【ミス・ターゲット】2話のネタバレと感想!すみれ(松本まりか)と宗春(上杉柊平)価値観の違いを乗り越えても

ミス・ターゲット2話

【ミス・ターゲット】2話のネタバレと感想!すみれ(松本まりか)と宗春(上杉柊平)価値観の違いを乗り越えても

日10ドラマ【ミス・ターゲット】2話「結婚詐欺師の初デート」が4月28日に放送されました。
結婚詐欺師から足を洗った朝倉すみれ(松本まりか)が、価値観の全く異なる和菓子職人・村松宗春(上杉柊平)とデートします。

お金が何よりも大事なすみれと和菓子を一心に愛する宗春、この二人うまくいくのかなあ。

2話は、宗春が和菓子職人を目指した理由と、すみれがどうして結婚詐欺師になったのかが描かれる回。価値観が違い過ぎるからこそお互いに気づくものがあるかもしれないわね。

それでは、【ミス・ターゲット2話のネタバレと感想をお届けします。

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目次

【ミス・ターゲット】2話のネタバレ

2か月後の結婚式場

結婚式場の控室で新郎の村松宗春(上杉柊平)が物思いに耽っている。

こんなにも誰かを好きになるなんてないと思ってた。彼女の笑顔が声が優しさが変な部分さえも愛おしくて、気づくとずっと彼女のことを考えていた。たったひとりの特別な人。こんな気持ち初めてだった。

手錠をはめられた朝倉すみれ(松本まりか)が刑事たちに連行されていく。

まさか彼女が結婚詐欺師だったなんて。

すみれを逮捕したのは、宗春の父・村松竜太郎(沢村一樹)だった。

よもぎ摘みのデート

話は2カ月前に遡る。
宗春は友人の稲垣謙(川西賢志郎)が営むもつ焼きの店で、すみれへのメッセージを書いては消し書いては消し、ようやく40数回目に送信する。

今週末、どこかに出かけませんか?車出します。

すみれは宗春がお金を持っていないと判断していたので乗り気ではなかったが、馬淵弥生(筒井真理子)から和菓子屋江戸時代から続く老舗も多いし大地主の可能性があるとささやかれて、俄然目の色が変わる。
洗練された装いで出かけていくが、待ち合わせ場所に現れたのは作業着姿の宗春、乗って来た車は「和月堂」という店名入りの軽バンだった。
軽バンに乗って着いたのは雑木林。
よもぎ摘みをするために来たのだと言う。
すみれは唖然として、なぜよもぎを摘むのかと聞くと、宗春は答える。

俺の幸せを見たいって言ってくれたじゃないですか。自分の幸せは何なのかいろいろ考えたんです。そしたらよもぎを摘んでそのよもぎで草餅を作るのが一番幸せだなって。

宗春はよもぎ摘みについて丁寧に教えてくれたのだが、すみれは遠慮する。
つまらなそうに車の中で宗春が作業する姿を見ながら、最近いつまで彼女がいたのかを聞くすみれ。

3年前です。昔からの幼なじみでパティシエやってて。

元カノの稲垣由衣(田中真琴)はパリの洋菓子店で修行中だった。

ミス・ターゲット2話すみれと宗春

「そろそろ帰りませんか」と車から出たすみれは、足を滑らせヒールが折れて前のめりに転びそうになった。
あわてて抱きとめる宗春。二人ともお互いを意識してしまう。
仕方なく宗春から長靴を借りることになったすみれは、上の部分を折り曲げてショートブーツ風にする。

こっちのほうがギリ可愛いので。

すると、宗春も自分の長靴を折り曲げる。

可愛いですか?

デートの帰りに轟に遭遇

ミス・ターゲット2話すみれと轟

期待していたようなデートにはならずヒールも壊れてしまってガッカリしたすみれは、ブランドシューズフェアを開いている店まで送り届けてもらう。
すると、通りの向こうから「奈々さ~ん」と呼ぶ声が。
すみれが「奈々」という偽名で騙してお金を巻き上げたばかりの轟武蔵(八嶋智人)だった。
あわてて宗春と別れて、轟に挨拶しに行くすみれ。
轟に「今の方は?」と聞かれて、咄嗟に出まかせを言う。

知らない人です。私今ヒッチハイクで移動していて。だって轟さんに早くお金をお返ししたかったから!

