【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう もしがく】キャストと相関図!三谷幸喜×菅田将暉!

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう・キャスト

脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉、共演・二階堂ふみ神木隆之介浜辺美波という超豪華な布陣で話題沸騰のドラマ【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろうもしがく)】が、2025年10月1日にスタートします!

三谷幸喜さんが25年ぶりにゴールデン・プライム帯の民放連続ドラマに帰って来たのね!

舞台は1984年の渋谷なんだね。菅田将暉さん二階堂ふみさん神木隆之介さん浜辺美波さんというゴージャスな顔ぶれで描かれる青春群像劇、楽しみだよ。

この記事では、ドラマ【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう (略:もしがく)】のキャスト登場人物相関図注目ポイントスタッフ主題歌放送日を紹介します。

※新たな情報が発表されましたら、随時記事を更新していきます。

◎この記事でわかること
ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
・キャストのプロフィールと役どころ
・キャストの注目ポイント
・相関図
・主題歌
・脚本、監督、スタッフ
・放送日

目次

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(もしがく)】のキャスト一覧

登場人物 キャスト
久部三成(くべ・みつなり) 菅田将暉
倖田リカ(こうだ・りか) 二階堂ふみ
蓬莱省吾(ほうらい・しょうご) 神木隆之介
江頭樹里(えがしら・じゅり) 浜辺美波
風呂須太郎(ふろす・たろう) 小林薫
トニー安藤(とに-・あんどう) 市原隼人
大瀬六郎(おおせ・ろくろう) 戸塚純貴
パトラ鈴木(ぱとら・すずき) アンミカ
毛脛モネ(けずね・もね) 秋元才加
毛脛朝雄(けずね・あさお) 佐藤大空
案内所のおばば 菊地凛子
江頭論平(えがしら・ろんぺい) 坂東彌十郎
うる爺(うるじい) 井上順
伴工作(ばん・こうさく) 野間口徹
ジェシー才賀(じぇしー・さいが) シルビア・グラブ
浅野大門(あさの・だいもん) 野添義弘
浅野フレ(あさの・ふれ) 長野里美
乱士郎(らんしろう) 佳久創
トンちゃん 富田望生
黒崎(くろさき) 小澤雄太
彗星フォルモン(すいせい・ふぉるもん) 西村瑞樹
王子はるお(おうじ・はるお) 大水洋介
仮歯(かりば) ひょうろく
毛利里奈(もうり・りな) 福井夏
ケントちゃん 松田慎也
いざなぎダンカン 小池栄子

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の相関図

もしがく相関図

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】公式サイト

WS劇場関係の人々
久部光成菅田将暉):演出家
倖田リカ二階堂ふみ):ダンサー 
いざなぎダンカン小池栄子):ダンサー
パトラ鈴木アンミカ):ダンサー
毛脛モネ秋元才加):ダンサー
毛脛朝雄佐藤大空):モネの息子
蓬莱省吾神木隆之介):駆け出しの脚本家
トニー安藤市原隼人):WS劇場の用心棒
うる爺井上順):WS劇場の客引き
伴工作野間口徹):WS劇場の舞台監督
ジェシー才賀シルビア・グラブ):WS劇場のオーナー
乱士郎佳久創):ジェシーの秘書
浅野大門野添義弘):WS劇場の支配人
浅野フレ長野里美):大門の妻
彗星フォルモン西村瑞樹):お笑いコンビ「コントオブキングス」の芸人
王子はるお大水洋介):お笑いコンビ「コントオブキングス」の芸人
毛利里奈福井夏):WS劇場のモギリ

八分神社の人々
江頭樹里浜辺美波):神社の巫女。
江頭論平坂東彌十郎):八分神社の神主で樹里の父親

八分坂の人々
大瀬六郎戸塚純貴):八分坂交番に新しく赴任した巡査
風呂須太郎小林薫):ジャズ喫茶「テンペスト」のマスター
仮歯ひょうろく):ジャズ喫茶「テンペスト」従業員
おばば菊地凛子):渋谷八分坂案内所のおばば
ケントちゃん松田慎也):スナック「ペログリーズ」のウェイター

劇団「天上天下」関係の人々
トンちゃん富田望生):劇団「天上天下」の制作スタッフ
黒崎小澤雄太):劇団「天上天下」の主宰者

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】のキャスト紹介

菅田将暉/役:久部三成

登場人物:久部三成(くべ・みつなり)
・成功を夢見る演劇青年。
・蜷川幸雄に憧れている演出家。

キャスト:菅田将暉(すだ・まさき)
1993年2月21日生まれ。大阪府出身。
2008年、「第21回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストに選出される。『仮面ライダーW』(2009年)にてシリーズ史上最年少で初主演を飾った。『au 三太郎シリーズ』のCM“鬼ちゃん”役でも人気を博す。映画『共喰い』で「第37回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。映画『あゝ、荒野』では「第91回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞」、「第41回日本アカデミー賞」主演男優賞など数々の賞を受賞。『民王』、映画『帝一の國』、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、映画『糸』、映画『花束みたいな恋をした』、『ミステリと言う勿れ』、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、映画『Cloud クラウド』、映画『サンセット・サンライズ』など、卓越した表現力と存在感で芸能の世界を席捲している。
三谷作品への出演は『鎌倉殿の13人』(2022年)以来3年ぶり2度目。連ドラ主演は『ミステリと言う勿れ』(2022年)以来約3年半ぶりとなる。

金城綾香プロデューサーのインタビューより
「菅田さんで連ドラを考えたい」という三谷さんの希望が出発点でした。
その後、物語が進むにつれて、昭和の雰囲気が必要だったり、クレバーで主役を翻弄するキャラクター像が求められたりしました。
菅田さんが演じるクベが自分の好き勝手に色んな話をするところって、今60代〜70代の方にいらっしゃると思うんですよね。彼らが若者だったのはちょうどドラマの舞台の頃なわけで、80年代の若者を見事に演じていました。その下町感や、タバコを吸ってお酒を飲む姿がとても自然でした。

