【なつぞら】137話の視聴率とあらすじ! 中川大志(坂場一久役)ができた夫すぎる!?

natuzora

【なつぞら】137話の視聴率とあらすじ!

広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』第137話が2019年9月6日(金)に放送されました。

今回は【なつぞら】137話の視聴率・あらすじ・感想について。

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目次

【なつぞら】137話の視聴率

『なつぞら』137話の視聴率は、21.1%!

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【なつぞら】137話のあらすじ

柴田家

なつは東京の自宅へ電話した。

坂場「はい。もしもし、坂場です。」

なつ「私。よかった。まだ行ってなくて。」

坂場「どうしたの」

なつ「あの企画まだ動いてない?」

坂場「あの企画?」

なつ「ほら…『大草原の小さな家』。」

坂場「ああ…まだ企画書も出来てないよ。だから通ってもいない。」

なつ「それ。私がやりたい。…私にやらせてほしいの。」

坂場「うん…分かった。」

なつ「あっ。今すぐには無理だけど。」

坂場「分かってる。慌てなくてもいい。あとは帰ってから話そう。」

なつ「うん。」

坂場「大丈夫そうだな?」

なつ「うん…じゃあね。行ってらっしゃい。」

坂場「うん。行ってきます。」

富士子「なつ。」

なつ「母さん…。私、やっぱり仕事を続けるわ。」

富士子「答えが出たんだね。」

なつ「うん…。また天陽君に答えを教えてもらっちゃった。」

(ナレーション)それから土曜日の晩です。

剛男「やっぱり子どもたちが帰ってくると、にぎやかでいいな。うん。」

(ナレーション)明美ちゃんが札幌から帰ってきました。

明美「えっ。なつ姉ちゃん、月曜日にもう帰っちゃうの?」

なつ「うん…もう少しいようかと思ってたんだけど、仕事が気になりだして。」

明美「何さ もっといればいいのに。」

富士子「あんたこそ明日もう帰っちゃうんでしょ?札幌に。」

明美「私は月曜日から仕事。なつ姉ちゃんはやっと夏休みが取れたんでしょ。優ちゃんだってもっとこっちにいたいよね?」

優「ママは忙しい人だから 優ちゃんはわがままを言わず、ママを助けてあげなくてはいけなせん。」

一同驚く。

明美「なつ姉ちゃん、そんなこと言わせてんの?」

なつ「ううん。勝手に。」

富士子「きっと光子さんの教育だわ。」

剛男「優ちゃんの周りには強い女性ばかりいて頼もしいな。」

照男「柴田家の女も強いからな。」

砂良「男が弱いだけでしょや。」

剛男「まあ、男は弱いふりして本当は強いのが真の男だ。」

富士子「えっ。ずっと弱いふりしてたの?」

剛男「そうだよ。何で気づかないのさ。」

なつ「したけど。明美ちゃんがこんなに強くなるとは思わんかったね。女子大出て、本当に信さんの後を追って放送局に入るんだもん。女で仕事をしていくのは大変でしょ?」

明美「大変なんてもんでないよ。どこの部署も男だけの猿山みたいなんだから。」

富士子「いい人いないのかね?その中に。」

明美「なしてそういう発想になるかね、母さんは。女は結婚のために生きてるわけじゃないべさ。これからの時代は。」

照男「お前、だんだん夕見子に似てきたな。」

明美「夕見姉ちゃんは結局、中途半端だったわ。」

なつ「そんなことないよ明美ちゃん。夕見だってちゃんと自分の人生を生きて、結婚だってしたんでしょや。」

明美「そうかもしれないけど。仕事してると。男がどんどん小さく見えてきて。」

剛男「まあ、男は小さいふりして…。」

(さえぎって)照男「おやじが言うと説得力ないもな。」

泰樹「なつはずっと仕事を続けていくんか」

なつ「うん。本当はね、じいちゃん。もう辞めてもいいかと思ってたんだわ。でも、天陽君と話してまたやりたくなったの。やるって決めた。」

泰樹「そうか。」

明美「いつ話ししたの?天陽君とどこで?」

なつ「いつでも。どこでもさ。」

明美「ん? どういうこと?」

富士子「分かんないの? あんた、それでもテレビ局務まるの?」

明美「なしてさ。テレビは曖昧な表現が許されないの。」

砂良「なっちゃんは仕事を続けるべきだと思うわ。」

なつ「砂良さんもそう思う?」

砂良「だって…なっちゃんの作品をきっと千遥ちゃんもどこかで見てると思うから。きっと千遥ちゃんはそれを見て なっちゃんが元気でいることを知って安心してるんでないかな。」