ふるさと納税でA5ランクの牛肉を取り寄せたので家に来ないかという誘いを華麗にかわして、すみれは轟にディオールの靴を買ってもらうのだった。

宗春が和菓子職人を目指したきっかけ

宗春に出来立ての草餅を食べてほしいと誘われ、すみれは広尾という立地に惹かれて和月堂に出かける。
老舗の店構えに満足し土地はだいたい2億円くらいかと見積もってほくそ笑んでいると、宗春はこの場所は先代の家族から借りていて自分のものではないと言う。

ミス・ターゲット2話権助



かつて宗春は警察官だった。
妻を捜してくれと交番にやってきた男の言葉を信じて全力で捜索した宗春は、後にその妻が夫のDVから逃げていたことを知る。

俺たちは人を疑うのが仕事だからな。

先輩に言われた宗春は自分は警察官に向いていないと実感し失意のどん底に。
そんな時、和月堂の店主・権助(岩城滉一)に優しく声をかけられた。
そして、渡してもらった出来立ての草餅の美味しさに涙する。
「うめぇ…」

あったりめぇ~よ!魂こもってっからな!

宗春は、すみれには元公務員だったとだけ説明して、落ち込んでいた時にもらった草餅の味に救われこの仕事がしたいと思い権助に弟子入りしたのだと話す。
権助は3年前に亡くなり、宗春が店を継いだ。
先代には本当に感謝していると言いながら草餅を作る姿に、すみれは思わず見とれる。
宗春が渡してくれた草餅の味は。

美味しい!これすごく美味しいです!

当りめぇよ。魂こもってっからな。

和菓子界のイーロン・マスク

弥生は聞き込みをしている竜太郎を偶然見かけて写真を撮った。
すみれとすみれの後輩詐欺師の玉木萌(鈴木愛理)にその写真を見せて、詐欺を扱う知能犯係の刑事なので気をつけるように言う。
一方、竜太郎も宗春に結婚詐欺に注意するように話していた。
以前知り合いが結婚詐欺に遭い大金を騙し取られた結果、その人は人を信用することができなくなったという。
「結婚詐欺ってのは人の心もえぐり取るんだよ。だから俺は結婚詐欺だけは絶対に許さないんだ。」

その後竜太郎は宗春の作った草餅を美味しそうに頬張りながら妻の遺影に話しかけていたわね。結婚詐欺事件に遭った知り合いって誰なんだろう。

すみれは以前、悪徳経営コンサルタントを騙した時に勉強した知識をもとに、和月堂の経営計画を作ると意気込む。

あたしがあの和菓子屋を和菓子界のイーロン・マスクにしてあげる。

すみれは一心不乱に作り上げた経営計画の資料を意気揚々と宗春に渡すが、「お金をもっと儲けて幸せになるため」というすみれの考えに同意できない。
お客さんのために美味しい和菓子を作ること、お客さんの笑顔が自分の幸せだときっぱり言う。

すみれさんは“もっともっと病”なんじゃないですか?もっとお金が欲しい、もっと楽しく生きたい、もっと幸せになりたい。もっともっと欲しいって。幸せってそういうことじゃないと思いますけど。

重い足取りで店を出たすみれと入れ違いに竜太郎がやって来た。
いつになく不機嫌な宗春を気にかけながら、置いてある経営計画の資料を見る。
宗春は、それを作った知り合いは最初はいい人かなと思ったけど価値観が合わない、一番大切な感覚が合わない、残念な人だと話す。
竜太郎はもう一度ちゃんと資料を見るように言った。

和菓子好きでない人にも、この草餅を食べてほしい!もっと多くの人に届けたい!

私が食べて感動した「草餅」

店主の和菓子への情熱

愛情そのもの

この和菓子を食べると、幸せになれる。

そこにはすみれの熱い想いがこもった言葉がいくつも並んでいた。
宗春は、竜太郎に礼を言うと店を飛び出していく。

ミス・ターゲット2話

宗春がすみれを見つけた時にはもう日が暮れていた。
宗春は、すみれに心から謝る。

嬉しかったです。自分が頑張ってきたこと間違ってなかったなって思いました。こんなふうに和菓子を喜んでもらうために今の仕事やってたから。

宗春は、すみれがどうしてそんなふうにお金が大切になったのか、すみれのことを教えて欲しいと頼む。

結婚詐欺師になった理由

宗春の父・竜太郎は、伝説の結婚詐欺師「奈々」、通称ミス・ターゲットを長年追っていたが、誰も被害届を出さないので捕まえることができなかった。
騙された男たちが皆犯罪者であるのも理由の一つだが、そもそも彼らは誰も自分が騙されたと思っていなかったのだ。
愛を教えてもらったと感謝する者もいる始末。
だが、かつてひとりだけ被害を訴えた黒崎達夫(小木茂光)という男がいた。
15年前、企業恐喝で捕まった時に、悪事で稼いだ金は全て奈々に貢いだと言っていたのだ。

すみれの詐欺師の後輩の玉木萌(鈴木愛理)は、弥生にすみれが結婚詐欺師になったわけを尋ねる。

あの子ね、人を殺そうとしていたのよ。

すみれの母・朝倉愛(白石美帆)は、黒崎に借金の返済を迫られていた。
事故で急死した夫が連帯保証人として背負っていた借金だった。
昼も夜も働きづめの愛は、弥生のスナックで仕事中に倒れ、病気が見つかった時にはすでに手遅れで亡くなってしまう。
弔いにやってきた黒崎は当時中学生だったすみれに両親を侮辱する言葉を言い、すみれは母を追い込んだ黒崎を許せずナイフを持って追いかける。

殺してやる!

