【御上先生】8話ネタバレと考察!高橋恭平の正体が判明!冴島がかばう理由は?
松坂桃李主演のドラマ【御上先生】第8話が3月9日に放送されました。
8話では高橋恭平(なにわ男子)演じる謎の青年の正体が判明して神崎が動いたり、御上が是枝と「プランオカミ2」を発動して仕掛けたり、と物語が展開しました。気になるストーリーをネタバレします。
冴島先生が戸倉(高橋恭平)をかばう理由とは何?リークをした人物の真意とは?などの考察もします。
今回は【御上先生】8話のあらすじネタバレ&考察について紹介します。
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【御上先生】8話のネタバレ
【御上先生】8話のあらすじネタバレです。
生徒たちは成績向上を目指す
御上が文科省に復帰するか、担任を降りるか、迫られている。生徒たちは、その理由を御上に問う。
御上は、後輩が倒れて仕事が回らないためだと告げる。だが、理由はそれだけではなく、3年2組の成績が落ちていることを問題視する声が保護者から上がっていると明かす。生徒たちは成績が上がらないから担任を変えるという前例を作ってはいけないと紛糾する。
御上は、考える教育が浸透しない理由の一つに、暗記力に頼った詰め込み式の教育を変えようとすると、一時的に見た目の学力が下がることがあると指摘。さらに、ゆとり教育を例に挙げ、今の大人たちも考える教育を受けていないこと、教育制度を変えていくには考える力が足りなすぎる実態があることを話す。
生徒たちは次の試験で結果を出すしかない。だが、椎葉と千木良は学校を見返すための点取りゲームをしたり、御上や誰かのために成績を上げるのではなく、自分のために成績を向上したいと話す。
富永は「受験は目的ではなく手段」で「だからこそ、それを知った自分たちが東大に行くのは意味がある」と主張した。
御上は生徒たちの意見に同意し「自分の名誉はどうでも良い。ここからの3か月を自分たちの人生にとって意義のあるものにしてほしい」と伝える。
生徒たちは話し合い、勉強法をシェアして成績を向上し、ついでに御上を救うという結論になる。
弓弦の手紙
神崎は弓弦から手紙で交流していることが父にバレる。中途半端にかかわるべきでないと叱責されるが、神崎は真剣であることを訴える。
弓弦の手紙では…面会では冷静に話せないので、これまでの人生についてまとめたと記されている。
弓弦の最初の記憶は、父が母から暴力を振るわれている場面だ。
弓弦は高校1年のとき、頭の中がごちゃごちゃして考えがまとまらなくなった。「お前が嫌われるには理由がある」と教科書に書かれた。どうして嫌われるのか自分でも知っていた。人と話すことが苦手で、でもプライドが高くて、自分が特別だと思わないと保てなかった。
最強かつ最弱なのが人間
3年2組の生徒たちは早く来て、勉強法について議論。秀才の和久井は元素記号も語呂合わせでなく、深掘りしながら覚えていた。
御上は若いときは記憶力があるが、加齢とともに理解力が伸びることを伝えた。
御上は是枝に、この世で一番体力がある動物が人間であること、42.195キロを人間以上に速く走れる動物はいないと話す。だが、動物の中で最強かつ最弱なのが人間という説もある。是枝は生徒たちを見ながら「最強の生き物を目の当たりにしてる」と言い、御上は「そうですね、守りましょう」と答える。
津吹へのお見舞い
御上は入院中の津吹(櫻井海音)を見舞う。本を差し入れした。
津吹が御上に教師はどうですかと尋ねる。御上は「めちゃくちゃ、やりがいあるんだよね。高校3年生って気持ち悪い生き物なんだよ。生命力が強いのに、すごく繊細で、変化する速度がプランクトンなみに速くて、いっときも目を離せない」と語る。
津吹はビジコンのとき感動したと語り、教員免許を持ってるから御上の次があれば行きたいと語る。御上は津吹を応援した。
ヤマトタケルは御上でも一色でもない
是枝は母の元を訪ねるが、母からは情報を得られなかった。
しかし父からこの辺りの寄付金を取りまとめていた「高志」(こし)さんのことを教えてもらう。
是枝は印刷会社「高志」を訪問。現在の社長は、「親父の時代は、隣徳の応援団みたいなのやっていましたけど、私が継いでからは、お付き合いもなくて」と言う。マメな先代社長は寄付者の名簿をつけていた。しかし半年ほど前、隣徳の人に寄付者の名簿を渡したという。
