【マウンテンドクター】ネタバレ最終回までとあらすじ解説!原作と結末予想!
ドラマ【マウンテンドクター】のあらすじとネタバレを最終回まで全話を解説、紹介します。
【マウンテンドクター】(フジテレビ・カンテレ系月曜10時)は、杉野遥亮が主演を務める長野北アルプスで繰り広げられる山岳医の成長、山の医療を描く話題作です。
大自然をバックに描かれる医療物語の結末はいかに?
本記事では、各話放送後にあらすじ・ネタバレを更新し最新をお届けします。原作や脚本家、最終回結末の予想・考察も紹介!
>>最新話あらすじ・ネタバレ
最新話(最終回)は、江森先生(大森南朋)が死の淵に!MMTが解散?
本記事にはストーリーのネタバレが含まれています。
9月17日、11話ネタバレを更新。
【マウンテンドクター】のあらすじ(ネタバレなし)
ドラマ【マウンテンドクター】は主演に杉野遥亮を迎え、長野県松本市を舞台に描かれる医療物語です。
物語の主人公は、高校まで長野県で過ごした整形外科医の宮本歩(みやもとあゆむ・杉野遥亮)。医師としての志も低く、ことなかれ主義で生きてきた歩は、ある日突然、信濃総合病院に赴任し、山岳診療も担うことになります。そこで、山岳医療に強い思い入れがある山岳医の江森岳人(えもりがくと・大森南朋)らと出会います。山岳医として働くことに不服だった歩でしたが、山岳医療に携わることで、心に変化をもたらします。医師として、人として、歩は一歩ずつ前進をしていきます。一方、江森も歩と関わる中、抱えたトラウマの克服へと歩み始めます。
【マウンテンドクター】は、歩の成長と山の医療を壮大な山をバックに描くエンターテイメントです。
・山岳医は山の医療に携わる医師のことをいいます。
・山岳国際山岳医は資格所得ではなく認定制度。山岳医療の知識に加えて国際基準の登山技術やロープワークの技術を所得した医師のことをいいます。
【マウンテンドクター】展開予想(ネタバレあり)
典子と母の問題
MMTの活動ともに、伏線ストーリーも展開中です。
麻酔医の村松典子(岡崎紗絵)は、家が病院で跡継ぐことになっています。典子は養子で母の聖子(池津祥子)は、典子が信濃病院で内科医をしていると思っています。典子は嘘をついているわけです。言いだせずにいる典子の葛藤が描かれています。
山岳医をしていることが6話でばれ、とうとう、麻酔科医であることが7話で聖子にわかってしまうという展開にりました。
MMTのメンバーになり、最初は乗り気のない典子でしたが、徐々に山岳医療に携わることに誇を持つようになっています。辞めたくはないと思い始めています。
確実にひと悶着あるでしょう。もしかしたら、歩(杉野遥亮)が典子の母を説得するかも?あるいは、小松真吾(向井康二)かもしれません。
その後、やはりひと悶着あり!典子と聖子は対立します。「跡継ぎのために養子にしたの」と言う典子に聖子は平手打ち。怒りが収まらない様子。何としてでも聖子に病院を継がせようとしています。
聖子の夫で典子の父誠一郎(画大)も聖子と同意見の様子。
しかし、典子は聖子の言いなりにはなりません。麻酔科医としてMMTのメンバーとしての活動を続けています。歩や真吾が典子にとっては強い味方となっています。
まだまだ、対立は続きそうです。
歩は親と向き合うようにとアドバイスをしており典子も決意をしたことから、聖子に胸の内をちゃんと伝えると思います。
聖子も最後は納得。そして、典子はMMTとして活動していくと予想しています!
●更新・8話で典子は聖子と向き合いました。しかし、聖子は「いうことを聴かなければ信濃病院で働けなくさせる」と力を振りかざしました。雲行き怪しいです。聖子は「毒親」。もしかしたら、周子が説得するかも?と考察中!
●更新・9話で聖子の毒親っぷりはエスカレート!周子に「信濃病院にいることが汚名になる」とまで言いだしています。視察員の純家も味方にしようとしており考えは曲げていません。最終回に決着がつくと考察中。
●更新・10話。
週刊誌にMMTの失態情報をリークしたのが聖子だと確信する典子は「あなたがやっていることは異常です」と言い放ちます。それでも、聖子は意見を曲げません。あくまでも山岳医療に反対。「山岳医療は山好きの医者がやっているのが現状だ」とまで言い出します。典子は「山岳医への認識は時代とともに変わるべきだ」と告げ、聖子に背を向けました。
平行線のふたり。修復が難しそうですが、どう収まっていくのかが最終回の見どころのひとつでしょう。
結末:典子が山岳医として働くことを反対していた聖子でしたが、最終回では聖子を認めました。母としての優しさを見せたラストになっています。
江森先生は心臓病!MMTに戻れる?
江森先生は心臓が悪いのかもしれません。「時間がない」と言ったのは死が近いと感じていたのかも?(美鈴の遺体をさがすためかと思っていたけど違った!?)
MMTのメンバーにはなったものの、江森先生はリーダーにならず、リーダーは小宮山先生です。周子(檀れい)はそれを知っているのかもしれません。
●更新
江森先生は心臓病です。10話で入院するので、これで完治すれば、MMTには復帰できるはず。おそらく、完治もしくは治療を継続しながらMMT復帰すると考察しています。
追記:最終回では江森先生の呼吸が止まるという流れです。歩が江森先生を無事に病院に連れていき助かると考察しています。→考察どおり。江森先生は助かりました!
歩の父の認知症も悪化していく様子。歩が息子としてどう父と向き合うのかは大きなポイントです!
以下にて、美しい山々をバックに描かれる壮大なストーリー【マウンテンドクター】のネタバレとあらすじを最終回までお届けします。放送後に感想や見どころも!
