【病室で念仏を唱えないでください】最終回の視聴率とネタバレ!泉谷しげるの名演技に号泣!
【病室で念仏を唱えないでください】最終回の視聴率とネタバレ!
辛い過去を乗り越え、やっと本当の友達になれた松本(伊藤英明)と憲次(泉谷しげる)。
憲次が最後に松本に教えてくれたことは…?
今回は、【ねんとな】最終回の視聴率とあらすじネタバレ、感想について!
【病室で念仏を唱えないでください】最終回の視聴率
【ねんとな】最終回の視聴率は9.2%でした。前回から0.7%アップしましたが2桁返り咲きとはならず。でもいいドラマでしたね!
【病室で念仏を唱えないでください】最終回のあらすじ
【ねんとな】最終回のあらすじです。
通り魔事件の犯人も助けなきゃいけないの?
通り魔事件が発生。救命救急センターから、松本(伊藤英明)・吉田(谷恭輔)・田中(片寄涼太)・児嶋(松本穂香)・長見(うらじぬの)らがドクターカーで現場に急行する。
心臓部を刺されてショック状態の被害者・木村敦子(菅井玲)で必死に呼びかける娘の尚(谷花音)。
近くで刃物を持った犯人を見た松本は、自殺しようとする犯人と揉み合うことになる。
病院では、搬送された犯人と敦子の緊急手術が行われる。救急救命のスタッフ、児嶋(松本穂香)や田中(片寄涼太)も犯人を助けることに少し抵抗を感じる。
「なぜ、犯人を助けるのか。あのまま死なせればよかった」と尚に責められる松本は、「命を救うのが仕事だから」と答える。
昔、ある徳の高いお坊さんに言われたことがある。
もし川に妻と母親が同時に落ちたらどっちを助ける?
愛をとるなら妻? 昔の人なら母親? と意見が割れる。
徳の高いお坊さんの答えは…
近い方。命に色はついてないから。僕らの仕事は人の命を救うことだろ。
でも遠くにいた人はどう思うのかな。理不尽だって思わないかな、と児嶋。
そのとき、犯人の容体が急変!
さらに松本が父のように慕う憲次(泉谷しげる)が、自宅で倒れ搬送されて来る。
犯人は吉田に任せ、憲次のもとに駆けつける松本。
三宅(中谷美紀)に憲次は昔溺れて死んだ親友の父親、近いほうから助けるなんて言いながら憲次を選んだ松本は自分をダメだという。
ダメだね、医師が犯人の自殺を止めようとした無茶もダメ、犯人をおきざりにして友達に駆けつけたのもダメ。でも10。10段階で10。
人間らしさ、ダメだけどダメじゃない。愛も情も使命感も全部煩悩だっていうなら、煩悩上等!かかってこいよ。
三宅は、昔救急の菩薩と言われてたという。
警察が犯人を被害者と別の病院に搬送することになり、付き添う松本。松本がお坊さんと知って戸惑う尚。
一方、憲次はガンが転移して治験薬が効かなくなっていると担当医から聞いた松本は、意を決して自ら憲次に話をする覚悟を決める。
憲次の病室に行くと、濱田(ムロツヨシ)と憲次が和やかに話していた。
医師とは何か、救うとは何かについて思い悩む松本に、濱田(ムロツヨシ)が憲次の病状を聞きに来る。
肺せんがんのステージ4。医師としてもうできることはない、という松本に、「医師としては…、へぇ」と謎かけをする濱田。
松本は憲次と妻(長野里美)とあや(土村芳)に、もう治療の手立てはなく緩和ケアに移行すると事実を告げる。
憲次のもとには、三宅(中谷美紀)が趣味の苔を贈っていた。憲次といるとほっとする、という三宅。
三宅がいう菩薩とは悟りを求めて修行する者のこと、と松本は救急スタッフに説明する。
憲次(泉谷しげる)のもとには、なぜか救急救命のスタッフが次々と訪れて憲次を楽しませていた。
憲次のもとに説法しにいこうとする松本に、松本と憲次は友達じゃないのか?という濱田。
「僕にはもうできることは何もない、人気があるのは僕じゃないよ」という憲次。松本を仕事に戻らせ、引き出しから何かを取り出そうとすると意識を失う。
【病室で念仏を唱えないでください】最終回のネタバレ
母親の看病をしながら救命救急センターの様子を見ている尚(谷花音)。
ひと段落した松本が憲次(泉谷しげる)の様子を見にいくと菩薩・三宅(中谷美紀)が付き添っていた。
中学のときに医者になろうと思った三宅は、助けたいと思って医者になったのに、助けた人と同じくらい死んでいく人を見ないといけなくて…。助け方を教わっても送り方まで教わらない。
二度目だな。大事な友達を失うのは…。どうしたらいいかわかんねぇよ。
あの頃の私に、なんていうかな。松本先生はなんていう? チャプレンになろうとする松本青年に…。
母親の生還に尚(谷花音)が決断したことは?