菅田将暉さん、『コントが始まる』では、売れないお笑いトリオ「マクベス」のメンバー・春斗役だったわね。「マクベス」が売れないのは自分が作るネタのせいだと思い込む人物だった。コントと演劇の違いはあるけれどこのドラマでもエンタメを作っていく人物なのが感慨深いわ。メンバーには神木隆之介さんもいたのよね。再共演が楽しみだなあ。

『ミステリと言う勿れ』の久能整も『鎌倉殿の13人』の源義経も菅田将暉さんが演じたからこそ魅力的だと感じさせてくれたなあ。今回はどんな演劇青年の顔を見せてくれるんだろう。

二階堂ふみ/役:倖田リカ

登場人物:倖田リカ(こうだ・りか)
ミステリアスなダンサー。

キャスト:二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)
1994年9月21日生まれ。沖縄出身。
幻のフリーペーパーと言われる「沖縄美少女鑑」vol.4でデビュー。その後、ファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルとして活躍。『受験の神様』(2007年)で俳優デビュー。音楽ドラマ『キミに歌ったラブソング』で初主演を務める。『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で第26回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。映画『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞を日本人として初めて受賞した。また、映画『地獄でなぜ悪い』、『脳男』、『四十九日のレシピ』で第56回ブルーリボン賞の主演女優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『エール』のヒロインも大好評を博した。その他の出演作は、映画『悪の教典』、映画『ガマの油』、大河ドラマ『平清盛』『軍師官兵衛』『西郷どん』、『Woman』、映画『『私の男』、『問題のあるレストラン』、『そして誰もいなくなった』、『フランケンシュタインの恋』、映画『リバーズ・エッジ』、『この世界の片隅に』、主演映画『翔んで埼玉』シリーズ、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』、『ストロベリーナイト・サーガ』、映画『生理ちゃん』、『プロミス・シンデレラ』、『VIVANT』、第48回報知映画賞助演女優賞を受賞した映画『月』、『Eye Love You』、映画『遠い山なみの光』など、文芸作品からエンターテインメント大作まで多岐にわたる。人々を惹きつけてやまない魅力と確かな表現力で圧倒的な存在感を示している。
フジ連ドラへの出演は主演ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年)以来6年半ぶり。三谷脚本作品は本作が初参加となる。

金城綾香プロデューサーのインタビューより
ダンスシーンが多く登場するため、ダンスが美しく踊れる方が良いということで、二階堂さんにご相談しました。
二階堂さんは、作品への造詣が深くアイデアも豊富で、髪型もご本人の発想から生まれました。パーマをかけるのに時間はかかりますが、忙しい中でじっと耐えてパーマを当てられていた姿が可愛かったです。あの特徴的な髪型がとても似合っていて素晴らしかったです。

『ストロベリーナイト・サーガ』の最終回の二階堂ふみさんは忘れられないよ。心から流れ落ちる血が見えるような演技だった。『エール』、『翔んで埼玉』シリーズ、『生理ちゃん』、『プロミスシンデレラ』、『月』など、溌溂としたヒロイン、突き抜けたコメディエンヌ、闇を持つ鬱屈した人物など、どんな役柄を演じても鮮烈な印象を残しながら作品を深めていくんだよね。

神木隆之介/役:蓬莱省吾

登場人物:蓬莱省吾(ほうらい・しょうご)
・新人の放送作家。
・若き日の三谷幸喜がモチーフ。

キャスト:神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)
1993年5月19日生まれ。埼玉県出身。
1995年に2歳でCMデビュー。2005年、映画『妖怪大戦争』で主演を務め、第29回 日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。以降、『QUIZ』、『ムコ殿』、『探偵家族』、NHK大河ドラマ『義経』、『探偵学園Q』、『風のガーデン』、『11人もいる!』、映画『桐島、部活やめるってよ』、『変身』、映画『バクマン。』、映画『太陽』、映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』、映画『3月のライオン』、『刑事ゆがみ』、映画『屍人荘の殺人』、映画『ラストレター』、『涙をふいて』、NHK連続テレビ小説『らんまん』、映画『るろうに剣心』シリーズ、映画・ドラマ『SPEC』シリーズ、『海に眠るダイヤモンド』など様々な作品に出演。 主演映画『ゴジラ-1.0』(2023年)は第96回アカデミー賞で邦画史上初の視覚効果賞を受賞した。声優としても、アニメ映画『千と千尋の神隠し』、『サマーウォーズ』、『借りぐらしのアリエッティ』、『君の名は。』、『メアリと魔女の花』、『天気の子』、『すずめの戸締まり』などの話題作に出演。今年で芸能活動30周年、長きにわたり第一線で活躍を続け老若男女から愛されている令和代表の若きスター。
フジ連ドラのレギュラー出演は主演ドラマ『刑事ゆがみ』(2017年)以来8年ぶり。三谷脚本作品は本作が初参加となる。

金城綾香プロデューサーのインタビューより
神木さんは、クランクイン前に三谷さんから話を聞きたいと稽古場に来られ、緊張していた様子でしたが、蓬莱というキャラクターを見事に表現されていました。そのパーソナルな可愛らしさと演じる姿のギャップがとても印象的でした。

『海に眠るダイヤモンド』の神木隆之介さんを想うと今でも胸がいっぱいになるわ。映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』の勝俣、『SPEC』のニノマエ、朝ドラの『らんまん』の槙野万太郎など、神木さんじゃなければ成り立たない役がたくさんあるのよね。
今回演じる蓬莱省吾は、“三谷青年”をモチーフにした新人の放送作家ということだから、彼の視点で当時の社会をどう描いていくのか楽しみ。