第1話あらすじ・ネタバレ【歩の兄は山で亡くなっている】
大自然の真ん中で命をつなぐ山岳医療チーム誕生
1話のあらすじ
宮本歩(杉野遥亮)は、北アルプスの麓にある長野県松本市で生まれ育ち、ある大切な約束を胸に秘め医師になった整形外科医です。
11年ぶりに地元に戻った歩は、松澤周子(檀れい)が院長を務め、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)がいる信濃総合病院に勤務することになりました。着任早々、周子から整形外科と山岳医療科を兼務するよう命じられます。
山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)から、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行う聞いた歩は戸惑いを隠せません。
近くの山で遭難事故が発生。歩は早速、救急用のヘリに乗り現場に向かいました。
現場では、若者6人が倒れていました。6人は登山用の装備とは思えない軽装です。ケガを負った2人の応急処置を終えた歩は、2人を病院に搬送するよう救急隊に指示をだします。ところが、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみだしました。患者の意識レベルが低下してきます。
原因が分からず歩の焦りがピークに達しているところに、男が現れテキパキと指示を出します。こうして、登山者は助かりました。
その後、病院に戻った歩は院長室を訪ね、なぜ自分が山岳医療科に配属されたのか、と問いかけます。その時、周子に呼ばれた江森岳人(大森南朋)が院長室に入ってきました。周子は歩に循環器内科医で山岳診療科を兼務している国際山岳医の江森を紹介します。江森は遭難現場に現れた男でした。
1話のネタバレ
歩には兄・翔(時任勇気)がいました。翔は、自分にしかなれない医師になることを目指していました。ある日、歩は無理を言って兄と登山に。この時、遭難事故に遭い、兄は亡くなりました。歩は兄の代わりに医師になったのです。
それを知る周子は、山の怖さを知る歩だからこそ、山岳医に適任だと判断したのです。
江森は山の知識もない医師が現場に行くことを快く思っていません。歩のことも信用していませんでした。
そんな中、歩は心臓が悪い宇田(螢雪次郎)を診察します。江森は登山の許可をだしていなかったのですが、歩は登山の許可を出します。
後日、宇田が山で倒れ、ヘリで搬送される事態に。江森からは「お前は患者を殺すつもりだったのか」と責められます。
「俺には無理だ」と弱気になる歩に、周子は「お兄さんはそんなことを望んでない」と。患者と向き合うこと医師になることだと背中を押します。
周子の言葉が歩を変えていきました。
歩は兄の死を自分のせいだと責め続けていましたが「俺にしかなれない医者になる」と亡くなった兄に誓いました。
宇田は妻を亡くしています。山好きの妻が見てきた山野景色を見ることが生きがいでした。歩はペースメーカーをつけた宇田が再び登山ができるようにとリハビリを提案し、周子からOKを貰いました。
結末
1年後、歩は山岳医の国際認定を所得し、山岳医療チーム「MMT」のメンバーに任命されました。
MMTとはマウンテン・メディカル・チームの略。
MMTの目標は山での死亡者をゼロにすること。
江森がいないことを不思議に思う歩に周子は「彼は患者をひとり殺したの」と…。
解説
歩が寝たきりの兄・翔に話しかけていたので、てっきり兄は生きていて植物状態なのかと思っていましたが、ラストに兄は亡くなっていると明かされました。歩が自分だけがなれる医師になると誓ったことで、兄の姿が消えました。つまり、兄の姿は歩の幻想ということです。
感想
1話から1年後という展開。歩の成長も描かれていて、これからの活躍が楽しみです。登場人物それぞれに何かしらの問題を抱えていることも分かった部分も。
見どころは歩を演じる杉野遥亮さん!最初は頼りない医師でしたが1年後は凛としています。髪型もかわっていてカッコイイ♪♪これからが楽しみです!
ゲスト
・登山者たち…小日向春平(役名:大西)、久獅(役名:奥山)、室井響(役名:遠藤)、山岸綾佑(役名:梅本)、森航佑、小方蒼介
・藤倉みのり(役名:宇田節子)
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第2話あらすじ・ネタバレ【江森は訴えられている!】
山岳医療チーム始動!滑落事故から親子の命を救え
2話のあらすじ:MMT本格始動!
MMTが発足するも、歩(杉野遥亮)以外のメンバーは誰もがやる気が見えず。救急の小宮山(八嶋智人)はチームのリーダーにもかかわらず、山岳医療に否定的。循環器内科の掛川(近藤公園)と麻酔科の典子(岡崎紗絵)もモチベーションが低く、歩は愕然とします。
山小屋の泊まり込み診療にも誰も手を挙げず、初回は歩と典子が担当になりました。
歩と典子がいる山小屋に野口七海(西原亜希)と大地(横山歩)親子が診療所にやって来ました。ふたりは初めての登山。
翌日、山頂へ向かっていた七海が崖下に滑落したという連絡が入ります。
歩と典子は現場に急行し、なんとか山小屋まで運びました。
七海は低体温症を発症し、腹腔内出血をしていました。むやみに動かす事はできません。歩は診療所で緊急オペをすることに。
そこで歩は登山経験が豊富な鮎川玲(宮澤エマ)に、山小屋まで道具を運ぶよう依頼します。
2話のネタバレ
江森がMMTに入らなかった理由は、江森が担った遭難事故で患者が亡くなっていたからでした。遺族からは救えるはずの命だったと訴えられていたのです。
歩は江森と山岳医療に携われると思っていたのですが…。
