フジテレビ水10ドラマ【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】が、2025年10月1日(水曜)にスタートします!
三谷幸喜が25年ぶりに手掛けた民放GP帯連続ドラマの脚本、超豪華な俳優陣、1984年頃の渋谷の街を再現した巨大オープンセットなど、話題沸騰のドラマです。

三谷作品で菅田将暉さんはじめ素晴らしい俳優陣がクセの強い人物を演じる、もうそれだけでワクワクする!

若き日の三谷幸喜さんをモチーフにした放送作家の役を神木隆之介さんが演じるのも楽しみだな。
この記事では、【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】のネタバレ・あらすじを毎話更新していきます。
◎この記事でわかること
ドラマ【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・最終回の予想
・見どころ
菅田さん、二階堂さん、神木さん、浜辺さんのキャラクター写真が初解禁!
1984年を駆け抜けた若者たちの体温が伝わるビジュアルに!
劇団の演出家、ダンサー、放送作家、そして巫女彼らは何を夢見て、どこへ向かったのか!?#菅田将暉 #二階堂ふみ #神木隆之介 #浜辺美波#フジテレビ#もしがく pic.twitter.com/UL1aPqCpTy
— 水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』【フジテレビ公式】 (@moshi_gaku) September 4, 2025
【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】のあらすじ・ネタバレ
1話「ここは八分坂」
先程OAされました!
本編映像の30秒予告です✨#フジテレビ#もしがく pic.twitter.com/NePmMCkxu8— 水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』【フジテレビ公式】 (@moshi_gaku) September 17, 2025
放送日:10月1日(水)22:00~23:24(初回拡大SP)
1話のあらすじ
昭和59年秋。
久部三成(菅田将暉)は、路頭に迷っていた。
彼は蜷川幸雄に憧れる演出家の卵で、自身の横暴ぶりによって劇団から追放されてしまったのだ。
あてもなく彷徨う久部は、ストリップ小屋のネオンが光る怪しいアーケード街に迷い込む。
その商店街は、渋谷駅から8分でたどり着くから「八分坂」と呼ばれていて、そのアーケードにはこう刻まれている。
“Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”
無料案内所のオババ(菊地凛子)に誘われ、久部はWS劇場の扉を開く。
1話のネタバレ
(放送後更新します)
【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の原作は?
本作に原作はありません。
三谷幸喜さんの完全オリジナル脚本ですので、視聴者はストーリーを新鮮に受け止め展開を自由に想像しながらドラマを楽しむことができますね。
ドラマの原作とは別の話になりますが、YOASOBIが書き下ろした主題歌「劇上」は三谷幸喜さんの私小説「劇場ものがたり」を原作として制作されました。
三谷さんが「劇上」のために書き下ろした自伝だそうです。

主題歌のために脚本家が小説を書き下ろすなんてすごい!
三谷さんの情熱を感じるわね。
楽曲「劇上」は、三谷幸喜さんに小説「劇場ものがたり」を書き下ろしていただき、制作いたしました。📖
そして、今回初めてikuraに加えてAyaseもボーカル歌唱を行なったWボーカル楽曲となります。
我々の挑戦となる新曲「劇上」、どうぞお楽しみに🎧#YOASOBI_劇上— YOASOBI (@YOASOBI_staff) September 21, 2025
【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の最終回予想
※最終回後に追記します。
久部は演劇で成功することができる?
若き演劇青年・久部三成には演劇で名をはせたい、敬愛する蜷川幸雄先生に認められたいという夢があります。
果たして夢は叶うのか、最終的に彼はどこへたどり着くのか、見守っていきたいと思います。
登場人物それぞれの行く道は?
【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】は、多数の人物が登場する群像劇です。
三谷作品では、すべての人物が主人公のように丁寧に描写されますから、それぞれの夢や葛藤、苦悩や喜びが毎話描かれていくことでしょう。
ひとり一人がどんな生き方をしてどんな未来に向かって進んで行くのか、とても楽しみです。
タイトルの意味するもの
“もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう”、このタイトルが意味するものは何なのか、この世の楽屋はどこにあるのか、彼らに、そして私たちにその答えは見つかるでしょうか。
【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の見どころ
菅田将暉、3年半ぶりの連続ドラマ主演
三谷幸喜脚本。ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」宜しくお願いします。演出家、久部三成を演じます。#三谷幸喜 #二階堂ふみ #神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/BG8xIGtJwm
— 菅田将暉 (@sudaofficial) September 2, 2025
菅田将暉さんの連ドラ主演は、絶賛を浴びたドラマ『ミステリと言う勿れ』(2022年)以来約3年半ぶりとなります。
座長として、皆で遊ぶものや差し入れそして会話など、様々に心を配った菅田さん。
俳優部の窓口として要望をこっそりスタッフに伝えたり、俳優陣の意見の調整役もしたり、良いチームになるために力を尽くしたそうです。
金城綾香プロデューサーは、菅田将暉さんのおかげもあって現場はとても楽しく和やかな雰囲気だったと語っています。
細やかに気遣いをしながら皆を引っ張る、頼もしい座長ですね。

それぞれ世代や経験が異なる俳優陣をまとめるのは苦労もあっただろうけど、座長として良い空気づくりをしていたんだね。素晴らしいな。
菅田将暉が演じる主人公は自分勝手な嫌われ者?
久部三成は、演劇への情熱と蜷川幸雄やシェークスピアへの愛情は本物であるけれど、周囲に対しては自分勝手で人の話を聞かない青年。
これが三谷さんによる菅田将暉さんへの“あてがき”であるとはちょっと信じられないですが。
“主人公なのに嫌われ者”という異質な役を菅田将暉さんはどう演じるのでしょうか。
菅田将暉さんのインタビューより
「当時の人たちはみんなエネルギーがあって、それぞれの生き様がステキなんです。久部は嫌われていく役ですが、今の時代、嫌われることも、失敗もできないじゃないですか。壁にぶち当たる前に「3歩先に壁があるよ」と教えられる時代だから、壁にもぶつかれない。そんななかで、ある程度、盲目的に進んでいく久部たちの生きる力みたいなものを見ていただくことは、何か意味があるんじゃないかなと思います。