浜辺美波/役:江頭樹里

もしがく・浜辺美波

登場人物:江頭樹里(えがしら・じゅり)
渋谷にある八分(はっぷん)神社の巫女。

キャスト:浜辺美波(はまべ・みなみ)
2000年8月29日生まれ。石川県出身。
2011年、第7回東宝シンデレラオーディションでニュージェネレーション賞を受賞。ショートムービー『アリと恋文』で主演し俳優デビュー。2015年放送のスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でヒロインを好演し脚光を浴びる。2017年には映画『君の膵臓をたべたい』で主演を務め大ヒットを記録した。同作で第42回報知映画賞新人賞、第30回日刊スポーツ映画大賞新人賞、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も『私たちはどうかしている』、映画『約束のネバーランド』、映画『シン・仮面ライダー』、連続テレビ小説『らんまん』、映画『ゴジラ-1.0』、映画『サイレントラブ』、映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』、映画『六人の嘘つきな大学生』、映画『アンダーニンジャ』など話題作に次々と出演。来年放送予定の大河ドラマ『豊臣兄弟!』では寧々役に決まり大河ドラマ初出演を果たす。
フジ系連ドラは『ドクター・ホワイト』(2022年)以来3年半ぶりの出演。三谷脚本作品には初参加となる。

金城綾香プロデューサーのインタビューより
浜辺さんは、昭和の可愛い服を着こなし、お父さんとの雰囲気も良く、美しいのに自分の顔が崩れても気にせず、心から表現されている姿がとても素晴らしかったです。瞬発力やコメディのセンスもあり、これからどういう作品でまた違う表情を見せて下さるのか、楽しみです。

浜辺美波さんは、2015年の映画『エイプリルフールズ』で可愛いけどちょっと反抗的な小学生を演じていて印象的だったけど、どんどん素敵な女性に成長していったよね。『らんまん』や『ゴジラ-1.0』では神木隆之介さんの相手役で、芯の強い女性の姿が心に残っているよ。

小林薫/役:風呂須太郎

もしがく風呂須

登場人物:風呂須太郎(ふろす・たろう)
渋谷のジャズ喫茶「テンペスト」のマスター。

キャスト:小林薫(こばやし・かおる)
1951年9月4日生まれ、京都府出身。
1971年から1980年まで唐十郎主宰の劇団「状況劇場」に在籍。1977年、『はなれ瞽女おりん』で映画デビュー。主な出演作に『ふぞろいの林檎たち』シリーズ、『深夜食堂』シリーズ、ドラマ『ナニワ 金融道』シリーズ、向田邦子シリーズ、映画『海賊とよばれた男』、大河ドラマ『峠の群像』『おんな城主 直虎』『青天を衝け』、連続テレビ小説『天うらら』『カーネーション』『虎に翼』、『イキのいい奴』、『55歳からのハローライフ』、映画『Dr.コトー診療所』、映画『首』、『コタツがない家』、映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』など。連続テレビ小説『虎に翼』では、主人公・寅子の生涯の師となる法学者・穂高重親を演じる。映画『それから』、映画『恋文』で日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞。『秘密』で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞、『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を再び受賞。数々の作品で人々を魅了してきた日本が誇る名優。
フジ連ドラには『風間公親-教場0-』(2023年、フジテレビ系)以来2年半ぶりの出演。三谷脚本作品には初参加となる。

向田邦子シリーズ、『深夜食堂』のマスター、『虎に翼』の法学者など、小林薫さんが演じた人物はみんな忘れがたいわ。映画『でっちあげ』では小林さんが登場してきただけで救われた気持ちになったなあ。
このドラマでは、ジャズ喫茶のマスターなのね。小林薫さんがマスターのジャズ喫茶なんて、行ってみたい!

市原隼人/役:トニー安藤

もしがくトニー

登場人物:トニー安藤(とにー・あんどう)
・とある劇場の用心棒。
・こわもてで寡黙。

キャスト:市原隼人(いちはら・はやと)
1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。
2001年、主演映画『リリイ・シュシュのすべて』でデビュー。映画『偶然にも最悪な少年』で、第27回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。以降、ドラマ『WATER BOYS2』、映画『チェケラッチョ!!』、『ROOKIES』、映画『神様のパズル』、『猿ロック』、映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』、『猿ロック THE MOVIE』、映画『極道大戦争』、『不機嫌な果実』、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』『鎌倉殿の13人』『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、映画『ブルーハーツが聴こえる~人にやさしく~』、『リバース』、映画『サムライせんせい』、『おいしい給食』シリーズ、WOWOW連続ドラマW『正体』、『正直不動産』、映画『レッドシューズ』、『こっち向いてよ向井くん』など数々の作品に出演。フジ連ドラには『風間公親-教場0-』第1話(2023年)にゲスト出演して以来2年半ぶりの出演で、レギュラー出演は『カラマーゾフの兄弟』(2013年)以来12年ぶりとなる。
三谷脚本作品にはスペシャルドラマ『死との約束』(2021年)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)に出演。菅田将暉とは市原主演の連ドラ『ランナウェイ~愛する君のために』(2011年)で共演している。

『べらぼう』の鳥山検校役は魂がこもっていて本当に凄かった。『正体』では逃亡犯の主人公を疑いながらもやはり信じたいという気持ち、震えるような緊迫感がひしひしと伝わってきたよ。事前の丁寧な準備と本番での情熱のどちらもが素晴らしい役者さんなんだろうな。