江森は、ヘリで医師が同行するなんて有り得ない、と相変わらず否定的でした。
山小屋では、玲が道具を運んだことで七海の手術は無事に終了しました。
一方、病院に運ばれた大地は、高地肺水腫を発症していました。歩は骨折と診断していましたが、江森がそれを見抜きます。
大地の手術は無事に終了。
歩は江森に大地を救ってくれたことにお礼を告げます。
しかし、江森から「あの症状なら山にいる時に気付けたはずだ」とキツイ言葉を浴びます。さらに「山の医者になりたいといったが山岳医になったからといって過信はするな。お前はただの山好きの医者だ」とも。
「でも。一人で救える命があるなら救います。MMTチーム一丸となって」と歩。
歩から母の七海が無事だと聞き、大地は安心して泣き出しました。七海と大地は母ひとり子ひとり。母の苦労を知る大地は山の景色を七海に見せたいと思い、登山に誘ったのです。「ちゃんと気持ちを伝えて」と歩に言われ、大地は「今度は一緒に山の景色を見よう」と七海と約束をしました。
結末
江森は飯塚亘(森優理斗)に「遭難事故で君が見た事誰にも話してないだろうな。あの事はもう忘れろ」と告げていて…。
2話の感想を紹介しています。
解説&感想
歩の父・市朗(遠山俊也)が認知症を発症しています。2話ではチラリと描かれていました。今後、この問題も描かれていくと思います。
ゲスト
西原亜希、横山歩、おかやまはじめ、舟木幸、森優理斗、中江翼、ほか
第3話あらすじ・ネタバレ【江森が人殺しと言われた理由】
一年前の落石事故で何が!?隠されたあの日の真実
3話のあらすじ
松田結衣(畦田ひとみ)が、登山中に倒れ救急センターに運ばれてきました。結衣は妊娠16週目。東山高原に安産祈願の神社があることから、山登りをしていたのです。
歩は経過観察をするため、一晩入院を勧めたのですが、父の健作(おかやまはじめ)とともに強引に退院。結衣は、1年前の事故で江森が死なせたという倉持菜月(舟木幸)の娘。江森を訴えている遺族でした。
江森岳人(大森南朋)が、事故遭難者のひとりでリハビリで通院している飯塚亘(森優理斗)に口止めをしていたと知った宮本歩(杉野遥亮)は、亘から事故のことを聞き出そうとします。
しかし、亘は「事故のことは何も覚えてません」と言い…。
3話のネタバレ
歩は「救える命をあきらめるような人じゃない。何があったんですか」と江森に問うのですが、江森は答えません。さらに歩は豪徳寺からも事故当時の話を聞きます。遭難者は10名。亡くなったのは2名。
そんな中、結衣の様態が悪化。再び救急センターに。
健作は診断を間違えたと怒りだし、歩や江森を責め立てます。
その様子を見ていた亘は「江森先生は悪くない」と叫び、菜月がトリアージの色を赤から黒に塗り替えたと告白しました。
周子(檀れい)に促され江森はすべてを告白します。
事故で搬送しなければならない患者は三井、菜月、亘の3名でした。しかし、ヘリで搬送できるのは2名。菜月はそれを知ってトリアージの色を変え、江森に亘を頼み息絶えたのです。
亘は自分のせいで菜月が死んだと思っていました。江森は、亘に負い目を背負わせないために「事故のことを忘れなさい」と告げていたのです。
結末
健作は事実を知り、訴えを取り下げました。結衣はつつが虫病でしたが、歩の治療で赤ちゃんも無事です。
これで江森もMMTに参加すると考える歩に鮎川は「どうかな、山に復讐したい気持ちは変わらない。原因は私だから」と言い…。
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畦田ひとみ、緒方ありさ、ほか
第4話あらすじ・ネタバレ【江森は山で婚約者を亡くしていた!】
MMTに新たな任務!7年前の悲しき事故の記憶
4話のあらすじ
鮎川玲(宮澤エマ)の父で鮎川山荘を営む篤史(石丸謙二郎)が、7年ぶりの登山ツアーを企画します。MMTもツアーに帯同してほしいと依頼され、宮本歩(杉野遥亮)は、山の良さを知ってもらういい機会だと乗り気になるも、玲は大反対。篤史にも「7年前のことを忘れたわけじゃないでしょ?」と忠告します。
数日後、玲の反対を押し切りツアーが開催されました。MMTからは歩が帯同。小屋番の絵理子(工藤美桜)がツアーを引率します。
ところが、途中で雷が鳴り始め一行は歩の誘導のもと樹林帯へと避難するも、絵理子が雷に打たれ倒れてしまいました。
玲の脳裏には7年前の悲しい記憶がよみがえります。病院に駆けつけた篤史に「7年前から何も学んでない」と怒りをぶつける玲。
歩は、玲が山に恐れを抱き、背を向けることになった理由を知ることに…。そして、それこそが、江森が山に憎しみを抱く原因だったのです。
4話のネタバレ
絵理子は無事に助かりました。
7年前。
玲は山岳医の折原美鈴(中越典子)と登山ツアーに帯同しました。途中、山の天候が荒れてきて登山者たちは寒さで震えだしました。低体温症の危険が。
美鈴は登山中止の指示をするも、元気な登山者は山頂を目指して歩きだします。玲はその登山者たちとともに登山を決行。ところが、玲が登山コースを間違えてしまい、遭難の危機に。美鈴が駆けつけ、救助隊がやってきて玲は助かりましたが、美鈴は雪崩に巻き込まれ亡くなりました。
美鈴は江森の婚約者でした。
美鈴を奪った山を江森は恨んでいたのです。
この一件で自分を責め山を嫌いだと言い張っていた玲でしたが、美鈴に「また、一緒に山を登ろうね、だから山を嫌いにならないで」と言われたことを思い出します。
しげさん(玉置孝匡)が落雷事故で運ばれてきました。歩は「一緒に山に登りましょう」と声をかけしげさんを元気づけます。
その姿をみて玲は自分もまた山が好きなのだと気づいたのでした。
結末