富士子「そうだね…きっとそうだと思うわ。」

地平「ちはるちゃんって なつおばさんの妹?」

砂良「あんたがおなかにいる時、一度ここを訪ねてきてくれたのよ。」

地平「その話は子どもの頃に聞いたよ。」

なつ「北海道まで会いに来てくれたんだもんね 一度は…。私は作品を作りながら千遥に呼びかけていたんだわ ずっと…。私はここにいるからって…。また会いに来てねって…。それをやめるわけにはいかないわ。」

砂良「優ちゃんには 頼もしい女の連合軍がついてるから大丈夫さ。」

優「うん!」

笑い声が起きた。

マコプロダクションにて

坂場が麻子に企画書を手渡す。

坂場「『大草原の小さな家』をやりたいと思います。」

麻子「それってもしかして…。」

坂場「はい。奥原なつがその気になりました。」

麻子「なっちゃんが…それはつまり…うちに来てくれるってこと?」

坂場「そうです。」

麻子「東洋動画、辞める気になったの?」

坂場「今すぐにというわけにはいかないでしょう。 恐らくは今取りかかってる作品が終わってからだと思います。 だけど自分からこれをやりたいと言いだしたんです。」

麻子「イッキュウさんのため、ということでもないのね?」

坂場「違います。」

麻子「そう…。なら大歓迎よ。」

神地「おお なっちゃんが来んのか! 」

下山「面白くなるな!」

桃代「だけど、東洋動画は泣きますよ。」

神地「泣かされてきたのは、なっちゃんや俺たちだよ!」

下山「まあまあ…東洋動画の悪口言うのやめようよ。俺たちの故郷じゃない? ね。それになっちゃんは辞めたがってるわけじゃないでしょう。こっちをやりたがってるんでしょ?」

麻子「それにしてもよく決心したわね、なっちゃん。」

坂場「北海道に行って決心をしたんです。だから間違いないと思います。」

(企画書を改めてみて)麻子「原案? 『大草原の小さな家』は原作じゃなくて原案なの?」

坂場「はい。この小説はあくまで原案にしたいと思います。この作品の世界観の中で我々が生きられる物語をこれから生み出したいと思います。」

坂場家

なつは優に鍵を開けさせて、入る。

なつ「ただいま!」

優「パパ。いないよ。」

なつ「いなくても、パパにただいまって言いたいでしょ。」

優「ただいま! パパ ただいま!」

夜になり、坂場が帰宅。お土産を受け取る。

坂場「これを天陽君が?この少女は…。」

なつ「それを描いてみたくなったの。その絵とあの物語が重なったのよ。それでどうしても描いてみたいと思ったのさ。」

回想シーン(天陽:アニメーションの世界は僕には分かりません。なっちゃんと生きられるのはイッキュウさんだけなんです。どうかなっちゃんのこと よろしくお願いします。)

優はパパに抱っこされて…。

優「あのね、ほんもののお馬さん見たんだよ。」

坂場「お~そうか。よかったな。」

なつ「天陽君の絵なのよ、それ。天陽君が最後に描いた絵もやっぱり馬だった。それを見て優は本物だって言ったのよ。」

坂場「優…それが本物だってよく分かったな。偉いぞ!そうか。お馬さんがいたか。」

優「うん。」

坂場は企画書をなつに見せた。

なつ「もう書いたの!?」

坂場「舞台は日本。北海道にする。北海道を舞台にして、その物語を創ってみたいんだ。

(ナレーション)なつよ また新たな物語が始まりそうだな。

【なつぞら】137話の感想

【なつぞら】137話の視聴率とあらすじ! 中川大志(坂場一久役)ができた夫すぎる!? と話題です。

「能力をみて、私のことを見ていない」という意味のことを言われたこともあった坂場一久・イッキュウさん(中川大志)。

今では、なつのことを本当によく分かっています。できた夫です。たとえば…

・「奥原なつ」と麻子に紹介する台詞にはアニメーターの妻をリスペクトしているのが伝わります。

・北海道で決めたから間違いないという台詞なんて、一見よくわからない理屈ですが、イッキュウさんには理屈が通っています。(野暮なので説明なんてしてくれなくていいですけど)

・そして「本物」というのも、なつと坂場の創作のキーワード。本物のように描くことを目指していた2人なので、優が本物のように感じたお馬さんならば。それは本物。

フィクションでも本物のように感じて涙してしまう、感動してしまうことはよくあります。天陽くん(吉沢亮)はそれを成し遂げました。

さあ、次はなつと坂場がアニメーションでどう実現するのかですね。

※前回136話のあらすじと感想はコチラ

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