戸塚純貴/役:大瀬六郎

登場人物:大瀬六郎(おおせ・ろくろう)
・交番勤務の純情警官。
・渋谷の風紀を見守っている。

キャスト:戸塚純貴(とづか・じゅんき)
1992年7月22日生まれ。岩手県出身。
2010年、第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで、理想の恋人賞を受賞。『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』で俳優デビュー。『仮面ライダーウィザード』で主人公の助手役を演じて注目される。映画『風切羽~かざきりば~』で秋月三佳とともに主演を務めた。以降、『新・牡丹と薔薇』、映画『ライチ☆光クラブ』、映画『走れ!T校バスケット部』、『だが情熱はある』、『スーパーのカゴの中身が気になる私』、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』、映画『ある閉ざされた雪の山荘で』、連続テレビ小説『虎に翼』、映画『赤羽骨子のボディガード』、映画『まる』、『波うららかに、めおと日和』など、主演からバイプレイヤーまで親しみやすいキャラクターで話題作に出演。
舞台『ヴァンプ・ショウ』(2022年 ※再演)、『スオミの話をしよう』(2024年)に続いての三谷作品参加になる。

『だが、情熱はある』でオードリーの春日さん役を演じていたけれど、佇まいや漫才の間(ま)が春日さんそのもので本当に素晴らしかったわ。、三谷監督の『スオミの話をしよう』でも印象的な役だったわね。

アンミカ/役:パトラ鈴木

もしがくパドラ

登場人物:パトラ鈴木(ぱとら・すずき)
ダンサー。

キャスト:アンミカ
1972年3月25日生まれ。韓国出身。
韓国で生まれ大阪で育つ。1993年、パリ・コレクションに出演。モデル業のほか、俳優、ジュエリーデザイナー、タレントなどマルチに活躍。俳優活動では、『ワタシってサバサバしてるから』、『イップス』、『イグナイト-法の無法者-』、映画『ババンババンバンバンパイア』、映画『君がトクベツ』などに出演している。
三谷脚本作品には初参加となる。

パトラは情に厚い肝っ玉姉さんなんだね。
アンミカさんは初めての連ドラレギュラーなんだって。

秋元才加/役:毛脛モネ

登場人物:毛脛モネ(けずね・もね)
ダンサー。

キャスト:秋元才加(あきもと・さやか)
1988年7月26日生まれ。千葉県出身。
アイドルグループ・AKB48の元メンバー。2013年8月、AKB48を卒業。2020年、映画『山猫は眠らない』シリーズでハリウッドデビューを果たす。
舞台『国民の映画』(2014年 ※再演)、舞台『日本の歴史』、映画『ギャラクシー街道』、スペシャルドラマ『黒井戸殺し』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』など、数々の三谷脚本作品に参加している常連キャストである。

秋元才加さんは三谷作品の常連ね。『鎌倉殿の13人』の巴御前役は凛々しくて見事だったわ。
AKB48で活動していた秋元さんにとって、このドラマの舞台は感慨深いものがあるでしょうね。それにしても“毛脛モネ”ってインパクトのある名前!

佐藤大空/役:毛脛朝雄

登場人物:毛脛朝雄(けずね・あさお)
モネの一人息子。

キャスト:佐藤大空(さとう・たすく)
2018年12月25日生まれ。東京都出身。
1歳で雑誌モデルとしてデビュー。『PICU 小児集中治療室』(2022年、フジテレビ系)で主人公の幼少期を演じた。『ライオンの隠れ家』(2024年、TBS系)ではメーンキャストの“ライオン”と名乗る男の子役に抜てきされた。その他、『ゆりあ先生の赤い糸』、『ムサシノ輪舞曲』、『最後の鑑定人』などに出演。ディズニーピクサー映画『星つなぎのエリオ』では日本語吹き替えをしている。高い演技力が注目を集める人気子役。

たすくくんは5歳にして演技を絶賛される名子役!
昭和を知らないからズボンに洋服を入れるのが面白かったし、昔の遊び道具で遊べたのが楽しかったんだって。

菊地凛子/役:案内所のおばば

もしがくおばば

登場人物:案内所のおばば
謎めくメッセージで久部三成を翻弄する。

キャスト:菊地凛子(きくち・りんこ)
1981年1月6日生まれ。神奈川県出身。
映画『バベル』で第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、その後も、『ナイト・トーキョー・デイ』、『パシフィック・リム』、『47RONIN』など数々の海外作品に出演し、世界的な評価を受けている。国内での主な出演作は、『LIAR GAME season2』、『モテキ』、映画『ノルウェイの森』、『獣になれない私たち』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、『PICU 小児集中治療室』、映画『658km、陽子の旅』、連続テレビ小説『ブギウギ』、『侵略者たちの晩餐』、『ホットスポット』など。
三谷脚本作品には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)以来、2度目の出演となる。

菊地凛子さんは『ノルウェイの森』のあやうい女性-直子、『鎌倉殿の13人』の憎み切れない悪妻・のえ、『ブギウギ』で圧巻の存在感だった茨田りつ子、『658km、陽子の旅』のコミュ障の陽子、『ホットスポット』のあくどい市長、とどんな役柄も魅力的に演じてきたわね。今回はおばば役なの?美貌を封印してしまうのかしら。

坂東彌十郎/役:江頭論平

登場人物:江頭論平(えがしら・ろんぺい)
・渋谷にある八分(はっぷん)神社の神主・
・巫女の樹里の父親。
・厳格に振る舞っているが、実はとある女性ダンサーの追っかけをしている。

キャスト:坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)
1956年5月10日生まれ。東京都出身。
歌舞伎役者。1973年5月、『奴道成寺』の観念坊で坂東彌十郎を名のり初舞台を踏む。78年2月、『文七元結』の鳶頭役で名題昇進。1983年から三代目市川猿之助の門下に入門(~1998年)。幅広い役を演じ分ける唯一無二の役者。梨園一の長身(183㎝)としても知られる。父は、初代坂東好太郎。
三谷脚本作品には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)、映画『スオミの話をしよう』(2024年)に出演している。