江森に美鈴を奪ったことを謝る玲。江森は「(美鈴が亡くなったのは)山のせい。君は悪くない」と。玲は再び山を登る決意。登山ツアーの帯同をします。
美鈴の遺体はまだ見つかっていません。江森が山を徘徊しているのは、美鈴を捜しているから。
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佐渡山順久、ほか
第5話あらすじ・ネタバレ【宇田の死因は歩の確認バイアス!?】
5話のあらすじ
死亡者ゼロを叶えるため、周子(檀れい)は、病院でレスキューヘリを所有しようと考えます。ヘリがあれば医師が一刻も早く山の救助に行けるから。
しかし、日本では前例がありません。周子は国の許可を得るため、県に協力を要請。医療政策課から純家健一(松尾諭)が視察にやってきました。
純家はMMTの活動に懐疑的。説得するには実績を上げなければいけません。
一方、歩(杉野遥亮)の指導を受けながら登山を楽しんでいた宇田(螢雪次朗)は、妻の節子が生前に宝石箱のようだったとブログに書き残していたテントサイトの景色を見ようと登山を考えていました。それは、これまでよりも険しい山で…。
歩の許可を得て山を登り始めた宇田は、同じテントサイトを目指す中林尚樹(高島豪志)・麻里子(新原ミナミ)夫妻に出会います。
その晩、テントの中で休んでいた中林夫妻が熊に襲撃されるという事件が発生。麻里子が頭部に重傷を負ってしまいました。慌てて夫妻のテントに駆けつけた宇田は、歩に電話をかけます。
この日の山荘診療所の当番医は小宮山(八嶋智人)。歩はすぐさま小宮山と連携をとるのですが、宇田は歩が止めるのを聞かずに麻里子を背負って山荘まで下山します。
5話のネタバレ
歩も急いで山荘に。中林夫妻は病院に運ばれ九死に一生を得ました。
ほっとする歩たち。しかし、宇田の体調が急変。ヘリで搬送する中、宇田は歩の腕を掴み「ありがとう」と言って力尽きてしまいます。
病院につき必死で心臓マッサージを行うも宇田の息は絶えたまま。パニックになる歩を江森が止めました。
宇田とのこれまでのことが走馬灯のように浮かぶ歩。
屋上でひとり悲しみにふけるところに江森がやってきました。江森は宇田の診察記録を見て「宇田の病状に気付いていれば息を引き取ることはなかった。確認バイアスだ」と告げます。それは、歩が宇田に寄り添うあまり、険しい登山は無理だということに気付けなかったということです。
結末
衝撃の指摘に「俺のせい」と歩。
歩の瞳から激しい後悔が涙となってこぼれ落ちました。
歩の父・市朗(遠山俊也)を母の幸恵(石野真子)が病院に連れて行きました。認知症だと診断され、歩と幸恵はこれからふたりで力を合わせていこうと話します。
解説&感想
1話から登場していた宇田さん。5話では、登山の前に歩と宇田が飲みに行く場面も描かれ、ふたりの交友を深めるストーリー展開となっています。
山登りが生きがいだという宇田さんの心情を汲み取ってきた歩の診療が仇となってしまいました。悲しい結末となり涙誘う展開に。しかし、宇田さんは満足だったと思います。宇田のありがとうは、生きがいを貫けたことへの歩への感謝だと思います。
ゲスト
松尾諭、高島豪志、新原ミナミ、ほか
第6話のあらすじ・ネタバレ【MMTのメンバーが一致団結!】
救えなかった命&MMTが直面する存続の危機
8月12日放送
6話のあらすじ
宇田(螢雪次朗)が亡くなったのは、自分が宇田の身体の変調を見落としていたからだと落ち込む歩(杉野遥亮)は、患者の思いに寄り添うだけでは命は救えないと思います。診断にもこれまでと違い必要以上に慎重になってしまいます。
周子(檀れい)は、歩にしばらくMMTを休むように命じます。
歩がいないMMTに、山でけいれんを起こした子どもが運ばれてきました。小宮山(八嶋智人)たちはなかなか原因を特定することができなません。
江森(大森南朋)の診察で、患者が毒性のある植物を口にしたことが分かります。江森はメンバーの山に関する知識が乏しいことと指摘し、これではMMTを解散したほうがいいと辛辣。さらに、山での死亡者が出たことで、県から視察に来ていた純家(松尾諭)も厳しい目を向けます。
一方、典子(岡崎紗絵)は母の聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることが知られてしまいます。聖子に反発する典子は、山岳医療は必要だと思いを吐露。小宮山や掛川(近藤公園)も宇田の一件で典子同様に山岳医療に対して前向きになっていました。
6話のネタバレ
江森は周子から預かった歩宛の手紙を歩に渡します。宇田が生前に山で書いた手紙です。
江森は歩に自信がないなら山岳医療はすべきではないと言うも、MMTは必要だと思い始めていました。
宇田の手紙には、歩への感謝の気持ちが。歩は手紙を握り締めて泣きます。
そこに、市朗(遠山俊也)の行方が分からないと幸恵(石野真子)から電話がありました。
市朗は、山道で倒れたところを発見されました。意識がない市朗は、カエンタケを口にしていたことが判明します。
MMTのメンバーが治療をしている中、歩は立ってみているだけ。すると、小宮山が治療をするよう促します。
歩はこれまでのメンバーらの励ましの言葉を胸に父の治療を行いました。
市朗は無事。目が覚めました。
「ごめんな、あんなことを言って」と謝る歩。
実は、数日前。歩は認知症の市朗と諍いを起こしていました。翔が生きていると思っている市朗は、落ち込む歩に「お兄ちゃんを見習え」と言ったのです。歩は苛立ち、翔が死んでいると告げたのです。歩は、市朗がそのせいで山に行ったと自分を責めていたのです。
市朗は歩を責めるどころか、歩に感謝を伝え涙を流しました。
歩はMMTに戻りたいと周子に申し出ます。