隣徳の教員控え室にて。是枝は「やっぱり、ヤマトタケルノミコトは御上先生だったんですね」と御上を追及。印刷会社に行って名簿を受け取ったのは御上だったのだ。
是枝はヤマトタケルから送られてきたFAXを手に「草那藝之大刀(くさなぎのたち)は、ヤマタノオロチの尻尾から出てくる刀です。そしてヤマタノオロチは、高志(こし)の国、今の新潟辺りから来る大蛇だといわれてます。なので不正と関係しているのかなと思い…」と説明した。
御上は、ここまでたどりついた是枝を褒めるも、「ヤマトタケルは僕ではないんです」と否定。
御上は是枝を一色(臼田あさ美)の元に連れて行く。自己採点だと不足していたから自分は不正入学なのかもしれないと生徒から相談された一色は、官僚派遣を聞いて、御上に助けを求めた。御上の兄は一色の恋人だった。
是枝が「一色先生がヤマトタケルなんですか」と問う。一色は「それは違うんだけど」と否定。
是枝は「なぜ告発しないんですか」と言う。
しないのではなく、できないのだ。不正入学の見返りとして、永田町や霞が関から隣徳に助成金が優遇されているという決定的な証拠がないから。先代社長・高志のつけていた帳簿は高額だが、正当ではあった。
協力を申し出た是枝に、御上は”プランオカミ2″への助力を依頼する。
謎の青年(高橋恭平)の正体が判明
神崎は弓弦(堀田真由)の手紙の続きを屋上で読む。
弓弦は、言ってましたね、と切り出す。神崎が「父親への復讐ですか」と尋ね、自分は父への当てつけでスクープしたと語ったことだ。「父親を憎めるなんて羨ましい」「そんな感情すら持てない」と弓弦は綴っている。
弓弦は革命家のチェ・ゲバラの言葉「世界があなたを変えれば、あなたは世界を変えられる」に支配された。そして事件を起こした…。
手紙の内容に衝撃を受けていた神崎は、冴島のことを調べていた次元からわかったことがあると呼び出される。次元は「問題があった生徒は通常、処分が出るまで欠席するのが通例。椎葉がそうだったでしょ。だから欠席理由がよくわからないやつを洗い出してみたんだよ」と話す。
次元の調べでは、ここ10年で冴島の担任クラスの生徒で該当者は1人だった。その生徒である戸倉樹のデータが表示される。(※顔写真までは劇中では映されなかった)真剣な表情でデータを見ていた神崎は「この住所、俺の携帯に送って!できるだけ早く話をしたいから」と慌てて出かける。
神崎は住所の家を訪ねたが、不在だった。そのため神崎が道で待っていると、帰ってきた戸倉樹(高橋恭平)と拘置所前で会って以来の再会をはたす。
戸倉は「君、もしかして隣徳の生徒?」と制服姿の神崎をみて尋ねる。神崎は「戸倉樹さんですよね?神崎と言います。ちょっとお話聞かせてもらってもいいですか?」という。
槙野と中岡の密会
そのころ、槙野恭介(岡田将生)は中岡壮馬(林泰文)と密会している。
槙野は、塚田局長(及川光博)が御上を文科省に戻して室長にするつもりだと話す。槙野も室長を狙っていたのだ。
「御上に先を越されたら、いい笑い者です。このままで済むと思うなよ」とこぼす槙野。
プランオカミ2:御上と古代
翌日。放課後の教室にて。富永(蒔田彩珠)がスマホを見て「ちょっと野暮用」と言って、勉強会から去る。
御上と是枝はプランオカミ2の作戦を実行に移す。
御上はは理事長室を訪ね、FAXに印字されていた店番号が溝端の自宅の最寄りのコンビニエンスストアであること、そのコンビニエンスストアの店員に溝端の顔写真を見せて確認も得られたことから、マスコミにリークしたのが溝端であることを明かす。
続けて、御上は「私に任せてもらえれば溝端主任に大人しくなってもらうことが可能かと」と言い、「手を組んで隣徳を日本のトップスクールにしていきませんか?」と告げた。
プランオカミ2:是枝と溝端主任
同じ頃、是枝は溝端と対峙し、マスコミにリークしたのが溝端であることを突き付ける。是枝は「外に出すつもりはありません。ただ、知っていることを話してほしいんです。この学校は不正を働いている。溝端先生はその業務を押し付けられていたのではないですか」と問う。
溝端は「もう後戻りはできないんだ」と言い放つ。是枝は「後戻りはできない。でも先に進むことはできます」と諭す。だが、溝端は何も答えずに去る。
冴島がかばっていた人物
冴島(常盤貴子)がチャイムが鳴って出ると神崎が立っている。その横にもう一人、戸倉がいた。戸倉が挨拶をすると、冴島は「どうして…?」不安げな声を出す。神崎は「冴島先生、彼を、戸倉さんをかばってたんですね」と言うのだった。
富永が「助けて」!?
