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