『鎌倉殿の13人』の北条時政も『スオミの話をしよう』の寒川も、圧倒的な存在感がありながらどこかチャーミングなんだよね。彌十郎さんの人柄の魅力がにじみ出てくるんだろうな。

井上順/役:うる爺

登場人物:うる爺(うるじい)
・劇場の客引き。
・渋谷の繁華街に精通した調子のいいおっちゃん。

キャスト:井上順(いのうえ・じゅん)
1947年2月21日生まれ。東京都出身。
1963年、バンド・ザ・スパイダースのボーカルとして加入。1971年の解散後はソロとして活動。映画『東京難民』や、ドラマ『ありがとう』シリーズ、ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』、NHK大河ドラマ『北条時宗』、『ごくせん第2シリーズ』、『アンフェア』、NHK連続ドラマ小説『ファイト』『エール』『おかえりモネ』『らんまん』、舞台『おんなの家』など多彩な作品で活躍を続けている。往年の音楽番組「夜のヒットスタジオ」では男性司会者として最長の9年半の間、番組を支えた。
三谷脚本作品には映画『ラヂオの時間』(1997年)、『3番テーブルの客』(1996年)、大河ドラマ『真田丸』(2016年)に出演。

「夜のヒットスタジオ」の井上順さんは軽妙なユーモアと出演者への温かさで定評があったのよね。三谷さんは順さんの司会ぶりに感じ入って、監督デビュー作の『ラヂオの時間』に「夜ヒット」のイメージの役で起用したんだって。『3番テーブルの客』の順さんも洒脱でペーソスがあって良かったな。

野間口徹/役:伴工作

もしがく伴工作

登場人物:伴工作(ばん・こうさく)
・舞台監督。
・トラブル続きの劇場を成立させようと奔走する、哀愁漂う人物。

キャスト:野間口徹(のまぐち・とおる)
1973年10月11日生まれ。福岡県出身。
『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年)にレギュラー出演したことをきっかけに広く知られるように。以降、数々のドラマや映画、バラエティ番組の『サラリーマンNEO』などで活躍。近年の主な出演作は、『戦力外捜査官』、映画『シン・ゴジラ』、映画『聖の青春』、映画『海賊とよばれた男』、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、映画『北の桜守』、『あなたの番です』、『天国と地獄〜サイコな2人〜』、連続ドラマW『正体』、『全領域異常解決室』、『クジャクのダンス、誰が見た?』、『ホットスポット』、映画『ベートーベン捏造』など。主演ドラマとしては、『ノンレムの窓「解約ゲーム」』、『VRおじさんの初恋』など。
三谷脚本作品には初参加となる。

野間口さんが演じる役は、『ブラッシュアップライフ』の宮岡さんとか、『正体』の新興宗教の教祖代理とか、『全領域異常解決室』の寿正とか、どれも鮮烈な印象を残すよね。三谷作品で野間口さんを見ることができて嬉しいな。

シルビア・グラブ/役:ジェシー才賀

登場人物:ジェシー才賀(じぇしー・さいが)
・WS劇場のオーナー。
・ゴージャス。
・赤字続きの劇場にやきもきし、支配人にプレッシャーをかける。
・流行をいち早く取り入れるミーハーな一面もある。

キャスト:シルビア・グラブ
1974年7月17日生まれ。東京都出身。
1997年に舞台『ジェリーズ・ガールズ』に出演以降、ミュージカルを中心に舞台で活動。2008年、『レベッカ』のダンヴァース夫人での演技が評価され、第34回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。2012年、『国民の映画』のツァラ・レアンダー役の演技で、読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞。
三谷脚本作品では、『死との約束』(2021年)、大河ドラマ『真田丸』(2016年)『鎌倉殿の13人』(2022年)などに出演している。

シルビア・グラブさんは三谷さんの信頼厚い役者さんね。『鎌倉殿の13人』の藤原兼子役は、美しくて強くて品格と迫力に圧倒されたわ。

野添義弘/役:浅野大門

登場人物:浅野大門(あさの・だいもん)
劇場支配人。

キャスト:野添義弘(のぞえ・よしひろ)
1958年7月3日生まれ。大阪府出身。
24歳で劇団スーパー・エキセントリック・シアターの一員となり、舞台で活躍。その後は多彩なドラマや映画に出演し、存在感を示している。近年の主な出演作は、『アンナチュラル』、『監察医 朝顔 第二シーズン』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、『18歳、新妻、不倫します。』、連続テレビ小説『虎に翼』、『新宿野戦病院』、映画『トリリオンゲーム』など。

『鎌倉殿の13人』で頼朝を支え続けた安達盛長役は視聴者から本当に愛されたよね。

長野里美/役:浅野フレ

登場人物:浅野フレ(あさの・ふれ)
浅野大門の妻。

キャスト:長野里美(ながの・さとみ)
1961年8月15日生まれ。神奈川県出身。
1982年から2012年まで第三舞台に参加し、小劇場ブームを牽引する俳優として人気を博した。主なドラマ出演作は、『ごくせん第2シリーズ』、『透明なゆりかご』、『FINAL CUT』、『コンフィデンスマンJP』、『あなたの番です』、『大奥』、『対岸の家事』など多数。
三谷脚本作品には、舞台のほか、大河ドラマ『真田丸』(2016年)、『誰かが、見ている』(2020年)、『死との約束』(2021年)に出演している。

『真田丸』の真田信之の病弱な正室役は、三谷さんから「長野さんにしかできない」と指名されたそうね。『対岸の家事』では、中谷達也を幼少期に虐待していた母親役、鮮烈だったなあ。

