【相棒18】15話のネタバレと視聴率!南井との悲しき最終決戦…

相棒18ネタバレ15

相棒18

第15話 2週連続スペシャル後編「善悪の彼岸~深淵」

【相棒18】第15話が放送されました。ついにかつての相棒で宿敵でもある南井(伊武雅刀)との最終決戦です。

さらに現在の相棒・亘にも魔の手が迫り、悲しい決着を迎えてしまいます。

今回の記事では【相棒18】15話のネタバレと視聴率などをお伝えします。

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  • 亀山薫(寺脇康文)プレ~シーズン7
  • 神戸尊(及川光博)シーズン8~シーズン10
  • 甲斐享(成宮寛貴)シーズン11~シーズン13
  • 冠城亘(反町隆史)シーズン14~シーズン19

右京さんと歴代相棒の活躍を楽しめます。

さらに水谷豊さんと反町隆史さんが出演、裏話満載の20周年特別配信もあります。

※ 全て2020年10月15日(木)現在の情報です。最新の配信情報はTELASA公式サイトでご確認ください。

目次

【相棒18】15話の視聴率

【相棒18】15話の視聴率は11・8%でした。

【相棒18】15話のあらすじ

右京(水谷豊)のかつての相棒であり、宿敵でもある南井(伊武雅刀)が再び動き出した。

右京と亘(反町隆史)は「原宿、日暮里で発生した殺人事件は南井がロンドンの地下鉄で起きた連続殺人“逆五芒星事件”の模倣しているのでは?」と考える。

そんな中、目星をつけていた3つ目の場所・品川で警邏中の巡査が射殺されてしまう。拳銃を奪われて殺されてしまっていた。位置関係だけではなく、被害者の特徴と殺害方法も一致していた。

なんとしても殺人を止めたい右京は「事件の類似性から4つ目の事件は池袋近辺にある大学の女性学長がターゲットではないか?」と考える。しかし、

  • 被害者は警官で何も罪を犯していない
  • 拳銃の種類が異なる

など南井の考え方やロンドンの事件とのズレが生じていた。

すでに池袋に到着していた南井は赤い傘をさしている女性の後を付ける外国人男性を発見、さらに後を付ける。

バンッ

と一発の銃声が鳴った後この赤い傘の女性は帰らぬ人となってしまった。

翌日、ロンドンの事件と照らし合わせる右京。ロンドンの被害者も赤い傘をさしていた。特命係の二人は女性が傘を購入した店の防犯カメラをチェックし外国人男性と一緒にいた事を突き止める。

この外国人男性を割りだし接触するが、彼は不倫をしていてプレゼントとして傘を渡しただけで南井のことは知らなかった。ただ、女性がホテルで怪しい男にじっと見られていたという。

その後、2人はこのホテルに向かい南井を発見する。が、今一歩の所で逃げられてしまった。仕方なくの亘の車でホテルを出ようとするが、車の横には逆五芒星の傷が残されていた。

特命係に戻るもなぜか右京は黙り込んでしまう。そして、亘に

「特命係を辞めてもらえますか?」

と告げるのだった。

【相棒18】15話のネタバレ

最後のターゲット

ロンドンの事件の最後の被害者は警察官で南井の相棒だった。最後の場所・有楽町は警視庁の最寄り駅、逆五芒星の傷も一致しており、ターゲットは右京の相棒である亘の可能性が高い。全ては亘を守るためだ。

右京「君が特命係を辞めれば南井のシナリオから外れることになり、標的を変更するかもしれません。」

亘「むしろ好都合じゃないですか、向こうから来るなら。」

右京「分っていますよね?相手は拳銃を持っています。何かあってからでは遅いんですよ!!」

亘「右京さんこそ分っているんですか!特命係を辞めることは負けを認めているようなものです!!」

右京「勝ち負けの問題ではありません!!」

亘「法と犯罪の問題だと言っているんです!!」

「あれだけの数を殺している人間に俺たち警察官が屈したら正義なんかどこにも無いことになるじゃないですか!!!]

お互いの譲れない正義がぶつかり合う。

右京は「でしたらここを出ないでください!いいですね!!」と亘を残して1人で捜査に向かう。最後の事件が起こると思われる有楽町周辺のホテルに南井が潜んでいないかと右京はしらみつぶしに探す。

一方、亘の元に電話が掛かる。

「気をつけたほうがいい。君のことを狙っている」

南井からだった。

「行ってやる!やれるもんならやってみろ!!」

と亘は右京との約束を破り、南井の元に向かうのだった。

有楽町の高架下で亘はついに南井と対峙する。南井は亘に自分が調べた犯人像が書かれた手帳を渡す。が亘は受け取るのを拒否する。

「君では話にならない。右京を出せ!!」と南井は激怒、拳銃を突きつける。亘は立ち向かうも南井に殴られ、倒れてしまう。

病院に運び込まれた亘は意識不明の重体に陥ってしまう。「これで決着が付きます。」亘の傍に残されていた南井の手帳を見た右京は決意を固めるのだった。

最終決戦

あるビルの屋上にいる南井。そこに右京もやってくる。ロンドンの犯人の自宅の位置関係から日本で南井が向かう場所を割り出していた。

右京は南井の手帳を証拠に一連の事件の犯人として南井を逮捕、過去2件の殺人教唆の決着も付けようとする。

「動くな!!」

と南井は右京に拳銃を向ける。その後ろには池袋にいたあの外国人男性の姿があった。と思いきやその男は消えていた。「ロンドンの事件の犯人ならば5年前にすでに死亡しています。」と語る右京。

南井は今度はかつての相棒でロンドンの事件の犠牲となった刑事・カワエ、その娘でその後の面倒を見ていたマリア(石田ニコル)のことを話し出す….