御上が学校から帰ろうと出たところ、次元賢太(窪塚愛流)がやってきた。
富永蒼(蒔田彩珠)から「助けて」と電話があって、。場所は御上ならわかると言っていたと話す。
路地裏で、ビール瓶なの箱がある場所で、うずくまる富永の姿も映し出された。御上は「行こう」と走りだす。(つづく)
【御上先生】8話の考察
【御上先生】8話の感想・考察です。
8話も面白かったですね。学力低下で文科省に戻される問題はクラスの議論で解決へともっていきそう。超進学校らしく、強くて、優しいクラスです。
8話で新たに分かったポイントは、大きく2つ。
1つは、謎の青年(高橋恭平)の正体です。戸倉樹という名前で、隣徳の卒業生で冴島の元教え子であり、処分は受けてないものの期末試験のあとに1週間の欠席があった人物だと判明したこと。神崎は冴島が戸倉をかばっていたと指摘していましたが…。冴島が戸倉をかばう理由は彼が不正入学者だから、という可能性が高いですね。おそらく、神崎に不正入学の件を明かしたら、戸倉を(大切な教え子を)傷つけてしまうから言えなかった、ということでしょう。先生でもなくなる、とはそういう意味かな、とも思います。教え子を守るのが教師の使命ってことかな、と。
2つ目は、マスコミにリークした人物の正体です。神崎の不倫記事と殺人事件の関連性についてリークした人物が溝端主任だと判明しました。学校の不正に加担している溝端ですが、なぜかマスコミに告発。本当は不倫ではないのに、殺人事件に発展してしまったことで、良心の呵責があったからなのでしょうか。リークをした真意が知りたいですね。
枝葉にはなりますが、他にも新事実があります。
一色先生が御上宏太の恋人だったことも初出しの情報だと思います。高校時代に仲が良さげな感じではあったのですが、ハッキリと恋人関係とは明言していませんでしたよね。
御上と一色が自分はヤマトタケルでないと否定していたことも押さえておきたいポイント。御上は新事実でなく改めて否定した感じですけどね。隣徳の不正を知ってる人物は限られています。一色先生、御上、是枝、塚田局長、古代理事長、中岡、溝端主任…。冴島先生や不倫した男性教師側も知っていそう。そして不正入学者やその親、東元官房長官も知ってはいますよね。一体誰なのか?
次回、3年2組の不正入学者の存在、ヤマトタケルの正体などが明らかになっていくそうです。残り放送回は2回と明かされています。ファイナル直前回となる次回9話は、かなり物語が動きそうで楽しみですね。
【御上先生】番組情報
【出演者】 松坂桃李、吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、堀田真由、高橋恭平、岡田将生、及川光博、常盤貴子、北村一輝 他
出演者2 <隣徳学院3年2組>奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、豊田裕大、上坂樹里、髙石あかり、八村倫太郎、山下幸輝、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子、 森愁斗、安斉星来、矢吹奈子、今井柊斗、真弓孟之、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、渡辺色、青山凌大、藤本一輝、唐木俊輔、大塚萌香、鈴川紗由、芹澤雛梨、白倉碧空
【スタッフ】 脚本:詩森ろば 音楽:鷺巣詩郎 主題歌:「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK (Fueled By Ramen / Warner Music Japan) 演出:宮崎陽平、嶋田広野、小牧桜 プロデューサー:飯田和孝、中西真央、中澤美波
「御上先生」第8話はTBS系にて3月9日(日)21時から放送です。お見逃しなく!