佳久創/役:乱士郎

もしがく乱士郎

登場人物:乱士郎(らんしろう)
WS劇場オーナー・ジェシー才賀の秘書。

キャスト:佳久創(かく・そう)
1990年10月28日生まれ。愛知県出身。
元ラグビー選手という異色の経歴の持ち主。ラグビーの日本選抜メンバーに選出される活躍をしたが、大怪我をし選手を引退。俳優へ転身する。主な出演作は、『今日から俺は‼』、『コンフィデンスマンJP運勢編』、『ストロベリーナイト・サーガ』、『ノーサイド・ゲーム』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、『王様戦隊キングオージャー』、『サンクチュアリ‐聖域-』など。2026年、大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演予定。

『鎌倉殿の13人』の武蔵坊弁慶は迫力があったなあ。すごい存在感だったよ。
このドラマではシルビア・グラブさん演じる劇場オーナーの秘書役なんだね。並んだだけでインパクトありそうだ!。

富田望生/役:トンちゃん

登場人物:トンちゃん
・久部三成の劇団「天上天下」に所属する制作スタッフ。
・不器用で粗暴な久部のことをいつも心配そうに見守っている。

キャスト:富田望生(とみた・みう)
2000年2月25日生まれ。福島県出身。
主な出演作は、映画『ソロモンの偽証』(2015年)、映画『あさひなぐ』(2017年)、映画『SUNNY強い気持ち強い愛』、『町田くんの世界』(2019年)や、2018年日本テレビ『今日から俺は!!』、2019年日本テレビ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、2019年NHK連続テレビ小説『なつぞら』、2020年日本テレビ『美食探偵 明智小五郎』、など。『だが、情熱はある』で山崎静代役を演じ、日刊スポーツ春ドラマグランプリ助演女優賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞。

『だが、情熱はある』のしずちゃん役、はまり役だったな。
富田望生さんは魅力的なキャラクター作りと、それを支える優れた演技力、人間性がにじみ出る繊細な表現力が素晴らしいのよね。

小澤雄太/役:黒崎

登場人物:黒崎(くろさき)
・劇団「天上天下」の主宰者。
・久部の演出に対して激しく抗議するなど、一触即発の関係にある。

キャスト:小澤雄太(おざわ・ゆうた)
1985年10月8日生まれ。東京都出身。
劇団EXILEのメンバー。主な出演作は、『ウルトラマンジード』、『越路吹雪物語』、映画『記憶にございません!』、映画『バラシファイト』など。

三谷監督の『記憶にございません!』では、中井貴一さんが演じた総理大臣の記憶喪失を診断した脳外科医役だったね。
このドラマでは、菅田将暉さん演じる主人公・久部のライバルであり、劇団の主催者という役どころ。楽しみだなあ。

西村瑞樹(バイきんぐ)/役:彗星フォルモン

もしがくフォルモン

登場人物:彗星フォルモン(すいせい・ふぉるもん)
・お笑いコンビ「コントオブキングス」で王子はるおの相方。
・プライドが高く、新人放送作家・蓬莱省吾のアドバイスには聞き耳を持たない。

キャスト:西村瑞樹(にしむら・みずき)
1977年4月23日生まれ。広島県出身。
1996年、小峠英二とともにお笑いコンビ「バイきんぐ」を結成。2012年「キングオブコント」で優勝。俳優としての出演作は、映画『珍しい人たち』、『恋より好きじゃ、ダメですか?』、『ゆるキャン△』、『波よ聞いてくれ』、映画『V. MARIA』、映画『惑星ラブソング』など。

このドラマで演じるのはお笑いコンビの芸人役。「バイきんぐ」とは違うお笑いの顔が見られるのね。西村さんは、これまでの自分の芸人人生とリンクする部分もあって、思わぬところで感情が昂ってしまうこともあったんですって。

大水洋介(ラバーガール)/役:王子はるお

もしがくはるお

登場人物:王子はるお(おうじ・はるお)
・「コントオブキングス」で彗星フォルモンの相方。

キャスト:大水洋介(おおみず・ようすけ)
1982年12月12日生まれ。青森県出身。
お笑いコンビ「ラバーガール」のボケ担当。俳優としての出演作は、『コドモ警察』。連続テレビ小説『ひよっこ』、『黒革の手帖』2021年版、映画『ベイビーわるきゅーれ』、『大病院占拠』、『御上先生』など多数。

大水さんは俳優としても印象深い役をたくさん演じてきているよね。
バイきんぐの西村さんとラバーガールの大水さんが演じる芸人コンビなんて、楽しみでしかないよ!

ひょうろく/役:仮歯

キャスト:ひょうろ
大ブレイク中のお笑い芸人・ひょうろくさんは俳優としても精力的に活動しており、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(2025年/NHK)への出演も大きな話題に。

登場人物:仮歯(かりば)
風呂須太郎がマスターのジャズ喫茶「テンペスト」の従業員。

キャスト:ひょうろ
1987年7月7日生まれ。鹿児島県奄美大島出身。
お笑い芸人。俳優としても精力的に活動し、『コンビニ★ヒーローズ〜あなたのSOSいただきました!!〜』、『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』、『素晴らしき哉、先生!』、『コンシェルジュの水戸倉さん』、『イグナイト -法の無法者-』、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』など多彩な作品に出演している。

『べらぼう』では江戸時代の画家・松前廣年役が評判を呼んだわよね。リアリティある演技が大きな話題になったわ。
このドラマでは、小林薫さんがマスターのジャズ喫茶のウェイター役なのね。

福井夏/役:毛利里奈

登場人物:毛利里奈(もうり・りな)
・渋谷にあるWS劇場のモギリ。
・今時(1980年代当時)の若者で、ぱっと見、やる気のなさそうな雰囲気の女性。
・派手な服装を着てスナック菓子を食べながら受付で働いている。

キャスト:福井夏(ふくい・なつ)
1997年5月26日生まれ。東京都出身。
数々の舞台で活躍。主な出演作は、『相棒season23』、『モンスター』、大河ドラマ『光る君へ』、『ムサシノ輪舞曲』、映画『この動画は再生できませんTHE MOVIE』など。

