【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーションまとめ!
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーションまとめ!
有村架純主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)が12/22に放送終了しました。
本作で話題だったのが、その優しい語り口で感動を呼んだ、安達家の長男・和輝(髙橋海人)のナレーションです。第1話から最終回までまとめました。
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第1話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「今この星に暮らす僕らはみんな深い傷を負ってしまっていて。
誰かとつながることに臆病になってるのかもしれない。
でもきっと僕らには素敵なことが待っている。
そう信じて生きていないとダメだよね。
そうだよね。姉ちゃん。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第2話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「楽しそうに働く人が好きだ。
楽しいことばかりではない仕事に楽しみを見つけることができる人は、
生きるという長くて地味な仕事にも楽しみを見つけることができる人だからって、
いつかそう言ってたよね 姉ちゃん。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第3話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「姉ちゃん。俺たち弟はさ。
ほんとに姉ちゃんが好きで。
絶対に姉ちゃんに幸せになってもらいたいんだよね。
でもさ。姉ちゃんの幸せって何なんだろう。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第4話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「姉ちゃんが恋をした。
参ったな。姉ちゃんも女の子なんだな。
いつか姉ちゃんも結婚したりして、僕ら兄弟はバラバラになったりするんだよね。
でもさ、姉ちゃん。
今は まだ考えたくないな。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第5話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「姉ちゃんが好きになった人を見てみたかったんだ。
でね。俺たち、どんな人か全然知らなかったのに、
何となくわかったよ。姉ちゃんが好きな人。
不思議だね。
でも、わかったんだ。家族だからかな。
そして姉ちゃんの好きな人を俺たちも好きになっちまった。
参ったよ。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第6話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「姉ちゃんは、生きていくうえで必要なのは
衣食住なんだって教えてくれた。
でも、こうも言った。
生きるだけじゃなくて『強く生きる』ために必要なのは、
誰かを大切に思うことだ。
誰かを大切に思えばきっと相手も思ってくれる。
そういう人がこの世界にいれば強くなれる。
その人のために生きようって思えるから。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第7話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「頼りにしてますとか、そのときは助けてくださいなんて、姉ちゃんに言われて…
僕ら弟たちは震えるくらい胸が熱くなったんだ。
初めてだよね。そんなこと言うの。
うれしかった。
大丈夫。姉ちゃんには、最強の弟たちがついてるからね。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:第8話
和輝(髙橋海人)のナレーション
「この世界は『愛』だけで成り立ってるわけじゃないし、
『いい人』だけしかいないわけじゃない。
一歩、道を曲がれば、
そこには得体の知れない『悪意』とか『暴力』とかがあって…
それはきっと、なくなることはなくて…
僕らにできることは、
誰かにしっかりつかまって、
誰かとしっかり手をつないで、
自分たちを守るしかないんだ。
でないと、
不幸への落とし穴は、そこら中にある。
でも。『大切な人』『守るべき人』が1人増えれば、
その分 世界はいい方向に向かう。
そういうことだよね。
僕らは どんな嫌なことだって、
楽しいことに変えてしまえる力を持ってるんだ。
それを『強い』っていうんだ。
そうだよね? 姉ちゃん。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーション:最終回
和輝(髙橋海人)のナレーション
「『生きる』ってことは、
ずっと『幸せ』ってやつに
片思いし続けることなのかもしれないね。
でも。片思いは切ないけど楽しいよね。
確かに今僕らが暮らすこの星は
傷ついて弱ってるのかもしれない。
でも今を生きる僕らみんなが
幸せにちゃんと片思いしていれば
きっと大丈夫。
この星は壊れない。
そうだよね 姉ちゃん。」
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーションの解説
【姉ちゃんの恋人】和輝(髙橋海人)のナレーションについて紹介してきました。
ナレーションだけ通して読むと新たな発見があります。
初回では「この星に暮らす僕らはみんな深い傷を負ってしまっていて…」と現状(おそらくコロナ禍の意味)を心配し、信じなきゃダメだという語りだったのに…
最終回では「きっと大丈夫。この星は壊れない。」と確信をこめて語っていた和輝。
この心情の変化が、ナレーションだけを読み通すことで、はっきりします。
きっと「神様いる!」とみゆき(奈緒)が言うほどの嬉しい出来事(=再就職決定)があったり、初恋が実ったこと、姉の幸せな姿など、色々な体験を通して、変化していったのでしょう。
筆者個人的には、第8話の和輝のナレーションがとても心に沁みました。
「どんな嫌なことだって、楽しいことに変えてしまえる力」が人にはあるんだな、と登場人物たちを通して実感したからでしょう。確かにそうだ!と。ただキレイな言葉だけは心は震えませんから。
髙橋海人さんの語り口も聞き心地がとても良かったです。今後どんなドラマに出るかも楽しみですが、ナレーションの仕事も増えそうですね。
一人一人の心に何かを残してくれるナレーションだったと思います。皆さんはどんなふうに感じたでしょうか。もう一度かみしめてみるのもいいかもしれませんね。
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