【未恋〜かくれぼっちたち〜】3話ネタバレと感想!高坂健斗と深田ゆずがすれ違いで関係が悪化?

2025年1月23日にドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』の第3話が放送されました。徐々に明かされていく高坂健斗の過去と鈴木みなみとの関係。3話では、深田ゆずとのすれ違いも…?

本記事では、【未恋〜かくれぼっちたち〜】の3話ネタバレと感想、SNSの反応も合わせてご紹介します。

目次

【未恋〜かくれぼっちたち〜】3話ネタバレ・感想!

価値観の違いですれ違う2人

「第二の深田ゆず育成プロジェクト」の企画書を持ち帰った際に、深田ゆずがその企画書を見つけてしまい、深田ゆずは高坂健斗にどういうことなのかと問い詰めます。

「第一の深田ゆずはお払い箱てこと?」「最近不安になる。賞味期限なのかな」

不安と怒りの感情を吐き出す深田ゆず。高坂健斗は企画の名前を変えてもらうように頼んでおくと提案しても、深田ゆずは反対します。

「なんで怒ってるんですか?」

高坂健斗は深田ゆずがなんで怒っているのかさっぱり分からない様子。

食事の場面でも、価値観の違いでぶつかり合う高坂健斗と深田ゆず

深田ゆずが醤油を使い、そのままテーブルの上に置き、高坂健斗はそれを元にあった場所へ向きもきっちり揃えて戻しました。それを見て不快感を表す深田ゆず。高坂健斗は、慌てて嫌みではなくて、元の場所に戻せばお互いに分かりやすいという事を伝えます。

深田ゆずは、今まで溜め込んでいた感情が溢れるように、いつまで敬語なのかと言い出し、醤油の置き方、エアコンの設定温度、タオルの畳み方、目玉焼きの食べ方に価値観の違いがあり不満がある事を吐露します。

「健斗の良かれは、私の良かれ?」

と言う深田ゆずに、高坂健斗は「ゆず先生は何を望んでいるの?」と問いかけ、深田ゆずは、「普通…普通の人みたいに笑って暮らしたい」と返答。それに対して「普通て…なに?」と高坂健斗が返答しました。

目玉焼きの食べ方について、深田ゆずは目玉焼きはマヨネーズで食べる派だと答え、それに対して、「卵オン卵になってしまうよ」と返答する高坂健斗。完全に価値観の違いです。目玉焼きの食べ方に決まりはないのだから、それを受け入れるか価値観の違いで意見を言うのか…。これは「普通」は何かという話にも繋がるような気がします。相手の普通は自分にとっての普通と同じではないという事。相手と考え方が違うからこそ、相手がなんで怒っているか分からないというすれ違いも生まれてしまう。3話は、「人との考え方の違い」について考えさせられる場面が多く描かれています。

本音でぶつかり合ったことでの心境の変化

朝食中に少し言い合いになってしまった深田ゆずと高坂健斗。職場で再び顔を合わせた際、高坂健斗は「今朝はごめん」と謝り、「一緒に暮らすのって難しいね」と話します。 その言葉には、さりげなく敬語が消えています。

これは、お互いに本音をぶつけ合ったことで距離が縮まったからなのか、それとも深田ゆずが敬語を使わないことを望んでいるので、その気持ちを尊重したからなのか。いずれにしても、高坂健斗の中で何かしらの心境の変化があったのだと思います。

ありがとうを素直に受け取らない高坂健斗 

期待する側から期待される側に回った瞬間、自分のなかで何かが動いた

カンヅメ屋敷で、鈴木みなみに小説を読んでアドバイスを欲しいと頼まれ、その日以来鈴木みなみの原稿の添削に付き合う事になりました。小説を書く為の合宿にも関わらず、高坂健斗は自分の小説を書くことなく、鈴木みなみの小説執筆に時間を費やしました。

鈴木みなみの「健斗はどうしてそんなに働くの?」という問いに対して「暇が怖い。暇が怖いとしか言いようがない。」 と返しています。カンヅメ屋敷時代の、期待される側に回り自分と向き合う時間を無くしたという経験が、今の編集者という仕事に繋がっているのではないかと思います。

カンヅメ屋敷最終日、鈴木みなみは「ありがとう。健斗がいてくれて本当によかった」と感謝を伝えました。それに対して、高坂健斗は「ありがとうて言われて嬉しい?」と返答。鈴木みなみは少し驚いた顔をします。

考え方の違いを象徴する興味深い場面でした。「ありがとう」と言われて嬉しくないとは、どういうことなのか。非常に考えさせられました。私の価値観の中では、「ありがとう=嬉しい」だけが存在し、「ありがとう=嬉しくない」という発想はありませんでした。しかし、高坂健斗の価値観の中ではそれぞれが存在する。「普通」が異なる、人それぞれの価値観や考え方があることに、改めて面白さを感じました。

4話予告

深田ゆずの突然の交際宣言によって、高坂健斗と深田ゆずが交際してる事が「コミックブーン」編集部内で知られる事になりました。鈴木みなみは幸せそうな高坂健斗の様子を見て、昔小説で新人賞を受賞した時に言われた彼の言葉を思い出します。一方で、鈴木みなみの過去を知った、新人編集者の星たけるは鈴木みなみに近づこうとするが、そんな星たけるにはある秘密があった…。

【未恋〜かくれぼっちたち〜】SNSの反応

3話では、共感を呼ぶ場面や、思わず考えさせられる要素が多く含まれた物語でした。「健斗の気持ちも分かるけど…そうじゃない」「深田ゆずのモヤモヤする気持ちも理解できる」「“普通”という言葉について改めて考えさせられた」という視聴者の声を多く見かけました。

日常生活を送る中で誰もが直面するようなテーマをリアルに描いていたため、多くの人が自分に置き換えて考えるきっかけとなり、共感の声が多く見られたのだと思います。

さらに、何気なく日常的に使っている「普通」という言葉に焦点を当てたことで、多くの人がその意味を改めて考えさせられました。生まれてから当たり前のように使ってきた「普通」という言葉だからこそ、興味深く感じられたのではないのでしょうか。

鈴木みなみの過去が明らかになる?

カンヅメ屋敷時代の話を通して、鈴木みなみと高坂健斗との出会いや高坂健斗の過去が徐々に明らかになりました。

一方で、鈴木みなみ視点で語られる過去についてはまだ明かされていません。4話の予告に、「幸せそうな様子の健斗を見て、みなみは昔、彼にかけられた言葉を思い出す。」と紹介されているので、4話から鈴木みなみの過去も少しずつ明らかになるのではないかと思われます。

鈴木みなみがカンヅメ屋敷を後にしてからどのような道を歩み、小説家としてではなく、派遣社員として編集部に入社するまでに至ったのか。今後の展開が非常に気になります。

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