【街並み照らすヤツら】最終回ネタバレ感想！ラストシーンに衝撃・ナレーションは地蔵！

2024年11月10日

森本慎太郎主演ドラマ【街並み照らすヤツら】（日本テレビ系／毎週土曜22時）最終回のネタバレと結末感想を紹介します。
偽装強盗から始まった【街並み照らすヤツら】の最終回が6月29日に放送されました。
最後に正義の判決が下ります。ラストシーンでナレーションの正体が判明！

【街並み照らすヤツら】最終回のネタバレ＆感想を視聴者の反響を交えてお届けします。

【街並み照らすヤツら】最終回ネタバレ

あらすじ

裁判の判決を明日に控え、保釈中の正義（森本慎太郎）は彩（森川葵）と2人でケーキ作りに大忙し。今日は商店会のみんなを店に招き、今までのお礼とおわびの気持ちを込めてケーキをごちそうするのだ。
開店と同時に、街のみんなが続々と店にやって来る

彩と澤本がバトル！？

正義（森本慎太郎）と彩（森川葵）は、住人たち用にとそれぞれのイメージでケーキを作りました。

恋の実の周りには住人らが集まり賑やかに。莉菜（月島琉衣）、龍一（皆川猿時）、園田（円井わん）、街を出て行った向井（竹財輝之助）もやってきました。

刑事の澤本（吉川愛）もやってきました。

彩「正義の事好きだったんですね」
澤本「今でも好きです」
彩「私も好きです」

正義の前科は気にならないというふたり。

彩は素直で真っ直ぐな澤本のようになりたかったと打ち明けます。
「私はあなたが嫌いです」とハッキリと告げる澤本。

すると彩は…。
「私も私が嫌いです」
彩は正義といると時折辛くなる。正義のように人に優しくできないから、と。

正義は澤本にケーキを渡し「担当が澤本さんで良かった」とお礼をいいます。感動しながらも澤本は「さようなら」と言い立ち去りました。

シュンの気づき

正義「彩と一緒にいると毎日楽しいよ」
彩「私も楽しいよ」

そんなふたりの姿からシュン（曽田陵介）は「正義と彩の子どもになりたかったんだ。ふたりみたいなお父さんとお母さんの子どもになりたかったんだ」と気づきます。

シュンは自分には悪いところばかりだと嘆きます。すると、彩はシュンには悪いところなどないと言います。そして「もう悪いことはしないで」と。
シュンは悪い仕事には二度と手を染めないと誓います。

大村親子のバトル！

そこに大村（船越英一郎）と息子の光一（伊藤家太郎）がやってきて鉢合わせ。

光一は大村とバチバチ。
家賃値上げなどを大村は、住人のため、光一のためだったと言うのですが、光一これまでの不満をぶちまけます。

「裕福に育ててくれたことはありがたいと思っている。問題は性格だ！」

勝手にルールをかえたり、お仲間だけを取り囲み、関係ない人間は無視をする。
小さい頃から大村の悪口を聞きまくっていた光一にはいい思い出がありません。

光一は会社でも努力をして成果を出しています。それは自分の力。それを「わかって欲しいだけなんだ」と大村に告げるのですが…。

正義はふたりが言い争うのを見て、父のことを思い出します。
「父が生きていたら、言い争いをしただろうか」と…。

そして「こんなとこぶっ壊して、新しくしたほうがいい」という光一に自分の姿を重ねます。

「なんでこんなヤツを会長しているんだ」と住人らに言い出す光一。

「俺はこの街の全員が嫌いだね。今日はいいニュースと悪いニュースを持ってきました。この商店街はなくなります」

虹色ロード商店街は地上14階建てのショッピングモールに生まれ変わるというのがいいニュース。悪いニュースは、そこに住人らが住めないということ。

「俺はこの街をぶっ壊すために計画したんだ」

正義のケーキが光一の心を揺らす

正義は光一と大村のために作ったケーキをふたりの前に。
光一へのケーキは、横に長いショッピングモールのケーキです。
1階はトンネルのようになっています。正義は1階部分には商店街を残せばいいと提案。

正義は小学生の頃の話をします。光一が大村と一緒に焼き肉を食べに行くのを見て正義は羨ましく感じていました。

しかし、光一はケーキを潰し「いつまでも子供みたいなことを言ってるな。もううんざりだ」と。

彩はケーキを光一に「食べてください」と差し出します。

正義「なんで、そんな無理矢理オトナになろうとするんだよ。たまには子どもみたいなこと言ったっていいだろう。ケーキ食べたら嫌なこと、忘れられたことがあっただろう」

光一は大村とのことを思い出します。

「こんなもん作って、何が楽しんだよ。こんなもんなくたって、誰も困んないだろ」

「ケーキがなくたって生きていける。逆に考えればいい。ケーキが食べられて美味しいと思えたら、すごく平和だってことだ」という正義。

「変わんないな、お前は」
光一はふっと笑い立ち去りました。

そして、大村は、住人にこれまでのことを謝罪します。

やがてケーキパーティーも終わりに。
正義は最後に「今日は人生で最高の日です」と伝えました。

正義のケーキで荒木は元気に！

一方、荒木（浜野謙太）は、正義に責任をなすりつけようとしたことから、住人たちに顔を合わせることができず、店でふて寝をしていました。
正義は荒木にケーキを持っていきます。
荒木のケーキはおしりをモチーフにしたもの。
荒木はすぐに元気になり笑います。