『光る君へ』では見上愛さん演じる彰子の女房・小少将の君役だったね。

松田慎也/役:ケントちゃん

もしがくケントちゃん

登場人物:ケントちゃん
・渋谷のスナック「ペログリーズ」のウェイター。
・こわもてで威圧感がある人物。
・「ペログリーズ」は一見普通のスナックのように見えるが実は…。

キャスト:松田慎也(まつだ・しんや)
1986年4月20日生まれ。兵庫県出身。
蜷川幸雄が設立した若手俳優養成さいたまネクスト・シアターに発足時から所属。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』、『雨花のけもの』、『男たちの中で』など舞台を中心に活動。『ドクターX~外科医・大門未知子~』、『そろばん侍 風の市兵衛』、映画『ヘルドッグス』など、ドラマや映画でも活躍している。

松田慎也さんは、蜷川幸雄さんから80年代のお話をたくさん聞いていたそうだから、このドラマへの出演は格別の想いがあるでしょうね。
それにしても、“こわもてのケントちゃん”、気になる存在だわ。

小池栄子/役:いざなぎダンカン

登場人物:いざなぎダンカン
ダンサー。

キャスト:小池栄子(こいけ・えいこ)
1980年11月20日生まれ。東京都出身。
『踊る大捜査線』(1997年)で俳優デビュー。『美少女H』(1998年)で初主演。バラエティ番組でも機知に富んだコメントが高く評価され様々な番組で活躍する。俳優としての転機は主演映画『接吻』(2008年)。死刑囚を愛する孤独な女性を狂おしく演じヨコハマ映画祭や毎日映画コンクールなどで主演女優賞を受賞。舞台『グッドバイ』では23回読売演劇大賞 最優秀女優賞を受賞した。その他、映画『八日目の蟬』、フジテレビ『リーガル・ハイ』、WOWOW『連続ドラマW 贖罪』、日本テレビ『俺の話は長い』、映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、『コタツがない家』など、数多くの作品で多彩な役柄を演じている。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では鮮烈な北条政子像を作り上げ、第31回橋田賞を受賞した。
三谷作品には、舞台『子供の事情』(2017年)、映画『記憶にございません!』(2019年)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK)、『三谷幸喜「おい、太宰」』(2025年/WOWOW)と多数の作品に出演。
フジ連ドラには、主演した『新宿野戦病院』(2024年)以来の出演となる。

『鎌倉殿の13人』の政子役では、チャーミングな娘時代から凛とした尼将軍までを演じ切って見事だったね。小池栄子さんはパワフルな役だけでなく、『接吻』や『贖罪』のように闇を抱えた女性もすごく良いんだよな。
このドラマに登場するダンサー・いざなぎダンカンとはどんな人物なんだろう。

堺正章/役:ポニー田中

登場人物:ポニー田中(ぽにーたなか)
テレビに映る人気芸人。

キャスト:堺正章(さかい・まさあき)
1946年生まれ。東京都出身。
歌手、俳優、司会者として日本を代表するエンターテイナー。ザ・スパイダースでは、井上順とともにボーカルを担当して人気を博した。俳優としての主な出演作は、『時間ですよ』シリーズ、『西遊記』シリーズ、『天皇の料理番』、大河ドラマ『麒麟がくる』など。

渡辺謙/役:エピグラフの声

エピグラフの声
※エピグラフとは、書物の冒頭や章の初めに置かれる大事や引用句のこと。
本作ではドラマ本編のヒントにもなるシェイクスピアの名言が毎話冒頭に登場する。

キャスト:渡辺謙(わたなべ・けん)
1959年10月21日生まれ。新潟県出身。
大河ドラマ『独眼竜政宗』で絶大な人気を得た後は、映画『ラストサムライ』、映画『硫黄島からの手紙』、『GODZILLA ゴジラ』など、日本国内のみならず世界で活躍する名優。三谷脚本作品には『君たちがいて僕がいる』(1992年)で主演したほか、映画『ラヂオの時間』(1997年)などに出演。三谷演出の舞台『ホロヴィッツとの対話』(2013年)では、主演を務めている。

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の注目ポイント

三谷幸喜、25年ぶりの民放GP帯連ドラ脚本!

希代のヒットメーカー、三谷幸喜がゴールデンプライム帯の民放連続ドラマの脚本を手がけるのは、2000年に同局系列で放送された「合い言葉は勇気」以来、約25年ぶりとなります。

三谷幸喜(みたに・こうき)
1961年7月8日生まれ。東京都出身。
劇作家、脚本家、演出家、映画監督、俳優。
大学在学中の1983年に劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成。代表作は『12人の優しい日本人』、『ショウ・マスト・ゴー・オン〜幕をおろすな〜』、『彦馬がゆく』、『ラヂオの時間』、『東京サンシャインボーイズの「罠」』など。劇団と並行して放送作家としても活動し、『アイ・アイゲーム』、『欽ドン!』、『お笑いマンガ道場』などの構成に携わる。テレビアニメ『サザエさん』の脚本を何本か書いたていた。フジテレビ『やっぱり猫が好き』(1988~1991年)の脚本で注目を集め、『振り返れば奴がいる』(1993年)でGP帯連ドラ脚本を初めて担当。その後『古畑任三郎』シリーズで脚光を浴びる。その他の主な脚本作品は、『王様のレストラン』、『竜馬におまかせ!』、『3番テーブルの客』、『総理と呼ばないで』、『合い言葉は勇気』、大河ドラマ『新鮮組!』『真田丸』『鎌倉殿の13人』、ラジオドラマ・舞台・映画にもなった『笑の大学』など、ヒット作多数。1997年には『ラヂオの時間』で映画監督デビュー。その後の監督作品に、『みんなのいえ』、『THE 有頂天ホテル』、『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』、『記憶にございません!』、『スオミの話をしよう』など。
「日本アカデミー賞最優秀脚本賞」「岸田國士戯曲賞」「紫綬褒章」「向田邦子賞」など数多くの賞を受賞している、日本を代表するエンターテイナー。