「怖くないと言ったらウソになります。今でも分からないです。自分に他になにができたのか。でも、進むしかない」と強い意志を言葉にしました。
結末
江森に復帰すると報告する歩。
江森をMMTに誘うのだが、江森は時間がないと言って拒否をします。
典子の母・聖子が周子に会いに来て…。
「娘の典子が内科で大変お世話になっておりまして」と聖子。
周子は言葉に詰まります。
解説&感想
MMTの存続の危機に陥るも、メンバーが山岳医療に携わることに誇りを持ち前向きになった6話。今までとは違い、やる気に満ちています。歩も復帰でき、なによりという流れ。
父の市朗は歩を翔だと間違えることが多くありますが、助かったときには「歩、ありがとう」と名前を言いました。ウルウルの場面です。
以下の記事にて江森先生の時間がないの意味を考察しています。
【マウンテンドクター6話】江森先生「時間がない」の意味は?病気なの? | 【dorama9】
ゲスト
大滝明利、長野克弘、ほか
第7話のあらすじ・ネタバレ【江森先生がMMTのメンバーに!】
落石事故で迫られる究極の選択!新たなMMTの姿
8月19日放送
7話のあらすじ
典子(岡崎紗絵)は、突然病院に訪れた母の聖子(池津祥子)に麻酔科医であることを知られてしまいます。聖子は、病院を辞めさせると言い出し、典子を連れて帰ります。
典子の当番を代わった宮本歩(杉野遥亮)は、カメラマンの長田拓(谷恭輔)と出会います。妻と娘がいる拓は、ふたりとの約束よりも山の写真を撮ることを優先。妻は怒ったものの、それでも、山が好きな拓は、その気持ちを譲れないといいます。歩は、どことなくその思いが理解でき…。
そこに、聖子が制止を振り切った典子がやって来ました。典子は歩に麻酔科医になった理由を打ち明けます。
典子が研修医の頃、患者が「怖い」と言うと「麻酔が効けば和らいでいく」と声をかけた麻酔医がいました。術後、患者は麻酔科医に感謝をします。その姿を見て、患者の弱った心を守ることが麻酔の大切な役割だと知り、麻酔科医になったのです。
翌日、拓が落石事故に巻き込まれてしまいます。現場に駆け付けた歩は、究極の決断を迫られます。
7話のネタバレ
長田の右足は岩に挟まれた状態。脈は弱くなり、脚の細胞がえ死し始めている可能性も考えられます。クラッシュシンドロームを発症してしまうかもしれない。
岩を撤去するには時間がかかり、それでは、長田の命が危ない。
歩は江森(大森南朋)に電話をします。「生きて帰したい。でも、長田さんにとって山登りは生きがいなんです」と迷う歩に「甘さを捨てろ」と喝をいれる江森。
歩は覚悟を決め、現場で長田の足を切断することに。
江森と玲(宮沢エマ)はヘリが現場に駆け付けます。
不安になる長田に声かけをする典子を見て、江森は「お前が患者の心を守った」と。それこそが典子が目指してきた麻酔科医です。歩がメスを握り山での手術は無事に終わりました。
信濃病院に着くと小宮山らが対応。長田の妻も娘も長田が生きていたことに感謝をします。そして「今度は3人で山に登ろう」と約束をしました。
歩は江森に「先生がいたから」とお礼を言います。「お前が救ったんだ。お前が命を繋いだんだ」と肩を叩く江森。
今回の件が江森の心を動かし、江森はMMTに参加することになりました。
結末
典子は麻酔科医を続けるために親と向き合うと決めます。
その頃、聖子は「一から育て直しよ」と怖い顔で呟いていました。
病院では江森は胸を押さえて苦しみだします。
解説&感想
7話は「居場所」がテーマです。長田の居場所は家族、典子は麻酔科医であること、江森はMMTが居場所だという流れです。それぞれに自分の居場所、生きる場所があります。「医者の使命は命を守ること」という歩の台詞に力強さを感じました。歩は着実に成長していて、江森先生もそれを認めている。いい関係性になってきました。
ラストシーンに不安がよぎりました。もしかしたら、江森先生は病気かも?
ゲスト
谷恭輔、中島亜梨沙、静莉子、朝井瞳子
第8話のあらすじ・ネタバレ【歩は山岳医失格?】
山岳医の正義と父としての愛情
8月26日放送
8話のあらすじ
真吾(向井康二)の店に息子・圭吾(湯田幸希)が突然訪ねてきました。
母の凛(冨手麻妙)に、学童で予定している登山に行くことを反対されていると相談に来たのです。
実は、圭吾は心臓に疾患を抱えていました。体のことを考えれば凛が反対するのは当然のこと。圭吾は自分も友達と同じように山に登り、大好きなカブトムシを捕まえたいのだと言います。ほかならぬ幼なじみの息子ということもあり、その願いをかなえてあげたい歩は、MMTの山岳外来を受診したらどうかと提案します。
圭吾を診察したのは、江森(大森南朋)。カテーテル手術をすれば運動も可能だと分かり、圭吾は手術を受けることに。
それでも、登山への不安が拭えない凛。そこで、歩はMMTの自分が帯同すると申し出ました。
無事に手術を終えた圭吾は、歩と玲(宮澤エマ)とともに、山を登ります。
ところが途中、軽装で入山した登山者・天野道夫(堀丞)から負傷したと連絡が入りました。
医師として見過ごすことができない歩は、天野の元へ。
ところがその直後、圭吾が蜂に刺されてアナフィラキシーを発症します。
8話のネタバレ
玲が蜂に刺された子供達の処置をする中、歩が戻ってきました。
圭吾は危険な状態。すぐさま、信濃病院に運ばれました。江森が処置を行い、圭吾は無事に助かります。
知らせを受けて駆けつけた真吾と凛は、圭吾の笑顔を見て安堵します。
帰り際、真吾は歩と天野の会話から、歩が圭吾らのもとを離れて天野の手当てをしていたことを知ります。圭吾の傍にいると帯同をした歩の裏切りに憤る真吾。
歩の胸倉を掴み、歩のせいで圭吾が命を落とすところだったと怒りをぶつけます。