それを止めたのが弥生だった。

身体傷つけるよりさ、心やっちゃおう。

弥生は5年かけて、すみれを結婚詐欺師として育てたのだった。
偶然を装い黒崎に近づいたすみれは、半年以上かけて大金を騙し取る。
その後、黒崎の詐欺や企業恐喝などの悪事を警察に通報したのだった。
黒崎は逮捕され、すみれは復讐を果たした。
すみれは結婚詐欺師としての道を歩むことに。

弥生の話を聞いた萌は、涙ぐむ。

すみれさんには、幸せになってほしいです。

すみれさんはよもぎのような人

宗春から、「すみれさんのこと、教えて欲しいんです」と言われて、

私は…まぁいろいろと大変だったんです。少なくとも私とあなたは全く別の人生を歩んできた。全く価値観が違う。それだけは間違いないです。
じゃあ。

とだけ答え、すみれは歩き出す。
その背中に向かって叫ぶ宗春。

すみれさんは、すみれさんはよもぎのような人です!

よもぎは過酷な環境で育つ植物であること、だから沢山の効能があって昔から薬としても使われてきたことを一生懸命説明した。

すみれさんはいろいろ大変な人生を歩んできたから、よもぎのように周りの人を救える、愛のある人に育ったんだなって。愛のある人にしかこんな資料作れませんから。

宗春をじっと見つめるすみれの目から大粒の涙がこぼれる。

「民さんは野菊のような人だ」みたいに言うのね、宗春!

宗春の父

ミス・ターゲット2話すみれと宗春

宗春に誘われて、すみれは一緒に草餅を作ることに。
作り方を教えてもらいながら、すみれは笑顔になる。

よもぎって可愛いんですね。…可愛い。

宗春が言う。

そして強い。すみれさんにそっくりです。

すみれは嬉しさがこみあげて思わず言う。

私、もしかして宗春さんのこと…

見つめ合う二人の顔が少しずつ近づく。
そこへ突然、竜太郎が入ってきた。
良いムードを察した竜太郎はすぐに去ったが、すみれは彼が弥生の言っていた刑事であることに気づく。
宗春の父は自分の敵だ。

私、もしかして宗春さんのこと…
大嫌いです。

【ミス・ターゲット】2話の出演者

松本まりか、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、小林涼子、小槙まこ、田中真琴、八嶋智人、白石美帆、小木茂光、筒井真理子、沢村一樹、ほか。

ゲスト出演者
岩城滉一、板倉武志、深澤大河、武上陽奈、佐藤まんごろう、和田亮太、ロイック・ガルニエ、皆川尚義、髙谷心也、ほか。

次回予告ナレーション
ダンディ坂野(ミスター・ゲッツ)

【ミス・ターゲット】2話の感想

長靴を折るすみれと真似する宗春

長靴履いたビジュアルが許せなくてショートブーツみたいにするすみれも、真似して折り曲げる宗春も可愛い!
二人ともどうしようもなく可愛いですね。

主題歌「ワルツ」が切ない!

主題歌「ワルツ」(家入レオ)が流れてくるタイミングが絶妙です。
切ない歌詞とメロディと歌声が、すみれの心に寄り添っていて胸に沁みます。

八嶋智人さんとふるさと納税

『不適切にもほどがある!』に続いてふるさと納税をしている八嶋智人さん。
脚本の政池さんは、以前にも八嶋智人さん演じる轟のことを「不適切な闇金業者」と紹介していました。
こういう局を越えた設定、楽しいですね。

ただのラブコメじゃない深い物語

経営計画の資料から、すみれが勉強熱心で有能、そして愛のある人だということがよく伝わってきます。
すみれと宗春はたどってきた道は異なりますが、真面目でピュアという部分は似ているのかもしれません。
お互いの価値観を受け入れられるようになり気持ちが通じ合ったところで竜太郎が登場するラストは、胸が苦しくなる展開でした。
2か月後には結婚式が待っていることも、その日すみれが警察に連行されてしまうことも視聴者はすでにわかっています。
そこまで二人がどう描かれるのか、そしてその後はどうなるのか、楽しみに見守っていきたいです。

次回は、すみれと宗春が婚活パーティーで再会?
【ミス・ターゲット】3話の放送は5月5日(日)夜10時からです。
どうぞお楽しみに。

記事内画像出典:ミス・ターゲット公式サイト

ミス・ターゲット2話

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