三谷幸喜さんは数々の作品で人間の面白さ、切なさ、愛おしさなどを描いて、人々に笑いと感動を届けてきました。
登場人物一人一人に愛情が込められた脚本なので、観ていて全員に愛着がわいてくるんですよね。
ユーモアあふれる物語を夢中で見終わった後に改めて見事な構成に快感を覚える、そんな宝物のような作品が数え切れないくらい沢山あります。
【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーです。
当時の渋谷は、若者文化の発信地で流行の最先端をいく街でした。
熱を帯びた当時の空気を三谷さんがどう描くのか、そして令和の私たちに何を届けてくれるのか、楽しみですね。

三谷さんの作品は、登場人物が全員主役のように感じるのよね。それぞれの見せ場をしっかり作っていて愛情を感じるわ。
日本のエンターテインメントを牽引してきた三谷さんが、“演劇”をどう描くのか、ワクワクするわね。

菅田将暉×二階堂ふみ×神木隆之介×浜辺美波

菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波という、当代きっての人気実力を併せ持つ若手俳優がそろいました。
菅田将暉さんと二階堂ふみさんは、映画『王様とボク』やフォトブックなどで共演。
菅田将暉さんと神木隆之介さんは『コントが始まる』でお笑いトリオのメンバーとして共演しています。
浜辺美波さんは、菅田将暉さんとは映画『となりの怪物くん』、映画『アルキメデスの大戦』で共演、神木隆之介さんとはNHK連続テレビ小説『らんまん』で夫婦を演じ、神木さんが主演した映画『ゴジラ-1.0』でもヒロイン役として出演しています。

菅田将暉「演者として、また一つ大きな試練を三谷さんより頂きました」「みんなのお芝居を見ていてとても楽しかった。その一点に、演者としてご褒美をもらったような気持ちになりました」
二階堂ふみ「何から何まで楽しく、幸せな現場でした」
神木隆之介「幸せを感じながらいっぱいお勉強させていただきました」
浜辺美波「主人公を中心とした個性豊かな登場人物たちが果てしなく魅力的でした」

キャスト陣のコメントを読んでいるだけでワクワクしてくるね!
1984年を知らない彼らが、どんな景色を見せてくれるんだろうか。

主題歌はYOASOBI「劇上」

主題歌は、YOASOBIの書き下ろし「劇上」(げきじょう)です。
ドラマ初回放送日でもある10月1日(水)に結成6年を迎えるYOASOBIにとって初の試みとなる、コンポーザー・Ayaseのボーカル参加が実現。
YOASOBIの“いま”を詰め込んだ、新たな挑戦にして特別な楽曲に仕上がりました。
YOASOBIが連続ドラマへ楽曲提供するのは初めてのことです。
また、この「劇上」は、三谷幸喜が本作のために書き下ろした私小説「劇場ものがたり」を原作に制作されました。
「劇上」は、10月1日(水)の初回放送内で初解禁され、翌日の10月2日(木)に配信リリースされます。

YOASOBIのコメント
音楽という形でこの作品に携わらせていただき、大変光栄に思っております。楽曲を制作しながらワクワクして、このドラマがどんな仕上がりになっているのか私たちも楽しみにしています。

この『劇上』は、三谷さんがお書きになった自伝の小説が原作になっています。全力でドラマにお力添えできるように頑張ろう、という意気込みで作らせていただきました。

事前に台本を何度も読ませていただきましたし、レコーディングも何回も録りました。何回もミックスチェックし、歌詞も何度も書き直しました。

そして、「この世界は舞台であって、人間はみんな役者である」というシェイクスピアの思想とも向き合い、いろいろと思考を巡らせて難航もしましたが、今のYOASOBIに出せるアンサーを最終的に出すことができて満足しています。ドラマと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。

演出は『コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-』シリーズの西浦正記

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の演出は、『コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-』シリーズをはじめ、『リッチマン、プアウーマン』、『ブラックペアン シーズン2』など数々のヒット作品を手がけてきた西浦正記(にしうら・まさき)。
その他の作品は、『神様、もう少しだけ』、『ムコ殿』、『天才柳沢教授の生活』、『優しい時間』、『エンジン』、『電車男』、『華麗なる一族』、『フィクサー』、『プライベートバンカー』など。

西浦正記「パワーのぶつかり合い!今回のドラマはコレに終始した。脚本のパワー、役者のパワー、スタッフのパワー全てが強力。しかし、ぶつかり合いは火花では無く、大きく鮮やかな花火を上げていました。毎週そのパワーをお楽しみに」

「火花では無く、大きく鮮やかな花火」という表現が素敵!どんな色の花火を見せてくれるかしら。

第一話放送後よりNetflixでの世界配信!

早くもNetflixでの配信が決定しました。
世界中でこの極上のドラマが見られるなんて、素晴らしいですね。

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】のスタッフ

脚本 三谷幸喜
主題歌 YOASOBI
『劇上』
[Echoes / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.]
音楽 得田真裕
プロデュース 金城綾香
野田悠介
製作プロデュース 古郡真也
演出 西浦正記
制作著作 フジテレビ
公式情報 公式サイト
公式X
公式Instagram

【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】の放送日

◆放送日:2025年10月1日(水曜)スタート
◆放送時間:毎週水曜22時00分=22時54分(初回は30分拡大)
◆放送終了後、TVerで見逃し配信
◆1話終了後、Netflixで世界配信
◆放送局:フジテレビ

記事内画像出典:もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう公式サイト