久部は欠点も含めて視聴者から愛されるような、そんな人物になりそうだね。

「久部がSNSをやっていたら叩かれて、炎上するでしょうけど」と菅田将暉さんは言っているけど、パワーのある主人公は魅力的だと思うわ。
神木隆之介さんは久部のことを「すごく強引だけど、僕たちを新しい場所へ連れて行ってくれるんじゃないかという期待感も抱かせる人」と語っているわね。
三谷幸喜さんのインタビューより
大河ドラマで演じてくださった源義経を見たときに「この人には今後こんな役をやってほしい」という思いがすごく膨らんだんですよね。それは、ただのいい人とか何か一色で語られるものではなくて、もっといろんな面を持った、憎まれ役、嫌われ役も含んだ複雑な役を見てみたいと思ったんです。その思いから今回の久部のキャラクターが出来上がりました。
神木隆之介演じる蓬莱省吾は三谷幸喜がモチーフ!
キャラビジュが解禁されました!!
蓬莱のスタイルはジャケットにネクタイ、そしてメガネが特徴です✍️
新ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は10/1スタート✨
よろしくお願いします!
👓👔#もしがくhttps://t.co/IoItNqjK6V pic.twitter.com/fnP2ARiDF8
— 神木隆之介 (@kamiki_official) September 4, 2025
神木隆之介さんが演じる新人の放送作家・蓬莱省吾は、若き三谷幸喜さんがモチーフになっています。
そのことについて神木さんは、嬉しさと緊張感があった、三谷さんの動きや話し方を役にどこまで反映させるべきかを一生懸命考えたと話しています。
ただ、役名は“蓬莱省吾”で“三谷幸喜”そのものではないし、もとから脚本の中に三谷さんの要素は入っているので、神木さんはそれをどうピックアップして表現していくのかが大事だとも言っています。
一方、三谷さんは神木さんのコメディのセンスに感激したそうです。
三谷幸喜さんのインタビューより
自分が書いたものをこんなにも正確に面白く具現化してくれる俳優さんに会ったのは、正直初めてでした。脚本の何倍も面白くしてくれるし、若い方なのにこんな力を持った人がいるんだなと感激して。
主役の一つ!巨大オープンセット!
本日最終回の『最後の鑑定人』にて、本編映像の予告が初公開されます!
お楽しみに🎬オープンセットの別写真をお見せします!#フジテレビ#もしがく pic.twitter.com/kGarQ5jLaJ
— 水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』【フジテレビ公式】 (@moshi_gaku) September 17, 2025
本作のために、1984年の渋谷を再現した巨大なオープンセットが建てられました。
ほかの作品からも美術部や大道具のスタッフが招集されて作られたという大規模なセット。
菅田将暉さんは「今まで出演したドラマの中でもはるかに一番豪華で、未来がある」と感じたそうです。
三谷さんは、セットを見てタイムスリップした感じになったそうで、特にストリップ劇場と坂を挟んで目の前にある古いアパートはそのままだったと語っています。
そのアパートから通りを横切って劇場に入っていく導線が完璧に再現されていたとのこと。
今回は「1984年の渋谷」という明確な設定がありますが、今の渋谷では景色も変わっているし通行する人を止めることも大変だし現地での撮影は難しかったのでしょうが、丸ごとセットを作ってしまうのはすごいことです。
60メートルくらい続く坂に約20軒のお店などが並んでいる「八分坂」。
夜は様々なネオンの光がカラフルに輝き、その光が路面に反射して艶やかで猥雑な雰囲気を醸しだします。
輝く夜の街で、登場人物たちそれぞれにどんな光が当てられるのでしょうか。

もうすでに撮影は終わってオープンセットは壊されているそうだけど、ルームツアーなどでセット内部の様子を詳しく見たいなあ。
1984年の渋谷を再現
1984年の渋谷が舞台の本作は、街の様子や人々の服装や持ち物など、当時の流行や風俗をできるだけ再現しています。
その時代のお菓子が当時のパッケージで出てきたり、登場人物がタバコをポイ捨てしてもとがめられなかったり。
物語は三谷さんの実体験が元になっていますが、ドラマとしてはファンタジーです。
けれどもディテールまでリアリティを大事にする演出が、現実の私たちとの橋渡しをしてくれるんですね。
こだわりぬいたプロの仕事は、当時を知る視聴者にノスタルジーを感じさせ、その頃生まれていなかった人たちには新鮮さを届けることでしょう。
三谷幸喜が現代に届けるパワフルな1980年代!
現代は不安に満ちた時代です。
夢と熱気があった1980年代に生きた人々を描くことで、現代の人たちにメッセージやエールを送りたい、そういう三谷幸喜さんの想いがこの物語の出発点だそうです。
夢を追いかける人たちの輝きが現代をどう照らしてくれるのか、大いに期待しています。

パワーにあふれた時代を描いたドラマからきっと私たちも元気をもらえるんじゃないかな。

金城綾香プロデューサーが“大人のワンダーランド”と言い、三谷さんが“大人のファンタジー”という「八分坂」のセットで、どんな物語が繰り広げられるのか楽しみだね。