正義はみんながスナックに行っているから「荒木も行きな。みんな気にしてないよ」と。
荒木は照れながら「俺も気にしてないよ」と言い、スナックに。

正義は懲役3年の実刑判決

正義が家に帰ります。
彩が出迎えます。

彩は植物をモチーフにしたケーキを用意してくれていました。
「おいしい」とふたり。

そして、翌日。
判決が下りました。

偽装強盗を行った店主たちは保険会社と示談が成立し執行猶予がつきました。
正義は示談が成立せず、懲役3年の実行判決に。

裁判所で白鳥（竹中直人）と偶然すれ違います。
白鳥は「この件で学んだことはある？」と問いかけます。
「あると思います」と答える正義に白鳥は「そりゃ、錯覚だよ！」と笑い飛ばしました。

結末：最後に分かるナレーションの正体！

後日。
ショッピングモールの1階部分に虹色ロードが残されることに。商店街の人たちは元の場所に入れることになりました。ただ、家賃が2倍になったため、いずれは出ていくことになるかもしれないのですが…。

正義の店は、開発から漏れてしまいました。店の近くにある地蔵を移動できなかったためです。

『恋の実』は今日も営業しています。
彩は空をみあげます。

雲の間から正義が顔を見せ
「ケーキが食べられて美味しいと思えたら、今、すごく平和ってことじゃない？平和が実感できる仕事って、すごくいい仕事だよ」と笑います。

彩は頷き店に…。

地蔵
「これが私が見た事のすべてだ」

終わり

【街並み照らすヤツら】最終回感想！ラストシーンに感動衝撃！

正義と住人の心の交流とともに正義のケーキへの想いを描いた最終回。
感動のラストとなった【街並み照らすヤツら】最終回の感想を紹介します。

ナレーションは地蔵だった！

物語とともに好評だった田中秀幸さんのナレーション。単純に物語の進行を語るナレーションだと思っていましたが、ラスト結末に「地蔵」だったと分かりました。

「恋の実」の傍にある、いつも正義と彩を見守っていたあのお地蔵様です。
驚きとともにほっこり。しかもこのお地蔵様のおかげで【恋の実】は立ち退くこともなく営業できるという結末。よき〆となっています。

この地蔵様の正体判明に反響が！

407ぼち#街並み照らすヤツら最終回
ずっとずっと気になってた天の声、お地蔵さんだったのね
結果いいお話であったかい気持ちになった
— ぼちまるぼち子 (@bochi_maruu) June 29, 2024

お地蔵さんにもってかれた最終回、不思議な後味でお地蔵さん目線でまた1話から観直したくなった #街並み照らすヤツら
— まる (@___maru177) June 29, 2024

最終回で初めて正義と彩が1つのテーブルで向かい合って座ってたの嬉しかった😭😭😭しかも最初の方に出てきた食虫植物ケーキがこうやって繋がるのも良かったなぁ！
あと、語り手がお地蔵さんだったの鳥肌立った…！！#街並み照らすヤツら
— 船森大集合 (@g_a_tarochan715) June 29, 2024

ラストシーンに感動！

主人公を演じた森本慎太郎さん。優しい正義を好演しました。
雲から彩に話しかけるラストシーンに感動。ケーキが持つ幸せ、そして、自分の仕事に誇りをもつ台詞になっています。

ケーキを食べておいしいと思う。それって平和だし幸せです。
そんななんてことなく見逃してしまう日常を正義が「平和でよかったね」と教えてくれたラストになっています。

視聴者から「感動した」の声、そして、森本慎太郎さんの演技を称賛する声が寄せられています。

#街並み照らすヤツら
予想を超える展開の最終回であ然としました。正義の優しさに感動！！キャスト全員が好きになるドラマでした。素晴らしいドラマをありがとう
— かおり (@makaomaka1217) June 29, 2024

終わってからずっと3分に一回、
「ぁぁ…正義…」ってなってる😭
どの回も本当に素晴らしかったけど、最終回の、正義演じる慎太郎の表現力がさらに光ってたなあ🥹

だけど単に森本慎太郎が出てるから、じゃなく、一つの新しいドラマとして本当に面白かったなあ…うわぁ寂しい。#街並み照らすヤツら
— モリの🧸 (@morino11644551) June 29, 2024

まとめ

【街並み照らすヤツら】はムロツヨシさん主演予定のドラマから急遽変更され放送されたドラマです。時間のない中で作り上げた作品ですが、正義と彩の夫婦愛も描かれ胸打つストーリー展開となり最終回を迎えました。森本慎太郎さん始めキャストの方々も役作りなど大変だったかなと思いますが、それぞれに熱い演技を繰り広げました。
さびれていく商店街の実情もかなりリアルでしたね。また、正義が実行判決になったのも現実的で良かったです。ドラマだからといって「ハッピーエンド」だけでは終わらせていない部分が【街並み照らすヤツら】の良さかなと感じました。

日本テレビ土曜10時ドラマ、次回は福原遥主演の「マル秘の密子さん」となります。こちらも楽しみなドラマです。