ガックリと肩を落とし立ち去る真吾。
MMTでは歩が帯同から離れたことが問題になります。
玲は自分が歩を引き止めるべきだったと後悔を口にします。
結末
江森に「なぜ現場を離れた」と問われた歩は「医師として怪我人を見過ごせなかった」と言います。
江森は「勘違いをするな。俺達は山小屋の便利屋じゃない。医師としては正論だが、山岳医としては正論じゃない。お前の正義が誰かの身を滅ぼすことを忘れるな」と厳しい言葉を歩にぶつけます。
解説
8話は山岳医と医師の正論に疑問を投げかける興味深いストーリー展開です。歩が助けた天野は、サンダル履きでの登山。歩の注意も聞かずに山に登り怪我をしました。自業自得です。けれど怪我人に変わりはなく歩は医師としての任務を貫いたわけです。ただ、圭吾たちの元を離れたことはタブーだったのではないでしょうか。
江森の厳しい言葉から山岳医としての責任の重さを感じます。
ゲスト
若林拓也、市原茉莉、堀丞、三木崇史、藤田真澄、桜りん、川田琥太郎、中島彩喜、築谷櫂、ほか
第9話のあらすじ・ネタバレ【歩の二次遭難が大問題に!】
9話のあらすじ
9月2日放送
篤史(石丸謙二郎)が入院することなり、鮎川山荘はオーナー不在に。MMTのメンバーは、何とか力になりたいと考えます。
その頃、院長室に聖子(池津祥子)がやってきて、通常業務と山岳医療を兼務するMMTは過重労働だと言いだします。さらに、周子(檀れい)によるパワハラが原因ではないかと問い詰めます。
一方、真吾(向井康二)は歩(杉野遥亮)にわだかまりを抱えたまま。怒りは収まりそうもありません。それでも歩は、考えを曲げません。治療が必要な患者がいる以上、持ち場を離れてでも現場へ向かうのは医師としての責務であり、圭吾(湯田幸希)の件も自分が100%間違っていたとは思えず…。
江森(大森南朋)は、そんな歩の山岳医としての正義感と、理想に向かってひた走る姿に危機感を覚えます。
そんな中、亡くなった翔(時任勇気)と歩の友人・丸川聡一(森準人)が宮本家に。週末、聡一は鮎川山荘経由で山に登ります。歩も山荘に行くことに。
ところが、聡一は霧のせいもあり途中で道に迷ってしまいます。連絡を受けた歩は救助隊に助けを求めるよう聡一に伝え、自らも山小屋当番の江森の制止を振り切って山へ。
歩は夕方になってやっと聡一を見つけました。総一は、体が冷え切っていて、低体温症と高山病を併発している可能性が。そこで、歩は少しでも標高を下げようと、救助隊の到着を待たずに下山するのですが…。
これが山岳医の二次遭難の問題となり、MMT存続の危機にまで発展します。
9話のネタバレ
歩と総一の場所が分からず救助隊は翌日ヘリを飛ばし総一と歩を発見。無事にふたりは救出されました。しかし、ふたりのためにヘリを飛ばした事で緊急を要する遭難者への救出に遅れがでました。そのせいで、遭難者は危篤状態に。
後日、総一のSNS投稿が問題になります。総一は山岳医のおかげで助かったという喜びを伝えたのですが「ヘリはタクシーじゃない」と大炎上。歩の行動は、世間からも非難を浴びてしまいました。
さらに、その投稿を見つけた聖子は、週刊誌にリーク。週刊誌にまで掲載されてしまい大問題に。
聖子はMMTは存続すべきではないと純家(松尾諭)に打診し、周子を訪ね「娘を預けられない」と抗議をします。
「救助のヘリには数が限られている。この県に山がいくつあると思ってる。お前ひとりの力でどうにかなるわけじゃない」と江森に言われる歩。
落ち込む歩と真吾(向井康二)は向き合います。
「お前の独断のせいでまた被害者がでた。お前、何してんだよ」と。歩は自分が思い上がっていたと真吾に頭を下げます。真吾は自身が言い過ぎたことを謝り、歩にビールと焼鳥を出しました。歩「ありがとう」と。
結末
周子と江森に頭をさげる歩。
救える命と救えない命、そして、救わない命、それを見極めることが山岳医の使命でもあると知る歩。
その矢先、江森が苦しがり倒れます。
解説
9話は、歩の患者を救いたいという思いが、時に邪魔となる矛盾した現実を描いています。救急車をタクシー代わりに利用することが問題視されている中、それを山岳救助に当てたストーリーです。医師として必死だった歩の行動が災いとなってしまいました。確かに、歩は冷静さを欠いていたと思います。江森先生の言うことはちゃんと聞かないとダメってこと。経験者の言う事に聞く耳を持たないと失敗するという教訓ですね。
第10話のあらすじ・ネタバレ【江森先生に命の危機が!】
「そこへ行けば救える命がある」MMTの信念
9月9日放送
10話のあらすじ
江森(大森南朋)は心臓病を抱えていました。週刊誌の件といい、立て続けの悪いニュースにMMTは重い空気に。歩(杉野遥亮)は責任を感じますが、小宮山(八嶋智人)は「江森先生の分も自分たちが頑張るしかない」と、メンバーを鼓舞します。
鮎川山荘の近くで大規模な土砂災が起こり、4人の登山者が行方不明になるという事故が発生します。
入院しちている江森は病室でそのニュースを見ていました。映像に美鈴(中越典子)の持ち物である古いリュックとカラビナを見つけます。
居ても立っても居られない江森は、周子(檀れい)に自分が災害現場に向かえば救える命があると伝え、周子の制止も聞かず現場に。救助隊によって行方不明者は発見され、江森が処置にあたります。
その頃、周子は純家(松尾諭)に呼び出され、県庁にいました。歩の二次遭難を重く見た県は、正式にMMTの活動自粛を通達。航空隊から山岳救助は自分たちに任せてほしいとの陳情も。
落ち込む周子のもとに江森から「災害現場で医師が足りない」連絡があります。一刻を争う状況に周子は意を決して知事室へ。
やがて、周子の指示で歩と玲(宮澤エマ)は、救助隊のヘリで災害現場へと向かいます。