尚の母親が目を覚ました。
礼を言い、以前の暴言を謝る尚。
この前はごめんね。何も悪いことをしていないのに、何で大事な人や友達が死ななければならないのか、そういう理不尽をお坊さんになったらわかると思ってたけど、わからない。
理不尽な目に合った人にかける言葉もわからない。でも人を助けるのは僕の欲だ。1日でも長らえたその命が未来を少しでもよくすると信じたい。
全然悟らない。悟れない。ダメだな…
尚は意外な決意を語り出す。煩悩も悟りもよくわかんない。だけど、お医者さんになりたくなった、私の未来変えたくなった。なれるかな。
ありがとうという三宅、頑張れ、頑張ってくれと励ます松本。
憲次(泉谷しげる)の最期に松本(伊藤英明)は…
憲次の容体が急変する。本人の希望で延命治療は行わない。
濱田先生が弱音を吐いてやさしく笑う、三宅先生はおじさんといるとほっとする。みんなおじさんといると楽しいって。おじさんといるだけで救われてるんだ。おれは何もできなかった。救えなかった。
せっかく医者になったのに、坊さんになったのに…。
あやは引き出しから「人生会議」のパンフレットを取り出す。
多重事故のスタットコールがかかる。
松本はおじさん、行ってくるから、と泣きながら救急センターに走る。憲次の口元が少し微笑んだ。
濱田(ムロツヨシ)がオペを手伝いにくる。泣きわめく脱臼患者の処置をする藍田(堀内健)らの騒ぎを気にする濱田に松本が言う。
昔のお前じゃないだろ。研修医のとき道で。集中しろ。
松本は研修医時代の濱田のことを覚えていたのだった。
松本を憲次のもとに行かせた濱田が呟く。
ムカつくな。覚えているなら言えよ。ずっと気にしてた俺が小物みたいじゃねぇか。
松本(伊藤英明)が駆けつけると、憲次(泉谷しげる)は眠ったまま息を引き取ったあとだった。
憲次の書いた人生会議の「心づもり」を見せるあや(土村芳)。
延命措置を自分の代わりに判断して欲しい人、松本照之。最後までいたい場所。家族なや友達がいるところならどこでも。
見送り方、照くんが念仏を唱えてくれるのが楽しみだ。
松本は泣きながら心を込めて念仏を唱えるのだった。
その頃、濱田(ムロツヨシ)は、大病院の御曹司・田中(片寄涼太)を心臓外科に誘い、手なづけて子どもハートセンター設立を再び目論んでいた。
【病室で念仏を唱えないでください】最終回の感想
【ねんとな】最終回の感想です。本当にいい医療ドラマでしたね。
【病室で念仏を唱えないでください】最終回のまとめ
医療ドラマが林立した2020年冬ドラマ。
それぞれが異なる現場とテーマを描くなかで、【ねんとな】は救急救命という緊迫した現場のなかで、人間の生と死についてたくさんの問題を視聴者に提起してくれました。
濱田(ムロツヨシ)のようなスーパードクターがいても、すべての人が助かるわけじゃない。
理不尽な事件の犯人だって助けないといけない。
医師だって人間だから葛藤もあるし、人の生死に正解はない。
わかったようなことを説くのではなく、て「医師や坊さんになっても、まだ答えが出ない」という松本先生(伊藤英明)は人間臭くて、やっぱり10段階の10!
濱田先生の子どもハートセンター設立は5年に計画中なので、続編は5年後か5年後設定?
とってもいいチームワークのあおば台病院救急救命センターのみなさんに次に会えるのはいつか? 原作はまだまだ連載中なので、続編を待ってます!
アイキャッチ画像出典:ドラマ公式サイト
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