「今私は何について話していた?」

と突然訳の分らないことを言い出してしまう。

善悪の彼岸

実は南井は老いから来る認知症を患って判断力や自己抑制力が低下していた。自ら事件を起こし、それも忘れ自ら捜査をしていたのだった。

自ら記した手帳が犯人であるという動かぬ証拠だった。

さらにロンドンの事件の犯人も相棒の復讐として毒殺しており、その苦しみから逃れるために「犯罪者には贖罪の心を持たない者がいる」という信念を作り上げ、殺人教唆による私的制裁をしていたのだった。

南井はすでにカワエのことも忘れ始めていた。だが、最も信頼し尊敬していた右京のことだけは忘れることは無かった。

南井「まるで小さい頃に憧れていたホームズのようだった」

右京「だからあなたは…」

南井「あいつが見ている。」

「また捜査をやろう、いっしょにお前とならどんな悪も光の下に引きずり出せる!!!」

かつての相棒はもう正常な状態ではなかった。

「かつての貴方は優れた分析力を持ち、人間の深淵をも理解し..」

「もう言葉もありません…貴方の罪は決して許されるものではありません..!!」

「ただ…僕も貴方のことは忘れないでしょう…!!」

と右京は南井のことをただ強く抱擁することしかできなかった。

その後、南井は病院に入院することになり、その姿は一気に老いていた。伊丹の話では責任能力を問うのは難しく裁判は長引くだろうとのことだ。

亘はすっかりと回復して特命係の部署で右京と話をする。

亘「これでついに裁けますね南井を…」

右京「何を裁くのでしょうか?年老いて何が現実かも分らなくなって、ただ記憶を追いかけていた…。」

亘「今はもう無いその記憶を求めて南井は自ら事件を起こしていった。右京さんと一緒に捜査するために…」

右京「それは善や悪と呼べるものでしょうか?善悪の彼岸…」

そこに「南井が病院から消えた」と連絡が入る。

ある山中の崖の近くで南井の傘と手袋が発見された。現場へと向かう2人。崖から落下した後川に落ちたようだが、大量の血痕も残されていて生存は絶望的だった。

唖然として崖の下を見つめる右京。「右京さん…」亘の言葉に我に帰る。

右京「帰りましょうか、特命係へ…」

こうして宿敵・南井との最終決戦は悲しい決着が着いたのであった。

【相棒18】15話の感想まとめ

悲しき最終決戦

ついに宿敵・南井との決着が着きました。

  • 恐ろしい連続殺人を起こしたのは南井自身
  • しかし認知症でそれも忘れ自分で捜査
  • 事件捜査という右京が最も輝く姿を無意識の内に追い求めていた

これが事件の真相でした。

前回マリアはこれに気付いて心中を図るも南井だけが生き残り、更なる犯行を重ねてしまったのですね。

マリアが最期に残した言葉「私は罪深いマリア」の意味は気づけ無かったことや強硬手段に出るしか無かった自分自身の罪ということでしょうか?

南井のターゲットが犯罪者では無く、どんどんと雑になっていったのも老いて判断力を失っていることの伏線でした。

  • 始めは南井の仕業と決めつけ強気に出る
  • 真実を知り諭すように追求する
  • かつての相棒の姿はもう無く、それを忘れないでおくことしかできない
  • 死という最期を受け入れられない

と右京さんの感情は変化していきました。

「南井の犯罪を暴き、しかるべき罰を与え引導を渡す」これが右京さんが望んでいたことだったのではないでしょうか?しかし、生きていたとしても認知症で裁きを与えることは出来ず、相棒が見るに耐えない姿になっていくのはただ辛かったでしょう。

なんというか言葉に表現しにくいですが悲しい決着となりました。

  • 右京さん:シャーロック・ホームズ
  • 南井:モリアーティ教授

に当てはめられており、最後の崖は2人の最終決戦を彷彿とさせました。もしかしたら南井は生存しており、違った形で再登場するかもしれません。

亘の運命は

亘は卒業とはなりませんでした。

後編の予告や南井に重症を負わされたときはヒヤッとしましたが動けるまで回復したので一安心ですね。

  • 亘を守るために特命係から外そうとする右京
  • 屈せずに自分の正義を貫こうとする亘

両者の大切なものを守る為の正義のぶつかり合いもみどころでした。

最後は亘の言葉で我に返る右京さんで締め、特命係の信頼がいっそう感じられました。

次回は捜査二課の刑事・陣川(原田龍二)が再登場します。陣川が登場するとなると今回の事件とは打って変わって明るい雰囲気になりそうです。1週休みを挟んで2020/2/19(水)21:00~の放送となります。お楽しみに。

画像引用:テレビ朝日「相棒season18」公式サイト

相棒18ネタバレ15

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