10話のネタバレ
知事(飯田基祐)は周子の話からMMTの必要性を認識。山岳医が現場に駆け付けることを許可をしたのでした。
歩と玲が現場に駆け付けると怪我を負った登山者が4名、苦しんでいました。江森、歩、玲の応急処置によって登山者の命は救われヘリで病院に。
病を抱えながらの登山には無理があります。「どうして登山を」と問う歩。江森は救える命があるのに見過ごすことはできなかったのだと言う。
「俺には時間がない。7年前に亡くしてしまった人を見つけきゃいけないんだ」という江森の熱い思いが隠されていました。
一方、鮎川篤史(石丸謙二郎)は、体力の限界を感じ鮎川山荘を閉める決意をします。
結末
江森、歩、玲は下山を始めます。その途中。「お前のことをただの山好きの医者だと言ったことは撤回するよ。お前は…」と言った矢先、江森が倒れます。心筋梗塞です。
ヘリの救助を求めるが、日没が近く燃料不足で時間がかかると言われ…。
山をおりろという江森に歩は「もう山で誰かを失いたくないんです」と告げました。
江森が抱えていたトラウマの克服の物語。亡くなった美鈴に背中を押され山へと向かいました。歩のことも認めた江森。しかし、ラストが衝撃的。倒れた江森先生。大丈夫?不安がよぎる結末になっています。
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ネタバレあらすじ最終回(11話)
あらすじ
山中で胸に激しい痛みを訴える江森岳人(大森南朋)の容態は悪化。しかし、ヘリ要請は難しい。歩から事情を聞いた松澤周子(檀れい)も必死で消防に救助を頼むも、聞き入れてもらえません。その様子を見ていた純家(松尾諭)は自業自得だと言い放ちます。
日が沈みかけ、江森の意識がもうろうとし始めます。救助のヘリが来る見込みやなく、玲は最悪の事態を覚悟します。歩はなんとしてでも江森を救おうと、江森を背負って下山することに。
これまでの江森の厳しくも愛ある言葉の数々が浮かんでくる歩。「医者が山で死んでどうするんだよ」と江森に言うのですが…。
江森の呼吸は止まっていました。
医師が山に行けば、救える命がある。MMTの掲げる理想を江森が体現した直後の絶体絶命の危機。そして、知事からはMMTの解散が告げられます。
ネタバレ
豪徳寺が急きょ、ヘリを飛ばしたおかげで、江森は信濃病院に搬送することができました。処置を行い命は救えたものの意識は戻りません。
一方、MMTの解散はSNSなどで話題となります。真吾らは嘆願書を持ち込み、SNSでもMMTの継続の声が湧き上がりました。県知事は解散を取りやめると宣言。
MMTは再び活動を始めます。
江森は意識を取り戻し、再び職務に就きます。
江森は命を救ってくれた歩に感謝を伝えます。
歩もまたこれまでの江森の指導に感謝をします。
ふたりは肩を並べて歩きます。
<完>
ネタバレは放送後に更新します。
【マウンテンドクター】最終回までの考察と結末!
原作のないストーリーは、予測不可能なところが面白い!ワクワクの展開を期待しています。
【マウンテンドクター】では、3人の登場人物(宮本歩、江森岳人、鮎川玲)が山へのトラウマや恐怖を抱えています。最終回までに明かされる3人のチェックポイントをピックアップして紹介(ネタバレあり)。
さらに、最終回・結末はどうなるのかを予想してお届けします。
宮本歩の過去(兄の死と約束)
宮本歩(杉野遥亮)は、過去に山の怖さを知る体験をしているようです。1話からフラッシュバックを起こしてしまう歩。大好きな山に対して恐怖心を抱えていると思われます。
高校卒業してから松本を離れていたのは、山から遠ざかるためだったのかもしれません。
院長の周子(檀れい)は、山の素晴らしさと怖さを持つ歩だからこそ、山岳医に向いていると指名したという経緯が公表されているので、おそらく、歩の過去を知っているはずです。
・幼少期に山の事故(雪崩とか?)に遭った歩を助けたのが周子かも?
1話ですでに明かされました!中学時代に遭難事故に遭っていました。(詳しくは1話のネタバレで!)
江森岳人は山を恨んでいる
江森岳人(大森南朋)は、医師が安易に山にいくべきではない、治療は病院ですべきだと考えています。山岳医としての経験は豊富で国際山岳医でもある江守が、なぜ、そのような考えに至ったのか。
過去に山の治療でトラウマになる出来事があったと考察できます。
・「山に復讐するため」医師になったという意味深な発言があることから、山での治療で患者を亡くしているとか、あるいは、重度の障害になってしまったとか?→その患者は江森の大切な人。妻とか恋人とか?
・「あの時、病院で治療をしていれば…」という後悔があるのかも?
・7年前、遭難事故で玲は助かりましたが、美鈴(中越典子)という女性が亡くなっています。おそらく江森の妻では?(4話でネタバレ予定) →美鈴は婚約者でした。
鮎川玲が山を愛せない理由
看護師の鮎川玲(宮澤エマ)もまた山の事故に遭っている人物です。もともとは、山小屋の看板娘だったとう山が大好きな女性。今は山への愛を封印している鮎川玲。どんな事故に遭ったのかは、のちに明かされていくと思います。
・封印した山への愛情を再び取り戻すはず!そのキッカケを与えるのが歩ではないでしょうか。
4話で明かされました。兄を亡くしても山を好きだと言う歩の言葉や患者たちの「山が好き」という姿から再び山への愛情を取り戻しました!
結末考察
歩と典子のラブストーリーの結末は?
麻酔科の村松典子(岡崎紗絵)は、歩の幼なじみで初恋のお相手です。歩とともに山岳医チームで活躍していく典子。医療を介して、ふたりの間に恋が芽生えるかもしれません。
むしろ、その方が楽しいと期待しています。
歩と典子の恋の結末はハッピーエンド!?
→最終回目前。現状、ラブストーリーはほとんどなし。歩と典子の恋に進展はなさそうです。
歩と江森がナイスバディに!
歩は山岳医療に目覚め、山岳医として活動する覚悟を決めると思います。さらに、江森が所得している国際山岳医を目指していくのではないでしょうか。
江森も過去のトラウマを克服。歩と江森はナイスバディになると予想しています。
更新:1話で歩は国際山岳医になりました!展開早いですね!
MMTの結末は?目標達成できる!?
MMTの目標は死者ゼロ。果たして目標を達成できるのでしょうか。死者と向き合わなければいけない時がくると周子が発言していたことから、もしかしたら、達成できない可能性も秘めています。
でも、きっと目標は達成できるはず。
江森もメンバーに加わり、MMTは活躍していくという結末を予想しています。もしかしたら、スペシャルとか続編とかシリーズ化にもなりそうですね!
追記:5話で死者がでてしまいました!
【マウンテンドクター】は原作なし!脚本家・スタッフ紹介
・脚本:高橋悠也
・演出:国本雅広、高橋貴司、保坂昭一
・音楽:林ゆうき
・主題歌:Official髭男dism「Sharon」
・プロデューサー:近藤匡(カンテレ) 大城哲也(ジニアス)
ドラマ【マウンテンドクター】に原作はありません。完全オリジナルストーリーになります。
脚本は高橋悠也(たかはしゆうや)。【仮面ライダーエグゼイド】【仮面ライダーゼロワン】【仮面ライダーギーツ】【ザ・ハイスクールヒーローズ】と特撮ドラマの脚本を多く手掛けています。
プロデューサーは【罠の戦争】を手掛けた近藤匡と大城哲也。
数多くある医療ドラマの中、山岳医療にスポットを当てたドラマは「サマーレスキュー」くらい。なので【マウンテンドクター】はかなり希少なドラマだといえます。
プロデューサーの近藤匡は「山岳医療の現実や問題、山岳医療に従事する人々の想いを込めて、多くの人がまだ知らない山岳医療をリアルに描いていく」「『ただのカッコイイ医療ドラマ』では終わらせない」と熱いコメントを寄せています。
本作は医療ドラマに新しい風を吹き込むストーリーとなる意欲作となっています。
主題歌は、Official髭男dismが担当。素敵な歌声が物語を彩ります。
7月8日(月)よる10時スタート
— マウンテンドクター 【公式】カンテレ 月10 (@_mountaindoctor) June 13, 2024
『#マウンテンドクター』
✨主題歌解禁✨
ドラマを彩る主題歌は#Official髭男dism 「Sharon」に決定❗️
世界観を後押ししさらに高みに誘う主題歌
ぜひご期待ください pic.twitter.com/2d50qatPLP
【マウンテンドクター】登場人物
<MMTのメンバー>
●宮本歩(杉野遥亮)…信濃総合病院・整形外科&山岳診療科
●江森岳人(大森南朋)…信濃総合病院・循環器内科医で山岳医
●村松典子(岡崎紗絵)…信濃総合病院・麻酔科医
●鮎川玲(宮沢エマ)…信濃総合病院・看護師
●小宮山太(八嶋智人)…信濃総合病院・救命救急のチーフ医師
●掛川康二(近藤公園)…信濃総合病院・循環器内科医
●平早紀(トラウデン直美)…信濃総合病院・オペ看護師
●松澤周子(檀れい)…信濃総合病院院長
<メンバー関係人物>
●小松真吾(向井康二)…焼き鳥屋「しんちゃん」店主。
●宮本幸恵(石野真子)…歩の母
●宮本市朗(遠山俊也)…歩の父
●豪徳寺武(平山祐介)…長野県消防防災航空隊の隊長
●宮本翔(時任勇気)…歩の兄(故人)
●折原美鈴(中越典子)…江森の婚約者(故人)
●宇田伸一(螢雪次朗)…心臓を患う患者(故人)
●村松聖子(池津祥子)…典子の母
●村松誠一郎(画大)…典子の父
●片桐凛(冨手麻妙)…真吾の元妻
●圭吾(湯田幸希)…真吾の息子
<鮎川山荘のメンバー>
●鮎川篤史(石丸謙二郎)…玲の祖父で山小屋のオーナー。
●シゲさん(玉置孝匡)…山荘の常連。
●ゲンさん(兒玉宣勝)…山荘の常連。
●丸山絵里子(工藤美桜)…山荘の小屋番。
●清水乾太(吉田健悟)…山荘の小屋番。
【マウンテンドクター】の最終回はいつ放送?
【マウンテンドクター】はフジテレビ・カンテレ系で毎週月曜日よる10時から放送中!
・最新話は「カンテレドーガ」「Tver」で無料配信しています。
・【マウンテンドクター】全話は「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信しています。
- 【マウンテンドクター】の最終回はいつ放送?全部で何話あるの?
-
【マウンテンドクター】の最終回は9月16日です。全11話で完結です。
これまでのフジテレビ・カンテレ月10ドラマは11話あったので【マウンテンドクター】も11話かもしれませんね。最終回の日程は分かり次第更新します。
【マウンテンドクター】ネタバレを最終回まで更新!
壮大な山々の美しい景色とともに山の怖さもリアルに描いている本作。毎話、感動のストーリーで魅了されているドラマです。杉野遥亮が演じる宮本歩が回を追うごとに成長していく姿も見どころです。
また毎話描かれる向井康二が演じる真吾の「焼き鳥屋・しんちゃん」の一コマでも楽しめるシーンになっています。真吾の台詞がまた医師への患者の想いでもあり、疑問でもあり。
家族愛、山への愛、医療への挑戦など、見どころたっぷりのドラマです。
本記事は、毎話、あらすじネタバレを更新!気づいた点も随時追記していきます。
公式情報:【マウンテンドクター】公式X(Twitter)、公式Instagram、公式TikTok
画像引用:【マウンテンドクター】公式サイト